以前にもケーキの箱のサイズについて記事にしましたが、
今日はちょっと踏み込んだ内容です
以前の記事はこちらの↓
お店でショーケースに並んでいるホールケーキを買って帰って家で開けて見たら
「あれ?なんか思っていたより大きい?」
なんて経験はありませんか?
パティスリーのショーケースで見るホールケーキは
他のケーキもたくさん並んでいるので小さく見えたりします。
頭の中のイメージで選んで購入し、
家に持ち帰って見ると
「意外と大きかった!」
ということはよくあります!!
そんな失敗をしないために
買うときにはお店の人に聞きましょう!
「◯人で食べるには何号サイズがいいですか?」
お店の人がおそらく
「何人分なら◯号サイズ」
と答えてくださいます!
そこで!
今度は逆の立場から見てみます!
ヴァンドゥーズ(販売員)の皆さん、
パティシエの皆さん、
お客様に
「18センチってどのくらい?」
そう聞かれたらどう答えますか?
そう聞かれた新人ヴァンドゥーズが
おもむろに定規を持ってきて
「このくらいです」
と言って
お客様を怒らせてしまった。
という話を聞いたことがあります
「18センチってどのくらい?」
というのは
お客様は決して長さを知りたいわけではなくて
ボリューム感とか何人分かとかを知りたいわけですね。
そういうときは
お店で売っているプティガトーの中にある
丸型で作ってカットしているケーキをお客様にお見せしながら提案すると
お客様がイメージしやすいです。
※ここでいうプティガトーは一人分サイズのケーキのことを指します。
お店で売っているケーキで
ショートケーキが18センチ丸型の1/8カットサイズだった場合、
「こちらのショートケーキは1つが18センチ丸型の1/8サイズなので、
単純計算ですと18センチの6号サイズが8名様分になります。」
と答えられますね!
そしてさらに一歩踏み込んで!
「お召し上がりはお茶の時間ですか?
それとも食後ですか?」
と聞いてみましょう!
お茶の時間だとすると、
小腹が空いていて1人分が大きくてもいい場合もあります。
逆に
食後のデザートだと
すでにお腹いっぱいでケーキは控えめに食べることもあります。
さらには
濃厚なケーキなのか
さっぱりしたケーキなのか
によっても1人分の量が変わってきます!
うーん、ケーキのサイズ1つとっても奥が深いですよね!!
多くの生菓子は当日中の賞味期限です。
一生懸命作ったケーキが残ったら勿体無い!!
できる限り食べきれるように
でも足りなくならないように
売る人も買う人もサイズをよく知っておくと失敗がないですね!
今日は包み方からちょっと離れましたが
参考になったら嬉しいです
手作りお菓子のおいしい包み方アドバイザー
内野未紗
でした