現代のアイドルを俯瞰した内容を書き記したいと思います。

勿論、主観的内容(嗜好)になってしまいますが、なるべく公平に時には客観的に綴ってみたいと思います。

アイドルと言っても女性がメインで、とりわけ若手女優を中心に記述します。

私的アイドル考ということになればという思いです。

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2012-01-29 22:10:33 posted by ohtaka123 テーマ:アイドル戦国時代

2012年のアイドル界の展望(アイドルグループ篇-SUPER☆GiRLS)

2012年のアイドル界の展望(アイドルグループ篇-SUPER☆GiRLS)

SUPER☆GiRLS(iDOL Street)の再編成はあるのか?

【本題の前に】

①深夜の受信メールに訝しむ
今回は、Hello! Projectに続き、SUPER☆GiRLS(iDOL Street)について記述する。さて、本題の前に、AKB48平嶋夏海米沢瑠美AKB48活動の辞退について触れておく。実質的には解雇と言っても良いだろう。土曜の朝、いつものように携帯のメールをチェックしていると、トガプロから真夜中の3時頃に『お知らせ』の題名のメールが受信されていた。何かあったと直感し、リンクを辿ると、既報の通り両名のAKB48辞退である。平嶋夏海ぐぐたすを見ると、まだ祭りにはなっていなかったが、コメント多数、平嶋夏海2chの応援スレは既に平嶋を偲んでいて、フアンの切ない嘆きと落胆。展開の速さに唖然としながら、トガプロから続報で、経過の説明あり。AKBMobile平嶋夏海blogに残っている「埼玉スーパーアリーナと47都道府県を楽しみにしている。」というメッセージが虚しい。私は特に平嶋夏海フアンではないが、AKB48にいてほしい存在だと思っていたので残念。特に名曲『完璧ぐーのね』がもう二度と元のメンバーで見れないかと思うと寂しいものがありる。

②AKBフアンにとって、過去最大の衝撃
頑張りなっちゃんの6年間が1夜にして終焉、米沢瑠美の自爆に巻き込まれた結果だが、このルールだけは曲げられないのはフアンの誰もが知っている。もの凄く厭世的な気分になっていたら、2/5の握手会でお別れの機会があるときいて少し心が和んだ。平嶋フアンの人は、最後のお別れができるのが慰みかもしれない。AKB48に過去最大の激震が走ったことは、マスコミよりフアンが一番よくわかっているはずだ。まさに劇場の主がもう劇場でパフォーマンスを見せることができないのだ。3年連続で選抜総選挙26位であることは、中堅層のメンバーがほとんど順位を落としているのに対して、いかにコアなフアンを擁しているかがわかるでろう。
選抜メンバーではないものの、1期生であり、ワロタのキャプテンでもある平嶋夏海AKB48の努力というワードを体現している一人で、ことのほか影響力は大きい。これがアイドルブームが下火になる契機にならないことを祈るばかりだ。

【2011年のSUPER☆GiRLS】

1)スパガ結成の目論見
エイベックスのアイドルグループ結成が始動したのが2009年12月で、メンバーが決定した20010年6月12日がこのグループの誕生日になる。また、SUPER☆GiRLSオーデョションに先立ち、新たなガールズグループを結成するという動きがあり、それが現在の東京女子流になる。同じエイベックス・マネジメントで、一気に二つの女性アイドルグループの誕生かと思えるが、両者が決定的に異なるのが、東京女子流がavex traxレーベルでの発売に対し、SUPER☆GiRLSはアイドル専門のiDOL Streetであることである。東京女子流がガールズ・ダンス&ボーカルグループで、SUPER☆GiRLSは、女性アイドルグループで事務所内競合はないということになる。
また、2009年と言えば、AKB48の第1回選抜総選挙が開催され、大手のレコード会社もやっと、この大きなムーブメントに気づき、アイドルブームが単なる一過性で局所的なものではなく、大きなビジネスチャンスになることを理解しはじめた時期だ。

2)グループアイドルブームを逃すな
むしろ、雌伏のときを耐えていたのは、デフスター(SME)で、AKB48の可能性に賭けていたが、ついに2008年2月27日発売の『桜の花びらたち2008』で両者の関係は終焉してしまう。一般的には、採算が合わない、マーケティングに金がかかるという理由で手放したと言われているが、小職が考える実情は違うと思っている。既に、2008年に於いては、AKB48の名は轟いており、この頃から独占禁止法問題や所謂『秋元商法』で週刊誌を中心に大バッシングを受けていた頃だ。2008年4月にはデフスターの社長交代もあり、ソニーとしては、このアイドルグループを抱えておくことは大きなリスクという結論をだしたのではないか。。デフスターのAKB48担当者の先見性がなかったというのは、本質を見誤っているのではなかろうか。
はAKB関連に脱線してしまったが、AKB48が蒔いた種は確実に収穫の時期を迎えていたのである。そこで、誕生したのがSUPER☆GiRLSということになる。

3)初期のプロモーションは失敗
大きな期待を背負って登場した割には、デビュー当時は順風満帆とは言い難かった。デビュー前から雑誌を中心にメディアで大きく取り上げられ、エイベックスがアイドル界に本気で進出という期待値は高まった。レコードデビューは、シングルではなく、アルバムからで、『超絶少女』、そうスーパーガールの和訳であったが、結果はオリコン32位で、推定売上枚数が4905枚という寂しい船出であった。AKB48の1stアルバムがオリコン29位で15921枚であったのと比べても期待値から遥に低い実績であったことがわかる。ライブに於いても年末のなんばHatchの公演中止で人気のなさが露呈すると、悲劇はそれだけに止まらず、日本青年館大ホールでの公演中止と惨憺たる船出であった。AKB48が、新年恒例のリクアワ2011でチケットが既にプラチナ化していたのにもかかわらずである。

4)アリオ巡りでコア層を増殖
これを期に、SUPER☆GiRLSはデビューシングル『頑張って青春』を引っさげてミニライブ路線をとり、また、セカンドシングル『MAX!乙女心』でアリオ巡りを復活させることになる。結果、『がんばって 青春』では、初週13552枚の売上でオリコン5位、『MAX!乙女心/Happy GO Lucky!~ハピ☆ラキでゴー!~』では同じ5位ながらも29027枚とイトーヨーカ堂とのタイアップも奏功し、何とか軌道修正してきた。このあたりから、はっきりと、握手会でしか会いにいけないアイドルAKB48の難民受け入れ先として整ってきた。3rdシングル『女子力←パラダイス』を含むスパガのステージは、TOKYO IDOL FESTIVAL 2011のメインステージとも言える熱気溢れるものであった。なにしろ、このフェスでのスパガ人気は他を圧倒しており、物販、握手会、ステージとスパガ関連は混雑必至という状況。CDセールスもオリコン2位(初週48917枚)、年末のレコード大賞の最優秀新人賞こそFairiesに譲ったものの、愈々、モー娘。の背中が見えてきたのが2011年である。

【現行メンバーはAB型が最大勢力】

このグループでユニークなのは、AB型の多さ。AB型は日本人では10人に1人の割合なのに、スパガには、なんと!4人もいる。そして、O型は何と0。AKB48がA型篠田麻里子、前田敦子、板野友美B型大島優子、柏木由紀、高城亜樹)、O型小嶋陽菜、指原莉乃、宮澤佐江AB型高橋みなみ、渡辺麻友)とメディア選抜が見事にバランスよく配置されているのと対照的である。

八坂沙織   1989年2月16日  東京都  A型
志村理佳   1992年10月2日  神奈川  A型
稼農楓     1992年10月6日  埼玉県  A型
秋田恵里   1993年4月2日   愛知県  A型 卒業
渡邉ひかる 1994年2月15日  北海道  A型
宮崎理奈   1994年2月21日  福岡県  AB型
勝田梨乃   1994年7月10日  北海道  AB型
荒井玲良   1994年9月25日  東京都  AB型
田中美麗   1996年10月14日 埼玉県  B型
溝手るか   1997年1月25日  大阪府  A型
後藤彩     1997年3月5日   兵庫県  AB型
前島亜美   1997年11月22日 埼玉県  B型

【2012年の注目点】
1)ヒット曲が欲しいスパガ
まずは、2/1日発売の『EveryBody JUMP!!』の初週売上枚数で、1stアルバムを上回ることは当然ながら、AKB48の1st『SET LIST 2006~2007』15,000枚が目標となる。ただ、6,500円という高価格がどう影響するかという問題はある。また、AKB48以外のアイドルグループは、ある意味AKB48の動向に振り回される傾向がある。特に、AKB48に近いコンセプトのSUPER☆GiRLSは顕著である。例えば、AKB48の主力メンバーが、スッキャンダルな話題を提供すれば、それはAKB48グループを超えて確実に他のアイドルグループにも影響を及ぼす。ここ数年は、アイドルグループの黄金時代であったが、また暗黒時代に戻ることも考えれないことではない。そういう意味では、アイドルグループ全盛期であるこの時期に爆発的にヒットする必要がある。、SKE48『パレオ』以降エイベックスとの契約になったことも関係しているのかスパガのマスでのプロモーションは、最近は地味になってきた印象を受けるので、2012年はいい意味での話題を提供する存在にならなくてはならない。秋田恵里の卒業公演にもなる2月の日本青年館大ホールのリベンジ公演は即日Sold Outとなる幸先は悪くない。

2)2012年に達成すべき目標と課題
①CD初週10万枚超え
初週10万枚超えは、2011年の女性アイドルグループに於いては48グループしか達成していないPerfume『レーザービーム』93828枚であるので非常に厳しい数字に思われるが、Perfumeの場合は、初週以降も暫くは売れるので累計では10万枚を楽に越える。つまり、初週10万枚を越えれば、AKBグループやJとぶつからなければオリコン1位が狙えるということだ。

②大会場でのライブ
1360名収容の日本青年館大ホールはクリアしたが、目標はももいろクローバーが行ったさいたまスーパーアリーナや4月に行う横浜アリーナ(2days)になるはずだ。現在のところ、ももクロの集客力には遠く及ばないが、このクラスに目標を設定できるかが、スパガのステップアップの鍵になる。

③メンバー編成及びセンター
秋田恵里の卒業を機に、一気にチーム編成を変えるか、メンバー1減でそのままやるか、1名加入させるかということになるがiDOL Streetのメンバーを大挙昇格させる手もある。iDOL Streetからの昇格メンバーを総選挙で選ぶという「スパガ昇格総選挙」投票権封入でCDを売るのも面白いかもしれない。
『EveryBody JUMP!!』のPVで見て取れるのは、前島亜美のセンターは安泰で、荒井玲良勝田梨乃の94年生まれ組みを主要ポジションに配置してある。その分、八坂沙織は後退しているので、今年は世代交代が進むことが濃厚である。キーマンは当然ながらアイドルスキルの高い前島亜美で、そろそろハニーボイスから卒業して名実ともに中心になる必要がある。

④iDOL Street

言わば、AKB48でいうところの研究生といえばよいのか。少し違うのは、下記のグループで小劇場で独立して公演しているところで、AKB48劇場公演のように正メンバーと混じることはない。また、AKB48研究生が事実上、正メンバーの後輩というだけで、枠があけば昇格が見えるのに対して、iDOL Street生からのスパガ昇格は今のところない。尚、iDOL Streetに参加しなかったのが”みゆぽん”こと現在AKB48研究生大森美優で、人気急上昇の次世代選抜候補と見ている。(今週は緊急で平嶋、米沢の代打を務める)また、「avex audition 2006」に合格した溝呂木世蘭の同期には、SKE48古川愛李9nine村田寛奈NMB48太田里織菜がおり、エイベックスでもスパガの溝手るか東京女子流新井ひとみ、女優では重本ことり、金澤美穂などがいる。この世界狭いものだとつくづく感じる。さて、このグループが単独で行くのか、スパガへの合流を視野に入れての活動を行うのかが2012年には見えてくるだろう。

e-Street
関根優那   1994年9月28日  B型
渡辺亜紗美 1994年9月27日 O型
島崎莉乃   1996年5月15日     O型
鈴木友梨耶 1996年8月28日 A型
溝呂木世蘭 1997年4月22日 A型
青木詠夢   1997年12月31日 O型
永井日菜   1998年2月6日        A型
菅野恵美里 1998年6月22日 B型
鈴木真梨耶 1999年9月26日 O型

w-Street
浅野由来音 1995年1月23日 O型
西山咲笑   1996年5月2日   A型
石神澪     1997年4月16日  A型
山内夏星   1997年6月3日        B型
山本真凛   1997年6月11日  A型
藤井睦     1997年8月13日    O型
坂元葉月   1998年9月9日        O型
小鷹狩百花 1999年2月21日 AB型
豊島あみ   1999年8月20日     O型


【スパガ総論】
スパガはデビュー時の頃は、一気呵成にという焦りがあり、メンバーのスキルが未熟なまま、名前だけが有名になり、公演中止という大きな代償を払った。しかしながら、地道な活動に舵をきったことにより、見事に蘇生した。ただ、AKB48という山のような存在は遠くに霞んで見える距離にあるのも事実。まずは、長い歴史を有し多くのハロプロフアンを擁するモー娘。、ライブのスーパースターももいろクローバー、地道にライブ活動を続けるぱすぽ☆、メンバーのリフレッシュでパワーアップしそうなアイドリング!!!とのバトルが楽しみである。
特に「めちゃイケAKB48以外だらけの大運動会」で見せた後藤彩VS森詩織(ぱすぽ☆)との因縁対決もあり、2012年も彼女たちから目が離せない。








2012-01-23 02:34:13 posted by ohtaka123 テーマ:アイドル戦国時代

2012年のアイドル界の展望(アイドルグループ篇-Hello! Project)

2012年のアイドル界の展望(アイドルグループ篇-Hello! Project)


【1】AKB48の独走に拍車がかかった2011年

2011年は48グループの独走に拍車がかかり、もはや、アイドル戦国時代の中では別格の扱いとなり、自ら公式ライバル「乃木坂46」を送り出し、マスコミに格好のネタを提供する様相を呈してきた。オリコン年間売上トップ100をみても明らかで、アイドルでランクインしたのは、AKB48(1位~5位独占、52位、76位、92位、100位)、SKE48(9位、11位、17位)NMB48(13位、18位)、NotYet(22位、34位、35位)板野友美(27位、59位)、前田敦子(33位)、フレンチキス(49位、51位、78位)、渡り廊下走り隊(57位、73位、49位)、ノースリーブス(62位、69位)、DiVA(88位)、SDN48(95位)と48関連以外はランクインしていない。トップ100で若干アイドル色があるPerfumeと韓流のKARAもいるが、フアン層や彼女たちに求めるものも異なるので、同じ土俵で言及するのには適さないであろう。そこで、複数回にわたって、非AKB系(48ファミリー以外)のアイドルグループの昨年の活躍と今年の展望について考察してみることにする。

※アイドルグループではなくても、真野恵里菜、吉川友などソロでも他のアイドルグループに影響があるタレントや武井咲、桐谷美玲など女優兼モデルでも、アイドル色が強い歌手も今後言及していく予定である。

【2】2011年の傾向
1)二番手集団の通信簿
2011年は、AKB48ファミリーが他のアイドルグループを突き放し、名古屋に続き、大阪、福岡にも姉妹グループを築き、最早、AKB48の対抗軸がなくなり、熾烈な二番手争いが激しさを増してきた。一昨年は、モー娘。アイドリング!!の序列は何とか守られていて、その直下にも、Berryz工房、℃-ute、ももいろクローバーを挟みスマイレージハロプロ軍団で他のグループの進出を阻止していた。(オリコン初週レコード枚数は、AKB48ファミリー及びユニットを除くと、モー娘。アイドリング!!!、Berryz工房、℃-ute、ももいろクローバー、スマイレージの順番)。
初週1万枚を超えたのは、上述のグループの他は、北乃きい、とハロプロ勢の真野恵里菜、Buono! 腐男塾(中野腐女子シスターズ)、元AKB48の大島麻衣と、ある意味ハロプロはAKB48に政権を奪取されたものの、対抗勢力としの地位は保たれていた。勿論、ももクロの勢いは看過できるできないレベルに達してきたことも事実である。

2)5グループが団子状態
2011年は、モー娘。が何とか2位を確保したものの、SUPER☆GiRLS、ぱすぽ☆、ももいろクローバーZに差を詰められ、アイドリング!!!を加えて、盟主のAKB48に従う五奉行の構図を示してきた。
初週売上のベストでは、モー娘。、SUPER☆GiRLS、ぱすぽ☆、アイドリング!!!、ももクロの順番)この五奉行に続くのが、ハロプロの副官クラスのスマイレージ、Bz工房、℃-uteであるが、女優の武井咲が℃-uteの上位に来ているのが特筆すべき点である。また、ハロプロ軍団の末っ娘グループのスマイレージが、軍団No2に躍り出たのも変化である。武井咲は、先輩の上戸彩(Z-1)の正統な後継者であるが、オスカー自体は、美少女クラブの不完全燃焼という痛い記憶があるため、本格的にアイドルユニットでこのカテゴリーに参戦することはないであろう。

3)第三集団は、ダンスミュージック系、女優パフォーマンス系の個性派揃い
1万枚超えでは、EXILE系のガールズユニットが結集したE-Girlsや、グループのFLOWERHapiness、吉本興業のYGA、ハロプロ系では吉川友、真野恵里菜のソロ組とシャッフル系のBuono.、エイベックスの東京女子流と年末デビューしたSPEEDの夢よもう一度のFairliesがいる。
1万枚にわずかに届かなかったものの、安定して7,000枚を超える売上を持つレプロの9nineがこれに続く。
その他で、週間50位に入ったグループは、メジャー系では、bump.yがいるが、楽曲も昭和モダンテイストで悪くはないのだが、エースの桜庭ななみの女優業が成功しているので、ライブ活動がほとんどないため、人気の割りに売上枚数が伸びない。これは、川島海荷擁する9nineにもいえるが、こちらのほうが、まだライブ活動をしている。「会いに行けるアイドル」路線を打ち出したAKB48以来、ライブ活動が少ないアイドルユニットが売上枚数で実績を残すことは難しい。bump.yの所属するSweetPowerでは桐谷美玲がCDを出したが、元Seventeenのカリスマも、Seventeenの後輩でもある武井咲旋風の前では存在感を発揮できなかった。元AKB48の大島麻衣も、CD売上枚数では、2010年よりも落としてしまっている。

4)さくら学院と私立恵比寿中学は我が道を行く
ユニークな路線で、わが道を走るさくら学院私立恵比寿中学は、売上枚数は5000枚(初週)にも達しないもののじわじわと知名度をあげ、独自の地位を気づきつつある。さくら学院は、どのアイドルグループも避けるAKB48との同一日のCD発売やライブを行う傾向がある。恣意的か偶然か運営にきかないとはっきりしたことはわからないが、AKB48恐れるに足りずという意欲的なアイドルグループである。このあたりは、別の機会で詳しく触れたい。

5)他のメジャー系
他のメジャー系では、SMEレーベルのTomato n'Pineは、どちらかというと小池唯のグラビア活動が目立つ。ライブ中心のprediaはプラチナムパスポート所属 のぱすぽの妹分で対抗は篠崎愛率いるAellあたりになるのか。エイベックスレーベルのDream5は、NHKのお墨付きグループである。

6)非メジャー系は、地下系とローカル系
非メジャー系では、5,000枚を超えたのがAKBN 0。これは、Melodix出演の影響が大きいと思われるが、現状は東京ローカルアイドルで存在感を発揮。アングラ(地下)系では、小桃音まい、Doki Doki☆ドリームキャンパスのSweet-Kiss Promotion勢、アフィリア・サーガ・イースト、秋葉原ディアステージのでんぱ組.incが、地下系の雄でありレコード枚数売上が裏付けている。

【3】2012年の展望
2012年は、モーニング娘。、SUPER☆GiRLS、ぱすぽ☆、アイドリング!!!、ももいろクローバーZの第二集団から抜けさせるグループが出てくるのか。さらに、さくら学院、私立恵比寿中学、Fairlies、東京女子流のJC中心のグループの本格化、中堅どころのYGA、9nine、bump.y、E-Girls(Hapiness、FLOWER)のステップアップ、ローカル系アイドル(JK21、Dorothy Lottle Happy、ひめキュンフルーツ缶、LinQなど)の中央への進出、地下系アイドルの動向が注目点。その中から最初に、AKB48familyに次ぐ第二軍団であるモー娘。を中心とするHello! Project)、SUPER☆GiRLS、ぱすぽ☆、アイドリング!!!、ももいろクローバーに関して記述する。
今回は、ほぼ新メンバーで構成されたモーニング娘。を中心とするハロプロ軍団から見ていきたい。

1)Hello! Project
~モー娘。スマイレージのメンバーの大幅入れ替えの効果は~
学園ドラマ『数学♥女子学園』は、ハロプロ版『マジすか学園』。こちらは、『マジすか』から不良要素を引いて、勉学要素を足したもの。日テレなのに、ドラマのクオリティーに於いて東テレに完全に負けている。AKBとハロプロの差とはいいきれない部分がある。「AKB48のメンバーでヤンキードラマを作ったら面白いな」が『マジすか』学園で、「ハロプロでも学園ドラマができるだろう」が、『数学♥女子学園』である。
ただ、ハロプロの番組が、バラエティの『ハロプロ!TIME』とドラマの『数学♥女子学園』で両輪が揃い、メンバーを見る機会が増えていることも事実である。今までの実績と固定フアンを持つ強みがあるが、AKB48familyが、絶えず挑戦しているのに対し(2012年は声優、ガールズバンドにも手を拡げる)、動くのはメンバーだけという寂しい状況である。唯一仕掛っぽいのは、つんく♂プロデュースの『AKIHABARAバックステ←→ジ』であるが、ハロプロとどう関与していくのかは未知数である。


①モーニング娘。
モーニング娘。を盟主に、Berryz工房、℃-ute、真野恵里菜、スマイレージ、ハロプロエッグで構成されるハロプロ軍団。モー娘。は昨年、高橋愛の卒業と7期と8期を合わせて8名の新加入で、久しぶりに10名を超える多人数アイドルグループに戻ってきた。多人数グループが主流の現在に於いて、ましてや多人数グループの代名詞的存在であったモー娘。が長期間少人数グループでいることはマイナスでしかない。そういう意味では、昨年も大量の新メンバー加入は、ポジティブな出来事である。今年は、新垣里沙の卒業も決定しており、6期の道重さゆみ田中れいなの2名がモー娘。を牽引するかたちになる。ただ、道重も田中も年少の佐藤優樹工藤遥とは10歳の年の開きがあるため、先生的な役割が求められるかもしれない。その田中も道重もかつてのモー娘。のOGの基準に照らし合わせれば、卒業適齢期になっているわけで、一気に中心軸が9期のエースである鞘師里保か、エッグ出身でしっかりものの最年少の工藤遥にいく可能性がある。微妙なのが光井愛佳で、9期、10期のお目付け役兼世話係りとして評価されないければ、苦しい立場に追い込まれる。新垣卒業後のメンバーの期と生年月日を見れば、そのような予想も成り立つのではないか。モー娘。の未来は、いやがおうでも昨年に加入した新メンバーの双肩にかかっているが、可能性を最も感じるのが工藤遥。ハスキーボイスで特徴があり、何といっても、エッグ生え抜きで度胸もある。工藤を中心に据えてきたらモー娘。の再興の序曲を迎えられるかもしれない。

注目点
・モー娘。の中心軸の移動はあるのか
・非AKB48のトップバッターの地位を維持できるか
・11期の採用という攻めの路線はあるのか

道重さゆみ 1989年7月13日    22歳 6期
田中れいな 1989年11月11日      22歳 6期
光井愛佳          1993年1月12日       19歳 8期
飯窪春菜           1994年11月7日      17歳 10期
譜久村聖  1996年10月30日     15歳 9期
石田亜佑美 1997年1月7日       15歳 10期
生田衣梨奈 1997年7月7日       14歳 9期
鞘師里保         1998年5月28日       13歳 9期
鈴木香音     1998年8月5日       13歳 9期
佐藤優樹     1999年5月7日       12歳 10期
工藤遥 1999年10月27日      12歳 10期

②スマイレージ
昨年は、小川紗季の引退と新メンバーの加入と離脱、そして前田憂佳の引退と激震に見舞われたスマイレージだが、CD枚数売上では、モー娘。に次ぐ二番手の地位になった。ただ、新メンバーに現時点ではきらっと光る娘がいないため、苦戦必至である。小川紗季の引退は、前田憂佳の(勉学を理由としての引退)扱いの差が激しく、早期に災いを避けたい運営の意向が見て取れる。それだけに、メンバー集めは急造の謗りを免れない。苦し紛れでエッグメンバーを掻き集めた感が強い。無論、ダンス、歌唱レベルに達していたのはエッグ出身だったという結果論に集約してしまうことも可能ではある。2012年のCD枚数の売上は、いわば体力にものを言わせた力技と脱退(卒業)と新メンバーの加入という要因が押し上げた面もある。メンバーがこれで落ち着くのかわからないが、固定したときにどれだけの枚数を獲得できるのかが注目である。

和田彩花   1994年8月1日 17歳 1期
福田花音   1995年3月12日 16歳 1期
中西香菜   1997年6月4日 14歳 2期
竹内朱莉   1997年11月23日 14歳 2期
勝田里奈   1998年4月6日日 13歳 2期
田村芽実   1998年10月30日 13歳 2期

注目点
・スマイレージの脱退に歯止めがかかるのか
・CD売上枚数ハロプロ二番手を維持できるのか

③ベリキュー!(Berryz工房と℃-ute)
ベリキュー!は、モー娘。やスマと異なり固定制のグループなので、大きな変化はないかもしれない。CD枚数では僅差でBerryz工房、℃-uteの序列になっているが、単にメンバーの人数の差といえるだろう。最近、TVを見て特に思うのが、ベリは、各種音楽番組に、出演しているのに対し、キューのほうは、ハロプロタイム以外ではほとんどみられない。嗣永のキャラでベリのほうがマスコミウケが良いためか、わからないが、キューフアンには釈然としないだろう。
両グループは、今後は映画、舞台など音楽以外の徐々にシフトしていくと思われる。嗣永桃子は、キャラを際立たすことに成功したが、矢島舞美鈴木愛理には新たなスポット当たればもう一段ステップアップする可能性もある。2012年は、20歳を迎えるメンバーが続々と誕生し、次の展開をそろそろ考える時期にきている。ベリキューには、長い時間をかけて獲得したコアなフアンがいるので、急な方向転換は難しい。また、ハロプロ系は、女優との相性もよくないという伝統もある。確かな演技力がありながら女優として評価されなかった松浦亜弥が典型的な例である。ただ、矢島舞美や鈴木愛理などは、アイドルフアン対象の映画に留まらず、一般層を相手にしたドラマ、映画にも出演していければ別の可能性も開けると思うのだが・・・。

清水佐紀    1991年11月22日  20歳
嗣永桃子    1992年3月6日    19歳
徳永千奈美      1992年5月22日  19歳
須藤茉麻     1992年7月3日        19歳
夏焼雅 1992年8月25日  19歳
熊井友理奈 1993年8月3日        18歳
菅谷梨沙子 1994年4月4日         17歳

矢島舞美       1992年2月7日         19歳
中島早貴    1994年2月5日         17歳
鈴木愛理    1994年4月12日         17歳
岡井千聖    1994年6月21日         17歳
萩原舞 1996年2月7日         15歳

・注目点
ずばり、これらのグループ体制の変化
全体の活動から個の活動のシフト

④真野恵里菜
AKB48黄金世代の1991年組みのマノは、既に20歳で、稀代のアイドル性を持ちながら充分にその実力を発揮しないまま、U-21を終了してしまう。ハロプロ唯一のソロということからもわかる通り、フアンを魅了するジーナス&スキルは頭一つ抜けている。『SPEC・・』で魅せた女優への適正は、今後アイドルに留まらない難役を経験することで覚醒する可能性がある。勿論、20歳とは思えないアイドルとしてのフレッシュさは失われていないので、両者のバランスをとりながら新境地を開拓することが課題となる。

真野恵里菜 1991年4月11日 20歳

⑤アップアップガールズ(仮)
正式にはハロプロではないが、実質的にはハロプロ軍団の一つとして機能している。エッグの卒業生で構成され、意地悪な言い方をすれば、ハロプロのメンバーに昇進できなかったメンバーの受け皿とも言える。既に、小劇場でのライブも経験し、活動も旺盛である。『Rの法則』にレギュラー出演する森咲樹、佐保明梨など個人での活動も活発である。

仙石みなみ 1991年4月30日     20歳
古川小夏  1992年6月5日     19歳
森咲樹 1993年10月12日 18歳
佐藤綾乃     1995年1月7日    17歳
関根梓 1996年6月14日    15歳
新井愛瞳     1997年11月19日 14歳
佐保明梨     1995年6月8日    16歳

・注目点
仮が取れてメジャーデビューする時期


2)まとめ
ハロプロはアイドル界では老舗の部類に入り、固定フアンも多くライブの入場者もある程度計算できる集団であるが、近年は、AKB48が作った波を上手く利用できないでいる。いわば、アイドル界のイノベーションのジレンマという類で、自ら作った装置を破壊できずに、資産を大事に守っているように見受けれる。もう一度、アイドル界の盟主に返り咲くためには、誰もが予想できなかった仕掛けをするべきであろう。

以上







2012-01-09 02:32:21 posted by ohtaka123 テーマ:アイドル戦国時代

2012年のアイドル界の展望(アイドルグループ篇-AKB関連)

2012年のアイドル界の展望(アイドルグループ篇-AKB関連)

【前文】
2011年はAKB48に始まり、AKB48で終わった年であった。特に、3/11以降のAKB48の社会に果たした役割は単なるアイドルグループの枠を超えて、暗い日本に勇気と力を与えた。震災後の3/14日には『誰かのために』PJを立ち上げ、メンバー個人もブログで誤解を恐れずに自らの思いを発信し、2011年を表す漢字『絆』を最も体現しているグループであった。
また、自粛ムードが漂う時期に敢えて選抜総選挙の実施を決定し、『Everyday、カチューシャ』の発売により、明確に沈滞ムードの世相を一掃し、明るい未来を提示することこそ、復興の第一歩であることを提示した。長らく課題であった、AKBの3チームの正メンバーの定員をチーム4を増設することにより解決したのも選抜総選挙期間中であった。

また、48グループ全体としても、1月にはNMB48の公演をスタートさせ、11月にはHKT48公演を始動し、海外ではJKT48を立ち上げた。また、NotYet、DiVAの新規ユニットを結成し、ソロでも板野友美、前田敦子がデビューし、集団と個で活躍の場面が拡大した。

さて、2012年だが、アイドル界は48グループを中心にまわっていくのは間違いない。そこで、最初に48グループ関連の注目すべき点を考察したい。

【1-2012年選抜総選挙】
①総選挙総得票総数
回を重ねるごとに、注目度がアップする選抜総選挙、昨年はついに総投票数が1,166,145票を超え、第2回の総得票数(未発表であるが38万~40万票のメディア報道)の約3倍と、まだまだ上昇曲線にあることの証左にもなった。2012年も総選挙が実施されるかどうかは未定であるが、総選挙が実施された場合は、誰がトップになるということよりも総投票数が一番注目すべき点である。AKB人気がさらにアップしているのか、継続中なのか、はたまた下降線を辿っているのかという数字として顕著にあらわれるイベントだからである。ただ、下降線が予測された場合、運営の判断により投票方法の変更によって回避する可能性もある。また、CD売上枚数が前回に届かない場合も充分考えられるので、あらゆる手段を使って枚数を確保する動きにでるはずである。

②総選挙順位
昨年の総選挙は、前田敦子のトップ返り咲きと柏木由紀の大躍進、それに伴う板野友美の神7からの転落があったり、ドラマティックな場面も多々あったが、大きな変動はなかった。総じて、選抜常連組みが強みを発揮し、当時研究生であったメンバーの躍進も予想されたが、実際には、市川美織大場美奈の2名が食い込むのがやっとの状況であった。2012年の見所は、山内鈴蘭、島崎遥香、入山杏奈を中心とするチーム4の若い世代や現在研究生の川栄李奈、加藤玲奈のようなブレーク寸前の逸材が総選挙でどこまで票を獲得するかにある。

【2-新しい動き
 
①新ユニット結成又はソロデビュー
2011年は新ユニットとして、NotYet、DiVAの結成、メンバー増員による渡り廊下走り隊7への移行、板野友美、前田敦子のソロデビューで、一時代を築いたモーニング娘。を彷彿させる大攻勢を仕掛けてきた。今年も既に、岩佐美咲、渡辺麻友のデビューが決定しており、残るは、高橋みなみのソロデビューか、河西智美、宮崎美穂に加えて板野友美を加えてホリプロ勢のユニット結成くらいになってしまった。

②チーム4増員と新チーム結成
チーム4増員は、間違いなくあるはずだ。昨年は9期全員が正規メンバーに昇格し、今年は10期の伊豆田莉奈、加藤玲奈、小林茉里奈、藤田奈那、11期の川栄李奈、小嶋菜月、名取稚菜、森川彩香が対象になるだろ。
チーム4結成により層が薄くなった研究生に大挙16名の13期研究生を採用したため、正規メンバー昇格の準備は整ったとみるべきだ。では、誰がチームに昇格するかというと、なかなか結論が出てこない。
現在11名のチーム4に8名を加えると19名となり3名が定員オーバーになる。10期と11期の場合、11期が1995年生まれが多いの対し、伊豆田莉奈を除き、3名が1996年生まれ以降となっており、人気に関しても川栄李奈を筆頭に上回っているため、選考は難航するだろう。サプライズがあるとすれば、年齢的に適齢期である武藤十夢、さらに異例ではるが光宗薫の大抜擢も話題性があって良いかもしれない。
チーム4結成でチーム8という将来の箱を作ったが、さすがに今年は新チームの結成は難しいだろう。

③正メンバーの卒業
昨年は奥真奈美、森杏奈の2名の卒業があったが、どちらも年齢的には若く、高年齢や不人気による卒業ではない。週刊文春では不人気メンバーの大量リストラの観測記事が出たものの、実際にはリストラは実施されなかった。運営側としては、自主的に卒業を言い出さない限り、肩たたきをすることは今年もないであろう。あるとすれば、不人気や高齢によるものではなく、著しくAKB48ブランドを傷つける行為があった場合に限られそうだ。
鍵を握るのが篠田麻里子で、メンバー内で最年長ではあるが、トップクラスの人気を誇り、M2(=男性35~49歳)層への浸透は彼女の功績によるところが大である。その篠田が卒業ともなれば、O-21で選抜総選挙の40名以内に食い込めなかったメンバーには危険信号が灯るかもしれない。いずれにせよ、人気が持続している限りは、強引なリストラはしないでろうが、下降線に入った場合は大鉈を振るう可能性は否定できない。

【3-新公演
 
チームK「RESET」公演(2010年3月12日 - K6th初日)を皮切りに、チームB「シアターの女神」公演(2010年5月21日 - B5th初日)、チームAの「目撃者」公演(2010年7月27日 - A6th初日)がスタートしたが、今年は丸二年になる。そこで、今年はそろそろ新公演がスタートする可能性がある。ただ、今でも劇場公演当選確率が100倍を超えているので、見逃した人を多数抱えることになる。一方で、メンバーはそろそろ新しい公演をやってみたいというのが本音であろう。

【姉妹グループ】
昨年はSKE48が完全に独り立ちして、AKB48に次ぐ人気アイドルグループに成長し、2011年年明けに公演デビューしたNMB48も7月にシングルデビューするとオリコン1位を獲得し、今や全国区の人気アイドルグループとなった。昨年11月に公演デビューしたHKT48は、平均年齢13.8歳という年齢層をかなり低めに設定したグループとなり、地域とともに年齢にもターゲットゾーンを広げてきた。海外に於いてはJKT48の結成に加えてTPE48の発足も発表され、いよいよ海を越え海外戦略を本格化してきた。

SKE48
2011年選抜総選挙では大挙6名を40位以内に放り込んできた。SKE48のトップが松井珠理奈から松井玲奈になり、Rフアンは溜飲を下げたことであろう。今年は、木崎ゆりあ、木本花音の40位以内が期待されるが、大矢真那、秦佐和子、須田亜香里の前回アンダー入りメンバーや復活を狙う矢神久美、恐らく今後の活躍次第で伸びる可能性のある平松可奈子、向田茉夏、小木曽汐莉や人気が出てきた松本梨奈、金子栞あたりが、どこまで健闘するかが見ものになるであろう。曲に関しては昨年は『パレオはエメラルド』でCDシングル年間ランキングで第九位と上にはAKBと嵐と『マル・マル・モリ・モリ!』しかいない状態で、記録的大ヒットとなったが、今年は『パレオ』超えが目標となる。

NMB48
2012年は、チームMも始動する予定で、現在3期生も募集しているので、選抜争いが本格化する年になる。昨年は次々と出たメンバーの好ましくない行為で、運営側のマネジメント不足が露呈したが、山本彩を中心に体制を立て直してきた。2曲目のシングル『オーマイガー!』が、CDシングル年間ランキングで13位、デビュー曲の『絶滅黒髪少女』が18位と新人グループアイドルとしては驚異的な順位を記録した。目指すは、SKE48との姉妹対決を制することになるだろう。


HKT48
昨年11月に劇場デビューしたHKT48は、いつCDデビューするかが最大の注目点。むろん、CDの売上枚数がNMB48『絶滅~』を超えるかが焦点になる。選抜総選挙は苦戦が予想されるが、キラースマイルでセンターの兒玉遥、アイドル濃度の高い宮脇咲良、本村碧唯の同級生コンビに松岡菜摘、若田部遥の美形メンバーがどこまで食い込むかが楽しみである。


【関連グループ-乃木坂46 
公式ライバルの乃木坂46のデビューが愈々決まり、デビューシングルを歌う選抜メンバーも確定した。新七福神は、白石麻衣、松村沙友里、橋本奈々未、生駒里奈、高山一実のお見立て会トップ5と生田絵梨花、星野みなみのJCコンビが入った。残る選抜は、川村真洋、井上小百合、西野七瀬、中田花奈、斉藤優里、齋藤飛鳥、市來玲奈、能條愛未、桜井玲香に決定した。最大の関心事であるデビュー曲を歌う選抜メンバーが確定したので、興味はオリコン週刊ランキングである。AKBの公式ライバルとはいえ、48グループや48のユニットの同週発売はありえないため、ジャニーズ関連の発売がなければトップも可能かもしれない。
さて、新七福神(AKBでいう7人の神)は素直に「お見立て会」順位を参考にしており、よりフアンが育成するアイドルとしてのスタンスが強くなっている。少々意外であったのは、Wさいとう(斉藤&齋藤)と能條愛未の選抜入り。元気娘の永島聖羅(クリスマス会では汗だくになりながらティッシュを渡していた)やふんわり系の深川麻衣乃木坂のもきゅもきゅ安藤美雲あたりも圏内と思っていた。メンバーの選考にあたっては、やはり、グラビア系の衛藤美彩(ミスマガグランプリ)は不利であったろうし、井上小百合も人気は七福神クラスながら、選抜入りが精一杯。柏幸奈(ももクロ)も選抜落ちした。将来性豊かなのは星野みなみ、SUPERGiRLSでいうところの前島亜美のポジションであり、AKB48でいえば渡辺麻友のポジションである。中田花奈には七福神の返り咲きを期待したい。
他の注目点としては初回の公演である。いつ、どこでというのが関心事であるが、同時に本当に前半と後半で、フアンの投票でメンバーの位置を変えたりするのかというとことも注目である。


今回は、AKB48グループと公式ライバルの乃木坂46に関する2012年の注目点をピックアップしたが、次回以降は、他のアイドルグループに言及していきたい。


2011-12-25 22:30:04 posted by ohtaka123 テーマ:アイドルユニットの研究

HKT48劇場の「手をつなぎながら」公演に行ってみた

HKT48劇場の「手をつなぎながら」公演に行ってみた

《HKT48劇場公演観戦記前文》

今回は、純粋にHKT48劇場公演に行ったレポートを掲載させていただく。
HKT48劇場もしくわHKT48の公演をデビュー前から常々見たいと思っていたところ、福岡への出張が決定したため、淡い期待で12/14日のHKT48劇場公演の遠方枠の予約をしたところ、何と当選してしまった。すぐに、出張先からのHKT48劇場へ経路をみるとバス利用になるため、あまり時間が読めないし、時間も意外にかかる。
ただ、タクシーを使えば、開場の6:00に間に合うので何とかなりそうだ。(AKB48劇場より開場が30分早い)
実際は、時間的に余裕があったので、博多駅から地下鉄で唐人町まで行き、徒歩で劇場にあるホークスタウンモールに向かった。既に日が落ちかけていて、あまり同方向に進む人がないため、携帯GPSを駆使してモールに辿りついた。モールにたどり着けば、HKT48劇場の表示があったので、そちらの方面に進むと、すぐにHKT48 THEATERのネオンが自らの存在を告げていた。


《ロビーについて》
まず、
①入場規制だが、AKB48と同じで当選及びキャン待ち当選以外は公演が始まるまで入れない。
②ロビーは、AKB48劇場が通路で分断されているのに対して、長方形で割りとさっぱりしたつくりである。
③ショップもこの中に入っており、ここでTシャツやクリアファイルなどが買える。壁には、メンバーの写真、天井からモニターが吊るされメンバー紹介のビデオが流れている。これはAKB48劇場と同じ。
④異なるのがロッカーで、一旦、コインに交換しないとならないので、初めての人は戸惑うかもしれない。

《ロビーでの会話》
ロビーでは、色々な人の会話が聞こえてくる。恐らく、地元福岡のカップルだと思うのだが、メンバー紹介のモニターをみながら、女性がコメントをしている。例えば、宮脇咲良のときは「この娘、可愛いけで体弱いのよね」また、村重杏奈のときは、「この娘も可愛いのだけど、でしゃべりで怪我しているよね」とか、地元のメンバー評をきくのも面白い。

《劇場について》
遠方枠ということで、抽籤に参加せず、すぐに指定席に着席。予想通りの素晴らしい劇場。AKB48劇場に比べて大きく、どこからでも見易い設計である。中央に設置してある花道(でべそ)が印象的で大きくHKT48と塗装されている。遠方枠なので椅子席では一番後方だが、ほぼ中央に席をとれたので全体が見渡せる位置である。

《来場層》
やはり、メンバーの平均年齢が13.8歳とあって、AKB48よりも社会人比率が低く観客層が若いと感じた。また、遠方枠で左隣に座った2名の会話をきいていると二人とも埼玉から当日飛行機でこの劇場公演のために来ていて、AKB48劇場より先にこちらが当選して喜び勇んで劇場にきたようだ。

《出演メンバー》
この日の出演メンバーは、穴井千尋、今田美奈、植木南央、熊沢世莉奈、兒玉遥、古森結衣、下野由貴、菅本裕子、田中菜津美、中西智代梨、松岡菜摘、宮脇咲良、村重杏奈、本村碧唯、森保まどか、若田部遥
で、いわばスターティングメンバー。但し、安陪恭加 / 江藤彩也香 / 谷口愛理 / 仲西彩佳 / 深川舞子『Glory days 』のバックダンサーと最後の挨拶で登場するので全員参加の公演である。

《HKT48のパフォーマンス》
会場に全員が入ると、恒例のチャイム。そしてメンバーのアナウンスに続き、HKT48版「overture」でMIX合唱。

《公演曲とステージングについて》
オープニングは、もちろん『僕らの風』でメンバー登場。
さて、肝心のステージだが、「手をつなぎながら」公演は、言わずと知れたSKE48のチームSがオリジナルで、KⅡの2nd公演でもある。オリジナルを生で見ていないので正確な比較はできないが、この『僕らの風』を見る限り、まだメンバーに硬さが感じられた。SKE48のほうが、より振りが大きく大胆に踊っているのではないか。まだ、公演開始から3週間経っていない時点なので、まだこれからが自分たちの色をつけるのだろう。とはいえ、フレッシュな面々とこの曲のマッチングはとても良い。実際に爽やかな風が吹いてきたようなそんなステージである。コミカルな『マンゴーNo.2』の後は、公演名でもある『手をつなぎながら』と名曲『チャイムはLOVE SONG』で、前半の盛り上がりの部分。ここまでで印象に残ったのが、兒玉遥だ。写真を見ると、何でこの娘がセンターなんだと思っていたが、ステージでの笑顔は最高に良く愛らしさがビンビンと伝わってきた。宮脇咲良も良い。写真では、松岡菜摘柏木由紀似と思っていたが、むしろ宮脇咲良のほうが雰囲気が似ている。心配なのは蒲柳の質だけであるので、体をケアしながら公演を頑張って欲しい。
さて、中盤からはユニット曲だ。『ウィンブルドンへ連れて行って [本村碧唯・宮脇咲良・菅本裕子]は、ど真ん中のアイドルソング。メンバーも最年長ながら妹キャラ(インフル注射で泣いた高校生)の菅本裕子]とアイドル濃度の高い本村碧唯宮脇咲良。さきほど述べた廻る花道であるデベソに3人が乗り、上昇して回転する。これによって、後方の観客にもかなりメンバーが近くに見える嬉しい仕掛けだ。
最後の曲は、これも名曲『大好き』。この曲はアイドル系セツナソングで、中学生メンバーが多いHKT48にはまっている気がした。
アンコールで再度登場し、本当のラストの曲は『遠くにいても』で、さよならモード。ここで本村碧唯のビデオ紹介で終了。

『観客の反応』
最も人気があったのは本村碧唯。あちこちで『あおいちゃん』コール。確かに天然系で可愛らしい雰囲気を漂わしている。次は、”ハルカ”の声援が多かったのだが、HKT48には兒玉遥若田部遥がいるので、どちらの声援かは判別しずらい。一応、兒玉遥は『はるっぴ』、若田部遥は『わかはる』というニックネームがあるのだが、そのとおりに声援するとは限らない。
少し痛かったのが、村重杏奈。他人のトークに割って入ろうとするので、若干、観客からひかれているようだった。多分、本人的には、HKT48全体を盛り上げようとしているのであろう。古森結衣は、小柄だが振りが大きく割と目立っていた。というより体形に特徴があり過ぎるためか・・・。この娘もどちらかというと村重系の系譜になるであろう。

『ハイタッチ』
最後はハイタでお見送りであるが、割とメンバーの身長が高いのが印象に残った。AKB同様光速ハイタなので兒玉遥の笑顔だけ持ち帰った


以上が、HKT48劇場『手をつなぎながら』公演のレポートです。HKT48劇場の素晴らしさに感心したと同時に、あの薄暗いAKB48劇場が急に懐かしくなった。また、改めて二本の柱がないとこんなに見易いかと思いながらも、柱をよけながらメンバーのパフォーマンスを見る苦労もありだなと思ってみたりする。恐らく、SKE48やNMB48と同様に来年の夏には出張公演を行ってくれると思うので、そのときは、さらに輝く彼女たちのパフォーマンスを期待していきたい。


2011-12-22 00:00:57 posted by ohtaka123 テーマ:アイドルマーケティング

乃木坂46コンベンション2011に見る乃木坂46のアイドル戦略

乃木坂46コンベンション2011に見る乃木坂46のアイドル戦略

《乃木坂コンベンションの様子》
11月30日にZEPP TOKYOで開催された「乃木坂46コンベンション2011」に行ってきた。
前回の「お見立て会」に続くビックイベントということで今後の乃木坂46の方向性を占う上で
どうしてもスルーできないイベントであった。

今回のイベントは平日の午後7時開演。仕事を終えて開場に到着したときは既に時計は7時を廻っていた。

私の整理番号の開場は終わっていたものの、まだ多くの人が自分の整理番号待ちでの行列で,
狭いZEPPの入り口は混雑していた。開場に入ると、既に前方の半分くらいは人で埋め尽くされていたので、仕方なく中間の位置で見ることにした。開演は結局、20分オシで、このあたりは、まだ運営が慣れていないのか、はたまた予定通りかよくわからないが、ZEPPのようなどうしても混雑するようなつくりの会場に慣れる必要があると感じた。

開場が暗くなって、いざ始まると思ったら、「3Minutes」のカウントダウン。長すぎ!である。
46秒前に、何かあると思ったら何もなく、普通に通り過ぎてしまった。折角だから、48秒と46秒前のところで趣向を凝らしたらいいのにと思いながら見ていると、0秒になったとことで、ビデオ映像。

《挨拶と開演》
その後、SMEの代表取締役の北川氏の挨拶。要約すると、「乃木坂46の可能性(潜在能力)を見て欲しい。」ということであった。挨拶終了後、司会より「デビュー曲は現在制作中で、残念ながらお披露目まで待ってください」とのこと。最も、期待していたデビュー曲が聴けないということで若干、落ち込んだが、半ば予想通りでもあった。やっと、メンバーが全員で登場。若月佑美は最初から涙ぐんでいる。このステージに立つまでの苦労を思って泣いたのか、心配していた集客が思った以上に大人数でほっとして嬉し泣きなのか、恐らくその両方であろう。熱い女「わかつき」はこれでインプット。
※後に、乃木坂46運営委員会から公式発表があったとおり、このときは既に年内自粛が決定していたのかと思われる。

さて、ここからは、33名のメンバーが、「Music Ability」「Talk Ability」「Idol Ability」「Actress Ability」「Dancr Ability」のいずれかに登場して、能力を魅せるという趣向である。

《注目の才能》
注目は、「Music Ability」と「Dancr Ability」で、「Music Ability」で大きく評価をあげたのが生田絵梨花と川村真洋。「Dancr Ability」では中田花奈のバトントワラー&ダンスに喝采である。

「Talk Ability」は、高山一実の妙な面白さが印象に残った。永島聖羅は、もの凄く元気な娘で、乃木坂の武器にもなれる人材と思うのだが、残念ながら、永島聖羅のトーク中にひたすら叫ぶ迷惑な輩のせいで、ほとんどトークの内容がききとれなかった。このあたりのフアンは、ハロプロやAKB48のような歴史のあるアイドルになれば自然と淘汰されると思うが、はた迷惑このうえない。「Idol Ability」はコスプレ、「Actress Ability」は、演技力よりも変装に注目が集まってしまった印象だ。

《運営の改善》
最後は全員がでてきてフィナーレ。ほぼ2時間で終了し、『フアンの証』を持っている人のみ全員(中学生メンバー除く)とハイタッチであったが、開場を出るまでの時間が異常にかかった。私は『フアンの証』を持っていたので、この待ち時間にも耐えられたが、待ちが長すぎてキレている人も見受けられた。
全員とハイタッチはうれしいのでるが、ZEPPの箱から考えると、3か4グループに分割するのが定石。どうしても全員とハイタに拘るのであれば、会場内にビデオを流すとかいろいろ考えられることはある。まだ初期段階で慣れていないと思うので今後の改善に期待していきたい。


され、肝心の今回のイベントから朧気ながら乃木坂46のコアとなる戦略に関して推測してみる。

『乃木坂46』の正体
今回、強く感じたのは乃木坂46は秋元康プロデュースであるが、主権はSMEにあるということ。今回の記念すべきコンベンション2011でビデオで挨拶したのは前述の通りSMEの北川社長であって秋元Pではない。秋元Pが主導のグループであれば、挨拶は秋元Pで行うのが自然であるし、当然、来場者に対してのインパクトは遥に大きい。では、何故、秋元康がプロデュースを全面に出したのかというと、そのほうが売れるから、ということは一つの見方に過ぎない。私は、むしろ、SMEが秋元Pのアイドルフォーマットを公式に買ったと見ている。注目するのは金銭のやりとりではなく、秋元Pが雑誌のインタビューで、世界戦略を語るときに使う、「制服」、「公演」などノウハウの詰まったフォーマットを海外に輸出するのを国内で行ったのではないかと。乃木坂の公式HPではお見立て会の動画が見れるが、音声を知的財産の関係で無音にしたところが何箇所もある。版権等の知的財産に関して、日本の企業でもトップクラスに神経を尖らせているSMEならではの慎重さである。
つまり、SMEが本格的にアイドル市場に打って出た場合、先駆者である秋元Pの知的財産を犯す危険があり、それを解消するには、どうしても秋元Pを自陣に引き入れる必要があったのだ。ここに乃木坂46のジレンマがある。AKB48を超えるためには、秋元Pが持っているノウハウが必要ではあるが、それではAKB48(秋元康)を超えられない。しかしながら、秋元Pなしでは、知的財産権の抵触を恐れて、やりたいことが出来ない。これは、ソニーという世界的企業から売り出すアイドルグループの宿命で、実はこのグループの成功は秋元Pの手腕よりもSMEのプロデュース能力にかかっているというのが私の見立てである。


『乃木坂46』のパーソナルアビリティー

乃木坂46には、芸能界経験者と未経験者が混在している。無論、AKB48も大島優子のように子役のときから芸能界にいたメンバーがいるが少数派である。それに比べると、乃木坂46の場合は遥に比率が高い。
実質一番人気の井上小百合はアイドル好きであれば、広く浸透している名前であり、柏幸奈も同様である。この二人は乃木坂46に合格する前に既に本ブログで掲載してある。
また、衛藤美彩は現役のミスマガグランプリ、能條愛未(麻生梨里子)はベスト15で、いわば現役グラビアが乃木坂にいることになる。その他、大分県のローカルアイドル『CHIMO』所属の畠中清羅(セイラ名で活動)などがおり、即戦力のメンバーがいる。また、未経験者の中にもピアノの巧手で音楽性の高い生田絵梨花、歌唱力に秀でた川村真洋、バトントアラーでダンス能力の高い中田花奈、クラシックバレエの宮澤成良、社交ダンスの 市來玲奈、変り種では歌舞伎の樋口日奈などがいる。ここで、特徴的にはフロント(七福神)は、未経験者で構成し、経験者を後方(非選抜)に配していることである。人気があっても、井上小百合をスターティングで、フロントに配してしまえば、乃木坂46の本来出したい色とは異なってしまうからに違いない。やはり、ブレークさせたいのは、前田敦子系のライトな天然である生駒里奈や美人としてシンボルにしたい白石麻衣やフレッシュでアグレッシブな生田絵梨花などの未経験者であるのは間違いない。

『乃木坂46』のプロモーション戦略
乃木坂46のプロモーション戦略は主に3点で構成されている。

①マスメディア(既存メディア)
テレビ(「乃木坂ってどこ」)、アイドル雑誌、成年誌(「Bomb」「B.L.T」「週刊プレイボーイ」)
②ネットプロモーション戦略
ホームページ、ブログ
③リアルコミュニケーション
握手会、イベント

この3つは独立しているわけでなく相互に連携をとりながら一つのプロモーションとなっている。ただ、現在のアイドルのプロモーションでは正攻法であり特別に変わったことを行っているわけではない。②や③に関しては、『SUPER GiRLS』のプロモーションに近い。異なるのが、冠番組をデビュー前にもったことと、同系列のテレビ以外の露出がほとんどないことである。勿論、『AKB48公式ライバル』のインパクトはあったが、それ以降はマスを使ってのプロモーションはほとんど行っていない。これに関しては『Fairies』と対照的であり(新人アイドルとしては異例の音楽番組の出演ラッシュと各種音楽賞受賞はプロモーションの一環である)
、AKB48グループのようにリアルアイドルをまず目指すという方向性に表れとみてよいだろう。
おそらく、年内の予定を見る限り、握手会を中心に支持者(フアン)を増やし、マスを使ってのプロモーションは来年からになつであろう。既に明治のバレンタイン向け『明治手づくりチョコレート』の新CMが決定しているわけでライバル会社であるグリコとAKB48がCM(アイスの実)契約をしているので、対決色を出すのはプロモーションの一環であろう。現在、セブンイレブンがAKB48、ファミリーマートがKARAなのでローソンあたりと契約すれば仕掛け的には面白いと思うのだが・・・。

『乃木坂46』がまず超えるもの
まだデビュー前であるが、AKB48超えの前に「ももクロ」「スパガ」超えが必要である。特に「スパガ」に関しては、マス以外のプロモーションが非常に似通っているので、「スパガ」フアンを食う必要がある。「ももクロ」に関しては、ゲリラ的なパフォーマンス、イベントがAKBとの差別化に成功しAKB48が確立したアイドル市場に独自の地位を築いている。現在は、AKB48を盟主とする48グループフアンの一部に差し込んでいる状態で、しかも幕張や東京ドームの握手会があれば、同時イベントであれば干される可能性が高いのが現状だ。意図的にAKB48のイベントとぶつけている節があるが、そうであるならばもっと、メディアにとりあげてもらう必要がある。ただ、デビュー曲が発表されれば、ガラリと変わる可能性がある。どのような曲・振り付けになるかはわからないが、NMB48『絶滅黒髪少女』のような驚きがあれば、面白い存在になるであろう。

※デビューは2012年2月22日と決定。AKB48の25thシングルの1週間後である。

『乃木坂46』の今後の注目点
劇場(シアター)
AKB48グループが他のアイドルグループと一線を画すのは常設劇場を持っていることであることは多くの識者が指摘する通りであるが、最大の武器でもあり、AKB48が打ち出した「会いにいけるアイドル」というコンセプトの支柱にもなっている。乃木坂46は常設劇場を持たないというハンデと思えるファクターをどう克服していくのかが彼女たち並びにスタッフに課せられたお題である。

公演形式
AKB48の基本はセットリストに基づいた公演を核として全国ツアーやコンサートを行う。この劇場公演というAKB48が切り開いた道。劇場を持たない乃木坂46がどのような形式でライブを行うかも注目である。

選抜メンバー
現状の実質的な選抜メンバーは七福神に井上小百合、松村沙友里、橋本奈々未の10名が当確かと思われる。今までの流れからいうと選抜枠は15名~16名。後は、深川麻衣、安藤美雲、星野みなみ、衛藤美彩までが有力で、残りを第一次選抜メンバーの岩瀬佑美子、宮澤成良、大和里菜、齋藤飛鳥、永島聖羅、中元日芽香、西野七瀬、畠中清羅、能條愛未、川村真洋、伊藤万理華あたりで争うことになりそうだ。本来なら選抜濃厚であった若月佑美は1回休みが順当だろう。

AKBとの距離感
『AKB48の公式ライバル』と全面的に打ち出しているので、いかにも的な脛齧りはできないであろう。ただ、全く共演しないという選択肢はありえないと思うので、最も効果的に対面させるのがプロデューサーの腕の見せ所である。この部分については、秋元Pが司令塔にならなくてはならないところだ。以外だったのは月刊AKB48グループ新聞(日刊スポーツ社)では他のAKB48グループに交じって登場していること。接近日は近いかもしれない。理想は、「AKB48 VS 乃木坂46」の構図だが、現状は横綱対十両程度に差がある。メンバーのクオリティーでは乃木坂46も遜色ないので、起爆剤を何か仕込んでおけば対決らしくすることも可能かもしれない。

研究生制度
研究生制度はAKB48オリジナルではないが、やはり過去のアイドルグループとは比べ物にならないほど機能している。AKB48のDNAが受け継がれ、新規のフアンの開拓にも大きな役割を果たしている。乃木坂46も2期生を近いうちに募集すると思うのであるが、研究生制度をとるかはわからない。ただ、AKB48の研究生は、将来の正メンバーであると同時に選抜クラスが劇場に出られないときに、いわば劇場を守るという役割が与えられている。劇場を持たない乃木坂46が研究生にどのような役割を与えられるかで、研究生についての制度や扱いは変わってくると思う。

以上です。今回は乃木坂コンベンションから、かなり日が経ってからのアップとなってしまったが、12月のクリスマスシーズンを控えても電波系メディアでの扱いはほとんどない。乃木坂コンペテヒションもスルーだし、モーターショーも静観。これは意図的に露出を控えているかもしれないが、デビュー日が決まった以上、その日に向かって怒濤のPRが予想される。そのパブリシティーの巧拙は、彼女たちの運命を大きく握っていることだけは間違いない。















2011-11-24 02:22:08 posted by ohtaka123 テーマ:アイドルユニットの研究

チームK「RESET」公演と可愛いすぎる「りっちゃん」

チームK「RESET」公演と可愛いすぎる「りっちゃん」

《AKB48劇場の熱気》

11月23日、AKB48劇場の「RESET」公演を観賞してきた。

この日は、ともちん(板野友美)の出演とみぃちゃん(峯岸みなみ)の生誕祭が重なり、いつも以上にロビーが混雑し、ものすごい熱気に包まれていた。最近は、ロビーへの入場規制を告知していないので、当選メール、キャン待ち当選メールもない人も、ロビーに入ろうとするので、7Fのエスカレーター附近で結構な人数が8F入場(劇場フロア)を阻止されていた。大島優子、横山由依のノイエ組と宮澤佐江の出演はない(宮澤、横山は上海)ものの、久しぶりの”りっちゃん”(川栄李奈)のパフォーマンスを見られるとあって個人的には超たのしみ。勿論、「RESET」公演のりっちゃんは初めての観賞。


《抽選運最高》

今回は「当選」枠での入場なので、抽選の期待が膨らむと、何と3ブロック目に呼ばれる。思わず、「ガッツポーズ」で入場すると、1~3列目のど真ん中よりやや右側があいている。(要するに右側の柱より内側の位置)。3列目でも充分近いし、このあたりほうが、全体も見えるということで、この席で確定。いやぁ、すごい良い席で満面の一人笑み。


《武藤十夢は美人》

開場するとすぐに始まるのがAKB48劇場。チャイムが鳴ると、前座ガールズの『檸檬の年頃』で、今宵は、10期の小林茉里奈、なーな(藤田奈那)と12期の田野優花(たのちゃん)、とむちゃん(武藤十夢)の出演。実は一番年長が12期のとむちゃん。最初にみたときより、綺麗になっている気がした。研究生としては決して若くはないが、入山杏奈とともに将来のAKB48の美人枠の一人になると思う。尚、西武ドームでは『檸檬の年頃』りっちゃん、なっつん(小嶋菜月)、わかにゃん(名取稚菜)、あーや(森川彩香)の11期メンバーで歌っていた。『ミニスカートの妖精』は、たのちゃん、サイード横田絵玲奈、岩田華怜の12期メンバーであった。何で本題とは関係ないこんなことを述べるかというと、大舞台の西武ドームで『ロマンスかくれんぼ』の難波のジョー(城恵理子)の大抜擢の衝撃があったからだ。まだまだ歌唱力に難ありなのに敢えて大舞台に立たせてのは期待の大きさが推し量れる。



《ともちんとりっちゃんが目の前に》
overtureが流れると、最初からアクセル全開で、「RISET」のイントロとともにメンバー4名が先に登場し、続いて他の12名を舞台に駆け回る。(メンバーの舞台への飛び出し方がかっこよすぎ)いつもは劇場を狭いと感じるのだが、今日は前方にいたせいか、スピード感があるためか、結構広いと感じた。やはり、RESETは大好きな曲でもあるのだが、ダンスも含めてメンバー一人一人が超かっこいいと思える。この席は、”ともちん””りっちゃん”の真正面にあたるのが、この曲でわかった。最高のポジションである。この調子で最後まで書いても仕方ないので、特に印象に残ってることを記すと以下のようである。



①ともちん

そのままのともちんであるが、MCの時におなかが痒いのか、しょっちゅう触っていた。やはり、悪戯っぽい瞳は印象深い。



②りっちゃん

「これを持ってると安心する、これやってると安心する」というお題に「犬小屋に入っていると安心する」という可愛すぎる発言。メンバーは、あっけにとられていたが、本人は「違うんです。家にある犬小屋・・・上の窓から・・」と言い訳にもならない面白すぎるトーク。多分、メンバーが外にある犬小屋だと勘違いしたと思って言い訳しているのであろうが、はなからメンバーは家の中を想定したはず。やはり、りっちゃんはいい。



③れいにゃん(藤江れいな)

じゃんけん選抜入りで、いい意味で堂々としている。れいにゃんの膝に何か置いていないと安心できないという話は激しく同意であった。



④秋元才加

目が思ったより茶色い。この娘は他のメンバーがMCをしているときもしっかり目を見開いてきいている。凄く真面目な印象。また、あーやろいど(森川のキャッチフレーズ)のフレーズを気に入っていた。



⑤うめちゃん(梅田彩佳)

ディアで見るより綺麗な印象。ハイタッチのときも軽く握る優しさがある。



⑥みーちゃん

みーちゃんも可愛く見える。やはりMCでは、他のメンバーのトークに耳を傾けてどうつなけでいくのかを考えているように見えた。


⑦Kバージョンの「風は吹いている」
やはり、劇場でこの至近距離で聴くと、かっこいい曲である。

⑧「上からまりこ」のMV
準優勝のれいにゃんがかなり出ている。きたりえ、肥川彩愛、山口夕輝はどこだという感じ。はるなは印象に残る。



とまあ、こんな感じである。また、生誕祭は、ひらりーの時は2名の実行委員が頑張っていたのが印象的であったが、今回は7~8名の方が入念に準備をして、みーちゃんの似顔絵と峯岸化と書かれた団扇も用意していて、メンバーも凄いと言っていた。



書き足りないこともままあるが今回は短めに、「RESET」の疾走感がかっこよ過ぎで、りっちゃんが可愛すぎということでしめくくりたい。

























2011-11-06 03:09:51 posted by ohtaka123 テーマ:アイドルユニットの研究

TOKYO IDOL FESTIVAL 2011 巡礼記 後篇

《TOKYO IDOL FESTIVAL 2011 巡礼記》

《スパガ登場で会場はヒートアップ》
愈々、真打スパガの登場とあって、会場内では、メンバーの名前を呼ぶ獣のような咆哮が飛び交う。AKBフアンと層は重なるはずだが、AKBではあまり見られないただ騒ぐだけのフアン?もいる。無論、フアンの多数派というより一部の目立ちたがり屋であるのでフアン層を代表しているわけではないと思うのだが・・・。
かなりのフアンがAKBから流れた難民のはずだが、感覚的に言うと、より若く、より獰猛な印象。初期AKBが中年男性層の支持から始まったのに対し、最初からAKB難民と若年男性層を中心に人気が出たののがスパガということだろう。スパガはエイベックスから7,000人からオーディションで選抜し鳴り物入りでデビューしたが、日本青年館ライブでまさかの、動員人数に足りず、ライブ中止に追い込まれた挫折も味わったグループ。また、予想に反し、電波系メディアでのパブリシティーは少なくアイドル誌を中心にい比較地味な広報活動。エイベックスのアイドル戦略を鍵を握る彼女たちが、意外にも地道にイトーヨカ堂をまわってのミニライブと握手会を行うなど、エイベックスらしからぬ、フアンとの接触を大事にした。その結果、じわじわとスパガ人気は上昇し、今宵のメーンになるまで成長してきている。今年の5月に、アリオでのミニライブに行ってみた。開演20分前に到着すると既に椅子席は埋め尽くされ、立ち見も前方は血気盛んな輩で占拠されていた。それでも、足元が見える場所に辿りつけたので、ipodでスパガの曲を聴いて待つことにした。そうこうするうちにスパガが登場して、じっくり歌とダンスを見た印象は、とにかく足捌きが綺麗だということ。特に、「がんばって 青春」の間奏時にメンバー全員の足が高い打点で揃ったときにはAKBにはないパターンを持っていると思った。メンバーの前後が激しく入れ替わるので、特定のメンバーにスポットがあたるわけではない。

《スパガの前島シフトは吉》
このグループの特色は、アイドルとしての平均値が極めて高いが、飛びぬけた存在がいないこと。AKBなどは、各チーム(A,K,B,4)の上位と下位には歴然としたアイドルスキルの違いがあるし、無論姉妹グループのSKE、NMBも同様だ。ライバルと目されるぱすぽ☆も、奥仲、増井が抜けているし、ハロプロ系グループも事情は変わらない。敢えて上位というと、最年長の八坂沙織と最年少の前島亜美になるだろう。新曲「女子力←パラダイス」では、前島がキーになっているし、アイドルでいうところのエースカラーであるピンクも前島であるので、八坂から前島への傾斜に拍車がかかるかもしれない。加えていうと、前島が最もアイドルホスタビリティーが高い。このミニライブでも、観客に最も愛想を振りまいていたのが前島だ。最年少なのにしっかりものであるし、『すいえんさー』での可愛さは既にエースクラスである。

《人気急上昇のスパガ》
ライブは最初から新曲の『女子力パラダイス』で全開モードで、『NIJIIROスター☆』も板についてきた。ステージパフォーマンスでは、他のアイドルグループを圧倒し、観客のノリもこの日最高潮となった。『女子力・・』以降は、積極的にテレビにも登場し、AKB勢の対抗とまでは言わないが、ハロプロ軍団に次ぐ、ももクロ、アイドリング!!!勢の第三グループに入ってきた。なにしろ、物販では他のアイドルグループを引き離す盛況さで、1年間で成長したグループの一つである。

《バニビはトークが面白い》
次は、『バニラビーンズ』のステージだが、N君は予定があるらしく、小職もN君の見送りついでに外の空気に暫くあたることにした。外はもう真っ暗で時間を見ると7時前、約10時間が経過していた。道理で足が疲れるはずである。缶珈琲で、しばし休息をとり、『バニラビーンズ』の待つステージに引き返した。会場は、後ろのほうには若干の隙があったが、それでもほぼ満員といってよい。隣のスタジオでは『JK21』がいるのはわかっていたが、大トリの『真野恵里菜』は、やはり良い位置で見たいので、ここはぐっと押さえて、『バニビ』のステージを見ていた。これが、意外に(といっては失礼だが)と面白い。観客に向かって、「まのちゃん待ち?でしょう」とか「『マノフレンド』沢山いるね。」、はたまた「もう少しで終わるから待っててね」など、かなり洒脱なトークを繰り広げていた。全く嫌味がないのは、彼女たちのキャラクターであろう。曲も、今までほぼロック調で占められていたので、何となく体に優しく染み渡って、英気を養うのにぴったりであった。

《風格漂う真野恵里菜のステージ》
さて、大トリの真野恵里菜(ステージの最後ではあるが、演目は23:30まである)のステージで、一気に会場の雰囲気が変わってきた。バニビの前のスパガとは、観客層が全く異なる。いつのまにか、赤いTシャツのおじさんだらけになっていた。そう、中年層のフアンがここでは主役。流石『ハロプロ』、歴史の重さを感じてしまう。ステージは、真野恵里菜エッグも加わり、このところ劣勢のハロプロ軍団もAKB不在のTIFでは女王に君臨といったところだ。まさに、「皇帝」ならぬ「女帝のいない8月」といったとこか。最新シングル『My Days for You』では、会場を完全にマノワールドに夢中にさせ、『元気者で行こう!』は、観客全員が振り付けを行い、完璧に観客を自分のものにしていた。やはり、真野のアイドルスキルは相当高い。この真野ワールドの凄さは、中高年が真野の振り付けと同じように、躊躇うことなく、くるくる廻っている光景を見たときにはっきり実感した。このアイドルグループ全盛時代にピンでやっているだけのことはある。約1時間弱のステージだったが、あっという間であった。

《宴の後》
マノエリのステージが終了したので、帰路についたのだが、フェスの野外会場もまだまだ、トークが行われていた。さて、これで3回にわたるTIF2011のレポートは終了。

TIF2011は8月末に行われたが、2ヶ月後の現在は、HKT48のお披露目、乃木坂46の冠番組の開始、NMB48の2期生加入による快進撃、SDN48の来春の全員卒業と相変わらず、話題の中心は秋元Pプロデュースの面々。短期間で目まぐるしく入れ替わるアイドル戦国時代から、AKB48による幕藩体制(SKE48、NMB48、HKT48)の確立と海外進出(JKT48)で、焦点は第二の地位をハロプロがどう死守するか、第三勢力の合従連衡で大同団結はあるのかが、益々面白くなってきた。ハロプロはついに、モベキマス名義で『ブスにならない哲学』を11/16日にリリース、AKB勢ではSKE48が『オキドキ』を11/6日、何と同日の11/16日に『ベラペラペラオ』でNotYetをぶつけてきた。ハロプロの総力対AKBの個別師団の戦いというハロプロにとっては屈辱的な戦い。さらに、フレキス11/22日に『最初のメール』、ワロタ11/30日に『希望山脈』で総力に出たハロプロを完全に打ちのめすのだろうか。第三勢力筆頭のももクロ11/23日に『労働賛歌』をリリース。どんな結果になるか、なかなか興味深いところだ。
2011-10-24 03:06:45 posted by ohtaka123 テーマ:アイドルマーケティング

乃木坂46お見立て会にみる新アイドル戦略

乃木坂46お見立て会にみる新アイドル戦略


《概要》
10月23日の13:00開演の「第1回乃木坂46お見立て会」に足を運んでみた。場所は、新木場STUDIO COAST」で通常はライブ使われる会場で、スタンディングでの鑑賞が基本だ。11:30開場であったので、丁度、その時間に行ったのだが、開催者の予想とは違っていたのか、スムーズに入場ができたたため、開演まで1時間もあり、しかもパイプ椅子が用意している分、狭苦しいので、一旦、会場を出て開演を待つことにした。10分前に再入場するとスタッフ間で入場者550人の報告が聞こえていたので、開演までの人数は600人くらいであると思う。1200番台まであったので当選者の約半数が来場した計算になる。会場の席は8~9割は埋まっていたので主催者側の想定内の人数ということだろう。
男女比は圧倒的に男性だが、女性もちらほら散見された。20人~30人に1人くらいか。メンバーと同じ年くらいの女性もいたので友人関係かもしれない。年齢は10代~50代までだが、中心は20代前半~後半ではなかろうか。

《乃木坂46の見所》
さて、小職が「乃木坂46」に注目しているのは、①AKB48のライバルとしての具体的な売り出し方、②AKB48が5年かかったことを5ヶ月でやる方法、③めまぐるしく変わる選抜メンバーは正解なのか、というところであるが、無論、メンバーのクオリティーが高いことが大前提である。ここ最近のハロプロ勢の新メンバーは、多くの疑問符がつく。ダンスと歌唱力重視ということかもしれないが、そうはいっても・・・である。

《33名の自己ピーアールは全力少女》
さて、「お見立て会」は、約2時間で、33名のメンバーが順番に自己ピーアールを行い、フアンがお気に入りのメンバーを1人決めて握手をする内容である。1人あたりの時間は少なくても33名もいるので時間はかかる。正直、デビュー曲の発表程度はあるかと思ったらそれもない。よく言えばシンプルであるが、あまりにも潔すぎるきらいはある。つまり、このイベントの骨子は純粋なフアン投票で、そのための仕掛けがメンバーの自己ピーアールということになるわけだ。33人もいると、全員がどのようなピーアールをしたか覚えていないし、やったことを覚えていても名前と顔が出てこないこともある。ある程度、投票前にセレクトしていないと、どのメンバーに投票するか困ることになるだろう。

《実際のメンバーを見る前の予備知識》
まず、既にある程度顔と名前が一致しているメンバーで良いと思っていたのが、
高山一実、中田花奈、深川麻衣、星野みなみで、顔と名前が一致しているのが、七福神生田絵梨花、生駒里奈、市来玲奈、桜井怜香、白石麻衣に、グラドルの井上小百合、ミスマガの衛藤美彩、元モモクロの柏幸奈、トマト一本の大和里菜とツンデレ気味の若月祐美くらいなので、その他のメンバーは余程のインパクトがないと印象に残らない。
メンバーのほとんどがテンションが異常に高かったのだが、その中でも永島聖羅は、まるでSKE48の須田亜香里級のハイテンションで気合充分であった。
他で覚えているのが、中元日芽香の「さくら学院」ネタ、安藤美雲の甘え系(SKE48でいうと平松可奈子ポジションか)、岩瀬祐美子の姉キャラ、クラシックバレエを披露した宮澤成良くらいか。可愛いと思ったのが能條愛未、松村沙友理である。

《生田絵梨花が運営の推され?》
さて、実際の進行であるが、最初のMCは生田絵梨花が務めた。この娘は前へ前へ行くタイプなので運営でも使い勝手が良いかもしれない。生田が一通り本日のスケジュールを発表した後は、下北沢FMの大蔵ともあきが司会でイベントが進んだ。
星座順に発表と、ひねった形でメンバーの自己ピーアールが始まった。最後の橋本奈々未が終わるまで約2時間、その間にあったのは、5分程度の抽選であったた人と推しメンのツーショット撮影だけなので、緊張した長い時間を過ごしたわけである。さて、いよいよ投票、つまりたった1人との握手する相手を決めなくてはならない。まわりを見ると、既に決めている人と迷っている人が半々という状況だ。33名を4分割して気に入ったメンバーがいるタイミングで外に出るのだが、投票が閉まる(握手が終了する)タイミングで駆けつけた人も結構いた。

《中田花奈は清楚系で価値がある》
やはり、その中でも清楚かクレバーな印象が強かった中田花奈のセンターが良いと思った。美形で正確が良さそうな高山一実だが、宮尾すすむ顔負けの「はい」と言って手を添えるのは異形の人になってしまう。折角の美人なのに惜しい。深川麻衣はちょっとおとなし過ぎるのでもっと前に出ないと埋もれてしまう。星野みなみは今後が楽しみということになる。


以上が、本日の「お見立て会」の内容と印象であるが、注目は誰が人気があるかということだろう。握手した後は会場に戻れないため、誰がどれだけ票を獲得したかはわからないが、第一グループの中では生田絵梨花、若月祐美28票を獲得してトップというアナウンスが入った。会場内では、「えげつない」という反応があった。無論、投票数が少ないメンバーを慮っての反応であろう。

《今回の「お見立て会」から見る戦略》

①AKB48は、メンバーとフアンが歴史を共有することによって愛されるアイドルに成長したが、乃木坂はまずフアンになってもらって歴史を共有しようという時短を図っている。

②AKB48の不人気メンバーでは残酷劇である握手会をより先鋭化させている。メンバーに多大なる緊張感を持たせるのと同時にモチベーションを高めることを狙っているが、メンバーのプレッシャーはあまりある。今回の「お見立て会」の意義は乃木坂48の方向性をフアンに知らしめるに一役買っている。すなわち、推しメン(AKB用語ですいません)が笑顔でいられるのか泣き顔になるかは貴方次第と宣言しているのである。

③メンバーを競わせることが育成の早道。
明らかに、他のアイドルグループとは違い、全員が一生懸命に本日のピーアールポイントを必死の思いで考えている。多くは高いテンションでわかりやすい形で観客(フアン)に伝えているし、戦略的にテンションを低めに他との違いを意識的に演出しているメンバーもいる。つまり、最もメンバーが成長するのはフアンの人にいる前で切磋琢磨することで、早期にメンバーの成長を企図しているわけである。

まだ、緒についたばかりの「乃木坂46」なので、今のところ、これぐらいしか思いつかないが、まずは公演を見てみたい気になった。特に中田花奈は注目。見事に「乃木坂46」の戦略に嵌ったしまった小職である。




















2011-10-11 00:54:56 posted by ohtaka123 テーマ:ブログ

TOKYO IDOL FESTIVAL 2011 巡礼記 中篇

TOKYO IDOL FESTIVAL 2011 巡礼記 中篇

TIF2011に於ける不在故に改めて感じるAKB48の破壊力とさくら学院の萌芽


今回は、TIF2011巡礼紀の中篇をお届けする。

《アイドルは可愛いという概念が崩れ去った瞬間》

午後は、「私立恵比寿中学」、メインステージでの「さくら学院」、「アイドリング!!!」、「9nine」、「SUPER☆GiRLS」、「バビラビーンズ」、「真野恵里菜」の予定を組んだ。昼食後の始動は14:15分開始の「私立恵比寿中学」であるが、少々時間があるので、ウエストプロムナード広場に人だかりがあったので覘いてみると、MCにアンドリング!!!の遠藤舞橘ゆりか。ゲストはテクプリともう一組(不明)。もう一組のふっくらしたほうは、天然系。それ自体は別に驚かないのだが、多分、この娘の良さはステージングを見なければ絶対!にわからないだろうというほどのアイドルスキル。正直ぶっとんでしまった。普段、感じているアイドルという概念を根底から崩してくれるのも、このイベントの真骨頂だと納得してしまう。

MCの橘ゆりかは、TVと違わぬ美しさで、トークも上手い。アイドリング!!!では一番の美人と個人的には思っている。内容はというと、このトークイベントのテーマはエコであるので、環境について考える場でもある。それ故、環境に良いとされるグッズや節約と言った耳に痛いお話を襟を正して拝聴すること約15分。
携帯の時計を見ると既に14:10分。N君と大急ぎで、「エビ中」が待つM-1スタジオに移動した。

《エビ中で夏祭り気分を堪能》
「エビ中」は言わずと知れた「ももクロ」の妹分。「ももクロ」の百田夏菜子が自らグループ紹介で言うとおり「変なアイドル」のDNAを充分に引き継いだグループ。ただし、恐らく練習量がはんぱではない「ももクロ」は、自らの肉体を表現の一部に完璧にとりいれているプロ意識の高い集団。「エビ中」は「King of 学芸会」の異名があるとおり、完成度の低さがむしろ魅力と細かい違いはある。そうは言っても、そこはそれなりの練習量は必要であろう。

今回のスターダスト勢は、「エビ中」に加えて「みにちあ☆ベアーズ」の参加に留まったが、3Bjunior(スターダスト第三部ジュニア)の中でいくつかのユニットが出来ているので羅列すると、

①Me☆Star
天然系美少女ユニットで高橋春織、橋本わかな、奏音の3人組。

②mignon
「可愛いい」がコンセプトの夏緒、岡崎歩美、秋本帆華の3人組。

③クリミテーションZ
旧クリィミーパフェを再構築。元SKEの高井つき奈、藤白すみれにミスマガ2011の綾乃美花で、高井つき奈のももクロ復帰はないのか?

④KARAリテーションZ
KARAのコピーユニット。岡崎歩美、藤白すみれ、綾乃美花、橋本わかな、長尾寧音がメンバー。完全に企画系ユニット。

⑤ミルクレープ
別名地方組Aで、その名の通り地方出身者のユニット。秋本帆華(愛知県在住)、咲良菜緒(愛知)、安藤ゆず(名古屋在住)、矢野優花(宮崎在住)、綿谷香春(福岡県在住)

⑥いちごミルフィーユ
別名地方組Aで、その名の通り地方出身者のユニット。
高井つき奈(愛知)、長尾寧音(札幌在住)、小川千尋(札幌在住)、綿谷香春(福岡県在住)谷川菜奈(愛知)


以上の通りだが、企画色が強いためユニットとしての活動は限定的だろうが、クリミテーションZは、もしかしたら?という雰囲気はある。

話を戻すと、既に「エビ中」のステージは始まっていて、大勢の人でいっぱいであったが、何とか場所を確保して「エビ中」のステージングを見た。「エビ中」らしく、カオス漂うステージング。衣装は浴衣と、これまた、一筋縄でいかない変化球。「さくら学院」と比較すると「さくら」がグループとしての息のあった美しさがあるのに対し、「エビ中」は、個々が好き放題やっている混沌が織り成す面白さ。「オーマイゴースト?・・・」で、エビ中に『ガ~オッ~、ガ~オッ~』と攻撃され、連れのN君は面くらい、早くも降参気味。

とにかく”にぎにぎしい”。しばらく、「エビ中」の混沌とした世界に浸りたかったが、最後まで見ていると、「さくら」のオープニングに間に合わないので、後ろ髪をひかれながら、「さくら」の待つM-1スタジオ(HotStage)に急いだ。

《菊の季節にさくらが満開》

開始時間に間に合い、何とか見やすい場所を確保し、「さくら学院」のアナウンス。メンバーが登場し、イントロ、歌唱となるはずが、何と、いきなりカラオケがストップするハプニング。会場からはスタッフへ向けブーイング。何とか、三吉彩花が取り繕ろい、一旦は収まり、再度、歌いだすと、また演奏ストップ。観衆はもう一度、スタッフにブーイングを浴びせたが、今度は、キャプテンの武藤彩未がフォロー。武藤彩未は、中学生であるものの、このメンバーの中では完全にお姉さん的存在。不思議なもので、武藤が妙に大人に見えてしまう。同じく年長の三吉彩花は、意外にふんわり系で、ドラマの印象とは異なる。それにしても身長が高い。年長組がしっかり踊って、年少組は、弾むような軽やかなダンス。最後は「夢に向かって」を歌い感動のフィナーレ。印象は、品行方正なお嬢様の集団。武藤彩未は、下町の老舗店の元気娘。三吉彩花は山の手の社長令嬢のイメージとキャラは異なるが、良家のイメージでグループとしても統一感が保たれている。「AKB48」のリアル・身近路線とは別のグループコンセプトを持っていると感じた。このグループはマスになったときに、今の路線を継続できるかがブレークの鍵となるはずだ。

さて、「エビ中」と「さくら」、同じ中学生のグループといっても、大きく路線は異なる。ここで、中学生中心のメジャーなアイドルグループを整理すると、以下の5グループになる。

《中学生主体のブーム到来か》
~特徴のある5つのグループのマーケティング戦略~

さくら学院       アミューズ、レーベルはトイズファクトリー。
東京女子流      エイベックス・マネジメント、レーベルはavex trax[
Fairies         ヴィジョンファクトリー。所属レコード会社はエイベックス
私立恵比寿中学  スターダストプロモーション 
Happiness       LDH   レーベルはユニバーサルシグマ

「さくら学院」「私立恵比寿中学」の訴求層は圧倒的に男性。「Happiness」は、女性への訴求が強い。「東京女子流」は、男性が中心ながらも、男女双方に対応可能。「Fairies」は、男女双方への訴求で、先輩格の「SPEED」に近いかもしれない。
また、「Fairies」は久々のマスを使ったプロモーションで一気にメジャーになってきているのに対し、「さくら学院」「私立恵比寿中学」は、パブリシティはそれほど行わず、地道な活動でじわじわと人気を獲得してきている。「Happiness」と「東京女子流」はその中間にある。女優色の強い「さくら」「エビ中」は、人気が出たら、もうけもので資金を投下する必要はないと判断しているのは象徴的である。「Fairies」は、事務所を挙げての勝負に出たと見るべきだ。また、「東京女子流」のフアンに中年男性層が多いことが印象的だった。いずれにせよ、この5組には今後も注目だ。小職の推しは、無論「さくら」。

《アイドリング!!!は安定感》
「さくら」に続き「アイドリング!!!」のステージ。2006年10月創立であるので、既に5年間の活動歴がある。AKB48に遅れること10ヶ月でのスタートだが、今や別次元の住人になったAKB48の背中さえみえない状況だ。思えば、アイドル三国誌の一角を占めていた時期もあったのだが、後続のAKB48妹分であるSKE48、NMB48に追い抜かれ、ももクロの路線にも太刀打ちできず、気づいたら、ぱすぽ、スパガが追い抜き車線を通っているという状況だ。しかしながら、このグループ、上昇はしていないが下降もしていないという変化が激しい芸能界にあって健闘している珍種でもある。AKB48と別の意味で「ガチ」であり、「ももクロ」と別の意味で「全力」なのである。見ていて飽きがこないという意味では凄いグループと評価に値する。また、2009年に大量に卒業してからは、メンバーは抜けておらず、一体感もでてきている。さて、TIFの顔ともいうべき「アイドリング!!!」のステージだが、フジのホームグランドとあって、安定感のあるステージ。名曲、「目には青葉、山ホトドギス 初恋」のステージがなかったのは残念であったが・・。このステージは後藤郁復帰の最初のステージとして節目のステージでもあったため、泣きが見られると思ったが、意外に淡白だったのは拍子抜けであった。
最近、太りすぎた野元愛が風船に絡まったときには、全員が「あなたが風船」と揶揄するあたりは、観客が激しく同意。健康的でスポーツ少女の野元は誰にでも好かれるキャラだが、流石に太り過ぎ。この年代は成長期にあるので、体の管理は難しいのであるが、かなりやばいレベルになってきている。痩せている時は美少女だっただけに、口に物をほおばりながら「今ダイエット中」というのは愛嬌か本気かわからない。

アイドリング!!!のステージが終了すると、次は「9nine」なので、「アイドリング!!!」単推しフアンは退散し、入れ替えが始まった。そこで、おもいっっきり前に行った。というより、続けて見る人は、押されて前に進まざる終えない面もあるだが、兎に角、ここは正念場(何の?)と思って、寿司詰め状態を甘んじたわけだ。また、既にアイドリング!!!当たりから、『スパガ』のステージを見るために、場所を確保している人も見受けられた。「9nine」のステージを見ている人も、『スパガ』待ちで見ている人も多そうだった。

《9nineが超えなくてはならないもの》
9nineは、モデル系事務所のレプロエンタテイメントの所属タレントを中心としたグループである。人気の川島海荷を中心に、グラビアの佐武宇綺、Pefumeのあーちゃんの妹の西脇彩華に新規加入の吉井香奈恵村田寛奈を加えた新生9nineのステージは楽しみにしていた。N君は何を隠そう「川島海荷」の超がつくほどの大フアンで、かなり鼻息が荒くなっているのがわかった。ただ、N君はこれも超がつくほどの恥ずかしがりやのために、応援は控えめだ。私は、N君の応援の仕方を「エア応援」と命名した。さて、いよいよBGMがストップすると、ステージの奥から「ワン、ツー、スリー・・ナイン」の円陣の声がこだますると会場から「ウォ~」の声があがる。ついに、9nineが登場すると、拍手喝采。新曲の『夏 wanna say love U』『SHINING☆STAR』を披露し、パフォーマンス集団に衣替えしたことを印象付けた。この中に旧9nineを知っている人はそれだけいるのかと思いつつ、川島海荷が、小さい体で頑張ってダンスと振り付けを精一杯やっているのがわかった。女優業の傍らよくここまで仕上げてきたと、賞賛したい気持ちでいっぱいであった。ステージに近いため、西脇彩華が、物凄く大きく見えて、近寄ってくると、ちょっと迫力がありすぎて恐怖でもあった。最後は、新生9nineのデビュー曲でもある『Cross Over』。この曲は、新生9nineをデビューから追っかけていた番組「Go Go 9nine」を思い出しほろっときた。エア応援で少々疲れ気味のN君も満足そうであった。ただ、正直言うと、このままでは、川島海荷人気の依存体質から脱却できないであろう、無論、村田寛奈のダンスや吉井香奈恵の歌唱力は特筆するものであるが、K-POPで補完されてしまう。グループとしてのコンセプトとは異なったところで勝負せざる終えないのが今の9nineである。

愈々、今夜のメインの『SUPER GiRLS』の登場である。『SUPER GiRLS』以降と今後のアイドル戦線の予測は後篇でお届けする。


ペタしてね



2011-09-25 00:59:37 posted by ohtaka123 テーマ:アイドルユニットの研究

TOKYO IDOL FESTIVAL 2011 巡礼記 前篇

TOKYO IDOL FESTIVAL 2011 巡礼記

~TIF2011に於けるAKB48不在で際立つその破壊力とさくら学院の萌芽~


≪聖地巡礼≫
もう半月以上も前になるが、「TOKYO IDOL FESTIVAL 2011」の初日(8/27)に行ってきた。イベント自体は、今回が昨年に続き2回目であるが、私自身は、今回が初めてとなる。当日は、同僚のN君が、「開場に間に合うように行こう」とはりきっていたお陰で、休日にもかかわらず、早起きを強いられ眠い目を擦りながらのお台場到着であった。前日、あれだけ気合が入っていたN君の姿が見られなかったので、電話を入れると何とチケットを忘れて家にとりにいったので遅れているとのこと。遠足の前の日に興奮し過ぎて眠れずに翌朝起きられずに遅刻するタイプがN君である。

そこで、『JK21』のステージはあきらめて、「滝の広場」でこれから始まる『アイドリング!!!』のトークショーを見ることにした。

≪フェスの見所≫
アイドルが一堂に会するこのフェスではあるが、AKB48勢がいないこのフェスは片肺飛行なのは否めない。また、既に後続を大きく引き離し、身内にライバルを作ろうとしている(乃木坂46)のを考えれば非AKB48勢力の結集という面が色濃くでている。ハロプロも孤高のエース真野恵里菜を送り込み、スターダストも、旗頭の『ももクロ』こそ参加しないものの、『私立恵比寿中学』、『みにちあ☆ベアーズ』で参戦し、エイベックス、『SUPER☆GiRLS』『東京女子流*』に加え、いわばAKBで言う研究生の『iDOL Street』まで揃えて磐石の体制を敷いている。また、新生『9nine』が初参戦、オリコン1位の余勢を駆って旬なグループである『ぱすぽ☆』でAKB48迎撃体制となるはずだが・・。

上記に、このフェスの顔であるアイドリング!!!を加えると正統派のメジャーどころのユニットがほぼそろう。これに、コンセプチュアルな『バニラビーンズ』吉本のアイドル軍団『YGA』、飛び道具の『中野風女シスターズ』、つんく系の『THE ポッシボー』が色を添えている。

躍進が期待される『さくら学院』『私立恵比寿中学』アミューズVSスターダストのChu-boh対決は見所の一つ。正統派の「さくら」対技巧派の「えびちゅう」という構図でもある。今回は参加していないが、EXILE軍団の「Hapiness」と久々の本格的アイドル戦線に狼煙をあげたVISION FACTORY「Fairies」も加えて熾烈な戦いが繰り広げられるだろう。

勿また、このフェスには、『アフィリア・サーガ・イースト』やディアステージの『でんぱ組.inc』のようなリアル系アイドル地下系と呼ばれる『Chu!☆Lips』のようなディープな面々や『Aell』を代表とするグラビア系アイドル、『Jewel Kiss』のようなご当地アイドル、ホリプロ所属の緩い集まりである『HOPCLUB』や音楽性の強い『Feam』、ダンス&ボーカルユニットの『Circadian Rhythm』、はたまた音楽&グラビアの『Survive-ZERO』(酒井欄脱退でグラビア色が薄くなった)など様々な生態のアイドルが見れるというのが特徴でもある。また、アイドルって名乗ればアイドルなのかと妙に納得させる冗談かと思えるアイドルが生息していることを身をもって知ることができる良い機会でもある。

さて、AKB48勢力のいないアイドルフェスであるが、そもそもAKB48勢力が参加したら、そもそもフェスが成立しないだろう。要するに、色々なアイドルを見るのではなく、はっきりとAKB48を見に行くことになるからだ。たとえ、AKB48、SKE48、NMB48をチームで分割して研究生を独立チームとしても事態は一緒。AKB48フェスとなってしまうだろう。それだけ、現状の人気差は激しい。無論、AKB48が参加すれば、入場券が抽選になり、会場も厳戒態勢となるわけで、パニック必至のフェスになる。

《非参加組のメジャーアイドル》
今回、非AKB48勢力で不参加だった主なアイドルユニットは、K-POPを別にすれば、前述の『ももいろクローバー』ハロプロの四個師団(モー娘。Bz工房、℃-ute、スマ)に加えてLDH系(Exile)の『Dream』、『Happiness』、『FLOWER』EXILE軍団スィートパワーの『bump.y』がメジャーどころ。その他比較的有名どころでは、小池唯のアイドル性が高い『Tomato n'Pine』、つんく♂系の 『キャナァーリ倶楽部』、老舗の『制服向上委員会』くらいである。

そういう意味では、非AKB48のアイドルの結集といってもそれほど過剰表現にならないだろう。

《AKB難民の受容》
見所の一つとして、AKB難民の受け入れ先筆頭はどこのグループかということでもある。昨年大ブレークを果たしたAKB48は、最早、身近なアイドルとは言い難く、姉妹グループのSKE48も事情は同じである。唯一、NMB48がその過渡期にあると言ってよい。最近、新聞記事をも賑わせた謹慎事件と渡辺美由紀近藤里菜の選抜漏れは、過渡期に起きた事件である。同じ謹慎でもAKB48大場美奈のそれとは性格を異にする。ブレークすればするほど、フアンとの距離が遠くなるので、それに満足できない層がまだブレークしきれていないアイドルを探す旅にでるわけだ。現在のところ、AKB48難民の受け入れ先として『SUPER☆GiRLS』が本命であろう。『ぱすぽ☆』も受け入先にはなるが、奥仲真琴増井みおのツートップに限定されそうだ。むしろ、AKB48の正しい受け入れ先は、『さくら学院』ではないかと思っている。アミューズ所属だけに洗練されていて、かつ女優の卵の集団である。小中学生限定というコンセプトは気になるが、ブレークすればさくら学院高等部をつくれば良い。同じ低年齢層であっても『東京女子流』の場合は、フアン層の年齢がことのほか高い。初期のAKB48のフアンが中高年が多かったのと同じ現象が起きているので、意外と伸びる可能性もある。今回は参加しなかったが、『ももクロ』は既に多くのAKB48難民を受け入れていることだろう。

さて、前置きが長くなったが、これからお台場で辿った道を再現してみることにする。


≪アイドリング!!!とのまさかのすれ違い≫
これから始まる10時間近くのアイドルとの邂逅に備えて、沐浴せねばと洗面所で、洗顔、歯のブラッシングを丹念に行い、「GirlsFactory」で配布された『WatariroukaHashiritai』のイニシャルが入った鮮やかなピンク色のタオルで顔を拭きながら洗面所を出ると、容姿端麗な女の子たちとすれ違った。すれ違った瞬間は全くわからなかったのだが、どこかで見たことある顔・・・。そう、アイドリング!!!伊藤祐奈、朝日奈央、後藤郁大川藍の面々である。気づいたときには、背後を見るしかなかったが、普通にアイドルが歩いているとはびっくり。流石にアイドリング!!!だけあって、トークショーの野外の広場は立ち見がでるほどの満員。アイドルオタクの友人の到着には、まだ時間がかかりそうなので、次のトークショーの『ぱすぽ☆』を座って見ることにした。

≪奥仲真琴と増井みお≫
『ぱすぽ☆』は、今回の中では、最も勢いのあるアイドルグループといって良いかもしれない。楽曲の良さもあるかもしれないが、奥仲真琴の存在が絶大だ。『ぱすぽ☆』のツートップの増井と比べてみてもワンランク上の可愛さ。それだけに、奥仲がこけたらグループにとって致命的なのは間違いない。ただ、AKB48とは異なったメンバーのフォーメーションを拝めるとあってお昼から始まるステージが楽しみである。

≪篠崎愛が意外に大人っぽい≫
アイドルオタクの友人が到着して、まずは、パンを食べたいということなので、完全に『JK21』のステージは諦めて、『Aell』のトークショーを見ることにした。よく、考えると入場券を払って無料のトークショーを見ているのも、「なんだかなぁ、」であるが、『Aell』のトークショーを至近距離で見るのも思い出になる。篠崎愛の知名度が高いグループであるが、石條遥梨もグラビアジャパンベスト16の頃から知っていたので飽きることはなかった。ローティーンからグラビアで活躍していた篠崎愛は近くで見ると意外に大人っぽい。来年はもう20歳と考えると時の流れを感じてしまう。

驚きは、この後メインステージのHotStageに出ることであったが、残念ながらステージは見れない。『さくら学院』は譲れない。またもや、公開無料ステージであるが、やっとウエストプラムナード広場に移動した。

《圧巻のさくら学院》
到着すると、ステージを囲むようにして既に人だかりの山。それでも、ステージに近い距離まで辿りつき、後は『さくら学院』の出番を待つだけ。小中学生だけのメンバーだけあって、このグループは極端に電波系のメディアの露出が少ない。それだけに、余計に興味をもってしまう。特に、元『可憐Girl's』の武藤彩未とドラマ『熱海の捜査官』の謎の美少女、映画『告白』のバッドガールを演じた三吉彩花は注目株。このグループの面白さは、身長のデコボコ加減。まるで大人と子供が一緒のステージに立っている不思議さであるが、バラバラではなく妙な統一感があることである。ミニステージが終わりやはり、『さくら』は良かったと思っていると、N君が「屋上に行きましょう」という催促があった。次は『東京女子流』であったが、N君の殺気に気圧され屋上に向かうことにした。尚、このステージで『さくら』に魅了され、単独ライブに行きたいとと思ったが、前売り発売日にネットで申し込もうとしたが、10分も経たずに「SOLD OUT」、箱が大きくないとはいえ、3ステージ全部完売である。さくら恐るべしである。


『YGAと朝日奈央』

やっと、有料の舞台に向かうことになるわけだが、向う手段は二機のエレベーターだけで、予想以上に時間がかかる。エレベーターを降りて前進すると、物販コーナー。『SUPER☆GiRLS』だけは、長蛇の列。流石にAKB48のエキスを取り入れているだけあって、物販の人気も本家同様である。物販コーナーを抜けると屋上になる。朝日奈央橋本楓が、『麦わら☆娘』なるユニットとトークをしていたので、近くまで見に行った。朝日は頑張っているが、この”麦わら娘”ほとんどノーリアクション。N君にせかされて、屋上のステージへ向かった。N君のお目当ては『YGA』。私は、正直、微妙。歌もダンスも悪くはないが、衣装も含めて華がない。だが、N君は必至で声援を送っているので、しばらく放置しておいた。この後は『SurviveZero』。これで、酒井欄は卒業になってしまうので、見ておきたかったが、この後、『ぱすぽ☆』の『HotStage』を見るため、このタイミングで降りないと、間に合わない。

『ぱすぽ☆』のカラーリングは見て楽しい

N君はトークショーで奥仲真琴に魅せられたようで、既に「まこっちゃん」と呼んでステージを楽しみにしているようだ。無論、小職も奥仲のアイドルスキルは高いと思っている。『ぱすぽ☆』の成功は『少女飛行』の楽曲の良さ、奥仲のアイドル性に加えてメンバーのカラーリングにある。『少女飛行』の前は、CA風の衣装でメンバー全員紺を基調としていたが、この衣装を見るとミニスカポリスを想起させてしって新鮮味がないのだ。白をベースにメンバーのイメージカラーでアクセントをつける衣装は、見ているだけで楽しいし、好きなメンバーが、今どこにいるかもすぐわかる。イメージカラーの先駆者は『ももクロ』であるが、ブレークに与えた影響はむしろ『ぱすぽ☆』のほうが大きいだろう。さて、『ぱすぽ☆』のステージングであるが、このグループのフォーメーションの面白さは、収束と拡散にある。拡散して収束してメンバースイッチ、また拡散して収束という。いわばセリアAのローマのシステムであるゼロトップのようだ。トップ(センター)がいないということは、誰でもセンターになれるということで、『少女飛行』はこのスタイルだ。『VIVI夏』では、増井みおがセンターを努めたが、ずっと続けるかは不明だ。注目の奥仲のステージングだが、他のメンバーがダイナミックでキレがあるのに対し、体が小さいためか、動きは可愛いと表現すれば良いのだろうか。でも、一生懸命さは伝わっているので、○である。

ここまでで、朝食を食べていない小職は昼食の必要性を感じて、一度外に出ることにした。次は『東京女子流』であったが、ここで昼食をとらないと空腹で倒れる危険性がある。

昼食は、牛タンカレー。結構おいしかったのは空腹のせいかわからないが、体力も回復し、午後のステージングを見ることにした。午後の予定は、「私立恵比寿中学」メインステージでの「さくら学院」、「アイドリング!!!」、「9nine」、「SUPER GiRLS」、「バビラビーンズ」、「真野恵里菜」の怒濤の6時間のスタンディングでのライブである。後篇は彼女たちのステージジングを中心にレポートをする。


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