2012-02-14 17:06:00
第十二章:<宮古>
テーマ:『おいしそうな』初遠征・珍道記の巻
宮古の駅前に着いたのは10時50分くらい。
窓辺に座っていたので駅前の辺を一瞥したのですが、志賀君らしき姿はありませんでした。
「まさかね。」
到着したら連絡を入れる話だったにもかかわらず、ついつい探してしまった自分に照れ笑いを浮かべ、バスの中でゆっくりモタモタ…、これでもか!というくらいの厚着を着こんでいました。
ふと車中を見渡すと残りの乗客は僕を含め2~3人。
僕より後ろに座っていた方が出口に向かい歩を進めてきたので、通路を開けるようまた自分の座席に体を戻すと、目の前にさりげなく見えた窓の外、群青の作業着を着た男。
彼は僕の顔を数秒間見つめ、やがて何かを確信したような眼差しになりました。
その確信の眼差しが完了するかしないかくらいのタイミングで僕の脳に確信をもたらした情報ー
「志賀君だ!!」
その瞬間、照れと喜びとこみ上げてくる何かが一気に押し寄せ、まるで『イスとりゲーム』の最後の一席を争った末、誰が席を獲得したのかわからない混沌とした感情になりました。
乗車の際、整理券を取らなかったことへの運転手さんのお小言など既に耳に入りません。
それまで「会ったら号泣するだろうな…」と予想していた自分ですが、その嬉しいんだか照れくさいんだか、切ないんだかくるおしいんだか、わからないモヤモヤした気分で、思ったほど涙は溢れませんでした。
「よく来てくれましたね!」
と、志賀君。
「よく生きててくれたね。」
とは、僕。
一風、大災害に襲われたとは思えないのどかで静寂した街並に
「何にもなかったように見えるでしょ?」
と、志賀君。
そんなとても大災害に見舞われたとは思えない呑気で明るいテンションの志賀君に
「うん、何もなかったように見える。」
と、心の中で切り返した僕。
この後、壮絶な光景を目の当たりにするとも知らず、
ひとまず中心街内にある志賀君のご自宅へ向かいました。
Android携帯からの投稿
窓辺に座っていたので駅前の辺を一瞥したのですが、志賀君らしき姿はありませんでした。
「まさかね。」
到着したら連絡を入れる話だったにもかかわらず、ついつい探してしまった自分に照れ笑いを浮かべ、バスの中でゆっくりモタモタ…、これでもか!というくらいの厚着を着こんでいました。
ふと車中を見渡すと残りの乗客は僕を含め2~3人。
僕より後ろに座っていた方が出口に向かい歩を進めてきたので、通路を開けるようまた自分の座席に体を戻すと、目の前にさりげなく見えた窓の外、群青の作業着を着た男。
彼は僕の顔を数秒間見つめ、やがて何かを確信したような眼差しになりました。
その確信の眼差しが完了するかしないかくらいのタイミングで僕の脳に確信をもたらした情報ー
「志賀君だ!!」
その瞬間、照れと喜びとこみ上げてくる何かが一気に押し寄せ、まるで『イスとりゲーム』の最後の一席を争った末、誰が席を獲得したのかわからない混沌とした感情になりました。
乗車の際、整理券を取らなかったことへの運転手さんのお小言など既に耳に入りません。
それまで「会ったら号泣するだろうな…」と予想していた自分ですが、その嬉しいんだか照れくさいんだか、切ないんだかくるおしいんだか、わからないモヤモヤした気分で、思ったほど涙は溢れませんでした。
「よく来てくれましたね!」
と、志賀君。
「よく生きててくれたね。」
とは、僕。
一風、大災害に襲われたとは思えないのどかで静寂した街並に
「何にもなかったように見えるでしょ?」
と、志賀君。
そんなとても大災害に見舞われたとは思えない呑気で明るいテンションの志賀君に
「うん、何もなかったように見える。」
と、心の中で切り返した僕。
この後、壮絶な光景を目の当たりにするとも知らず、
ひとまず中心街内にある志賀君のご自宅へ向かいました。
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