旦那さまにイラッときたら
隔週木曜日、三島カウンセラーと共にお送りしております、「もっとラブラブに」。
今週は私、沼田みえ子が担当です。
いつもブログを読んでくださり、本当にありがとうござます。
こんなことってないですか?
結婚したけれど、私は仕事を続けている。
だから家事は旦那さんと半分づつやると決めた。
だけど、結局いつも夕飯作るの私だし。
食事作っている間に洗濯もしてるし。
私「ねぇ、なんかいっつも私がご飯作っているんですけど。
なんでルール守れないの?
どうして出来ないの?」
夫「ぼくもやらなきゃって思っているんだけれど、仕事で
帰ってくるの遅くなっちゃうんだ。
しょうがないじゃん。」
私「なにそれ?
ひらきなおり??
じゃぁ、いいよ!ごはんは自分の分だけ作るから。
あなたはひとりで外で食べてくれば?」
夫「は?なんだよ、それ。
わかったよ。そうすりゃーいいんだろ!
あー、してやるよ。」
っと喧嘩に発展していったり。
明日は久しぶりのデート。
すると携帯にメールが。
「ごめん、急で悪いんだけれど、
明日ダメになったわ。
仕事終わらなくて・・。ホントごめん 」
私はブチ切れて電話。
私「ちょっと、どういうこと
明日のデートって前々から決まっていたことでしょう
なんで段取り良くできなかったのよ
本当は明日のこと、どうでもいいって思っていたんでしょう
きっとそうよね。
そうじゃなきゃ、こんなひどいこと出来ない!」
彼「ごめんって謝ってるじゃん。
しょーがないだろ。会社クビになったらそっちだって嫌だろ 」
もういいよ っとブチっと電話を切っちゃった。
その後、彼から連絡が来ない。
どうしよう。
別れるって言われたら嫌なんだけれど・・。
こういう会話ってその昔、私、当たり前にやっていたんです。
イラっとくると弾丸のように彼や旦那さんを責め立てる。
私「どうして週末ゴルフなの
育児で疲れてる私をみて、何とも思わないの
いたわろうってどうして思えないのよ
もういいわよ!あんたなんかアテにしないから
ゴルフでも何でも行けばいいじゃない!」(ムキーっ!)
っと言うと、夫はゴルフに行っちゃう。
それでまた私はブチ切れる、、の悪循環でした。
最初のご夫婦の例では、
「なんでルールを守れないの 」
「どうして出来ないの 」
って責めちゃっている。怒っちゃってる。
でも本当は
「家事を半分助けてほしい。」
が心から伝えたかったこと。
そして結果は、「夫はこれから外で食べちゃって、
家では食べない。」
と望んでいない結果が手に入っちゃう。
ふたつ目のデートの前日の、ドタキャンの場面では、
彼の事を責め立ててスッキリしたいのではなく、
「明日のデートがキャンセルされて悲しい。」
「すごくデートに行きたかったんだよ。」
の気持ちを理解してほしかったのではないかなぁ・・と思うんです。
でも、それが彼からその後連絡が無く、「別れの危機!?」なんて
欲しくもない現実を突き付けられちゃう。
どうしてわざわざ関係を壊すようなことにつながる、
「怒って責める」
ってしちゃうんでしょうかね
ひとつは「大変さの競争」を相方としている時かな~と私は思います。
私の方が大変なんだから、あなたももっと大変になりなさいよ!
みたいな意識です。
私もこの感情を以前とても感じていました。
振り返った今なら見えるのですが、
この瞬間、ふたりの間に「愛」は存在していないのですよね。
「あいて」は競争相手でしかなくなっちゃっていますから。
もう一つの理由。
「私との約束をキャンセルされた」
これって、私の事をないがしろにしているってこと?
私をちっちゃく扱っているんだ。
私ってそれくらいの存在なんだ。
って自信のなさを刺激されちゃうからかなーと私は思うんです。
その自信のなさを感じたくないから「怒り」にすり替える。
「怒り」はパワーが強いですから、本来の感情を覆い隠すことが可能です。
もしも彼氏や旦那さまの間で「イラ!」となったら。
「競争意識はある?」
「本当に感じている感情って何?」
「本当の伝えたい気持ちは?」
と自分に問いかけをしてみたらいいかもしれません。
関係性、壊すことなんて誰も望んでいないですものね。
次回は三島桃子です。
どうぞお楽しみに。
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