「あなたはいい女」って、一体どこに基準があるの? | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

「あなたはいい女」って、一体どこに基準があるの?

小倉健太郎

カウンセリングサービスの小倉健太郎です。
火曜日の「うまくいくコミュニケーション」は鈴木美穂カウンセラー樋掛豪カウンセラー吉村ひろえカウンセラーの4人で担当しています。

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恋愛にとって、大切な事ってなんでしょう?

それは、「自分の事をどう思っているか」です。

恋愛がとてもうまくいっていて、パートナーともラブラブで愛し合えている人で、「私って、ほんと魅力の無い女なの」なんて思っている人はいないでしょう。

だから、もし、恋愛がうまくいかない方は、この、「自分の事をどう思っているか」を見直してみるのがいいかもしれません。

ちなみに、この自分の事をどう思っているかの事を「自己概念」と言ったりします。

そして、この自己概念が、その人の立ち振る舞いや、醸し出す雰囲気の土台になったりします。

自分の事をいい女だと思い込んでいたら、言動も、行動も、いい女であるという前提のもとであるのに対し、全く同じ人物でも、自分の事をそんなに大した女じゃないと思って居たら、言動も、行動も、それが前提のものになってきます。

とすれば、結果が全く違ってくるのは当然ですね。

なので、もしも恋愛がうまくいっていないのであれば(もちろん恋愛に限った事では無いのですが)、自己概念を見直し、自己概念をアップさせていくことを考えて欲しいなと思うんです。

ところでなんですが、じゃあ、自己概念をより良くする(セルフイメージを上げる、自信をつける、など)をするには、どうしたらいいのでしょう?

ここで多くの方がやってしまいがちな事は、「悪いところを見付けてそれを直す。」です。

それが何であれ、外見的な事でも、内面的な事でも、悪いところを見付けて、それを直そうとしている限り、本当の私の自信がアップしたりはしません。

そのような行為は、自己概念を上げるというよりは、悪い自己概念を隠そうという行為です。

そうではなく、大切なのは、そのままの、ありのままの私を、素晴らしいと思えるかどうかと言う事。それこそが大切な事です。

そもそも、世の中に絶対的な価値なんてありません。

美しさも、魅力も、どんどんと変わっていきます。

どんどんと変わっていき、絶対的な基準が無いのだから、何に価値があるかは、一人ひとりが自由に決めていいのです。

自由に決めていいのに、どうしてあなたは、ありのままのあなたに価値があると決めないのでしょう?

そうです。自由に決めていいのです。

ありのままの私は最高!私は最高に魅力的ってね!

何も飾らなくても。何も頑張らなくても。

ちょっと考えてみて下さい。

あなたにパートナーがいたとして、そのパートナーが、あなたを最高に素晴らしいと思わなかったとしたら、どう思いますか?

それって、とっても悲しいですよね?

じゃあ、あなたのパートナーが、あなたの事を素晴らしいと思う理由って何でしょう?

頑張り屋さんだから?

料理がうまいから?

いえいえ、本当の理由なんて、どこにもありません。

なぜなら、自由に決めていいからです。

ゴッホの絵が5億円で落札されたなんて話題を、昔ニュースでやっていたのを聞いた事がありますが、5億円のゴッホの絵と、自分の子供が書いてくれた、「お母さんの絵」どちらが価値がありますか?

それを自由に決めていいように、あなたには、全ての価値は、自分で自由に決めていいのです。

であれば、自分の事を価値が無いと決める理由ってなんでしょう?

もし、恋愛でも、他の何かでも、今よりもぐっと素晴らしい結果が欲しいのであれば、自分の事を勝手に良くないと決めつけないで、勝手に素晴らしいと決めつけましょう。

ありのままのあなたをです。

例えば、自分の事を「何やっても長続きしない。」なんて思って、それを悪いと思っている人がいたとしたらどうでしょう?

であれば、それを変えるんじゃなくて、例えば、そのままの自分を、「切り替えが早い。」と評価出来たら、今のままで自己イメージがアップするかもしれません。

例えば、自分の事を「落ち込みやすい。」なんて思って、それを悪いと思っている人は、例えば、「感受性が強い。」と評価出来たら、自己イメージがアップするかもしれません。

他にも、自分の事を悪いと思ってしまっている部分って、いろいろあるかもしれません。

自分の事で好きでない事って何でしょう?

優柔不断?

人の話を聞けない?

完璧主義?

嫉妬深い?

なんでもいいんです。

こんな風に、自分に対して思い込んでいる自己概念の中で、悪いと思い込んでいる事があれば、積極的に良いと思い込んでみましょう。

何に価値があるかは、人それぞれ、自由に決めていいんです。

であれば、自分の事は素晴らしいと思わない理由ってなんでしょう?

基準なんて、何もありません。

基準なんてないから、自由に決めていいのです。

自分を素晴らしいと思いましょう。

それが、「いい女」になる近道ですよ!

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