いつもありがとうございます。

「おしゃれの学校」のヤマダミユキです。

 

 

フィギュアスケートの衣装について、この機会に昔の記憶を引っ張り出します。

 

 

衣装といえどもスポーツウェアなので、一般的な洋服のセンスと技術では仕立てられません。

 

有名デザイナーが手がけることもありますが、欧米にはフィギュアやバレエ、ダンス専門の衣装デザイナーがいて、会社もたくさんあります。

 

衣装については放送でもあまりコメントされませんね。

よく見たいと思ってもTVだと流れていってしまうし。

 

 

最近はインスタをされているかたも多いので、細部までじっくりご覧になってください。

 

 

【伊藤聡美】日本
 

いま、日本人選手の衣装の多くを手がけているのは、伊藤聡美さん。

1シーズンで50着くらい制作するそうです。

 

バレエやダンス衣装のチャコットでデザイナーを務め、2015年に独立されました。

 

オーダーを受けて、オリジナルのデザインを起こす場合と、選手や振付家のスケッチをもとに仕立てる場合があるそうです。

 

宇野昌磨選手のフリーもSPも伊藤さんですね。

 

 

 

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宇野昌磨選手の衣装づくりに関する裏話はこちらで読めます↓↓。

 

 

 

 

【ヴェラ・ウォン】アメリカ

 

昨日も書いたように、ネイサン・チェンの衣装は、ヴェラ・ウォン。

彼女自身、元スケーターなので、単に美しいだけではない機能性を感じるデザインです。

 

体型をきれいに見せ、ジャンプやスピン、スパイラルなどフィギュア独特の動きに映えるつくりを身をもって知っています。

 

いちばん有名なのは、94年リレハンメルオリンピックで銀メダルを獲ったナンシー・ケリガンでしょう。

 

 

 

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彼女のウェディングドレスのデザインに通じる、上品さとクラス感がありますね。

ミシェル・クワン、エヴァン・ライサチェクの衣装もデザインしています。

 

 

【ロベルト・カヴァリ】イタリア

今回参加している女子選手最年長、イタリアのカロリーナ・コストナーは、長年、イタリアのデザイナーと契約しています。

 

現在は違うのですが、個人的に2006年トリノ五輪から2010年バンクーバー五輪までの時代を担当していたロベルト・カヴァリ時代が好き。

 

トリノのフリーで着た、雪と星が刺繍された衣装がお気に入り。

下の動画は英語ですけど、カヴァリのデザインと言ってるのがわかります(0'30"くらい)。

 

音楽は宇野昌磨選手のショートとおなじヴィヴァルディの『冬』です。

 

 

 

カヴァリの派手さはショー向きですよね。

プリントや刺繍がとても凝っています。

 

 

 

 

カヴァリの広告やファッションショーにも出演しています。

 

彼女の衣装を毎シーズン楽しみにしているフィギュアファンは多いんじゃないでしょうか。

フィギュア選手から誰かひとり「おしゃれ番長」を選ぶなら、コストナーでしょうね。

 

 

 

 

【クリスチャン・ラクロワ】フランス

 

ちょっと古いですが、有名どころではクリスチャン・ラクロワがスルヤ・ボナリーの衣装をデザインしていました(アナウンスでも言ってますね)。

装飾が多く、独創的で、実際に間近で見たことがありますが、ため息もののの美しさでした。

 

ただ、もしかして重いかも???

 

伊藤聡美さんの話では、彼女が仕立てる衣装はすごく軽くて女子は300g、男子でも800gくらいだそうです。

 

まーでも軽々とバックフリップができるボナリーの身体能力なら、多少の重さなんか気にならないかな(笑) 。

 

動画は1992年アルベールビルオリンピック。

この頃の衣装では、他を圧する美しさでした。

 

 

スルヤ・ボナリーは驚異的なジャンプ力、しなやかなビールマンスピン、課題といわれた表現力を身につけてなお努力がなかなか評価に結びつきませんでした。

「気が強い」と揶揄するメディアもありましたが、ファンにはとても優しく、彼女にもらったサイン入りカードはわたしの宝物です。

 

 

【ナテラ・アブドゥラエヴァ】ロシア

最後は業界のレジェンドで締めましょう。
 

ナテラ・アブドゥラエヴァは、オペラ、バレエ、演劇や映画の衣装のほか、アイスショーやフィギュアスケートの衣装を多数手がけています。

 

ヤグディンの『仮面の男』、ジュベールの『007』や『マトリックス』ほか、プログラムとともに「この衣装でなければ」という存在感のあるデザインが多い。

 

 

荒川静香の『トゥーランドット』もそのひとつ。

笑わない氷の美女・トゥーランドット姫は、クールビューティの荒川選手にぴったりです。

 

 

 

この衣装は、この頃から流行しはじめた“肌の露出の多い”デザインとは真逆でした。

 

スタンドカラー、長袖、やや長めのスカートと禁欲的なくらい“きっちり”しています。

 

荒川選手のコーチだったニコライ・モロゾフさんは、当初、もっと目立つ派手なものを望んでいたそうですが、オリンピックの演技を見てナテラさんの正しさを認めたとか。

 

曲想、選手の魅力いかし、かつデザイナーの美学が反映されて、個人的にもフィギュア衣装の金メダルだと思っています!

 

 

 

 

 

さて、5月にはフィギュア史上最大のスキャンダルを描いた(でもコメディらしい)『I,Tonya』が公開されるので、ひさしぶりに映画お茶会をしたいと思いますー。

シーズンオフですが、フィギュアとファッションについて語り尽くしましょう(笑)。

 

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きょうもフィギュアの衣装について。

 

世界クラスの選手となると、衣装は当然オーダーです。

振付家の意見が中心になることが多いと聞いていますが、選手本人の強いこだわりで制作することもあるようです。

 

この選手も強いこだわりがあるそうなのですが、独特です。

なにしろ、これ↓↓。

 

「スパンコールが大嫌いなんだ」

 

 

スパンコールって、フィギュアの衣装によく使われるキラキラしたやつです。

 

 

 

 

そーいえば彼がスパンコールの衣装を着てるのって、見た記憶ないなー。

似合わないしね。

 

誰かというと、そう、このひとです!

 

 

 

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アメリカのネイサン・チェン選手です。

 

すごかったですね、17位からの巻き返し。

ソチでの浅田真央さんを思い出したかたも多かったのではないでしょうか。

 

演技終わって涙が出ましたよ(「羽生、金!」でも「1、2フィニッシュ!」でも泣かなかったのに。笑)。

 

 

彼が滑ったのは『小さな村の小さなダンサー』という映画にインスパイアされたプログラムです。

これは、中国からアメリカに亡命し、のちにヒューストンバレエ団のプリンシパルになったリー・ツンシンの自伝の映画化。

 

 

 

 

ネイサン・チェンは中国系アメリカ人です。

幼い頃からバレエや体操をやっていたので、この作品は彼のバックボーンにとてもフィットしてるんですよね。

 

 

彼のオリンピックの衣装をデザインしたのは、レッドカーペットでもおなじみ、ウエディングドレスのデザイナーとして有名なヴェラ・ウォンです。

 

ネイサン・チェンは手脚が長く、均整がとれたプロポーションながら、典型的なアジア系のスッキリサッパリ顔なので、いわゆる王子様衣装って似合わないんですよね。

 

本人もそれがわかっているので、キラキラスパンコールは避けているんでしょう。

 

 

ヴェラ・ウォンのデザインは、そんな彼の好みと外見、曲想、プログラムの世界観を最大限に活かしつつ、いかにも彼女らしいミニマムでスタイリッシュなものに仕上がっています。

 

 

 

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超シンプルですが、よく見ると袖の切り替えやキモノ風の衿もと、思い切ったモノトーンの使い方などとてもモダンです。

 

古典的なバレエではなく、コンテンポラリーダンスのような衣装ですよね。

 

 

SPのモノトーンの大胆な切り替えの衣装もスタイリッシュでした。

 

 

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作品世界と選手の個性に対する深い理解。

 

それは、ヴェラがかつて全米選手権に出場するほどのフィギュアスケーターだったという経験のなせるわざ。

 

残念ながら本人はあと一歩でオリンピックには届きませんでしたが、衣装デザイナーとして夢を叶えました。

 

すごいなぁ…。

 

 

 

ヴェラ・ウォン以外にも有名なデザイナーがデザインした衣装があります。

いい機会なので、次回ご紹介しますね。

 

 

わたしがスタイリングで講師やコンテスタント、パフォーマーなどを得意としているのは、舞台や映画、フィギュアスケートなど演技が好きだからです。

 

衣装(ファッション)も演技や表現の一部。

 

毎日の服装に「テーマ」をつくるのは、その考え方を応用したもの。

テーマに合わせて着るものを考えるのは、なりたい自分になる第一歩なんですよ。

 

 

 

 

 

さて、5月にはフィギュア史上最大のスキャンダルを描いた(でもコメディらしい)『I,Tonya』が公開されるので、ひさしぶりに映画お茶会をしたいと思いますー。

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きょうはいろんなところでフィギュアスケートがトピックに上がってますね。

 

1972年札幌オリンピックのジャネット・リン以来、“氷上のバレエ”に魅せられているわたしとしては、日本がこんなフィギュア大国になるなんて感慨無量…(涙)。

 

 

槇村さとるの漫画『愛のアランフェス』や『白のファルーカ』が現実味を帯びてきましたねー。

 

 

 

 

 

きょうはフィギュアスケートの衣装について。

試合を観る楽しみのひとつとして、またファッションコーディネートのヒントになりそうなことをご紹介します。

 

 

下の記事は、4年前、ソチオリンピックの際の読売新聞の記事。

削除されてなくてよかった!

 

衣装は演技の評価にも影響するのだろうか。

 

 国際スケート連合(ISU)レフェリーの城田憲子さんによると、「主に芸術面を評価する演技構成点に影響する」。演技構成点は五つの要素からなり、そのうちの「曲の解釈」や「振り付け」といった要素にかかわってくる。衣装が曲や振りと合っていることが大切だという。

 「動きやすく、曲想に合っていて、かつ個性のある衣装が理想」と城田さん。

     (中略)

 ジャンプやスピンなどの技も衣装によって見え方が変わる。競技でありながら芸術性も評価されるのは、フィギュアならでは。

出展:読売オンライン 2014年2月13日『男子も衣装本気モード…ファッション学』

※赤字は筆者による。

 

 

衣装が曲や振りと合っていることが大切、というのはルールブックに規定があるんです。

 

 

衣装はなんでもいいわけではありません!

また、選手に似合う、個性を活かせばいいというものでもない。

 

衣装そのものは選手に似合う色、デザインだったとしても、たとえばカルメンを滑るのに水色とか白だったりすると、採点に影響するかもしれないわけです。

 

カルメンなら赤!とか、×黒!ですよね。

そういう誰でも知ってるイメージをうまく利用することも表現のうちなんです。

 

 

優勝した羽生選手の“SEIMEI”は、平安時代の狩衣をイメージしたもの。

狩衣って、これですよねー。

 

 

写真:狩衣を着用した男性京都市時代祭にて
京都府京都市にて開催された時代祭。正午の御所から平安神宮までの行進の様子。
2009年10月22日撮影。Corpse Reviver 

 

 

フィギュアスケートの衣装には、2wayストレッチといって上下、縦横に伸縮性のある生地が使われます。

水着やバレエのレオタードの生地です。

 

 

そりゃもう動きやすさ最優先ですから!

 

 

身体にフィットするやわらかい生地なので、デザイナーの伊藤聡美さんは、狩衣特有のハリ感の雰囲気を出すのに苦労されたようです。

 

でも、袖のつなぎの部分から肩のあたりが見えるデザインとか、雰囲気出てますよね。

 

 

 

 

国際大会の審判は世界各国の代表で構成されています。

 

おそらく日本の歴史なんて知りません。

でも、平安貴族の雅で高貴な雰囲気は、羽生選手の個性と相通じるものがあるので、外国人審判にもプログラムの世界観が伝わりやすい。

 

安倍晴明なんて日本人以外、知らないでしょうから、大事なことです。

 

 

で、

わたしはよく言うんですけど。

 

スタイリングの腕をあげたければ、きょうの着こなしに「テーマ」をつくるといいんです。

 

コーディネートを考えるとき、「このトップスに合うボトムス」みたいに、アイテム同士を組み合わせようとします。

 

 

そうではなく、最初に全体のイメージを考える。

 

 

「デキる秘書のオフスタイル、ローマの休日ふう」とか。

「気分はニューヨークのマダム、ディファニーで朝食風」とか。

 

 

なんでもいいんです。

誰に言うわけでもないので、好きに決めちゃってください。

オードリーでも誰でも、なりたい人になりましょう!

 

 

他人に自分をどう見せたいか。

どんなひとに見られたいか。

 

 

そういう目で、きょう着るものを考えてみてください。

服選びの視点が変わるはずです。

 

これ、フィギュアの選手や振付家が衣装を考えるやり方とおなじです。

 

 

ちなみに羽生選手のこだわりが詰まった「SEIMEI」については、こちらの記事をお読みください↓↓。

 

羽生がこだわり抜いた陰陽師衣装、今も修正制作秘話(日刊スポーツ『フィギュアに恋して』2017.11.1)

 

 


明日は、ファッション視点でもうひとりフィギュアスケーターを取り上げます。

誰でしょー????

 

 

さて、2月24日のきくちあつこさんロック箇所のに同伴してくださるかたを2名、ひきつづき募集中です。

 

 

 

 

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ふるってご応募くださいね。

お待ちしてま〜す!

 

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