セカンドビギナーのランニング日記(Road to SAROMAN BLUE)

サロマンブルー。それはサロマ湖100kmウルトラマラソン(100kmの部)を10回完走した勇者に与えられる称号です。いつの日か胸にブルーのゼッケンをつけてサロマ路を走ることを夢見ています。   by Ogaman(おがまん)


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(3)狙うと決めて愛想を振りまいて

 スタートの号砲とともにJognoteアプリもスタートさせました。今回は感覚のみで走ろうと、腕時計も持ってきていません。終わってからラップとタイムを確認するのみです。

 午前9時のアメダスによると、登別の気温は3.9度だったとか。2007東京マラソンより寒かったようですが、雨が降っていないことは本当に救いでした。

 競技場の第3コーナー付近からスタートし、競技場内を300メートルほど走ってからロードに出ます。

 10キロの部の参加者は300名くらいということもあり、伊達ハーフと比べても密度はまばらです。しかもランナーの皆さんはインコース寄りにコースを取っている人が多く、アウトコースを走ると前はがら空きで自分のペースで走れます。すいすいと前に並んでいたランナーを抜きながら走ります。

 アウトコースを走って4コーナーを回ると、必然的に本部席や応援している市民の皆さんの側を走ることになります。私は飛び切りの笑顔で(マスクのため見えませんが)手を振りながら通過します。大会関係者の皆さんへしっかりアピールすることを忘れません。

 ロードに出て序盤は市街地の中心部を走ります。このあたり、競技場内でペースに乗ってしまったため軽快に走っています。

 今回ははっきりとした目標は設定していませんが、仮装をしているとはいえキロ5分台のペースでは走りたいと思っていました。ただマスクをかぶっていることと最近の練習内容を考えると、50分を切ることは難しいと思っていました。ですからいちおうの目標は60分切りです。

 時計も距離表示もないのでラップは確認できませんが、スタート直後のペースは「60分切り」などというペースどころではありません。それよりかなりいいペースで走っています。

 普段の10キロならこのペースでもいいでしょう。しかし今回はマスクをかぶっています。後半はきつい上りも待っています。そう考えると、このペースはオーバーペースのような気がします。現に早くも呼吸が苦しくなってきました。

 やはりマスクの影響はあります。私は気持ちだけペースを落としました。

 結果的にこの判断は正解だったと思います。後に確認したところでは最初の1キロを4分58秒で走っていました。このまま走っていたらオーバーペースだったことでしょう。

 ただしコスプレランナーとしては人が多いところでこそ元気いっぱいで走らねばなりません。そう考えて、市街地を走る序盤とゴール前の終盤だけは頑張って、厳しい坂が待っている中盤は流して走るというレースプランを立てていました。オーバーペースにならないようにペースを落としましたが、極端に落とすことなく走り続けました。

 ペースを落としたことで、最初のうちはどんどん抜きながら走っていましたが、だんだん前のランナーとは差が開き始め、後ろのランナーから抜かれるようになってきました。しかし私は私のペースを守り、子供を見つけるとこちらから手を振り、声援をかけられるとしっかりと応え、コスプレランナーとしての務めを果たしました。

 市街地は5分06秒、5分23秒というラップを刻んで走ったようです。そのあとは郊外に向かい、やがては山中を目指していきます。

 本人は安定したペースで走っているつもりです。4キロのラップも5分29秒とさほど変わりはありませんでした。このくらいのペースならば問題なく走れます。問題となるのはこの先です。

 人気の少ない山道に入り、コースも緩やかな上り基調となります。この状態が約1キロ続き、その先はさらなる急勾配が待っていることは、昨日の下見でわかっています。

 5キロのラップは6分ちょうどまで落ちていました。走っているときは5分台の後半というイメージでしたが、思っていた以上に勾配がきつかったのかもしれません。そしてこのあたりから勾配がますますきつくなっていきます。

 ベスト体重よりも7キロほど増量している今の体には、上り坂は非常に応えます。しかもこの上り坂は延々と続いており、どこまで続くのかという不安にも襲われます。それを前の日に確認しておいたことは精神的に大きなプラスとなりました。

 この上り区間には二つの橋があります。一つ目の橋を渡りきった先には大きな桜の木があり、きれいに咲いています。空の色が青かったらすばらしい景色なのですが……それでもこの桜の木を楽しみにここまで走ってきました。

桜目指して

 写真を撮るために何度も立ち止まります。あくまでも写真を撮るためです。けっしてサボることが目的ではありません。

 この橋を渡ってしばらく走ると二つ目の橋が見えてきます。こちらは道央自動車道を跨いでいます。そしてこの橋を渡り終えるとまもなく折り返し地点です。そう思うと元気が出てきました。

 折り返し点では立ち止まってまた写真を撮ります。何度も言いますが写真を撮るために立ち止まったのです。サボるためではありません。

折り返し

 しかし急坂に加えて何度もサボったことが影響したようで、6キロのラップは8分18秒もかかっていました。

 折り返してからは急坂のためスピードアップします。そんなに急いで走りたくないのですが、下手にブレーキをかけるとかえって足に負担がかかります。ですから足に負担をかけないように、なおかつスピードを出し過ぎないように意識をして走ります。意識をするだけで、技術的にどうこうというものはまったく持ち合わせておりませんが。

 7キロのラップは4分18秒と、その前の1キロより4分も早くなりました。

 残すは3キロ。しかし急な下り坂を終えると緩やかな下り坂でさえ上り坂と錯覚するくらいつらくなります。ここからの3キロは最後の正念場です。(つづく)


(1)いちおう用意して
(2)防寒対策として着ることにして

(4)寒さに震えて表彰式を待つ


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