老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

東京の下町・墨田区・両国で、糸とセーターを売っている [丸安毛糸]の3代目社長です。 経営者の視点、後継者の視点、アパレル業界人の視点・・で気づいたこと、そして、自分らしく事業承継していく方法を書いています。みんなで一緒に元気になれるようにお伝えしていきます!


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誰よりも早く会社に来て、寒い冬は会社中を暖房で温め、暑い夏も皆んなが来る前に
涼しく快適にしてくれる。

会社の前をいつも丁寧に掃除をして、気がついたらお湯をわかす。

夜遅くまで徹底的に仕事をして、日曜日も会社に電気がつく。

そんな会社で一番働く元気な小見さんを見ていると、自身では、後3年、後2年、後1年、、、って、カウントダウンをしていたようだけど、私たちはそんな感覚は
全くありませんでした。

でも、とうとうその日を迎えました。

小見さん、40年に渡り、本当にありがとうございました。
支え続けているご家族の皆さん、ありがとうございました。

これからも引き続きよろしくお願いします。

40年勤めあげると言うこと

こんにちは。

40年勤めたスタッフの小見(こみ)さんの定年記念パーティーを行いました。
60歳還暦のお誕生日に合わせました。

私たちの会社の規定では、60歳が一応くぎりです。
60歳なんて、まだまだ元気ですからね。

これからも継続して働いてもらうのですが、小見さんの40年をどうしても
お祝いしたくて、、、会を催したんです。

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私の挨拶から始まり、



採用したのは先代の時代。

小見さんが21歳の時です。

1977年(昭和52年)8月5日 入社 

得意な学科 特になし  趣味 特になし スポーツ スキー 
健康状態  良好
何も書いていない白紙のような履歴書 

今ではゼッタイに採用していないですよね、(笑)

40年前は、私たちは10人にも満たない小さい会社で、会社というより商店でした。

小見さんは、週刊アルバイトニュースの募集をみて、面接に来ました。
サンダル、セッタ、そんな格好で表れたそうです。

採用を決めたのは、当時いた先代の弟の専務。
社長は、旅行でいなくて(笑)3日後くらいに会社に戻ったら、小見さんがいたらしい。

お酒、遊びが大好きで、朝起きれなく会社に来ない。
社員が何度も起こしに行ったそう。

でも、、、

「一度も怒らなかった。」(先代スピーチより)
「若いから仕方がない。大人になればわかってくるだろうから。」

会長のスピーチと、小見さんの御礼の挨拶に続き、カンパイ!





若い時はハチャメチャがいい。無茶がいいです。

遊び過ぎて、飲み過ぎて、集合時間に寝坊してボサボサ頭で走ってくる方が、
若くてカワイイと思う。

こんな私たちの文化も、先代から自然に引き継いでいるんだなと感じた。(笑)

さて、、、

私が入社したのが、25年前なので、小見さんと一緒に仕事をするようになって、
ちょうど25年経ちました。

初めて会ったのは私が14歳で学ランを着た中学生。

当時は、会社と自宅が一緒。会社の上が自宅でした。
でもそれが、いつも会社の社員の誰かに監視されてるみたいに
思えて、とっても嫌だった。


特に若い頃の小見さんは、今よりつり上がった鋭い眼で、一番
怖かったことを
思い出します。

私が商社から父の会社に入社をしてから25年、小見さんとももちろん色々ありましたよ。

私の1番の想い出は、21年前、2人で初めて行ったフィレンツェで行われている
ファンシーヤーンの展示会、ピティフィラティ。

もの凄い衝撃を受けて、それから何年も2人でピティフィラティに行きました。
現在はそれを若手に引き継いでいます。

この視察が大きなきっかけになり、前にも増してオリジナルの素材作りにを入れる
ようになりました。

毎月のように愛知県一宮市に行って、紡績、撚糸工場をまわり、素材を開発しました。

今では、さらに磨きがかかっています。

節目を迎え、さらに小見さんにお願いしたいことは、とにかく40年の経験で培った
ノウハウをフル活用して、ますます素材作りに力を入れて欲しい、と言うことなんです。これから世界に販売して行く上でも、もの凄く重要な力です。


そして、小見さんに新しい部署、「マイスター部」を作るつもりです。
このように小見さん、ますますよろしくお願いしますね。

パーティーが行われた、錦糸町の東武ホテルレバント東京。

美味しいフレンチをいただきながら、

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若手スタッフの社員旅行から続く余興の数々。

一緒にシャウトしていますが、、、(笑)





会社から高級時計の記念品



会長からも記念品


スタッフが、小見さんの為にデザインして作った、ニットジャケット




お誕生日のケーキに、還暦の赤いちゃんちゃんこ


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そしてそして、井部くんが、最後の3本締めをしようとしたとたん、、、
若手が、サプライズのメリークリスマス。

井部清(きよし)だから、「きよし この夜」(笑)

みんなで「きよしこの夜」熱唱の後、やっと3本締めの盛りたくさん!




これでもかっ! かなり盛りだくさんの内容(笑)

何人ものスタッフが、小見さんとのたくさんの思い出を温かくスピーチしてくれました。

糸のことはすべて小見さんに教えてもらった。
お客様のところに行く、顔を出すことがいかに大事か、わかった。
仕事の厳しさ、楽しさを教えてもらった。
遊びもたくさん(笑)

小見さんからも、挫折したこと、大きなクレームをもらったこと、悔しかったこと、、、
それをバネに、頑張ってきたこと、続けてきたからこそ本当の力になったこと、、、
スピーチがありました。

特に若手のスタッフは、響いてくれたと思う。

40年勤めあげると言うこと

40年、同じ会社。
私たちの会社60年の歴史の中で、大半の40年を経験し、歴史を一緒に作り上げて
くれた。

そして今、次の世代へ

過去から、今、そして未来へ

小見さん、よろしくお願いします。

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