セカンドビギナーのランニング日記(Road to SAROMAN BLUE)

サロマンブルー。それはサロマ湖100kmウルトラマラソン(100kmの部)を10回完走した勇者に与えられる称号です。いつの日か胸にブルーのゼッケンをつけてサロマ路を走ることを夢見ています。   by Ogaman(おがまん)


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 東京マラソンが終ってから、週イチランナーとなっている私。2月24日に約25km、3月4日に約12kmを走っただけで、文字通り週イチである。


 東京マラソン後、足の状態が回復しないという理由もある。東京マラソンで腸脛靱帯を痛めてしまった私。レース翌日は歩くのもつらい状態で、どこにも寄らずに羽田空港へ行き、3時間以上も椅子に座ってじっと待っていたという情けない状態だった。


 2月24日に走ったときも、5kmを過ぎると痛みだし、何度も屈伸をしながら走るような状態だったし、3月4日も10kmに届こうかというあたりから痛み出した。


 しかしそれ以上に、モチベーションが思いっきり低下していたのが、走れない原因だった。


 今週の水曜日なんかも、走ろうと思っていつもよりひと汽車早く帰宅したというのに、家に入ったとたんに走る気は失せてしまったし、なんだか平日に走らないのが当たり前という雰囲気になってしまった。


 今日は15時から組合の動員で、旭川へ行かねばならなかった。こんな理由だけで貴重な休日を無駄に使わねばならないのは腹立たしい。そこでかねてから懸案となっていた「御料の湯ラン」に挑戦した。


 支度に手間取り、家を出たのは10時20分頃。それから途中のコンビニに寄ったりしながら御料の湯へ向かう。途中、コンビニで最スタート後、ガーミンくんのスイッチを入れ忘れるというハプニングがあったため正確なところはわからないが、約20kmの距離をキロ5分50秒平均で走りきる。


 ・・・・・・・・・調子いいじゃん。


 なんだか、サボっていたおかげでうまく疲れが取れたのかもしれない。スタミナについては若干の(というより、大いに)不安はあるが、湘南は思ったよりも走れるかも!3時間半とは言わないけど、サブフォー狙いのペースで走った方がよさそうだ。


 走ったあとは風呂とビール。一杯引っかけて動員にいっちまったぜ。


 近郊の方しかわからないと思うので恐縮だけど、私の家から御料の湯まで約20km。ここから環状通に入って1周すると30kmあまり。ということは、我が家から走っていき環状通1周で50kmあまり。サロマ練としてちょうどいいかも。風呂に入ってビールを呑んで、定期を使ってJRで帰ってくる。いいコースを発見しちゃったな。


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 昨日もちょっと書いた東京出張だけど、ホテルは昨日も書いた東京ビュック に決めた。朝食付きプランでも2泊で12,000円あまり。東京でこの値段なら御の字だろう。見た感じ、東京マラソンのときに宿泊したホテルと違って普通のホテルのようだし、ここならばデンジャラスゾーンでもないだろう(笑)。


 なんといっても興味を抱いたのは、隅田川テラス。チーム・ベジー!恒例の隅田川ランとは惜しくも日程があわなかったが、夜のライトアップと昼間の桜。その両方を楽しめるかもしれない。


 東京マラソンの終盤のコースを走るというのも魅力的なんだけど、困ったなぁ・・・どうしよう。嬉しい悩みだね、これは。


 さて、いよいよ東京マラソン歓走記は、最終回を迎えようとしています。


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 コース脇には相変わらず大勢の人が詰めかけて大声援を送ってくれる。そして両脇に設けられているスタンドも、空席は目立つものの、まだ声援を送ってくれる人がいる。北海道マラソンのゴール前の仮設スタンドは、私がゴールする頃は誰1人座っていない。それと比べると、この悪天候の中で、トップがゴールしてから3時間も過ぎているというのに座っている人がいるということ自体、私には信じられない光景だった。


 私はできるだけ多くの人に手を振りながらゆっくり走る。この瞬間がいつまでも続くようにと、儚い願いを抱きながら。


 ゴールゲートの前でいったん立ち止まる。そして最後のオレンジの波実況中継用にり、私がこれからくぐるべきゲートの写真を撮る。


ゴールゲート


 どこからか、MCがゴールの模様を伝えているのが聞こえてくる。仮装のおかげか、どうやら私のことをアナウンスしているようだ。放送席がどこかよくわからなかったため手を振ることができなかったが、私は自分撮りをしていると思ったようだ。・・・そうだよな、どうせなら自分撮りをしておけばよかった。


 写真を撮りおえると、もうここに立っている理由はない。しかもMCは私の動向に注目してくれている。ゆっくりと前に進み、両手を上に突き上げて、ゴールゲートをくぐった。そして数歩進んでゴールゲートを振り返って深々と一礼し、私の5時間11分47秒に及ぶ夢は終わった。ゴール映像はこちら


 みごとに、自己ワーストタイムの更新。初の5時間オーバーだ。しかしこれまでで最も短く感じたフルマラソンだった。なんといっても、1kmごとの距離表示があっという間にやってきた。表示が間違っているんじゃないか?と思うこともたびたびあった。


 誘導されるまま進み、完走メダルを首からかけてもらう。これがまた驚くほど小さいメダルだ。後日談だが、「5時間台だから小さいんだよね。これが4時間台だったらもう一回り大きいメダルなんだけど」と言ったら、ほとんどの人が信じてくれた。そういう理由で小さいのかな?と思わせるくらい、小さな完走メダルだった。


完走メダル


 ヒートジャケットも配っているが、雨が止み時々日差しもあって、体感的にはかなり暖かくなったように感じる。当面は必要なさそうだ。もうしばらく仮装姿でいようと思い、ヒートジャケットは手で持っていることにした。ペットボトルの水とSOY JOY、そしてバナナを1本受け取る。


 ・・・・・・チョコパンと、チョコと、ミニ大福で腹がふくらんじゃったよ。このバナナ、どうせならもっと早くほしかったな・・・。


 荷物の受け渡しゾーンへ行くと、ものすごい混雑だ。申告タイム順にナンバーカードが割り振られ、そのナンバー順にトラックが決まっている。そのため、1台のトラックをタイムゾーンが近いランナーが利用している。


 そりゃあ、混むわな・・・。


 みんな、ナンバーカードを掲げて、自分の荷物が出てくるのを待っている。ボランティアスタッフの皆さんは必死になって動き回っているけれども、何しろ1台のトラックには700~800個の荷物があるはず。そう簡単には見つからない。中には30分以上待っているランナーもいたらしい。


 そりゃあ、怒りたくもなるわな・・・。


 だけどボランティアを怒鳴りつけたらダメだよ。気持ちは分かるけど、状況を見たらすぐに出てこないことはわかるでしょう。オトナなら。少なくとも、目の前で駆け回っている彼らのせいで遅いワケじゃないでしょ。彼らが混乱せず探しやすくなるように協力した方がいいんじゃないの。オトナなら。


 もっとも私は陸連登録者のトラックだったので、この時間にはガラガラになっていてすぐに受け取れたのだが。


 ビッグサイト内に入ると、myuさん とばったり会った。ムコレンジャー姿のままだったので、すぐに気づいてもらえた。初フルながら見事にサブフォーで完走したmyuさん と健闘を称え合う。


 私は更衣室と書かれた方へ行き、パーテーションに囲われたエリアに入ったのだが、ここは更衣室じゃなさそうだな・・・。女性もいるし。テーブルと椅子が用意されていたので、とりあえず座って(さすがにマスクも外した)ひと休み。やはり寒さのせいだろう。体は思いの外応えている。それに加えて、精神的にも脱力感が大きい。祭りの後の寂しさといったところだ。


 かもりんさん から電話が入り、旅ランナー469号さん が、平塚ハーフマラソンを走り終えた後、こちらに向かっているという。そりゃあぜひ会わなけりゃ。到着までゆっくり待つことにする。


 ゴール後、脱力感などからメールチェックをしていなかったのだが、いつの間にかスーパーペガサスさん からメールが入っていた。私のゴール後、しばらく待ち合わせエリアで待っていてくれたようだが、気づくのが遅れたためもう帰ってしまったようだ。朝のお礼を言っておきたかったのだが・・・。


 まわりには構わず着替えをしている人もいるが、やはり女性がいるとためらってしまう。いや、こっちはいいんだけどね(笑)。女性の方は見せられたくはないだろうから。


 どうしようかと迷っていたが、考えてみればこのヒートジャケットは着替え用のポンチョとしても使える。おかげでスッキリと、下着まで交換できた。


 ところがここでもまた問題が発生した。着替えとして用意した衣類が、すべて濡れているのだ。やっと濡れたウェアを脱いだというのに・・・。輸送上か、荷物管理上の問題があるのだろうか?


 いや。朝の着替えのとき、時間がないので濡れた折り畳み傘をそのまま袋の中に放り込んでいた私。その傘が原因となって、着替えの衣類を濡らしていたのだ。どうも今回は大会の不手際というよりも、自分の不手際が目立つ大会となってしまった。


 着替えを終えて、待ち合わせエリアに向かうと、旅ランナー469号さん から到着を知らせるメールが届く。折り返しこちらから電話をかけて昨年の利尻以来の再会を果たす。本当は途中で走っているところを応援しようとしてくれたようだが、私がそのポイントを数分前に通過してしまったようで、ムコレンジャー姿を見せることはできなかった。


旅ランナーさんと


 しばしの歓談の後、お互い帰途につく。


 その後私はりんかい線で大崎まで出て、山手線に乗り換えて新大久保へ行く。新大久保では前日にスーパーペガサスさん から教えられていた銭湯へ行き、すばやく入浴を済ませる。それから宿に戻り、荷物を置いてコンタクトレンズを外して、今度は銀座へ向かう。銀座へジャージとウインドブレーカーで行っていいのだろうか?


 銀座では、チーム・ベジー!の仲間を中心に、走った仲間、応援してくれた仲間が集まり大宴会。私はここでブロガーの基本を忘れ、写真も撮らずに飲み、食べ、そして語っていた。そう、飲むことよりも、食べることよりも、東京マラソンについて喋られることが、無上の喜びであった。


 3時間という時間は、長いようであまりにも短い。あっという間にタイムリミットがやってきた。


 私は痛む右足を引きずりながら、宿に戻った。結果的に、ペースを抑えて走ったにしてはダメージは大きかった。特に右膝は明らかに腸脛靱帯炎の症状が出ており、翌日になっても満足に歩くことはできなかった。14時40分の飛行機だったので、本当は浅草へ行って、魔の三角地帯の中にあって、商売にならないと言っていたお菓子屋さんへ行き、お土産を買ってこようと思ったのだが、膝痛のために諦めて、まっすぐ羽田空港へ行った。結局11時前から黙って椅子に座っていたのだった。


 だけどこれも、私が東京マラソンを走った証だ。歴史的な出来事だった東京マラソン2007。日本のマラソン史上、画期的なことだったろう。多くの人は、マラソンというと特別な人がやっているものと思っていただろう。しかし今回は、物珍しさも手伝って、様々な市民ランナー、つまり極めて普通の人たちも、メディアに取り上げられた。これを見て、


なんだか楽しそうだな。自分にもできるかな?


 と思った人も数多くいることだろう。そう。マラソンはけっして特殊なスポーツじゃない。そりゃたしかに、まったく練習をしていない人は、走るのは難しいだろう。でもちょっと効果的な練習をすれば、7時間でマラソンを走るということは、想像しているほど困難なことじゃない。そのことは、あの悪条件下でも96.4%という高い完走率(フルマラソン)だったということが物語っているだろう。


 大規模市民マラソンが、日本の文化として定着するかどうか。これからが正念場である。ただそのためには、私たちランナーとしても襟を正さねばならない問題はたくさんある。


 大成功と言っても過言ではないと思うが、細かいところを見ていくと様々な問題も見受けられた大会運営とともに、そうした検証についてはまた機会を改めて行うとして、長々と綴ってきた完走記についてはこれで終了としたい。


 ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。(了)

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