哲学的な問題から入ると
資金管理には規律が必要。それも厳格な自己規律
今回の欧州債務危機でドイツはユーロ共同債の発行のような
場当たり的な対応よりも根本的なユーロ圏諸国の財政統合を
実現させることを盛んにそして頑なに主張してきた
それはこの問題の根がそれだけ深く数四半期で解決できる
ものではないことを自身のハイパーインフレをもって経験しているからだ
EFSF機能の早急な安定が欲しいフランスにとってはそんな先のことまで
待っていられない話なのだが、ここで安易な解決策に走れば
もはや国家が存続できなくなりその債務を保証しているアメリカの保険会社
も重大なリスクを抱えているのである
落ちたら世界恐慌というスレスレの綱渡りを今欧州はしているのだ
ボヤっとした知識でぼやくのはこれまでにして
一か八かのギャンブルをせずに金を増やすということは
すごく地味な行為なのだ、それはもはやギャンブルではない
たとえば日本には年金を運用する独立行政法人があるが
彼らですら、国民から徴収した保険金という制約条件にかられて
リスクをとれず結局何百兆円という損失を出してしまっているわけだけど
去年の日経平均株価の下落率からみればまだまだアウトパフォーム
していると専門家理屈をこねだす、つまり株を買っている人
よりは損はしてませんとか
何が言いたいかっていうとファンドを運用しているマネージャーでさえ
年の利率は10㌫以内それを景気に関係なく数年で運用している
彼らには何千億、何兆円という潤沢な資金があるから少ないパフォーマンスでも
何十億という利益が出せる。もちろん最新鋭の相場攻略システムも
あるのだろうけど。利益を生み出すシステムはもっと原始的でシンプルだ
アマチュアのFX投資家がやろうするのはたいてい数十万から数百万を
半年で数千万にしようという無謀な挑戦なのだろうけど
客観的に利率をはじき出せばいかにそれが非現実でまさしくギャンブル以外の
何ものでもないことにきずくだろう
大事なことは金を増やすことは
ものすごく地味な資金管理の積み重ね
これこそがリアルなことにきずくことなんだが
たいていの人間は何百万という授業料を払うまで気がつかない
そこに必要なのが冒頭で言った厳格な自己規律なのだ