ども、キュウリ抜きの岡田達也です。
『ポテサラ』や『マカロニサラダ』はつまみに向いている。
例えば
ポテサラがあればジョッキ2杯は軽くイケる。
マカロニサラダならハイボール3杯はかたい。
だが
僕が注文することはほとんどない。
なぜなら、9割以上の確率で僕の天敵・キュウリが入っているからだ。
48歳になっても未だに食べられない。
ポテサラ、マカロニサラダは諦めているからまだ良いが、大好きな冷やし中華は諦められない。
「すみません、きゅうり抜きでお願いします」と一言添えてオーダーしている。
自分で外食するようになってからずっと。
かれこれ30年以上だ。
あまりも大人げない。
あまりにも情けない。
僕が世界征服を目前にしながら実現していないのはキュウリのせいと言ってもいい。
こいつを未だに克服できていないことが大きい。
そんな人に世界征服は無理だと思われる。
*
昨日の昼、『日高屋』という中華とラーメンのチェーン店に入った。
僕が餃子を食べていると、後ろに30代の男性が入店してきて店員さんを呼んだ。
「麻婆豆腐定食ね」
「かしこまりました」
「ネギ抜きで」
あぁ、ネギが嫌いなんだ
多田直人と同じだ
「あの~、トッピングのネギ抜きでよろしいでしょうか?」
「ん?」
「麻婆豆腐自体にも多少ネギが使われておりまして……」
あぁ、そりゃそうだよな
麻婆の中にネギは必要だもんな
残念だけど麻婆豆腐は諦めたほうがいかもね
「そのネギも抜いてくれる?」
ええッ!!!!!
いやいや!!!!!
それは無理だろ?
「……できる範囲で構いませんか?」
ええッ!!!!!
受けるの?????
断って良いんじゃないの?
「それでいい」
わっちゃー!
成立しちゃったよ!
「それと……」
まだ頼むんだ
よく食べる人だな
「豚肉の生姜焼きを単品で。こっちはネギだけじゃなくて玉ねぎも抜いてね」
ええええっっっっっ!!!!!
玉ねぎも抜いちゃうの?????
生姜焼きはそれが美味しいんやん!!!!!
あの、甘辛いタレに絡んだ豚と玉ねぎのコラボを楽しまなきゃ何を楽しむんだ?
つーか、どんだけネギが嫌いなん?
いや、待てよ……
たしかウチの小林千恵もネギも玉ねぎもダメだったような
やっぱり世の中にはいるもんだなぁ
*
キュウリは抜きやすいからまだ良いが、ネギを抜く苦労は大変だろう。
早いとこ克服して「抜き」で頼まなくて良いようになりたいものだ。
もう大人なんだから。
では、また。