2010-03-22 01:54:38
恐怖!ホワイトデーのお返しに連日創作料理を求める女
テーマ:食べ物・レシピ
今年はバレンタインデーのプレゼントにと、彼女様が手作りの "自称:チョコプリン" を作ってくださった。
ただし2月15日に。
ただし2月15日に。
もうこの時点でサダオは火病こじらせまくり。
しかも彼女様が作った "自称:プリン" というのは、温かいココアにゼラチンを入れて冷やして固めただけの "やっつけスイーツ" なんだが、珍しくお菓子を作って自画自賛モードになっていた彼女様は、それはそれは恩着せがましく 「バレンタインにお菓子作った……お菓子作った……」 とアピール。
そして迎えた悪夢のホワイトデー。
連日 "お菓子作ったデモ" を繰り返す彼女様は、当然の権利だとばかりに 「アタシがまだ食べた事のないサダオ飯を毎日作れ!」 と、明らかに釣り合わない要求を持ち出してきやがった。
個人的に朝鮮学校無償化問題よりも、こいつの "ヤクザ外交" の方がよほど切実な問題である。
てか、オレに創作料理を作らせていいのか?
後悔しないか?
オレはB級料理しか作れない から絶対に太るぞ?
というわけで、まずは第一弾。
条件として 「まだ食べた事がないメニュー」 との事だったので、思い付きで洋庖丁という洋定食屋の看板メニューであるからし焼きを再現してみようと奮闘してみた。
これは胡椒をガンガンに効かせて、塩とニンニクで微調整しただけのように感じるジャンク味なんだが、再現しようとするとなぜか難しい。毎度毎度 「胡椒の強い焼肉」 というだけになってしまう……。
わざわざ洋庖丁リスペクトをアピールするために、付け合せのカレーパスタまで作ったのだが、やっぱり胡椒の効いた焼肉なんだよなあ。
塩も胡椒もビシっとしてて、肉体労働者味の大好きな彼女様は気に入ってくれたみたいだけど、個人的に洋庖丁のからし焼きから少し遠い感じがして気に入らない。
そもそも、たまたま冷蔵庫にあった豚ロースを使ったのが敗因かも。洋庖丁の方は明らかに豚バラなので、その時点で遠ざかってしまったのかもしれん。
<レシピ>
豚肉(バラ推奨なんだけど写真のはロース) 適量
胡椒 いっぱい
ニンニク 1人前1片を目安に
塩 適量
酒 適量
サラダ油 少々
1.ニンニクをすりおろし、塩胡椒と酒とを合わせてタレを作る。
2.フライパンに少量の油を敷き、豚肉を強火でガンガン焼く。
3.少し火を弱め、1のタレを入れて混ぜ合せ、胡椒を山ほど入れる。
4.火を強め、豚肉に火が通るまで焼いて完成。
<彼女様評>
うん、おいしい塩ダレ焼肉だったよ!好きな味でご飯がすごく進んだ!!ワシワシ米をかっ込む幸せを満喫したよ。
あの "からし焼き" を再現度という意味ではちょと違うけど。。。あそこのは塩以外の味がもっとするし。あ、肉のかたさが気になったのは、焼入れすぎ&味濃いのも原因かもね~。
それよりも、付け合せというレベルではない大量のカレー風味パスタ。洋庖丁のと味の差が目立ったのはこっちだわーー。さすがお店は付け合せもそれなりに味付けしてるんだな、と改めて感じた(笑
-----
偽からし焼きはそれなりに気に入ってもらえたものの、ホワイトデーの悪夢はまだ終わらず、さらに創作料理を作り続けろと指令がくだった。
しかし家に色々と材料が揃えてあったので、まずはそれを片付けなければならず、仕方なく有り合わせで何か作れないか思案してみる。
<見つけた材料>
明らかに見た目がヤバげになっていたカボチャ、いつ買ったのか彼女様自身が覚えていない鶏もも肉、無駄に大量に常備してあるにんにく、心なしかブヨブヨチックな雰囲気を醸し出しているしょうが、玉ねぎ、彼女様がおやつにボリボリ食べてたピーナッツ……。
相変わらずウチの子に食材管理を任せると酷い事になるな。
そして上記の材料を使って完成したのがハヤシライス。
ただ、これはしょうがとにんにくが効いていて、さらに砕いたピーナッツをアクセントに使った、妙にジャンク味なハヤシである。
市販のルーを入れただけなんだが、薄切りにして煮込んで溶かしたカボチャから程よく甘味が出ており、味のバランスは思ったよりも良かった。
<レシピ>
カボチャ 少々
舞茸 少々
鶏もも肉 1枚
にんにく 2片
しょうが 1片
たまねぎ 半個
ピーナッツ お好み
市販のハヤシライスのルー 人数分
固形ブイヨン 適量
ブーケガルニ 適量
赤ワイン
醤油 少々
1.カボチャを薄切りにする。
2.鶏もも肉を、すりおろしたにんにく・しょうが・赤ワインに漬け込む。
3.鍋に油を敷き、スライスした玉ねぎをしんなりするまで炒める。
4.2で鶏肉を漬け込んだタレを3に入れ、水(もしくは赤ワイン) を足し、ブーケガルニや固形ブイヨンを入れて煮込む。
5.鶏もも肉に細かく砕いたピーナッツをまぶし、フライパンで皮目がカリカリになるまで焼く。(途中適当なところで舞茸投入)
6.5の鶏もも肉とルーを鍋に入れて煮込み、適当な調味料で味を微調整。
7.材料に火が通って味が馴染んだら完成。
<彼女様評>
これはびっくりしたのー!ハヤシなのにすごく生姜の風味が効いてて!!
でも全然違和感はなく、不思議な、新しい味だったよ!おいしかった!!
ハヤシライスはこういう材料でこういう味っていう一般的な概念が世の中にはあるけど、そんなの全く無視していいんだなぁ、と感心。(そういや肉も牛じゃなく鶏だったし、すごく甘味も控えめだった)
頭でちゃんと味を考えて組み立てて作るさだおちゃんは本当にこういうの上手だよねー。
難をつけるなら、ピーナツをカリカリのアクセントにする場合はあまり火を通さず最後にふりかけるのがいいかも~
-----
彼女様からの要求は留まるところを知らず、今度は 「友達がモツ鍋セットを送ってくれたからお前が作れ」 と微妙な丸投げをされた。
セットの内容を見てみると、キャベツとニラを追加すればすぐに作れそうだったため、テキパキと作業開始。
若杉というお店のモツ鍋セット(醤油味) だそうだが、元のスープが非常によく出来ており、これは余計な事をしないで作った方が良さそうだと判断。醤油味という割には味噌っぽい風味で、キャベツを大量に入れても薄っぺらくならない。
この若杉って店は、サイトのセンスは目立ちたがりの田舎者根性丸出しで最悪だが、肝心のモツ鍋は (モツ自体は我慢どころなものの) スープが本気でうまい。これで3,000円程度の金額なら、お取り寄せ商品としては明らかにお得だ。
<レシピ>
若杉のモツ鍋セット(冷凍スープ・モツ・ちゃんぽん麺)
キャベツ 半玉
ニラ お好み
ゴボウ 1本
水 適量
酒 適量
1.材料を程よい大きさに刻み、ゴボウはピーラーでささがきにしておく。
2.冷凍スープを戻し、水と酒でちょっぴり伸ばす。
3.ゴボウとモツを軽く下茹でする。
4.土鍋の中に具材を放り込んでコトコト煮込む。
<彼女様評>
これ、おいしかった!すごくおいしかった!!旨味はしっかりしてるのに塩気は強くないの。モツ自体は「臭み全然なくておいしいね~」程度だけど、スープがとにかくめっちゃくちゃおいしかった!!!
いつもちょっとした贈答品選びに困るんだけど、これからはこれで決まりだよ!!
ちなみにゴボウが味の大事なカナメになっております。ゴボウ、スーパーグッジョブ。
-----
で、翌日このモツ鍋セットのスープを流用して、彼女様好みのジャンク飯を作る事に。
底の深いフライパン(もしくは鍋) に余ったモツ鍋スープを入れ、酒と鷹の爪を投入して沸かす。味を見たら甘味が足りなかったので、人参のスライスを追加して煮込んでみた。
その間にうどんを茹でる。うどんが茹で上がったらトングでザルに取り出し、冷水でしっかり〆る。〆た後で再度お湯の中に入れ、伸びない程度に温め直す。(この作業はうどん茹での基本だと思われる)
皿にスープの中の具材とうどんを盛り付け、上に彼女様の大好物である納豆を乗せ……
スープをかけて完成。
ちょっぴり見た目は悪いが、やたらとコクのあるジャンク味スープと納豆の相性が良く、ズルズルっとイケてしまうデブ好みの味である。
<彼女様評>
納豆最高。納豆はみんなを抱きしめる。納豆は世界を一つにする力を持ってるね。
ということで、シェフサダオの味付けよりもついつい納豆にピントを合わせてしまった。。。
でもね、1食分作ってもらえるだけで幸せなんです。
感謝。
-----
さてさて、すでに専業主夫が当たり前のような気がしてきたサダオは、ハヤシライスソースとモツ鍋スープがちょっぴりずつ残っているのが勿体無く、捨てるのが忍びなかったので、悩んだ挙句に 「一緒にしちまえ!」 と残飯処理モードに突入。
そしたら普通に美味しいトマトパスタに化けたから自分でもビックリ。
<レシピ>
余ったハヤシソース
余ったモツ鍋スープ
トマト缶 1缶
ベーコン 少々
ニンニク 1片
オリーブオイル 適量
赤ワイン 少々
1.オリーブオイルでニンニクを炒める。
2.ニンニクにうっすら色がついたらベーコンを投入。
3.2にモツ鍋スープとハヤシソースを "ためらわず" ぶち込む。
4.3にトマト缶と赤ワインを入れ、グツグツ煮込む。
5.気が済むまで煮込んで程よく煮詰めたら完成。
<彼女様評>
私が仕事から帰ってきたのが、パスタが茹で上がる1分前でびっくり。。。コンビニにすら途中寄って帰れねぇな、とあまりに的確なタイムキーパーっぷりに驚いたこの日。(腹ペコだったから嬉しかった~)
モツとかハヤシとかの特徴は消え、ひたすら複雑でコクのあるトマトソースになってた。一期一会ってこういうこと??
-----
上手に残飯処理が出来て、なんか料理が楽しくなってきた!
テンションが上がったので、さらに冷蔵庫の中をキレイにしてやるぜ!
というわけで、冷蔵庫に眠っていた頂き物の辛子明太子をほぐし、マヨネーズと和える。うちにはたまたま2種類のマヨネーズがあったので、調子に乗ってブレンドしてみた。(キューピー&ベストフード)
ちなみにベストフードのマヨネーズってのは、酸味や塩気が控えめで、もったり系のマイルド味なので、特にタルタルソースを自分で作る時なんかにとても便利。
そして上の明太マヨソースにケイジャンシーズニングを振り、さらに醤油を入れて味を整える。
最後に生卵1個と少量の牛乳を入れて、茹で立てのパスタと絡める。
器に盛ったら青海苔をたっぷり振りかけて明太カルボナーラの完成。
自慢じゃないがこいつはうめえ!……と言いたいところだが、今回はパスタの茹で湯が塩辛すぎたため、塩分が濃すぎて微妙に納得できない味になってしまった。
というわけで、こいつは再チャレンジ決定。
※彼女様評は後で。
-----
創作モードが止まらないサダオは、さらにもう1品ジャンク料理を作り始める。
取り出したのは中華山椒をサラダ油に漬け込んだ手作りオイル。
こいつをフライパンに敷き、にんにくと鷹の爪を入れ、最後に火をつける。(温めたフライパンでやるより、後から火をつけた方が味がよく出る気がする)
豚バラ肉を紹興酒・中国の醤油・黒酢を合わせた調味料に漬け込む。
ニラを刻む。
頃合を見てフライパンでササっと炒め、すり胡麻を振り掛けて完成。
何の事はない炒め物なんだが、調味料があれこれと揃っているので、お店っぽい味が簡単に作れてしまうこの喜び。特に黒酢や中国醤油は旅行に行く友達なんかがいたら買ってきてもらうといいんじゃないかと。(輸入食材店のは高いし)
てか味がビっとしててこれまた肉体労働者向けでいいわー。いくらでも米が食えるわー。
<彼女様評>
黒酢と花椒使うと一気に本物っぽくなりますなー。米にも酒にも合う味でした。
もうちょっと野菜が入るとバランスがよかったかも。
-----
自炊楽しい!
ここ何年か飲み歩きが楽しくて自分で作る機会がメッキリ減ってたけど、継続してやってみるとやっぱ面白いな!
というわけで、今回のお題目は 「からし焼きリベンジ」 である。
まずは適当な器に豚バラ肉を入れ、摩り下ろし(もしくは刻み) にんにくとしょうが、それに塩胡椒でもみ込む。酒を入れてしばらく放置し、焼く直前に肉に小麦粉をうっすらまぶす。
フライパンに薄~く油を敷き(小麦粉が焦げ付かない程度)、肉を強火でガンガン焼く。途中で味を見て、必要ならさらに塩胡椒や酒を加えて調える。
今回は舞茸があったのでそれも一緒に焼いてみた。
う、うめえ……。
やっぱ洋庖丁のからし焼きと比べると何かが違う味なんだけど、小麦粉をまぶしたお陰でトロっとした食感が加わり、味もよく染み込んでおり、ハイスピードで米を消化できる "殺人ジャンクメニュー" と化した。
多分しょうがを入れちゃったから、からし焼きというより "一風変わったしょうが焼き" になっちゃったんだなあ。
だがこれはこれでうまいから許す。さすがオレ。結果オーライ。
<彼女様評>
これまた塩がビッと効いててスゲー好みの味だが、からし焼きではなく生姜焼きだ。
バラ肉なのに焼く時に油を敷いたから、個人的にはちょっとオイリーだったかな。冷めてくると特に。
あと、これも野菜が入るとよかったかも~、色も寂しいし。オス度満点な料理は私の好みだけど、高血圧な身としてはチト気になるわ。。。。
-----
そして先日塩気が多くなりすぎて納得がいかなかった明太カルボに再挑戦。
ボールにほぐした明太子を入れて~、2種類のマヨネーズと混ぜ合わせて~~
より彼女様好みの味にするためにみじんにしたニンニクを入れて~
ケイジャンシーズニングも振りかけて~~
生卵と牛乳を入れて~~
茹で立てのパスタと絡めて~~
青のりをかけてハイ完成!
キタ!うめえ!今回は塩加減がバッチリ決まった!
頭の中で想像した通りの味になったぜベイベ!
<彼女様評>
この塩加減パーフェクト!!!
かつて明太子を入れすぎてものすごく塩辛い失敗作を世に輩出した身としては、素直にすばらしいな、と。麺への絡み具合も申し分ないです。
ただ、ニンニクを生で使う場合、もうすこし細かくみじん切りにした方がいいかも。。。ちょっと辛いし、胃弱なもので。。。
あと、いつもこういう時普通の刻み海苔をかけてたけど、青のりもいいね!香りが強くて合うね!!
恐怖!野菜のない食卓。
というわけで、どうだこのB級臭さいっぱいのサダオ飯特集!
これだけ作れば充分だろ!?
バレンタインデーのインチキチョコプリンのお返しになっただろ!?
-----
■今日のおまけコーナー
<食生活に悩む苦学生に自炊アドバイス>
・限られた金は食材よりも調味料にかけろ
食材自体にかかるお金は、安い物を探す手間を惜しまなければいくらでも抑えられる。したがって、日頃から色々なスーパーや個人商店を回って、安く売られている調味料を見つけたらとりあえず買ってしまった方がいい。使い道は後から考えるくらいでOK。(色々な調味料を舐めてみて味を覚えれば、自然と使い道が浮かぶはず。)
調味料やスパイスって揃えるの楽しいよ~!キレイに使ってキチンと保存すれば、この手は賞味期限てあんまり関係ないし~。使用量が多くなさそうな物は割高でも少量サイズを買うのが吉。(彼女様)
・食材は投げ売り棚から探せ
調味料さえ色々と揃っていれば、賞味期限ギリギリの野菜ばかりが置かれている投げ売り棚が宝の山に見えてくる。そこに並んでいる品物を見てレシピを考え、足りない物を正規の金額で買い足せばいい。(安全な食生活とかどうでもいい。まずは今日1日を生き抜け。)
賞味期限なんて丸無視派としては、あんな素敵なコーナーはなくてよ。売ることが可能な時点で最低限の品質が保証されてるんだし。(彼女様)
・板橋区のような巨大商店街のある街に引っ越せ
近所に買い物する場所が多い土地の方が、当たり前だが自炊するのに有利。特に板橋区南部~中部のように、個人商店やスーパーが腐るほどあって、どこもかしこも鬼の価格競争をしているような土地は楽園。自転車に跨って最安値を探し回る労力が必要だが、それさえ出来れば破格の金額でうまい飯が食える。
特に東京に出て来て苦学生になる事が目に見えてるヤツなんかは、住む場所の選択を間違えちゃダメだぜ?(4月の押し迫ったこの時期に言うなよって話だな!)
板橋区の場合は三田線や埼京線よりも、東武東上線の駅の方が商店が多くてオススメ。特に大山、中板橋、上板橋は個人商店が腐るほど集まっているので暮らしやすい。(常盤台は意味不明の家賃相場が目立つので注意)
また板橋区周辺だと、十条・赤羽・王子・滝野川とステキな街を有する北区や、豊島区の端っこ(板橋・北区寄り) も貧乏自炊暮らしにオススメ。
こういう素晴らしすぎるサイト があるので、ここで各地の商店街の様子をチェックするといいよ。
この辺は "安かろう" からそこそこの物を扱う店まで色々あって、買う側としてはありがたい。ただ "安かろう" が幅を利かせすぎて、普通の(適正と思われる)商店が苦境に立たされてるのは見るに忍びないけど。。。。。
オートモッドのジュネ兄さんを力いっぱい応援中
↑下のテキストリンクの方をクリックしていただけますと、レジェンド・ジュネのランキングポイントが上がります。(たぶん)
ただし2月15日に。
ただし2月15日に。
もうこの時点でサダオは火病こじらせまくり。
しかも彼女様が作った "自称:プリン" というのは、温かいココアにゼラチンを入れて冷やして固めただけの "やっつけスイーツ" なんだが、珍しくお菓子を作って自画自賛モードになっていた彼女様は、それはそれは恩着せがましく 「バレンタインにお菓子作った……お菓子作った……」 とアピール。
そして迎えた悪夢のホワイトデー。
連日 "お菓子作ったデモ" を繰り返す彼女様は、当然の権利だとばかりに 「アタシがまだ食べた事のないサダオ飯を毎日作れ!」 と、明らかに釣り合わない要求を持ち出してきやがった。
個人的に朝鮮学校無償化問題よりも、こいつの "ヤクザ外交" の方がよほど切実な問題である。
てか、オレに創作料理を作らせていいのか?
後悔しないか?
オレはB級料理しか作れない から絶対に太るぞ?
というわけで、まずは第一弾。
条件として 「まだ食べた事がないメニュー」 との事だったので、思い付きで洋庖丁という洋定食屋の看板メニューであるからし焼きを再現してみようと奮闘してみた。
これは胡椒をガンガンに効かせて、塩とニンニクで微調整しただけのように感じるジャンク味なんだが、再現しようとするとなぜか難しい。毎度毎度 「胡椒の強い焼肉」 というだけになってしまう……。
わざわざ洋庖丁リスペクトをアピールするために、付け合せのカレーパスタまで作ったのだが、やっぱり胡椒の効いた焼肉なんだよなあ。
塩も胡椒もビシっとしてて、肉体労働者味の大好きな彼女様は気に入ってくれたみたいだけど、個人的に洋庖丁のからし焼きから少し遠い感じがして気に入らない。
そもそも、たまたま冷蔵庫にあった豚ロースを使ったのが敗因かも。洋庖丁の方は明らかに豚バラなので、その時点で遠ざかってしまったのかもしれん。
<レシピ>
豚肉(バラ推奨なんだけど写真のはロース) 適量
胡椒 いっぱい
ニンニク 1人前1片を目安に
塩 適量
酒 適量
サラダ油 少々
1.ニンニクをすりおろし、塩胡椒と酒とを合わせてタレを作る。
2.フライパンに少量の油を敷き、豚肉を強火でガンガン焼く。
3.少し火を弱め、1のタレを入れて混ぜ合せ、胡椒を山ほど入れる。
4.火を強め、豚肉に火が通るまで焼いて完成。
<彼女様評>
うん、おいしい塩ダレ焼肉だったよ!好きな味でご飯がすごく進んだ!!ワシワシ米をかっ込む幸せを満喫したよ。
あの "からし焼き" を再現度という意味ではちょと違うけど。。。あそこのは塩以外の味がもっとするし。あ、肉のかたさが気になったのは、焼入れすぎ&味濃いのも原因かもね~。
それよりも、付け合せというレベルではない大量のカレー風味パスタ。洋庖丁のと味の差が目立ったのはこっちだわーー。さすがお店は付け合せもそれなりに味付けしてるんだな、と改めて感じた(笑
-----
偽からし焼きはそれなりに気に入ってもらえたものの、ホワイトデーの悪夢はまだ終わらず、さらに創作料理を作り続けろと指令がくだった。
しかし家に色々と材料が揃えてあったので、まずはそれを片付けなければならず、仕方なく有り合わせで何か作れないか思案してみる。
<見つけた材料>
明らかに見た目がヤバげになっていたカボチャ、いつ買ったのか彼女様自身が覚えていない鶏もも肉、無駄に大量に常備してあるにんにく、心なしかブヨブヨチックな雰囲気を醸し出しているしょうが、玉ねぎ、彼女様がおやつにボリボリ食べてたピーナッツ……。
相変わらずウチの子に食材管理を任せると酷い事になるな。
そして上記の材料を使って完成したのがハヤシライス。
ただ、これはしょうがとにんにくが効いていて、さらに砕いたピーナッツをアクセントに使った、妙にジャンク味なハヤシである。
市販のルーを入れただけなんだが、薄切りにして煮込んで溶かしたカボチャから程よく甘味が出ており、味のバランスは思ったよりも良かった。
<レシピ>
カボチャ 少々
舞茸 少々
鶏もも肉 1枚
にんにく 2片
しょうが 1片
たまねぎ 半個
ピーナッツ お好み
市販のハヤシライスのルー 人数分
固形ブイヨン 適量
ブーケガルニ 適量
赤ワイン
醤油 少々
1.カボチャを薄切りにする。
2.鶏もも肉を、すりおろしたにんにく・しょうが・赤ワインに漬け込む。
3.鍋に油を敷き、スライスした玉ねぎをしんなりするまで炒める。
4.2で鶏肉を漬け込んだタレを3に入れ、水(もしくは赤ワイン) を足し、ブーケガルニや固形ブイヨンを入れて煮込む。
5.鶏もも肉に細かく砕いたピーナッツをまぶし、フライパンで皮目がカリカリになるまで焼く。(途中適当なところで舞茸投入)
6.5の鶏もも肉とルーを鍋に入れて煮込み、適当な調味料で味を微調整。
7.材料に火が通って味が馴染んだら完成。
<彼女様評>
これはびっくりしたのー!ハヤシなのにすごく生姜の風味が効いてて!!
でも全然違和感はなく、不思議な、新しい味だったよ!おいしかった!!
ハヤシライスはこういう材料でこういう味っていう一般的な概念が世の中にはあるけど、そんなの全く無視していいんだなぁ、と感心。(そういや肉も牛じゃなく鶏だったし、すごく甘味も控えめだった)
頭でちゃんと味を考えて組み立てて作るさだおちゃんは本当にこういうの上手だよねー。
難をつけるなら、ピーナツをカリカリのアクセントにする場合はあまり火を通さず最後にふりかけるのがいいかも~
-----
彼女様からの要求は留まるところを知らず、今度は 「友達がモツ鍋セットを送ってくれたからお前が作れ」 と微妙な丸投げをされた。
セットの内容を見てみると、キャベツとニラを追加すればすぐに作れそうだったため、テキパキと作業開始。
若杉というお店のモツ鍋セット(醤油味) だそうだが、元のスープが非常によく出来ており、これは余計な事をしないで作った方が良さそうだと判断。醤油味という割には味噌っぽい風味で、キャベツを大量に入れても薄っぺらくならない。
この若杉って店は、サイトのセンスは目立ちたがりの田舎者根性丸出しで最悪だが、肝心のモツ鍋は (モツ自体は我慢どころなものの) スープが本気でうまい。これで3,000円程度の金額なら、お取り寄せ商品としては明らかにお得だ。
<レシピ>
若杉のモツ鍋セット(冷凍スープ・モツ・ちゃんぽん麺)
キャベツ 半玉
ニラ お好み
ゴボウ 1本
水 適量
酒 適量
1.材料を程よい大きさに刻み、ゴボウはピーラーでささがきにしておく。
2.冷凍スープを戻し、水と酒でちょっぴり伸ばす。
3.ゴボウとモツを軽く下茹でする。
4.土鍋の中に具材を放り込んでコトコト煮込む。
<彼女様評>
これ、おいしかった!すごくおいしかった!!旨味はしっかりしてるのに塩気は強くないの。モツ自体は「臭み全然なくておいしいね~」程度だけど、スープがとにかくめっちゃくちゃおいしかった!!!
いつもちょっとした贈答品選びに困るんだけど、これからはこれで決まりだよ!!
ちなみにゴボウが味の大事なカナメになっております。ゴボウ、スーパーグッジョブ。
-----
で、翌日このモツ鍋セットのスープを流用して、彼女様好みのジャンク飯を作る事に。
底の深いフライパン(もしくは鍋) に余ったモツ鍋スープを入れ、酒と鷹の爪を投入して沸かす。味を見たら甘味が足りなかったので、人参のスライスを追加して煮込んでみた。
その間にうどんを茹でる。うどんが茹で上がったらトングでザルに取り出し、冷水でしっかり〆る。〆た後で再度お湯の中に入れ、伸びない程度に温め直す。(この作業はうどん茹での基本だと思われる)
皿にスープの中の具材とうどんを盛り付け、上に彼女様の大好物である納豆を乗せ……
スープをかけて完成。
ちょっぴり見た目は悪いが、やたらとコクのあるジャンク味スープと納豆の相性が良く、ズルズルっとイケてしまうデブ好みの味である。
<彼女様評>
納豆最高。納豆はみんなを抱きしめる。納豆は世界を一つにする力を持ってるね。
ということで、シェフサダオの味付けよりもついつい納豆にピントを合わせてしまった。。。
でもね、1食分作ってもらえるだけで幸せなんです。
感謝。
-----
さてさて、すでに専業主夫が当たり前のような気がしてきたサダオは、ハヤシライスソースとモツ鍋スープがちょっぴりずつ残っているのが勿体無く、捨てるのが忍びなかったので、悩んだ挙句に 「一緒にしちまえ!」 と残飯処理モードに突入。
そしたら普通に美味しいトマトパスタに化けたから自分でもビックリ。
<レシピ>
余ったハヤシソース
余ったモツ鍋スープ
トマト缶 1缶
ベーコン 少々
ニンニク 1片
オリーブオイル 適量
赤ワイン 少々
1.オリーブオイルでニンニクを炒める。
2.ニンニクにうっすら色がついたらベーコンを投入。
3.2にモツ鍋スープとハヤシソースを "ためらわず" ぶち込む。
4.3にトマト缶と赤ワインを入れ、グツグツ煮込む。
5.気が済むまで煮込んで程よく煮詰めたら完成。
<彼女様評>
私が仕事から帰ってきたのが、パスタが茹で上がる1分前でびっくり。。。コンビニにすら途中寄って帰れねぇな、とあまりに的確なタイムキーパーっぷりに驚いたこの日。(腹ペコだったから嬉しかった~)
モツとかハヤシとかの特徴は消え、ひたすら複雑でコクのあるトマトソースになってた。一期一会ってこういうこと??
-----
上手に残飯処理が出来て、なんか料理が楽しくなってきた!
テンションが上がったので、さらに冷蔵庫の中をキレイにしてやるぜ!
というわけで、冷蔵庫に眠っていた頂き物の辛子明太子をほぐし、マヨネーズと和える。うちにはたまたま2種類のマヨネーズがあったので、調子に乗ってブレンドしてみた。(キューピー&ベストフード)
ちなみにベストフードのマヨネーズってのは、酸味や塩気が控えめで、もったり系のマイルド味なので、特にタルタルソースを自分で作る時なんかにとても便利。
そして上の明太マヨソースにケイジャンシーズニングを振り、さらに醤油を入れて味を整える。
最後に生卵1個と少量の牛乳を入れて、茹で立てのパスタと絡める。
器に盛ったら青海苔をたっぷり振りかけて明太カルボナーラの完成。
自慢じゃないがこいつはうめえ!……と言いたいところだが、今回はパスタの茹で湯が塩辛すぎたため、塩分が濃すぎて微妙に納得できない味になってしまった。
というわけで、こいつは再チャレンジ決定。
※彼女様評は後で。
-----
創作モードが止まらないサダオは、さらにもう1品ジャンク料理を作り始める。
取り出したのは中華山椒をサラダ油に漬け込んだ手作りオイル。
こいつをフライパンに敷き、にんにくと鷹の爪を入れ、最後に火をつける。(温めたフライパンでやるより、後から火をつけた方が味がよく出る気がする)
豚バラ肉を紹興酒・中国の醤油・黒酢を合わせた調味料に漬け込む。
ニラを刻む。
頃合を見てフライパンでササっと炒め、すり胡麻を振り掛けて完成。
何の事はない炒め物なんだが、調味料があれこれと揃っているので、お店っぽい味が簡単に作れてしまうこの喜び。特に黒酢や中国醤油は旅行に行く友達なんかがいたら買ってきてもらうといいんじゃないかと。(輸入食材店のは高いし)
てか味がビっとしててこれまた肉体労働者向けでいいわー。いくらでも米が食えるわー。
<彼女様評>
黒酢と花椒使うと一気に本物っぽくなりますなー。米にも酒にも合う味でした。
もうちょっと野菜が入るとバランスがよかったかも。
-----
自炊楽しい!
ここ何年か飲み歩きが楽しくて自分で作る機会がメッキリ減ってたけど、継続してやってみるとやっぱ面白いな!
というわけで、今回のお題目は 「からし焼きリベンジ」 である。
まずは適当な器に豚バラ肉を入れ、摩り下ろし(もしくは刻み) にんにくとしょうが、それに塩胡椒でもみ込む。酒を入れてしばらく放置し、焼く直前に肉に小麦粉をうっすらまぶす。
フライパンに薄~く油を敷き(小麦粉が焦げ付かない程度)、肉を強火でガンガン焼く。途中で味を見て、必要ならさらに塩胡椒や酒を加えて調える。
今回は舞茸があったのでそれも一緒に焼いてみた。
う、うめえ……。
やっぱ洋庖丁のからし焼きと比べると何かが違う味なんだけど、小麦粉をまぶしたお陰でトロっとした食感が加わり、味もよく染み込んでおり、ハイスピードで米を消化できる "殺人ジャンクメニュー" と化した。
多分しょうがを入れちゃったから、からし焼きというより "一風変わったしょうが焼き" になっちゃったんだなあ。
だがこれはこれでうまいから許す。さすがオレ。結果オーライ。
<彼女様評>
これまた塩がビッと効いててスゲー好みの味だが、からし焼きではなく生姜焼きだ。
バラ肉なのに焼く時に油を敷いたから、個人的にはちょっとオイリーだったかな。冷めてくると特に。
あと、これも野菜が入るとよかったかも~、色も寂しいし。オス度満点な料理は私の好みだけど、高血圧な身としてはチト気になるわ。。。。
-----
そして先日塩気が多くなりすぎて納得がいかなかった明太カルボに再挑戦。
ボールにほぐした明太子を入れて~、2種類のマヨネーズと混ぜ合わせて~~
より彼女様好みの味にするためにみじんにしたニンニクを入れて~
ケイジャンシーズニングも振りかけて~~
生卵と牛乳を入れて~~
茹で立てのパスタと絡めて~~
青のりをかけてハイ完成!
キタ!うめえ!今回は塩加減がバッチリ決まった!
頭の中で想像した通りの味になったぜベイベ!
<彼女様評>
この塩加減パーフェクト!!!
かつて明太子を入れすぎてものすごく塩辛い失敗作を世に輩出した身としては、素直にすばらしいな、と。麺への絡み具合も申し分ないです。
ただ、ニンニクを生で使う場合、もうすこし細かくみじん切りにした方がいいかも。。。ちょっと辛いし、胃弱なもので。。。
あと、いつもこういう時普通の刻み海苔をかけてたけど、青のりもいいね!香りが強くて合うね!!
恐怖!野菜のない食卓。
というわけで、どうだこのB級臭さいっぱいのサダオ飯特集!
これだけ作れば充分だろ!?
バレンタインデーのインチキチョコプリンのお返しになっただろ!?
-----
■今日のおまけコーナー
<食生活に悩む苦学生に自炊アドバイス>
・限られた金は食材よりも調味料にかけろ
食材自体にかかるお金は、安い物を探す手間を惜しまなければいくらでも抑えられる。したがって、日頃から色々なスーパーや個人商店を回って、安く売られている調味料を見つけたらとりあえず買ってしまった方がいい。使い道は後から考えるくらいでOK。(色々な調味料を舐めてみて味を覚えれば、自然と使い道が浮かぶはず。)
調味料やスパイスって揃えるの楽しいよ~!キレイに使ってキチンと保存すれば、この手は賞味期限てあんまり関係ないし~。使用量が多くなさそうな物は割高でも少量サイズを買うのが吉。(彼女様)
・食材は投げ売り棚から探せ
調味料さえ色々と揃っていれば、賞味期限ギリギリの野菜ばかりが置かれている投げ売り棚が宝の山に見えてくる。そこに並んでいる品物を見てレシピを考え、足りない物を正規の金額で買い足せばいい。(安全な食生活とかどうでもいい。まずは今日1日を生き抜け。)
賞味期限なんて丸無視派としては、あんな素敵なコーナーはなくてよ。売ることが可能な時点で最低限の品質が保証されてるんだし。(彼女様)
・板橋区のような巨大商店街のある街に引っ越せ
近所に買い物する場所が多い土地の方が、当たり前だが自炊するのに有利。特に板橋区南部~中部のように、個人商店やスーパーが腐るほどあって、どこもかしこも鬼の価格競争をしているような土地は楽園。自転車に跨って最安値を探し回る労力が必要だが、それさえ出来れば破格の金額でうまい飯が食える。
特に東京に出て来て苦学生になる事が目に見えてるヤツなんかは、住む場所の選択を間違えちゃダメだぜ?(4月の押し迫ったこの時期に言うなよって話だな!)
板橋区の場合は三田線や埼京線よりも、東武東上線の駅の方が商店が多くてオススメ。特に大山、中板橋、上板橋は個人商店が腐るほど集まっているので暮らしやすい。(常盤台は意味不明の家賃相場が目立つので注意)
また板橋区周辺だと、十条・赤羽・王子・滝野川とステキな街を有する北区や、豊島区の端っこ(板橋・北区寄り) も貧乏自炊暮らしにオススメ。
こういう素晴らしすぎるサイト があるので、ここで各地の商店街の様子をチェックするといいよ。
この辺は "安かろう" からそこそこの物を扱う店まで色々あって、買う側としてはありがたい。ただ "安かろう" が幅を利かせすぎて、普通の(適正と思われる)商店が苦境に立たされてるのは見るに忍びないけど。。。。。
オートモッドのジュネ兄さんを力いっぱい応援中
↑下のテキストリンクの方をクリックしていただけますと、レジェンド・ジュネのランキングポイントが上がります。(たぶん)








1 ■無題
洋包丁のからし焼きは本当に練りからしを入れると聞いた事があります。