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2005-05-31 21:44:16

カフカ/カフカ寓話集

テーマ:小説
著者: カフカ, 池内 紀
タイトル: カフカ寓話集

「変身」で有名なカフカの短編を収録した本。「寓話集」とあるが、別に寓話という言葉にこだわっている訳ではなく、この本よりも前に出た「カフカ短篇集」という本があるため、区別するために「寓話集」としたらしい。

正直なところ、難解なために収録されている短編のうち半分くらいしか理解出来なかったが、結構長めの「巣穴」、「断食芸人」という作品と、いくつかの非常に短い(1,2ページくらい)短編は面白かった。
「変身」と「城」は有名なカフカだが、他の短編等はあまり知られていない。しかし短編は「大人の童話」(矛盾してるけど)といった面白さがあり、単純に面白かったり、考えさせられるものがある。

今回は、収録されている中で恐らく一番長い「巣穴」という作品について紹介させて頂く。
この作品は、地中に巣穴を掘って住んでいる生き物(僕はモグラだと思ったが、明示されていないのでどんな生き物を想像しても良い)の一人称によって書かれている。
静けさと安全を愛する主人公が巣穴に居ると、物音が聞こえ始める。小さい生き物か? それとも自分を喰らってしまうような大きく凶暴な生き物なのか?
穴をどう改良すれば良いか、どうすればこの危険を回避すれば良いのか、等と言った主人公の葛藤を書いている。
そもそも、別に外敵が迫っている訳ではないかも知れないのだが、主人公の妄想はどこまでも広がっていく。この作品に限らず、カフカの小説は不安や妄想に溢れていて、恐ろしかったり、共感する点があったりして非常に面白い。
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2005-05-30 21:42:19

テスト

テーマ:日記
アゝツカレタ。

<今日のできごと>
本日は学校の中間テストを受けて参りました。まあそれなりには出来たんじゃないかと。
とりあえずこれで(二週間後のテスト期間まで束の間の)自由の身だー!
・・・太字のカッコの中が気になりますが、気にしてはいけません。
例え光が見えても、油断して後ろを振り向いた途端に冥界に引き戻されてしまうのが学生の現状なのです(激しく脱線)

<現在読んでる本>
早速、買ってきたカフカ寓話集 を読んでおりますが半分は意味がわからず。
というか一編がかなり短く、1~2ページくらいで終わってたりします(詩に近いものがある)
しかし「巣穴」という結構長いやつは面白く、何かの穴を掘る生き物が物音を聞きつけ、「自分を脅かす存在が迫ってるんじゃないか」と延々と被害妄想や予測を繰り返す、というお話。
基本的にカフカの小説は妄想に溢れているのですが、そういうところがなんか好きです。
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2005-05-29 23:18:12

アー

テーマ:日記
風の噂によると、近所に新しい住人がやって来たらしく。近所って言うかうちの斜め前でして。

噂1・・・その筋の方らしい。
噂2・・・腕に彫り物が有るらしい。
噂3・・・奥さんは外国(アジア系)の方で、日本語は喋れないらしい。その奥さんが一人で何かの歌を歌ってたらしい。
※嘘っぽいけど本当です。ネタじゃないのです。

そういえば引っ越しの時にちょっとガラの悪い方々が出入りしてたなあ・・・。あと今日思いっきり子供を叱りつける声が聞こえたし。
すれ違った時とかどうしよ。「あ、この人が!」という一瞬の納得の表情を相手に悟られたらどうしよう・・・。「何見てんだコラ」みたいな。
あーどうしよ・・・・・。
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2005-05-28 23:38:24

海辺のカフカに影響されすぎな自分がいる

テーマ:日記
あーテスト近いのに何やってんだ自分。

<今日のできごと>
本日はブックオフへ行きました。
ブックオフはたまーにチェックすると丁度欲しかった本が100円だったりするのです。最近店員の業務態度がおかしいけども。(仕事中に二人で談笑してたり他の店員の陰口言ってたり全体的に「あんたら友達同士でバイトすんなや」って感じだったり・・・それについては別の機会にまとめて書く所存に御座います)

「海辺のカフカ」を読んだら面白かったので、村上春樹の本を購入。
あとカフカの本が読みたかったので探してたら(これも例によって海辺のカフカに影響されたという)、「カフカ寓話集」なる岩波文庫の本があって購入。大体「変身」しか置いてなかったりするのでラッキーでした。

<最近読んでる本>
先週から読んでた保坂和志の「プレーンソング 」という本を読み終わったので、カフカ寓話集を読もうかと思います。

<誤解されてる方がいらっしゃるかもなので>
タイトル通り海辺のカフカを読んだら色々影響されてしまった(村上春樹とかカフカとか大公トリオとか)僕ですが、当ブログの「海辺の読書記」という名前はそれにちなんでつけた訳ではないです。偶然の惨劇です。
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2005-05-27 23:25:31

大公トリオ

テーマ:日記
海辺のカフカに出てきた、ベートーベンの「大公トリオ」とやらが聴きたい。明日ツタヤが半額っぽいので、借りに行きたいんですが。
しかしクラシックの知識など皆無なので、CD屋へ行ってもどれが海辺のカフカに出てくる「大公トリオ」とかいうCDなのかわからないのです。ホシノくん(登場人物です)よく見つけられたなー。

ていうか「大公」って何だ?
あと「トリオ」って何?





・・・・・・・要するに何もわからんのです。

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2005-05-26 22:48:22

森見登美彦/太陽の塔

テーマ:小説
著者: 森見 登美彦
タイトル: 太陽の塔

「何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。なぜなら私が間違っているはずがないからだ。」

京都が舞台の青春小説。
変わり者揃いの友人達、後輩への恋、膨らむ妄想。現役京大生が書く、ひねくれた学生の物語。

この作品ほど、読んでいて笑いが止まらない作品はないのではないかというくらい、終始笑える。
文章で笑わせるというのは難しいと思うのだが、固い文体で妄想全開に語るモテない学生の姿が可笑しくて仕方がない。
主人公を取り巻く、友人達のその変人ぶりといったら凄まじいもので、皆一癖も二癖も持つ男達で、一人ひとり本当に面白い。
青春モノの作品は「爽やか」という印象を受けるものが多いが、この作品は寧ろ逆で、作品の最初の方でも作者自身「男汁にあふれ、読了したあかつきには体臭が人一倍濃くなっているはずである」等と恐ろしい表現をしている(笑)

塩は男なので「あー男ってこうだよな」と共感する部分が有ったが、女性が読むとどのような印象を受けるのか気になる。(しかしまあ女性が読んでも笑い転げる、と思う)
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2005-05-25 23:25:44

テーマ:日記
集英社文庫 のHPをチェックしたところ、「天切り松」の第三巻が来月文庫化されるらしい。
・・・待ってましたー!
近々四巻が出る、という時に出るので、大体一巻遅れで出る感じなんですかねー。
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2005-05-24 22:38:11

五木寛之/日本人のこころ

テーマ:エッセイ
著者: 五木 寛之
タイトル: 日本人のこころ〈1〉
「日本史の最底辺に下降せよ。そこに、日本人がかつて持っていた知られざる豊かな世界、その驚くべき情念と、生き方を探す旅に出た。」
日本史を辿り、現在の日本人について考える、という本。
研究は綿密で、研究にとどまらず五木寛之自身による仮説や予想から、昔から続く日本人の姿というものを考えさせられる内容となっている。上に引用した帯の文句に相応しい凄味有り。
全六巻のシリーズになっていて、今回は一巻の紹介(というよりまだ一巻しか読んでない)。

一巻は「大阪は宗教都市である」と「京都は前衛都市である」という見出しの内容について。
一瞬「えっ?」と思うかも知れない。何故なら、大阪の人は合理的で、神や仏に頼らず生きている人が多い、京都は昔からの伝統を重んじる傾向にあり、とても「前衛都市」というイメージからかけ離れている、というのが世間一般のイメージだからである。
しかし、「日本史の最底辺に」下降するわけなので、そこには現在では忘れ去られているような京都・大阪の姿があり、実はその姿が現在にも生き続けている、という感じで現在の京都・奈良を解剖(?)していくのである。

個人的には大阪城が建つ前に栄えたという「寺内町」の話が一番楽しく読めた。寺内町とは寺の境内がそのまま町になっている、という形態の町のこと(「門前町」とはまた異なる)。
その寺内町は差別を超え、戦国の武将でさえも恐れていたというネットワークが存在していた、という興味深い事実が。

日本史が現代に活きてくる、日本史によって考え方が変わる本。内容の濃さは専門書に匹敵するが、エッセイを読んでいるのと同じ読みやすさ、という「良い本」なので、興味を持たれた方は是非。
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2005-05-23 22:33:03

カレー話第一弾

テーマ:カレー
ginzakuro
本日食べた「銀座黒カリー」というレトルトカレーのご紹介。価格は260円ほど(安いときは200円ほどで売っているらしい)
本を買いにイトーヨーカドーへ行ったついでに買ってきました。(そして読みたい本がなかったので本は買えませんでした)

「黒」カリーというのはどういう事かというと、パッケージ裏にちゃんと書いてあります。
「おっとしまった、玉葱を炒めすぎて仕舞ったゾ」
昭和初期、銀座の隠れた名店「金鶏亭」。そのマスタアのちょっとしたうっかりから生まれたという黒カリー」です。

ですって。
まあそんなうっかり八兵衛なマスタアに惚れて買ってきたわけです(何

パックからご飯にカレーをかけてびっくり。本当に黒いのです(当たり前ですが)。まあ黒いからそこまで変わった味かっていうとそうでもないですけど。普通に美味です。
じっくり炒めただけあってまろやかな味。黒ごまとココアが入っている事もこのまろやか感に一役買っているっぽいです。(以前食べたカレーマルシェ に似てるかも)

辛さ(さほど辛くないです)
☆☆☆★★
旨み(まろやかで良い感じ)
☆★★★★
コストパフォーマンス(まあ普通)
☆☆★★★

※上の☆による評価の基準値はわりといい加減です(ぉ
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2005-05-22 12:36:59

村上春樹/海辺のカフカ

テーマ:小説
著者: 村上 春樹
タイトル: 海辺のカフカ (上)

著者: 村上 春樹
タイトル: 海辺のカフカ (下)

「世界でいちばんタフな15歳の少年になる」と決意し、中野区にある家を出る田村カフカ少年。
9歳の時に記憶を失い、猫の気持ちを理解する能力を持つ初老の男・ナカタさん。
一見全く無関係な人々が運命に巻き込まれ、四国にある図書館を通じて繋がっていく・・・。

村上春樹の作品を読むのはこれが初めて。上に書いた紹介文では意味がわからないかもしれないが、「続きが気になる!」と思ってどんどん読んでいく感じの作品なので、こんな感じで。この面白さは読んでみないとわからないかも。

あまり話の展開は紹介できないので、取り敢えず紹介出来る事から。
まず、魅力的な登場人物。個人的に好きな登場人物は、私立図書館で働く、知的な魅力と、ある”秘密”を持った青年・大島さん。
この人と田村カフカ少年の、回りくどい表現や引用(ギリシャ神話等)だらけの会話が読んでいて非常に面白かった。 (この会話パターンが嫌いな方もいるらしい・・・わかる気はする)

また、謎の多い世界観も良い。
ただ、この作品は最初に提示した謎が綺麗さっぱり解ける、という感じではない。上巻のラストと下巻の最初で少しずつ謎が解けていき、最後は哲学的になって何となく終わる感じ。
僕は上巻のラストでかなり盛り上がっていたので、「謎が氷解する」という感じではないラストの展開は少し残念な気もした。

ノンストップで読書したい方にお勧め。時間の無い方は・・・辛いかも。(僕はテスト期間中に読んだ事を後悔しました)
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