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ヨガは実行の学である。思索の学ではないすべては訓練一つである。この自覚に立つ時、自己の責任は自己にあり、自己の作り主は自己であり、運命の作り主は自己自身であるの教えが、ひしひしと身に泌みてくる。

『人間を改造するヨガ 行法と哲学』 より

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私はこのヨガ行法の実行によって、二十二年間の痼疾から脱却できたのである。私は健康を回復した。しかし心の悩みや動乱は依然として続いていた。
人生の現実は全くきびしい。起伏の絶え間がない。悲喜こもごも到るである。何が善なのかさえわからない。善意に必ずしも善果がもたらされるようにも思えない。どうしてそうなるのかわからない現象が、自他の上に次ぎ次ぎとおこってくる。どうすべきかの岐路に常時悩まされる。これが日々の生活の様相である。
一切の責任は自分にあるのだという理論はわかっている。しかし、どうすればいいのかがわからないのである。詑びるべきだ、感謝しなくてはならないと頭には思うのであるがすなおにそれができない。苦しみは善への前提であると教えられてはいても容易にその心になれない。計らうなといわれても、つい無意識に計らってしまっている。気付いてみると、いつも打算や成否や対立の囚になっている自分であった。

『人間を改造するヨガ 行法と哲学』 より

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