2010-06-16 17:00:00

相続放棄について

テーマ:相続

 みなさん、こんにちは。暑くなりましたね。真黒に焼けた人たちを見ると「みんな頑張って働いているんだなあ」ということを実感します。暑さに負けず今年も乗り切りましょう。



 さて、今回は最後のテーマ「相続放棄」についてです。


 相続放棄をお勧めするケースは主に2つです。


1借金が多すぎて引継ぎたくない


2相続人同士の争いに巻き込まれたくない


 相続放棄とは、言葉通り、相続人が亡くなった人の権利義務(財産も債務も)すべて放棄することです。相続放棄すると初めから相続人とならなかったものとみなされます(民法939条)。ですので、通常相続では子供が亡くなった場合孫に相続権が移るという代襲相続 が発生しますが、子供が相続放棄をすると孫に相続権は移りません。


 相続放棄の手続きは、相続人自身が3ヶ月以内に家庭裁判所に相続放棄申述書を提出することによって行います。提出先は被相続人の住所地又は相続開始地を管轄する家庭裁判所です。お住まいが遠いようであれば、郵送によってすることもできます。


 相続放棄は手続きをしてしまうと撤回はできませんので、よく被相続人の財産を調査しましょう。しかし相続放棄するための期間は3ヶ月と決まっています。間に合わない!と思ったら、期間延長の請求をすることができます。


 またこの3ヶ月の起算点は「自己のために相続の開始があったことを知った時」と定められています。つまり自分に相続分があるのだと知ったときです。行政書士の中井さんが以前説明した ように、相続の順位は①子供②親③兄弟です。子供が相続放棄をしたら、親が相続人となります。しかし相続放棄をしたことを知らなかった、ということも考えられます。また、ある日突然債権者が借金取立の請求をしてくるかもしれません。そのような場合には一概に被相続人の死亡日から起算はされませんので、相続放棄を検討することができます。


 被相続人に債務が多ければ相続放棄(もちろん承継して返済する手段もあります)3ヶ月過ぎても相続放棄は可能なことがある。このことを頭のどこかに残しておきましょう。



司法書士 菱川 由紀子

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