1月24日の勉強会のレポート

February 15, 2010 テーマ:ほご者の投稿
1月24日の勉強会の様子をレポートします。
寒い中参加していただいた皆さん、どうもありがとうございました。


【内容】

■第1部(13:00~14:00)

 ボストンのサドベリーバレースクールを紹介したDVDの自主上映会。

何度観ても目から鱗が落ちるような、サドベリーの理念と息吹が詰まった映像に参加者の皆さん釘付けになっていましたね。
観ている方たちの表情を見ていると、私たち大人の世代が受けていた教育とは全く違う、サドベリーの教育の在り方に色んな感情が動くのが伝わってきました。

色んな疑問がわいたり、なるほど!と目が輝いたり、本当に大丈夫なのかしら?と不安が湧いたり、この映像にはたくさんのメッセージが詰まっています。
私たち学校関係者が何度観ても新たな発見がある、内容の濃い特集です。


 

■第2部(14:00~16:00)

「今回のトピック」を中心に、自由に話し合い、情報交換&意見交換していくコーナー。



今回のトピックは「自由と放任の違いとは?」
スタッフのサイモンが「放任」「自由」「強制」という3項目に分けて分かりやすく説明をしてくれました。
簡単にまとめると、(Wikipediaより一部抜粋しています)

「放任」とは、事態の推移になんら手を出さないということ。


「強制」とは、相手が快諾しない物事を有無を言わせずに押し付けること。また、その物事を行うように命令すること。


「自由」とは、他者の意志にではなく、自己自身の意志に従って行為すること。
サドベリーで認識されている「自由」とは、自分の言動に責任をもち、相手の自由も尊重しながら自分自身の意思によって行動するということ。


3つに分けて説明してくれたお陰で、とても分かりやすく「自由と放任の違い」が伝わりました。
参加者の方からのご意見もいただき、より立体的に解釈が進んでいったのもとてもよかったです。
単に受け取るだけではなく皆で学び合う形になっているのが、サドベリー方式ですね。
このトピックについて話し合いながら、沖縄サドベリーで行われているのは「放任」ではなく「自由の尊重」であるということを明確にしていきました。

「自由」を掘り下げてゆくと、とても深いテーマになるものです。



質問タイムも盛り上がり、たくさんの質問とそれに対するサドベリー側の捉え方や、参加者の皆さんの考えなどリラックスした雰囲気の中多くのことが話し合われました。
垣根無く参加者がいろいろな事をシェアし合った深い時間になりました。
子どもの為の学校ではありますが、サドベリーの理念を理解した大人の協力がどうしても必要なので、今回もたくさんの方たちと一緒に情報交換ができたのは良い体験でした。
サドベリーに共感する方たちは、自分の枠を取り払って、より自由に豊かな人生を目指しているチャレンジャーが多いのも話していて楽しいところだと感じます。



また、シェア会では、サドベリーに通う8歳の女の子が、13歳のお姉さんと一緒にyoutubeから好きな洋楽をピックアップして、うたって踊りながら英語の歌詞を覚えたり、意味を教わったりしながら立体的に語学を学んでいるという報告がありました。
好きなことだと、楽しい事を追求しながら立体的に学べることが伝わってきました。
試験の為に覚えて短期間に消えてゆく学習とは違う、血が通った自由な学び。
漢字も、小さな「漢字手帳」をかわいく作って、そこに書き留めながらお姉さんに教えてもらっているようです。
子どものクリエイティブな感性は勉強にもアートな感性が生きています。
こんなに楽しく学べるなんてうらやましいくらいです。




■懇親会(16:00~)
懇親会ではお菓子をいただきながら、教育や体験談で盛り上がりました。
参加者の方のお子さんもサドベリーの子どもたちとあっという間に打ち解けて、暗くなるまで外で楽しく遊んでいる姿がとても印象的でした。
お互いの名前なんか気にしないで、手をつないで一輪車に乗ったり、追いかけっこをしたり。
自由に与え受け取る、そんな空気の中でコミュニケーションや、互いを尊重し合う精神を育み合ったり、学び合える仲間が一人でも多く集まってゆくことを、沖縄サドベリー関係者一同心から願っています。




今回は入れなかった方、会場が小さくて申し訳ありませんでした。
次回以降の勉強会のタイミングが合ったらぜひお越し下さいね。



「世界一素敵な学校」ダニエル・グリーンバーグ著
ボストンに43年の歴史を持つサドベリー・バレー・スクールの設立者が書いた、デモクラティックスクールの軌跡と理念、数々のエピソードからは全人教育のすばらしさが伝わってきます。
沖縄サドベリーの日々日記-ダニエル・グリーンバーグ著「世界一素敵な学校」


保護者
unayu

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