2010-01-18 17:00:00

相続-こんなときはどうなる?-

テーマ:相続

 こんにちは、行政書士の中井です。岡山県遺言相続ネットワークブログを読んでくださってありがとうございます。


 さて、以前、「誰がどのくらい相続するのか(法定相続) 」というテーマで、亡くなった方が遺言を残していなかった場合の相続人と遺産の分割の割合についてお話ししましたが、今回はその応用編というか、「誰がどのくらい相続するのか(法定相続)」が一般的なケースの話だとすると、今回はやや特別な事情がある場合の相続権(相続分)についてのお話となります。


 では早速見ていきましょう。


(まだ生まれていない)胎児の相続権


 相続に関しては、胎児も生まれたものとして扱いますので、胎児にも相続権があります。相続分(割合)についても生まれている他の子供と同じで、全く同等に扱われます。胎児だからといって少なくなるということはありません。


 ただし、死産といったような事情で生まれなかった場合には、相続権はなくなりますので、相続人の中に胎児がいる場合は、その子が生まれてから遺産分割を行ったほうがいいと思います。


内縁の夫や妻の相続権


 内縁の夫や妻には相続権はありません。たとえ、他に相続する人がいないという場合でも相続権はありません。


 相続に関しては、内縁関係にあるという実情は関係なく、法律上婚姻関係にあるかどうかにより、相続権の有無が決まります。


 ですから、内縁関係の夫や妻に財産を残すためには、遺言書を作っておく必要があります。


愛人の子の相続権


 愛人の子のように、婚姻していないふたりの間に生まれた子には、父親の遺産についての相続権はありません。ただし、父親が認知した場合は、その子に相続権が発生します。


 結婚していない男女の間に生まれた子(婚姻外の子)のことを非嫡出子(ひちゃくしゅつし)といいますが、認知された非嫡出子の相続分は嫡出子(夫婦の間に生まれた子)の1/2となります。


 例を挙げますと、1000万円の財産を嫡出子2人(A・B)と非嫡出子1人(C)の計3人で相続する場合は、AとBが400万円ずつでCが200万円ということになります。



養子にいった子の相続権


 養子には、普通養子と特別養子の2種類があります。


 普通養子というのは、お互いの意思で養子縁組をするという一般的な養子のことですが、普通養子は、養父母と実父母の両方について相続権があります。養子縁組をしても実の父母との関係もそのまま残るということになります。


 一方、特別養子というのは、特殊な事情により生家から子供を切り離したほうが良いという時に裁判所に認められて成立するもので、成立すると実の父母との親族関係はなくなりますので、特別養子に行った子は養父母については相続権がありますが、実父母からは相続できません。



 以上、今回は相続の中で「え?こんなときはどうなるの?」と思われるようなケースについてお話ししました。



行政書士 中井 篤

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