ブルックリン連邦地方裁判所が"ビジュアルアーティストたちの作品が守られる権利"、Visual Artists Rights Act/V.A.R.A.が侵害されたという判決を出し、5Pointz(ファイブ・ポインツ)のグラフィティ・アート作品群を塗りつぶしたビルの所有者に、作品群の作者である21人のアーティストたち対して6.7万ドルの支払いを命じました。

 

無くなってしまった作品は残念ですが、大きな勝利と言えるのはグラフィティがアートだと認められた判例が出た、という点です。以前取り壊し前に保存を模索した人々が訴えた裁判では、裁判所がグラフィティをアートだと認めませんでした。

 

マンハッタンのグランド・セントラル駅からクイーンズへ走る7番の地下鉄に乗ると、地下から出てきた車窓から圧巻のグラフィティ作品群、5Pointzが見えました。

 

NYストリートアートのひとつ、タグと呼ばれる作者のサインをスプレーすることから始まった"Graffiti/グラフィティ"のメッカ、5Pointz(ファイブ・ポインツ)のグラフィティ・アートの作品群が、建物所有者によって塗りつぶされてしまったのは5年前。

あれほどNYな場所がなくなってしまうという事実は、NYカルチャーを愛する多くの人たちに衝撃を与えたと思います。ことの顛末を書いた以前のエントリはこちらから。

 

 

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昨年春のひと月ほどのNY滞在中には、5Pointz地元のロングアイランド・シティーに暮らす友人宅にもステイしていましたが、その後建てられたであろうファンシーなビルを見る気にならず、巡礼には行きませんでした。

 

以前のエントリにも書きましたが、5年前に感じたのは「何だか次々と終わっていくな。」という気持ち。NYが、どんどんコマーシャルな場所になっていく。もちろんいつでも、コマーシャルな街ではあるのですが、昨年戻った時にはそれを強く感じました。

 

NYがずっと経験してきたであろう人の流れによる変化、例えば安い居住空間を求めてアーティストたちが移動していった、決して治安が良いとはいえないアルファベット・アヴェニューや、ローワー・イーストサイド、マンハッタン対岸のウィリアムズバーグといった場所がどんどん魅力的になっていったような、そういった変化ではなく、大きな資本が街を呑み込み、どかんとショベルカーで整地されたような感じ。

 

水際にはグラスがビルの全面に貼られたタワーマンションが立ち並び、昨年アマゾンに買収されたグルメ・ファンシースーパーマーケットがあちこちに支店を開いていて、地代の高い場所には銀行のテナントがずらりと並ぶ。

そんな街並みを見ていると、最近グーグルやアップルなどの巨人に買収されて、ベンチャーが育ちにくいと言われているアメリカのIT事情がよく解ります。

 

NYカンフェレンスでも常連の著名なヨーガ講師のひとり、エレナ・ブラウワー氏がソーホーのスタジオVirayogaを家賃の高騰により閉めてしまったのは2014年でしたが、それからもレントは上がり続けているようです。

 

「もう銀行しか高いとこの家賃は払えないんだよ」、とシティ生まれでシティ育ちの友人が話していましたが、物価がものすごく上がっていて、ちょっといいところでランチ(ディナーではなく)を食べるとチップ込みで2人で50ドル近い支払いになることもあり、驚きました。

 

それでもNYはドーネーションで参加できるヨーガクラスなどもあり、ビジネスに全てのみ込まれたわけではなく、まだチョイスはあるのだと少し安心する面もありましたが。

 

 

 

 

ドーネーション制で参加する、ローワーイーストサイドのStanton St. Yogaのスタジオ。

外にはオープンキッチンのカフェがあり、オーガニックの菜食料理が食べられる。

下はレセプションでお迎えしてくれるガネーシャ。

 

 

 

 

張り付けたビデオは、私も参加した2012年のNYカンフェレンスの、Get Your Dance Onクラスでの、エレナ・ブラウワー氏が誘導するブリージング・ワークの様子です。私も最前列ではありませんが、結構前の列におります(笑)。

 

この腕の動きと行うブリージング・ワークがとても気持ちが良くて、最初の年の沖縄サットサンのクラスでシェアしました。ご興味あれば、レポートはどうぞこちらからお読みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自分で作ると美味しいもの。

テーマ:

食事に深み、というかFUN、楽しみを添えてくれる"薬味"の分類に入るものでしょうか。意外と簡単に美味しく作れるものがあります。

 

自家製マスタード。

自分で作るともちろん無添加だし、好みのビネガーで好きな味に仕上げられます。

粗挽き、とろっとスムースなディジョンスタイル、アメリカン・ホットドックに合いそうなものまで、お好み次第。作る過程も楽しいです。

 

以前受講したロー・フードのWSでイエローマスタードの作り方を習ったのですが、出来上がった後にティスティングした味が強烈で、言葉が出ず。1~2週間後に辛さも和らぎ食べ頃になるとのことでしたが、それから作るのは敬遠していたのです。

 

とはいえ、日常的にインド料理を作っているのでイエローマスタードシード、ブラウンマスタードシードなどの材料はすぐそばにあり、加えてビネガー好きということでずっと気になってはいまして、今回ちょっとアレンジしてみたらハッピーなものが出来上がりました。

 

 

 

 

受講したロー・フードWSでのレシピは甘味(生蜂蜜)も加えるものでしたが、今回はスィートナーなし。私が好きなお酢のブレンド、アップルサイダー、ホワイトワインビネガー、そして純米酢の甘みのみ、それに塩を加えてマリネしてみました。

 

私流のアレンジは、撹拌する前に常温で放置すること、4日間。沖縄は暖かいので、寒い地域にお住まいの方はプラス一日必要かも!

だ~いたいのレシピをキャプションに添えましたが、まったくのおおよそであります。すみませぬ。。。

 

ぷっくり膨らんだマスタードシードを見て、そろそろ撹拌してもいいかなと判断したので、が~っといきました。

香りをかいで"おお、もはやマスタード"、といった様子でしたらいいと思います。

 

 

 

 

イエロー・マスタード+ブラウンマスタード(できればオーガニックのものを)各30cc、好みのビネガー100ccに塩3gを合わせて3~5日常温で待ち。

これで粗挽きなマスタードに仕上がりますが、もっと緩い仕上がりがご希望でしたらビネガー量を増やすのをお勧めします。

 

 

 

 

とっても美味しくできました。

みなさまも、ぜひぜひ、作ってみてくださいませ!簡単、美味しいハピネスです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ホーム、沖縄市に戻り、先週金曜日よりレッスン開始しております。

本日月曜日は振替休日ですが、オキシャンティのスタジオは通常スケジュールでオープンします。夕方からのFRP、パワー初級クラスでお待ちしています。

 

東京研修から戻って再開した金曜日のクラスでは、さっそくお集まりの受講生さんたちにお出迎えしていただき、ほんとうに嬉しい限りです。

 

中には久しぶりにお会いしたお顔も何人かいらして、その方たちからクラス終了後に出てきた共通したお言葉が、「体が重い」。

それも気づきですね。金曜日に続いてご参加のお一人は、土曜日朝のクラスで筋肉痛だと笑っていました。

 

ヨーガ講師でもある彼女は普段から体を動かし、オキシャンティのスタジオにはマンスリーで通い、自主練もされています。ですがここひと月くらいは忙しさがピークになり、スタジオにも通えず自主練も緩くなっていたようで、筋肉痛が出たことでこんなにも体を動かしていなかったのかと気がついたようです。

 

先日久しぶりに体調崩して2週間以上練習しなかった私も然り。体調がやや戻ったかなと、90分ほどノンストップでパワー系のプラクティスをした翌日は、肋間筋や前鋸筋といった胸郭周りの深層筋を中心にほぼ全身が筋肉痛になり、唖然としました。

 

そして自主練が甘くなってしまうのは、私もよく解ります。やはりヨーガ講師をしている別の受講生さんも、練習しようとしても始めたと思ったらカーテンを開けてみたり、急に何かを思い出してそちらにいってしまったりしてしまう、と話してくれたことがありました。

 

私も自主練を開始すると、あ、そうだったという"今やらなくてもいいけど気になる"ことが頭に浮かんできたりします。

 

キツイと感じるところまで追い込んでいかなかったり、といったこともありますね。故にそういった環境があれば、やはりクラスに出かけていきレッスンに参加したいです。気づきもたくさんありますし。

 

 

 

極寒の東京から沖縄に戻ったら、花をつけていたフェヌグリーク。

 

 

土曜日の「元気ヨーガ」クラスで、筋肉痛になっていた受講生さんのチャトランガから下向きの犬のポーズへ流れるヴィンヤサの動きを見ていると、縮こまっている首の後ろと頑固に動かない肩甲骨周りが辛そうでした。

腰椎、胸椎、頸椎までの背骨が滑らかに動かずに、体をうまく繋げられない。本来はとてもきれいに動く方ですが、肩周り、顎や首に必要以上に負担をかけていました。

 

お腹の奥の方、下腹と骨盤底にエネルギーを落とせずに、からだの上方で全ての動きをしてしまったり、肩と首回りでポーズをとろうとする人は実は少なくありません。なぜ首や肩、顎などが日常生活で緊張してしまうのでしょう。

 

体幹深層筋、脚筋力などを使って全体的なバランスがとれた体の使い方をできるのが理想ではありますが、日常的に無意識の戦闘態勢に入っている時、からだの上部分である肩あたりで臨戦体制に入り、その辺が緊張し始めてしまう。

 

ストレスがずっと続き、交感神経優位な状態でリラックスできず、胸を開けない内巻きの肩で首の後ろを縮め、浅い呼吸で下顎を引き上げているような姿勢を、無意識に保っている。

 

彼女はここ半年ばかり家族のことで受難ともいえる生活状態にあり、かなりのストレスに晒されています。いつも明るく振る舞い、気遣いも楽しみながらしている方ですが、アーサナでのからだの使い方でそれがよく解かりました。

 

では、私の場合は?

 

今回の東京研修でホリスティッククーラの石垣院長に体を診てもらい、肩甲骨周りが全く動いていなかったこと、横隔膜が動いている気がしていなかったけれど実際に動いていない、その他もろもろに気づかされました。

 

それがここしばらくうっすらと感じていた、というよりも"うっすらと感じようとしていた"、次々と湧いてくる不安感で覆われるネガティヴな精神状態の拡がり、委縮していくこころの状態と同時進行していたようです。

 

そういった不安感は漠然とした妄想的なものからくるものではなく、老いていく両親の健康状態を案じたり、数ヶ月おきに東京の歯科医に通う経済的問題を伴ったやっかいな状況など、「今、ここにある危機」からくるものではあるのですが、そこから生じるストレス対処を具体的に行ってきたかというと、そうでもありません。

 

体の感覚の微妙な変化に、常に気づいていくのは難しい。ですが不調を感じ始めたら、やはり何かしらの蓄積されたものがあると認識し、それが影響を及ぼす心の状態に注意を向けてみるのが、問題を大きくしない方法のひとつではないかと思います。

 

ヨーガはアーサナ(ポーズ)だけではない。鍛錬を積んでいくと、体を動かす修行は必要なくなっていくとも言われます。

私、自分の体を神殿に見立てて修練する、ハタヨーガが好きです。からだの状態を感じて、そのこころの状態を知る、こころに触れるための、とてもよくできたシステムだと思うのです。


生きていくのは時に辛いものですが、何もできない時にもできること、前かがみになって胸のあたりを圧迫している胸郭を引き上げたりといった、体の動きを意識的に行うことが助けになったりします。

そこに吸う息を入れて静かに全部吐き出していくのを見守るのは瞑想です。自分に向き合い、自分を大事に扱う精神状態を育み、健康で幸せに暮らしたい。

 

ヨーガと瞑想がそれを助けてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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東京研修中です。

神楽坂ホリスティック・クーラで石垣院長の診察を受けました。昨年5月、NYに行く前に診ていただいて以来ですから9ヶ月ほど経っていますが、こんなに日が開いたのも初めてです。

予想どおり今回は、肘や股関節といった比較的陽である体の外側にある部分よりも、陰である内臓や血液循環などの体の奥側がいろいろと良くない状態にありました。

内側の問題が肋間筋や肩甲骨周り、股関節などにも影響を与えてはいるのですが。

数年ぶりかの、おそらくインフルエンザであったろう感染症からなかなか回復しない体調は自覚していましたが、もっと長い時間無視していた症状もありまして。

良くないなぁ、でも緊急ではない。それにしてもちょっとまずいかも、といった自覚症状がやはりその通りで、しかも結構深刻な状態である、というのを改めて知らされた次第。

要は日々のちょっとした不調を、気づいてはいましたが結果的に無視し続けて慣れていき、それが日常となっていったということです。

継続する全身の怠さは血液循環が滞っているのが原因で、フルーがなかなか完治しないのもそれが関係しているようです。
内臓が硬く、横隔膜が動きづらいので呼吸も浅くなっていました。

これは本格的なデトックスが必要だと感じました。何故なら、日常的に蓄積された不調による心身状態に慣れてしまっている現状から、全く違う蓄積なしの状態に戻すにしても、その心身状態がどんなものだったのか忘れているからです。

沖縄戻ったらひと月くらいかけて断食に入り、まずは肝臓にお休みしてもらうつもりです。


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スーパーフード・クリエイターのWOONINちゃん、さゆり先生、
山梨から会いに来てくれた美貴ちゃんと不忍池で初詣。


今回の東京では会いたい人達にたくさん会えています。


そして私の大好きな人達と、お互いに初対面な場面でいっしょにご飯を食べたり初詣したり、ワイン飲んだりと、親密な時間を過ごしてます。


自分のバースデー・ディナーを、私の東京予定に合わせてセッティングしてくれた清水のTT同期まゆ。

みんなにプレゼントとお手紙もあって、もう微笑むしかありません。


忙しい日々の中、時間を作って集まってくれる友人たちが愛おしいです。

心に最高の栄養、幸せな時間をありがとう♡


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先日体調崩し、4日間スタジオを閉めました。8年目にして、初めてのことです。

 

症状からどうやらインフルエンザのB型だったのではと疑われますが、週末を挟んで発熱から1週間目にクラスを再開し、さっそく集まってくれた受講生さんたちから、明らかに本調子ではないと分かる声に心配いただきましたが、今週からようやく食欲、体力も戻ってきました。

 

毎日のブラッククミン、フェンネル、コリアンダーシードの煮出し茶と、アシュワガンダの摂取は続けていますが、淡がまだ溜まるので結構長引くなぁ、という印象です。明日から極寒の東京研修、体調管理をしっかりやらなくては。

 

先週から通常のクラススケジュールに戻っていますが、変な声を心配してくれた受講生さんがいつもは来ないクラス前に、お見舞いを持ってきてくれました。それがなんと、ホームメイドの韓国薬膳料理、"参鶏湯"。

 

いままでいろいろな差し入れやプレゼントなどをいただきましたが、体調崩したお見舞いに参鶏湯をいただいたのは初めてです。

 

 

 

朝鮮人参と、ナツメがたくさん入った参鶏湯。お友達のレシピだそう。

 

 

沖縄という場所柄、スタジオには日本国籍以外の方たちもいらっしゃいますが、参鶏湯を持参してくれたMimiは、沖縄駐屯になった米軍の旦那さんとテキサスからやってきた韓国生まれの熱心な受講生さんで、2年前に初めてクラスに来た時以来マンスリーで通っていらっしゃいます。

一度旦那さんとクラスにいらしたこともありました。

 

海外生活を経験しているので、異国にいて助けが必要な人がいる場合は、私ができることはお手伝いします。私もNYでたくさん助けてもらったし。

Mimiの旦那さんが鍼灸治療を受診の折には、ちょうど私も通っていたので通訳がてら同席しました。すると会計時に、もういただきましたと言われ、Mimiたちがお礼代わりに私の診察料を払ってくれたのを知ったのです。

 

その後も彼女が沖縄で知り合った韓国人の米軍妻たちが同じ鍼灸院で診察を受ける時に通訳で行きましたが、みなさんそれぞれ、高価そうな化粧品やスィーツなどをお持ちなのです。

お礼なんか要らないけれど、コリアンだなぁ、と有り難く受け取りました。

 

私はNYの大学院で知り合ったコリアンの親友がいますが、彼女と付き合ってコリアンの愛情深さを知りました。ギャラリーで待ち合わせをすると到着するまで外で待っていたり、仲間とカフェに集まっている時にATMへ行くと言うと席を立って一緒に歩いてくれたりなど、コリアン独特な仲良しとの付き合い方もあるのですが、彼らは心を許した相手に、まさに特別な表情を見せます。

それは輝くような、愛情が溢れる笑顔だったり、こちらにはっきり彼らの愛情が伝わるものです。そして誰にでも見せるものではないのでした。

 

Mimiが作ってくれた参鶏湯は、韓国から沖縄に遊びに来ていたご友人のレシピで、材料は全てその友人がお店を周ってキットにしてくれたものだそうです。2回分あったうちの、ひとつを私のお見舞いに、と調理してくれました。

 

ヨーガしていると、こんなに素敵なことが起こります。もちろんコリアン繋がりでもあるけれど。NYの親友、アメリカからやって来た受講生さん、ヨーガが繋げてくれた感じがします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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