「だって、でも、どうせ」から、自分の心を見つめてみよう! | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

「だって、でも、どうせ」から、自分の心を見つめてみよう!

hattori

いつもお読みいただき、ありがとうございます!

カウンセリングサービスの服部希美です。

 

【恋と仕事の心理学】、毎週木曜日の「もっとラブラブに」のコーナーは、

山内惠子カウンセラー、やなぎあこカウンセラー、森川陽介カウンセラー

私、服部の4人でお届けしています。

 

*****

 

「だって・・・」

「でもさ~・・・」

「どうせ・・」

 

ついつい、口から出ちゃう

だって、でも、どうせ、という言葉。

 

頭文字を取って、3D言葉なんて

呼ばれてたりもするんですけどね、

 

世間一般的なコミュニケーションや

交渉などの場においては、

出来る限り、避けたほうがいいよ~って、言われてますよね。


たしかに、本人は

悪気なく、3D言葉を使って、

自分の話をしているだけだったとしても、

 

直前に話していた人の意見を

全面否定しているように捉えられやすかったり、

 

人からもらったアドバイスや提案、助言に対して、

不用意に連発してしまったりすると、

「気持ちを受け取ってくれてないな」って

誤解されちゃうこともあるかもしれません。

 

(もちろん、お互いの親密度や立場、話題などで

与える影響力は、変わってきますけどね。)

 

ですから、コミュニケーションという視点では

 

たしかに、気をつけて使うといい言葉ではある

と思うのですが。

 

実は、自分の心を知る、という点では、

3D言葉は「禁止すべき言葉」ではなく

 

心の状態を教えてくれる、

とっても大切なヒントになるんですよハート

 

ということで・・・

 

今日は「3D言葉」を解禁してきら

自分の心を探ってみましょう!

 

*****

 

「だって」「でも」「どうせ」という言葉って、

 

「無駄なもの」「ダメなもの」「弱さの象徴」として、

封印されている方も多いんですけどね、

 

実は「あなたの心を守る」という、

大切なお役目があるんですよ。

 

ちゃ~んと、今のあなたの心に、

必要があって出てくる言葉なんですね電球

 

 

私たちの心は、自分の心が壊れちゃわないように

未知なるもの、危険なもの、怖いものから心を守るための

「自動安全機能」がついています。

 

この機能で守ってもらってきたからこそ、

私たちは、いままで生きて来れたと言っても

過言ではないのですが、

 

時と場合よっては、

自分の世界を狭めてしまったり、

生きづらさを生み出している原因にもなったりするんです。

 

 

例えば、上司からから

仕事のミスを指摘された、そんなとき。

 

ちゃんと真摯に受け止めなきゃいけないなって思う反面、

ついつい、こんなことを思っちゃったりしませんか??

 

「でも、私だけが悪いわけじゃないじゃん!><」

「だって、他の仕事で忙しかったし!><」

 

俗にいう「言い訳」ですね・・・。

これこれこういう理由があるから、

私はそんなに悪くないんだよ、って言いたくなっちゃうわけです。

 

実際にそうやって、言い訳しちゃうと、

「非を認めてない」

ように、みえてしまうのですが

 

実は、当の本人は

「めちゃくちゃ、罪の意識を感じてる」ことが多いんですね。

 

 

私たちは過剰に

「自分が悪い」と罪悪感を感じてしまうと

とってもとっても、しんどくなってしまうので、

 

自分の心を守るために、

自動で心の安全装置が働いてしまいます。

 

そうするとですね「私は悪くない」→

「自分以外の誰かのせい」にしたくなっちゃうんですね。

 

こんなミスをする私って、やっぱりダメダメだわ。

上司も仲間も、きっと、こんな私を許してくれないだろう。

もしかしたら、こっぴどく怒られちゃうかもしれない。

バカにされちゃうかもしれない。

みんなにも、嫌われちゃうかもしれない。

 

この罪を自分のせいだと認めてしまったら、

生きていけないかもしれない・・。

 

お仕事辞めたほうがいいのかな。

ああ、どうしよう・・・。

 

罪悪感が強い方って、

このぐらい酷く、自分を追い詰め

罰していらっしゃったりするんですよ・・。

 

そりゃー、苦しいですよね。

安全機能も、フル稼働するわけです(汗)

 

 

でも、正直なところ・・・

だれだって、ミスを犯します。失敗もします。

完璧な人なんて、誰一人いませんから。

 

でも、、そこから学べる生き物でもありますよね電球

 

だからこそ、ミスは訂正すればいいだけであり、

学びのきっかけのひとつ、であればいいのです。

 

でも、自分に対して厳しすぎたり

自分の価値を低くみていると


過剰に自分を責め、

安全機能が働いてしまうんです。

 

ですからこういう状態の時って、

自分の思い込みに気づき、見つめ直すチャンス!


3D言葉を禁止する、というよりも、

 

もっとしっかりしなさいよ!って
自分を責めるよりも、

 

こんなに自分を責めなくてもいいんだよ、

学べばいいだけだからね~って、

自分の心に、教えてあげることが大切なんですね!

 

 

失敗しちゃうことがあってもいいし、
そこから学べる力も、自分は持っているんだよ。

 

自分が出来ないことは、人に愛させてあげるところ。

自分が出来る所は、人を愛してあげるところ。

 

だから、出来ない自分がいたっていいんだよ。

そんなことで、自分の存在価値は左右されないよ。って。

 

 

まぁ・・頭で理解していても、

心が言うことが聞かない、ということも多いのですけどね、

 

根気よく教えてあげたり、

練習して腑に落としていったり、

 

いままでの人生を整理整頓し、

自分への誤解を解いてあげることが出来てくると、

 

不安や恐れが減り、

ミスをすることを心配し過ぎず

思い切って「チャレンジする」ことも出来るようになったりして

 

より大きな成功を手にすることが出来たり、

ちゃんと自信がつくようになったりして、

世界が広がり、人生も好転していきます。

 

そうこうしているうちに、

わざわざ3D言葉を禁止しなくても、
言い訳したい気持ちが減って来るので、

自然と出なくなってくることも、多いんですよ!

 

 

******

 

「でも」「だって」「どうせ」

 

と言いたくなっちゃうとき

私たちはあまり、いい気分ではありません。

 

そんな風に感じる自分を、

責めたくなってしまうことも多いと思います。

 

でも、その気持ちの裏側には、

 

がんばりたい!という気持ちと


あなたのために、

あなたの心を一生懸命守ろうと、

がんばってくれてる「相棒」の存在がいます。


 

「そんなこと、思っちゃダメ!」って否定しちゃうのではなく

「そっか。そう、思っちゃうよね。」って、受け止めながら。

 

あなたの大切な人と同じように、

自分とのコミュニケーションも、

深めていただけたらなって思いますはーと

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


服部の次回の記事は、4週間後になります。

来週は、やなぎあこカウンセラーがお送りします♪お楽しみに!

 

 

《講演します!》

4月15日(土)名古屋カウンセラーズフェスタ

 

私、服部は 17:00~17:30に、

「さびしさ」が教えてくれた「本当に」大切なこと  

というタイトルで講演いたします☆

どうぞ、聞きに来てやってくださいね!

 

4月15日(土)名古屋カウンセラーズフェスタ
「現役心理カウンセラーでもハマった人生の罠」


日時:4月15日(土)  10:00~18:00
会場:名駅・ウインクあいち
交通:名古屋駅徒歩5分。ミッドランドスクエア奥。
料金:¥3,240-

※出入り自由の1DAYフリーパスです。
※打ち上げへのご参加は別途割勘での精算となります。(飲食代3,000円程度)
※当日飛び込み参加もOKですが、できるだけお申し込み頂けると助かります。
※参加条件:18歳以上の方。ただし、2歳未満のお子様に限り、お一人様まで同伴可能です。

 

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