先日、町内の会合に出席して雑談をしていた際、刑務所の話となった。


今、刑務所に入っている受刑者の数が増えているという。そのため、刑務所の絶対数が足りないらしい。刑務所は元々国が運営してきたが、アメリカでは民間企業が運営するケースが目立って増えてきている。日本でも数箇所で、警備会社のセコムなどの民間企業が国から受託して運営しているという。


昔から、日本は「水と安全はただ」と言っていたが、今その両方とも危い。人口減少社会になれば、海外から多くの人たちが入ってくるが、その中でよからぬ者もやってくるだろう。このブログでも、私はことある度に「多民族共生社会」を作ることを標榜しているが、そのためには外国人をむやみやたらに、無秩序に入国を許してはならず、むしろ、入り口の段階でしっかりとチェックすべきであり、また、入国した後日本の文化や言葉を学ぶ姿勢がある者だけがその資格を得るのは当たり前の事で、不法で滞在する事を決して擁護すべきではないと思っている。


しかし、現在の状況を見ると、日本は海外から来たよからぬ者にとっては天国のように写るのかもしれない。彼らの多くが犯罪に手を染めている。繰り返しているうちに、警察に捕まり、その挙句刑務所に入る事になる。その母数がこれから大きくなり、比率が変わらないのなら、その数も多くなるのは当然だ。


その意味で、私は、移民政策を推進する立場から、外国人の居留に対する厳格な法の制定や取締りを強化すべきだと思っている。


ところで、刑務所に入る人が多い理由がもうひとつある。それは、刑務所の待遇がけっこう良くなったからだ。人道的な立場から、例え犯罪者であっても、みだりに不当な生活をさせてはならないとしたため、雨露を防ぐ場所もない人たちにとって、刑務所は三食風呂付の豪華なホテルのように見えるのかも知れない。敢えて軽い犯罪を犯してそこに入る人もけっこう多いと聞く。だが、これは、とんでもない話である。


いずれにせよ、これから、刑務所が足りなくなる事だけは確かなようで、そのためのハード、ソフト両面でのインフラが必要となる。新たなビジネスチャンスが乏しい日本にとって、このビジネスは果たして成長していくのだろうか、さて、どうだろう。


株式会社淡海環境デザイン

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