序曲♪

テーマ:
見合い初体験は24歳か25歳くらいだったと思う。
  ちょっと前過ぎて記憶が曖昧だけど・・・
ちょっとだけ前過ぎて、ちょっとだけね




近所の人の紹介で。
写真や釣書(※)は無しで近所の人の玄関先で紹介をされて。
  (※ 縁談などの際に取り交わす身上書)


相手の人(A男)は、地元では大手の会社の研究室にいる人で
見るからに真面目ぇ~な人。
歳は私より5つか6つくらい上だったと思う。
  ちょっと前だから相手の興味の無いデータはあまり覚えていない




土曜日の夕方6時頃。
「よろしくお願いします」
相手の車の助手席に乗って初めてのお見合いが始まる。
   ・・・あの頃の私は今に比べれば、自分で言うのもなんだけど
      可愛いく黙って助手席にちょこんと座って。



どれくらい沈黙のままで車に乗っていたかなぁ。
こっちも初めてだから、こんなものなのかなぁって。
いやいや、いくら初めてとはいえこんなに長い沈黙はしんどい。
いったいこの車はどこへ向かっているんだい?
私はいったいどこへ連れて行かれるのだ?


意を決して
私  : 「どこへ行くのですか?」
   ・・・おいおい、20分以上たって初めて発した言葉がこれなん
      て。今の私だったら車に乗って3分で聞いてるね。
      っていうか・・・それまでずーっと黙って車を走らせている
      この人って?



A男 : 「ご飯を食べに行こうと思って」
   ・・・そんなこと分かってるって!
      夕方から会ってどこへ行こうって言うのよ。
      場所が知りたいの、どこへ行くか聞いているの。



私  : 「どこのお店に行くのですか?」


A男 : 「もうすぐ着くから」
   ・・・何?何?もしかして秘密?
      それは何で?
      とっておきのお店?
      私が何を食べたいとか、全く気にならないの?
      私の嫌いなものだったらどうするの?



しばらくして“かつ”の専門店に到着。
   ・・・ここ?
      すごく普通だけど。
      私も来たことあるもん!



店に入って注文して・・・
会話は全く覚えていない。
たぶんほとんど会話らしい会話をしなかったと。

A男はすご~く緊張していた。
決して暑くない日なのにA男は汗だくになっていた。

A男は食事をしている1時間ちょっとの間に、5,6回トイレに行った。
10分ほど席に着いて少し食べて
A男 : 「ちょっとトイレへ」
私  : 「どうぞ。」
この会話が何度繰り返されただろうか?
トイレに行っている間取り残されている私は、ちっとも寂しくなかった。
むしろ二人で黙々と食べているだけよりは、一人のほうが楽ちんだった。

こうして初めての『お見合い』が終わった・・・。


ほとんど会話が無かったという理由で丁重にお断りした。
A男はお腹の調子が悪かったのかもしれない。
ちょっとおとなしい男性だった。
A男は私の『ありえない男』ファイルには入っていない。

まだまだ私はこれから、いろんな『ありえない男』に遭遇する。
この時はまだ『ありえない男』の序曲に過ぎない。

だから、これからのもっと面白い話に期待して欲しい。

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はじめに・・・

テーマ:

お見合いをしているすべての男性が
『ありえない男』ではないと私も分かっている。

ただ私は恵まれているのか、恵まれていないのか「当り!!」が多い。
そして私の友達も「当り!!」が多い・・・ということは
お見合いをしている男性そのものに「当り!!」が多いのです。
見回せば『ありえない男』は身近にいるかも。


私の前に現れた『ありえない男』  
◎とにかく結婚がしたい  
  「誰と」がない。  
  男でも女でも結婚相手に多少の理想は描くはずなのに。 
  毎回断る理由が「話しが合わない」「趣味が合わない」では通らない。
ならば断ってもらおう!
  かなり“ヤな女”になるんだけど・・・。
 

(心の声)
 
私 : 趣味は海外旅行かな。
男 : 今までどこへ行ったのですか? 
私 : ロスとかグアムとか。いっつも買い物目当てで行っているから
   行き先は関係ないけど。
男 : 買い物がすきなんですか?
私 : ブランド大好き!そのために働いてるって感じかな。   
   ・・・そんなわけないって!
      ブランドなんて全然分からないし、ほとんど興味ない

男 : ・・・(絶句) 休みの日は何しているんですか?
私 : 家にはほとんどいないです。やっぱり買い物かな。
   だから全然お金なくって。
  家のことなんて全くしないから、もう親は呆れかえってる。
掃除は嫌いだし。
 ・・・確かにあまり家にはいないけど、お金は多少ある  
男 : 料理は?
私 : しないって言うか出来ないです。
   食べることに興味もないし、コンビに弁当も結構美味しいですよ。
   ・・・料理ぐらいはするよ。弁当だって作ってる


この後会話はなくなって、気まずいまま時間が過ぎる。
「今日はありがとうございました」、2,3時間の苦痛な時間が終わる。
だけど次の日、なぜか紹介してくれたおばさんから放たれる言葉は・・・、
「××さんはもう一度会いたいって言っているから、お付き合いしてみない?」
  
えぇー!?会話続かなかったじゃない。ありえなぁ~い。どうして?
ブランド買いまくってお金がなくて、家事も全くしない女と結婚考えるの?


いっつも思うんだけど、
こういう結果になる男の人って、お見合いすることを承諾しただけで、
「30%~50%くらい結婚してもいい」って解釈している感じがする。
「あなたとお見合いをする」のを承諾しただけで
決して「結婚対象」なわけではない

「お見合い」= 「デート」だと思っていない?
食事してドライブするけど一緒にいたいからじゃないって!!
っていうかデートしたことないでしょう?
そんな雰囲気かもし出してる。
携帯に女友達の番号ある?
女の人と付き合ったことある?
キスしたことある? ・・・ いつも聞きたくなるんだなぁ。聞けないけど。

本当は正直なところ 写真を見ただけで断りたい と思うことが多々ある。
それは顔がどうということではなく、その人のもつ雰囲気みたいなもので。
偉そうな言い方かもしれないが、生理的に受け付けない
誰でもそういう基準ってあると思う。
写真を見ただけで受け付けないと思う相手と
結婚なんてできるわけが無い!
でもそんなことは許されないのだ。
お前は何様だと罵られる。

確かに・・・私だって人のビジュアルについて
どうこう言えるほど美しいわけじゃない!
そんなことは百も承知の上だ。
だからはじめから断るつもりで見合いをしている。

私だけでなく、多くの女性は断ることを前提で見合いをしている。
私たちだってそんな失礼なことを、楽しんでしているわけではない。
申し訳ないと思っている。ごめんなさい。
ただ紹介してくれる世話好きなおばさん(おじさん)が
写真を見て断ることを許してくれない結果が
導いている(男の人にとって)不幸なのだ。   

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