おいしい十和田ソムリエ

青森県十和田市在住のジュニア野菜ソムリエ「おいしい十和田ソムリエ」5名が、自然に恵まれた大地で育つ野菜や食材の魅力をお伝えします。


おいしい十和田ソムリエ



6月25日(火)日本野菜ソムリエ協会 福井栄治理事長のセミナーが自治体パートナー十和田市にあるブラスリーマスダで開催されました。市長や野菜ソムリエ、農業関係者、メディア関係者など約30名が詰めかけ、貴重なお話を聴講しました。


おいしい十和田ソムリエ


「野菜ソムリエをつくったわけ」と題した講演では、ご自身が協会を設立するに至った経緯から、「自分たちが売り買いしている商品としての食品は、子供たちに食べさせられるのか」といった問題意識を強く持っているということ、将来の日本の農業のあり方に対する危機感から、「日本の農業をどうやったら次の世代に継承できるのか」そのために野菜ソムリエはどのような役割を担っていけるのかについてお話しいただきました。


十和田市にじっくり滞在なさるのは、実は今回が初めてという福井理事長。


商社勤務時代、会社からの留学先であるインドネシアで目の当たりにした環境破壊の現状から食に対する危機感を募らせたとか。後に、オイシックス創業メンバーとして参画。商品ではなく食物としての視点で食品と向き合うにはどうすれはよいか、常に考えているそうです。


また向こう10年の協会の目標として「野菜ソムリエを社会インフラにしたい」とし、野菜ソムリエとして収入を得て活躍できる人たちを1,000人育てること、子供たちの野菜ぎらいを克服するための新事業を立ち上げることなどを話してくださいました。



福井理事長のお話を聞くと、いつも頭の中がクリアになり「もっともっと頑張ろう」と気合いが入りますね。



なお、セミナー後の会食では、JA十和田おいらせの協力により提供されたTOMベジ野菜と奥入瀬ガーリックポークの素材の良さを引き出したお料理をいただきました。地元食材をふんだんにつかったメニューに定評があるフレンチレストランブラスリーマスダならではの夏らしいメニューでした。




おいしい十和田ソムリエ


TOM-VEGEのアスパラ、人参、ニンニクなどをふんだんに使ったジュレ。

蒸したニンニクがごろりと一片入っていてるのは、ニンニクの生産量日本一の十和田市ならでは。夏らしい一品でした。



おいしい十和田ソムリエ

蒸し(?)奥入瀬ガーリックポーク。


塩麹を少し使っているそうです。

市内米田で温泉ミネラル栽培で葉物野菜を作っている川田農園さんの小松菜のペーストが添えられていました。

おいしい十和田ソムリエ



参加者の皆さんで福井理事長を囲み、記念写真。



Write : Sawako Terui , The Oishii Towada Sommelier

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いただいた、ふじもり農園さんのチコリと
リンゴ、ブルーチーズ、くるみで
「 あおもりサラダ 」をつくりました。

photo:01



チコリのかすかにほろ苦い味わいとシャキシャキした食感。大人の味ですね。

ふじもり農園さんのおかげで、すっかり十和田の冬の定番野菜です。

日が当たらないよう厳重に覆いをし、神経をつかって育てられたチコリ。少しでも光に当たると、変色してしまうデリケートな野菜なのだとか。

しかもふじもり農園さん、教科書やお手本となる人がいない手探りの状態から栽培を始めたのだそう。十和田市におけるチャレンジャーでフロンティアだったのです(2012年2月号広報とわだで取材させていただきました)

その想いを汲んで、取り出す時も、わざわざ灯りを消して暗闇で儀式のように慎重に行う私…。


チコリは、ヨーロッパ原産のキク科の野菜。フランス料理でよく使われます。アンディーブ(英)、シコレ(仏)とも呼ばれます。サラダにして食べるのが一般的で、グラタンなどにも入れます。

渡欧経験のある方のブログには、「アンディーヴは、日本へは英語圏から園芸種として入ってきたチコリという名称と、フランスから料理の材料として入ってきたアンディーヴという言葉が混在しているのだそうです」とありました。

ちょっとややこしい。でも野菜の名前って面白い。


このチコリとリンゴ、くるみ、“ブルー”チーズのカルテット。

何気なく組み合わせましたが、後からこの素材はすべて青森に関係していることに気づき「あおもりサラダ」と命名しました。

リンゴはいうまでもなく、くるみは縄文文化の歴史を覆した三内丸山遺跡にゆかりがあります。ブルーチーズはブルー=青とにかけて…。

それで青森⇒「あお盛り」っていうわけです。

とっても絶妙で口福なハーモニー。

んー、しあわせ~。


都心の高級スーパーでしか手に入らないような希少なお野菜、チコリ。なのに十和田では道の駅で購入できるのです。贅沢です。

また、十和田市では、ブラスリーMASUDAさんはじめ、ふじもり農園さんのお野菜をいただけるレストランが数軒あります。

photo:02


(こちらはブラスリーMASUDAさんにて)


この時期、十和田市にお立ち寄りの際にはぜひチェックしてみてください。


Write : Sawako Terui , The Oishii Towada Sommelier
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畜産が盛んな十和田市。

とりわけ肉用牛の質の向上と、産地の発展に貢献した第一人者である小山石達郎さんに広報とわだ新年号で取材させていただきました。



おいしい十和田ソムリエ


私にとって畜産農家さんに直接お話をうかがうのは今回が初めて。興味深いお話を聞くことができました。



御宅におじゃますると、小山石さんはワイシャツを着てもよっていらっしゃいました。私たちもすこし緊張。(もよるは、南部弁でおしゃれをするという意味)


小山石さんは、十和田市黒毛和種改良組合長を4期務め、優良繁殖雌牛の導入などで和牛産地の確立に貢献。その功績が認められ、平成23年十和田市農業賞を受賞しました。平成24年10月には、長崎県で開催された「全国和牛能力共進会」で全国和牛登録協会から登録事業功労者として表彰されています。


親から受け継いだ農業に従事し、30代で経営者になったとき、堆肥をとるため短角牛を3頭飼いました。その後、経営的な判断から黒毛和牛の繁殖に専念したそうです(いまでは、畑作稲作農家から肉牛肥育農家へ経営転換することは難しいようです)。



すべて独学で学び、昭和50年には県のチャンピオン賞受賞の牛を育て、全国大会に出場するまでになりました。



肉牛肥育は系統と発育が大事で、高い評価の牛になるかどうかは、3頭を生まないと判断できないのだそうです。お母さん牛の責任大きいですね。




おいしい十和田ソムリエ

( 牛は体温が高いので多少寒くても平気 )



小山石さんは、十和田市黒毛和種改良組合の組合長になってから、和牛改良に尽力されました。きめ細かな霜降りや味の良さに定評のある宮崎の「安平(やすひら)」や鹿児島の「安福久(やすふくひさ)」の系統を買い付けにはるばる出かけたそうです。


努力が実り、1頭100万円クラスの雌牛が全国各地へと売れていきました。そして十和田市は産地としてますます評価が高まっていきました。



組合の会員さんたちには「自分の牛が出品されていてもいなくても、とにかく共進会(牛の品評会)に通って、観察し、眼を養うことが大事だよ」と指導したのだとか。




おいしい十和田ソムリエ
( この厩舎の中に子牛がいました )


そして最近、市郊外でよくみかけるホールクロップサイレージ。


刈り取った稲を裁断し、発酵させてつくる牛の飼料のことで、田んぼの中に等間隔で置かれた大きく白い円柱がそれです。水田の生産調整に貢献し、飼料の自給率向上を図れ、コスト削減まで実現できるのだそうです。



このシステムを導入したのも小山石さんたちの功績。発酵は牛でも人間でも健康によいのでしょうね。厩舎の牛たちも伸び伸びと健やかに育っているようでした。




おいしい十和田ソムリエ
( ホールクロップサイレージの飼料 )


小山石さんは、古希を過ぎてもなお現役。今日より明日は良くなると願い、息子さん世代に負けじと頑張っているそうです。生涯現役、すばらしいですね。


取材へのご対応ありがとうございました。




…畜産農家さんへの取材は未知の分野なだけに、帰りの車中では市役所畜産農地課の方への質問タイムになっていました。





Write: Sawako Terui ,the Oishii Towada Sommelier

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