さぁ、これらの一つ一つを身につければ、そろそろパーフェクトに近くなってきました。
あとはちょっとしたことを付け加えましょう。
・人前で靴を脱がない・・・ヨーロッパの人にとって靴を脱ぐのは人前で裸になるに等しいのです。
日本人は新幹線の中でも靴を脱いでくつろいでいる人をよく見かけます。
そして社会通念として行儀良くはありませんがさほどマナー違反とも捉えられていませんよね。
これも日本の常識でありながら世界の非常識の一例です。
・道やフロアーに座り込まない・・・日本人同士でも厭な感じを受けますね。
特にこれが習慣化している若者たちに言いたい。
パリの美術館でウンコ座りをしてごらんなさい・・・即座に警備員から外につまみ出されますよ。
・ホテルにスリッパや寝間着、歯磨きセットの備え付けはない・・・これは常識。お忘れなく・・・。
・飲料水・・・パリの水道水は飲むことはできます。
でも、石灰分が多いのでガブガブ飲むと日本人はお腹をこわしやすいのです。
パリのトイレ事情が悪いのは既に書いた通りです。
私が今までご一緒した人の中に我慢できずにエレベーターの中で粗相をしてしまった人もいます。
・夜の郊外には近付かない・・・パリ17区の北側、18区、19区、20区は非常に治安の悪い地域です・・・それに郊外もねっ。
もう一つ・・・ネオンがチカチカしている場所も要注意です。
「君子危うきに近寄らず」です。
その真っ只中にあるモンマルトルの丘やクリニャンクールの蚤の市に出かけるのなら必ず昼間に限定すること。
昼間は家族の憩いの場であるブローニュの森も、夜になると娼婦の仕事場に変わるのは有名な話しです。
シャンゼリゼ通りだって例外ではありません。クラブの最終ショーを見終わってホテルに戻る観光客がカツアゲにあった話なんて日常茶飯事なのですから・・・。
これらは、自分の足で歩き回り、時には大恥をかいて、時には諭され、時には冷や汗をかき、時には恐ろしい目にあって、自分自身で体得してきた「パリを楽しむ処世術」です。
その気になって、その全てが実践できれば・・・、
「これで貴方もパリジェンヌ」
おわり