平成29年 初詣 「児島の神々」

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岡山市南区郡

2017.01.12
Nikon COOLPIX A900
(歪み修正・色調補正:GIMP Portable Ver.2.6.11 使用)



平成29年初詣
例年どおり、岡山の風の原点.児島半島.にゆかり深い神々をお祀りした
神社にお参りしました。

日本神話
.古事記.に吉備児島、最古の国史書.日本書紀.に吉備子洲
と記されている児島半島。

伊奘諾
(いざなぎ)・伊奘冉(いざなみ)が大八洲(おおやしま:日本国土)
一つとして8番目(日本書紀)に生んだとされる(創設期の大和朝廷が国家
建設の重要拠点とした)「児島」
.は、現在の瀬戸内海が形成された約7000
年前(縄文時代)から1618年(江戸時代)まで吉備の穴海(現、岡山平野~
児島湾・児島湖)に浮かんでいました。

古代日本の地方首都「
(こおり)が置かれ、吉備児島の首都、古代児島・
吉備国の主要港として栄えた郡港の南、紀元前14,000年以前の旧石器時
代集落跡がひろがっていた小高い丘陵の頂に鎮座する郡総社宮。

その西(現、児島湾締切堤防東端)に近世まで浮かび、西側の海岸(現、児
島湖)にかけ、同じく紀元前14,000年以前の旧石器時代集落跡がひろがっ
ていた.弁天島.の小高い丘陵の裾に鎮座する八幡若宮神社など、古代
児島にゆかり深い神々をお祀りした神社が鎮座します。

 
原始・古代児島の人々、弁天島で暮らしていた人々が、神が宿る・降臨する
磐座
(いわくら)・神奈備(かんなび:神域)と崇めていたような神秘さが漂う
丘陵の南側に鎮座する
.「八幡若宮神社」(写真左奥)、東側に鎮座する.「宗
形神社」
(写真右)とも、神社建築の起源になった元始の形の神殿(祠:ほこ
ら)です。



.(ほこら)
原始より山々、丘陵などで狩猟・採取生活で暮らしていた人々が自然・水源
など生命の恵みに感謝し、おそれ敬う感情から太陽、山岳、自然などを神格
化、崇拝の対象とした日本古来の信仰
.神道(しんとう・かんながらのみち)

古代は祭事・祭祀の際、神が降臨するとされる巨木・巨岩・滝などの御神体
の前、神が宿る神奈備
(かんなび)とされる森林・山・丘陵などへ、その都度、
神籬
(ひもろぎ:神様をお迎えする依り代)・祭壇を仮設的に築いていました。
(現代の建設工事前の鎮地祭などが古代の祭祀形態です。)

西暦607年(飛鳥時代)、第33代
推古天皇(初の女性天皇)が、神籬・祭壇
を雨風から守り、祭祀後も撤去しない覆い屋を設けるよう
.神祇禮祭の詔
を発せられ、祠(ほこら)を常設したことが
神殿建立・神社建築の起源になり
ました。



郡総社宮
総社.(そうじゃ)
平安時代、それまで古代日本の地方都市
.「国」、首都.「郡」.を司っていた
国司
(こくし・くにのつかさ)、郡司(ぐんじ・こおりのつかさ)が巡拝していた
国・郡内の官社
(下記※)の御祭神を、国・郡の役所であった国府(こくふ)
郡衙
(ぐんが)の近くに鎮座する集落の神社(御祭神)に合祀した神社。

郡総社宮は、吉備児島の郡司が参拝・祭祀する神社
.「総社」.として、旧児
島郡内(現、児島半島の岡山市・玉野市地域)の官社11社の御祭神が合祀
されました。

官社
古代から江戸時代まで朝廷が、明治時代から第2次世界大戦終戦まで
国家が管理・保護していた神社。
御祭神
建日方別(たけひかたわけ)国津神杜(岡山市南区郡)御祭神。
伊奘諾
(いざなぎ)・伊奘冉(いざなみ)の御子。
伊奘諾・伊奘冉がお生みになった「吉備児島」を司る神国魂(くにたま)
として神之峰(こうのみね:現、金甲山) に鎮座されました。


後に金甲山北麓(国津神社)へ移し祀られ、吉備国を平定した大吉備津
彦命が吉備文化の基礎を築いた開拓・仁政の地、吉備津宮(現、吉備津
神社)の境内摂社
(けいだいせっしゃ).岩山宮」に勧請、奉祀されました。

 
初代神武天皇高嶋神社(岡山市南区宮浦)御祭神。
太古(縄文時代)の日本「葦原中國」(あしはらのなかつくに)の平定をめざ
して九州から大和国 (現、奈良県) へ向われる際
吉備の穴海(現、児島
湾)に浮かぶ高島に仮宮 「
吉備高嶋宮」 を御創建、滞在され、天下を平
定するための船を建造、整備、食糧を備えられました。

<詳細・ご参考:建国神話 「吉備高嶋宮と古代児島」
 
他、旧児島郡内の官社9社の御祭神
御祭神、御由緒の詳細はこちらご覧下さい。



八幡若宮神社

御祭神
第14代 仲哀(ちゅうあい)天皇。 日本武尊皇子。
西暦199年、神功皇后
(じんぐうこうごう)とともに諸国を統治される際、
児島・吉備の穴海を経て九州へ向われました。

 
神功皇后(じんぐうこうごう)。 仲哀天皇皇后。
仲哀天皇崩御(西暦200年
02月急逝)1ヵ月後の同年 3月、諸国統治の
帰途に御胎内の応神天皇とともに児島へ寄港、児島一円(現、玉野市
胸上
他)
を行啓され、休息の地とされた東児島の沖合いに浮かぶ
鉾島
(現、玉野市番田)に仮宮を御創建、滞在されました。

その御代は
.第15代臨朝.と称され、古代中国の.「魏志倭人伝」.には
倭国(日本)の女王として記され、国内でも古事記・日本書記等の記述
より江戸時代まで
.卑弥呼.と考えられていました。
明治時代の政府紙幣(一般流通しない不換紙幣)に御肖像が用いられ、

日本最初の女性肖像紙幣になりました。

歴史書等では
.「三韓討伐・征伐」等と記されていますが、西暦200年に
渡航され、熱意ある折衝をもって戦わずして国交を結ばれた百済
(くだ
ら:古代朝鮮半島に存在した国家)
との友好関係は、後世の仏教伝来
など大陸との文化交流につながる多大な聖積を残されました。

 
第15代 応神(おうじん)天皇(八幡神) 仲哀天皇皇子。
仲哀天皇崩御により、神功皇后の御胎内で第15代天皇に御即位され
ました。
児島半島一円に応神天皇・神功皇后を御祭神、集落の氏神と
した神社が鎮座しています

 
第16代 仁徳(にんとく)天皇(主祭神) 応神天皇皇子。
(八幡若宮 = 八幡神(応神天皇)の皇子「若宮」をお祀りする社)
吉備国を行幸された際、紀元前88年に
.「民を導く本は教化にある」.
理念とされた第10代崇神天皇の勅命により吉備国を平定、開拓・繁栄
させた大吉備津彦命の偉業を称え、吉備津宮(現、吉備津神社)に壮大
な社殿を設ける勅命を発せられました。

西暦316年、宮殿から見渡す人家から竈
(かまど)の炊煙が上っていな
いことに気づき、同年より3年間、租税を免除されるとともに、その間、
宮殿内も衣類の新調・建物の修繕をしなかった等、倹約に徹されたこと
が諡号
(しごう)仁徳」 の由来になりました。

西暦323年、
日本最初の大規模土木事業である河内平野(現、大阪市
平野区)の運河開削・堤防築造の他、灌漑用水掘削・田地開拓等を行
われました。



宗形神社

御祭神
宗像三女神(むなかたさんにょしん)。宗像大社(福岡県宗像市)御祭神。
田心姫(たごりひめ)湍津姫(たぎつひめ)市杵嶋姫(いちきしまひめ)

諸国統治(前述、西暦200年)の出発に際し、航海の安全を祈願された
神功皇后が、その途上で嵐と暗闇に航路を見失われた際、児島と同じく
吉備の穴海(本土寄り)に浮かんでいた阿智の島(鶴形島: 現、倉敷市
本町
.鶴形山)へ導かれました。

筑前(北九州・福岡県西部)の海人
(あま:漁師)民族が祀る地方神でし
たが、航海の安全を祈願された神功皇后が御加護を受けた古事
(上記)
より、海上交通の平安を守護する神として5世紀(古墳時代)以降、大和
朝廷に崇拝、祭祀されるようになりました。

中世以降、大陸から伝わってきたヒンズー教の女神 「サラスヴァティー」
を宗像神の一柱、
市杵嶋姫命(いちきしまひめ:水の神)へ同化・習合し
弁才天信仰が民衆にひろまり、航海安全・豊漁を祈る漁師たちの守護
.弁天様.として日本各地の小島・岬などに祀られてきました。



金刀比羅神宮
宗形神社の隣.(南)
平成28年11月、郡総社宮
氏子総代会皆様からの寄進、奉納。
(立て札のお名前、個人名は画像処理させて頂いています。)
御祭神
大物主神(おおものぬしのかみ)神武天皇の義父。別称:大黒天。
船による流通が盛んになった江戸時代、大物主神(大黒天)を海運・海上
交通の守護神とした
金毘羅.(こんぴら).信仰が海運業・商人たちによって
日本中に広まりました。

(金比羅神社・金刀比羅神社・金刀比羅宮・琴平神社、等)
総本宮:香川県仲多度郡琴平町.「金刀比羅宮」
(ことひらぐう)

 
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いる方々のお仕事・お出かけ、雪かき・雪下ろしなどの際にお怪我・事故が
ありませんよう、体調を崩されないよう、安全とご健康をお祈りしています。

週明けにかけて日本列島にスッポリ居座るとの予報。
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ご健康をお祈りしています。

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