2010-04-21 17:00:00

限定承認について

テーマ:相続

 今回は相続に関しての手続き、限定承認についてお話します。


 相続はプラスの財産もマイナスの財産もすべて承継されます。プラスであれば「単純承認」、マイナスであれば「相続放棄」の手続きを取ることになるかと思いますが、この中間の手続きとして「限定承認」という方法があります。


 これは民法922条によると、以下の通りです。


 相続人は、相続によって得た財産の限度においてのみ被相続人の債務及び遺贈を弁済すべきことを留保して、相続の承認をすることができる。


 つまり、プラスとマイナスの財産を合わせてみて、債務を返した後財産が残ったらその分相続し、債務の方が多ければ相続しない、ということです。便利なようですが、現実はあまり利用されていません。なぜかというと・・手続きが煩雑だからです。


1、相続人全員でしなければならない
2、相続財産目録を作成して限定承認する旨を家庭裁判所へ申述
3、限定承認をした後、5日以内にすべての相続債務の債権者に公告及び催

  告
4、債務を弁済するために相続財産を換価(不動産を競売にかけないといけな

  いかも)



 相続財産について、どのような手続きを取るかの熟慮期間は基本的に3ヶ月です。
 相続が起こったら相続財産をすみやかに調査し、プラスなら承認・マイナスなら放棄の選択をしましょう。


 次回は相続放棄についてお話します。



司法書士 菱川 由紀子

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