久しぶりにアカボシの幼虫を見に行った。
結論から言うと、わんさかエノキに付いていた。
ミッケ①
ミッケ②
ミッケ③
サドルの低い息子の自転車を借りて、虫カゴとハサミを持ってウロウロ
すれ違う人にしてみれば、雑草に向かってカメラを向けてる変な奴にしか見えないだろう(≧∇≦)
ミッケ④
ミッケ⑤⑥
ミッケ⑦
ミッケ⑧
県道沿いの伸びきった植栽帯は、盆前に一度剪定されて、成長の早いエノキの幼木が再び生え沿ったところ。
ミッケ⑨
終齢幼虫だけget!
ミッケ⑩
産卵中の親を発見(p_q)
車がバンバン通る県道沿いで産卵する姿は、やっぱり違和感あるな〜。
ミッケ⑪
ミッケ⑫
ミッケ⑬
ミッケ⑭
ミッケ⑮
ミッケ⑯
ミッケ⑰
ミッケ⑱ + 卵
ミッケ⑲
手に取るとこんな感じの大きさ。
ちなみに↓は、春先の終齢幼虫。
まったく模様が違うから、同じ蝶とは思えない。。
ミッケ⑳
ミッケ㉑
ミッケ㉒
ミッケ㉓ + 卵
ミッケ㉔
ミッケ㉕
卵ミッケ
ミッケ㉖
ミッケ㉗
ミッケ㉘番目は、サナギ。
これだけ終齢幼虫が居れば、サナギも居るかなーと思ったら、やっぱ居た。
↓のエノキなんて、葉っぱがボロボロなのに幼虫が1匹も居ないから、おかしーなーと葉っぱの裏をかき分けてみたら、、、
サナギの殻が出てきた。
やたらと低い位置で蛹になっていたのが気になる。。
ほぼ幼木の根元。。
こんなとこで羽化したら、周りの枝や葉、つるがあって羽化しづらいのでは?
羽がボロボロになるのでは?
と考えてしまう。
何か理由があるのかな?
鳥に見つからないように?
同じ幼木に、羽化前のサナギも着いていた。(ミッケ㉙)
食事中ミッケ㉚
ミッケ㉛
フワフワと親が飛んできて産卵を始めた。えらい確率で産卵に出くわすもんだ。。そりゃ、こんだけ幼虫が居るわけだ。
ここでまた、この親が奇怪な行動に出た。。
枝先の新芽に産卵すると思いきや、木の根元に止まるやいなや、奥へ奥へと潜っていくではないか。なぜ?
見えない所まで行ってしまったので、その奥で産卵していたかまでは確認できなかったが、羽がボロボロになるリスクを犯してまで何故そんな行動をしたのか?
これもまた、孵った幼虫を鳥から守る為、見つかりづらい所に産卵したのか?
もしかしたら、この特徴がアカボシの勢力拡大に繋がっているのかも、、、
数匹の終齢幼虫を我が家の飼育室へ持ち帰り。
蛹も先輩たちの隣りに並べてやった(^^)
アカボシゴマダラは、一年を通して4回親になると言われている。
越冬した最初の世代が、5月のGW頃に羽化している事を考えると、今いる終齢幼虫は3クール目の羽化をこれから迎えると思われる。
今産卵された奴は、少し遅い3クール目か、少し早い4クール目かな。。
なかなか面白いのでもう少し観察を続けよう。