外注グセ

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アウトソーシングって言葉がすっかり定着してしまいましたけど、

ひらたく言えば「ひとまかせ」って事でしょ?


お菓子屋も、自分のところで作っているように見せかけて、

実はよそで作っているお菓子を売っているだけ、ってお店もたくさんあります。


さらに、最近は家事のアウトソーシングってのもあって、

掃除洗濯を業者に頼んだり、

飼い犬の散歩もギャラ払えば、やってくれたりしますよね。


この現象はどこまでエスカレートするんでしょうか?


家族の役割もアウトソーシングする時代が来るかもしれませんね。


仕事が忙しくて不在がちな父親の代理人を雇ったり、

悪妻と別居中の夫のもとに、良妻役の女性を派遣したり、

ドラ息子を勘当した両親のもとに、ききわけのいい息子を派遣したり・・・。


何でもアウトソーシングするクセがついてしまうと、

自分では何も出来ない人間ばかりになってしまいそうな気がします。


今の学校は、

自分で考えて、自分でやる、という教育を本当にしているのでしょうか?

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クビ切り稼業

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クビ切り小説

今日から4連休を取って、東京遊覧の予定だったのですが、

緊急の用事が出来て、休みは取り止め。

もちろん東京行きも急遽中止になりました。


何か見えない力が、

オレに休暇を取らせないように働きかけているのでしょうか?


で、東京行き断念を紛らわせるために読んだのが、

垣根涼介の『君たちに明日はない』。


リストラ請負業の男が主人公の小説です。


企業って、自社の人減らしも外注するようになっているんですね。

それにしても、自分のとこの社員を

外部の人間に頼んでクビ切ってもらうなんて、

企業のやる事って冷淡ですね。


不況も深刻になると、

業績を伸ばすよりも、

社員をクビにして人件費を浮かす方が利益が出ると

判断するようになっているみたいです。


それにしてもこの小説、

キャラ立ちまくりっていうんですか、

すべての登場人物の描き方がとても丁寧なので、

リストラする側、される側、双方にとても感情移入してしまいます。


垣根涼介って、単なるストーリーテラーって言うわけじゃなくて、

もうすでに職人技を持っているので、安心して読めますね。


オレがサラリーマンだったら、

この小説は最高のホラー小説になったかもしれません。


だって、自分がクビを切られるところをシュミレーションできるんですからね。


そう考えると、

今の日本の企業社会そのものが恐怖の産物なのかもしれません。

普通の人を解雇するという事は、

比喩じゃなくて、クビをはねているのと同じ事かもしれませんからね。


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食うか?歩くか?

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今日の東京は、6月としては観測史上最高気温を記録したそうですね。


あさって久しぶりで東京に遊びに行こうというオレを

歓迎してくれている現象なのでしょうか?


わかりました。

今回の東京滞在中の4日間の目的はダイエットにします。


ひたすら無目的に東京の人ごみの中を歩き続けて減量してやります。


いろんなお菓子屋のお菓子をひたすら食べ歩こう、

というのが当初の目的だったのですが、

もうこんなに暑いのだったら予定変更です。


短パンにTシャツで歩きまわれるところというと

やはり中央線沿線という事になるのでしょうか?


でも、あの沿線って安くてうまい食い物屋が集中しているらしいので、

ダイエット見地から言えば、要注意です。

オレって、安くてうまいものには異常に弱いですからね。


しかも、オレの胃袋は夏バテということを知りません。

体はぐったりでも、食欲は衰え知らずという体質です。

もしかしたら、4日間で5キロ増量という事態も考えられます。


オサムちゃん、

あんまり豪勢な料理を振舞わないでくださいネ。


・・・いや、やっぱり振舞って!

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冷やす人は暑い

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冷凍庫がひとつぶっ壊れてしまいました。


あまりの暑さに、冷凍庫も悲鳴を上げたのかと思ったら、そうではなくて、

ただ単に「老衰」だったようです。


もう20年以上も使っている冷凍庫なので、寿命だそうで、

今日、冷凍庫の取替え作業がありました。


今回壊れた冷凍庫はプレハブ式の一坪冷凍庫なので、

今日一日は撤去作業&新プレハブ設置で終わりました。


明日の工事で室外機を取り付けて終了予定なのですが、

工事関係者の方は、この異常高温のために汗だくでフラフラ状態でした。

本当にご苦労様です。


夏場、空調とか冷蔵関係など、モノを冷やす仕事をしている人は

すっごく暑い環境で仕事をしているんですね。

これから涼しい思いをした時は、

その裏側の人の苦労を噛み締めなくてはいけません。

長新太


絵本作家の長新太さんが亡くなられたというニュースを聞きました。


オレは小さい時から長さんの絵本をずっと見続けてきたので、けっこうショックでした。


今、本棚から、長さんのインタビューが載っている本を取り出して読んだところです。


長さんって、本当に絵が好きなんだなぁとしみじみ感じさせてくれるインタビューです。


長さんの絵を言葉で説明するのは難しいのですが、

その根底に流れているものは「ほのぼの」だと思います。


絵のテクニックは決してすごくはないのですが、

どの絵も、一生懸命楽しみながら描いているんだろうなぁと思わせてくれるものばかりです。


演奏のテクニックがないギタリストの渾身のソロが、

聴衆の心を震わせるのと似ているような気がします。


本当に人の心を揺さぶるモノって、

決してテクニックなんかじゃなくて、表現者のマインドなんですよね。


長さんが次々と新しい表現方法を模索している姿は、

子供が次々を面白い遊びを見つけたみたいで、

その絵を見ているオレの方まで楽しい気分にさせてもらいました。


ごろごろにゃーん


不条理で、意味不明で、脈絡のない作品もたくさんありましたが、

子供の心で接すると、それらのすべては、とても面白いものばかりです。


「ごろごろ にゃーん」

「ゴムあたまポンたろう」

「怪人ジャガイモ男」

「ちへいせんのみえるところ」

・・・タイトルを見ただけで、初めて読んだ時のワクワクほのぼのとした感情がよみがえってきます。


今の子供たちって、長さんの絵本を見るとどう思うのでしょう?


もし今の子供に長さんの絵本のファンがたくさんいたとしたら、

これからの日本はとても明るいような気がするんですけど・・・・。


長さんは亡くなってしまいましたが、

彼の残した膨大な絵本は残っていると思います。


廃版になるまでに、長さんの絵本を何冊か買っておこうと思います。

アルコールのダメなオレにとって、

長さんの絵を見ることはすっごく気分転換になります。


みなさんも、何冊か本棚に常備しておくとイイんじゃないですか?

気持ちがささくれた時に、バツグンの潤いになると思いますよ。



長新太さん。

安らかにお眠りください。