本当の自信をつけるには② | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

本当の自信をつけるには②





みなさん、こんにちは。
大塚亘です。

金曜日は、五十嵐かおるカウンセラー、下村ひろみカウンセラーと、私、
大塚亘の3名で担当させていただいております。


前回は、「本当の自信をつけるには」というテーマでお届けしました。
今回は、その続編です。


さて、前回の記事で、私の仕事、パートナーシップの経験をお伝えしました。
数年前の私は、自分ではそれなりに自信があると思っていましたクローバー

しかし、前回お伝えした「鎧崩壊事件」で、自分に自信がなかったことが
分かったのですガーン


自分の意識では、自信のないことに全く気付いていなかったのですが、
鎧が崩れた時に自分に自信がなかったことに初めて気づいたというよりは、


「もう自信がないことを隠し続けることはできない、もう無理だ!!ガクリ


という感覚がありました。つまり、意識では気づいていなかったのですが、
私の潜在意識、無意識では、ずっとずっと前から、自信がないことが
刻み込まれていたということなのだと思いますショック



さて、以前の私は、自分に自信がないことを無意識に隠して、表面的には
それなりに自信があるように生きてきたわけですが、カウンセリングをしていると、
以前の私と同じような、自信のない男性のお話しが本当にたくさん出てくるのです。


クライアントさんが男性で、私は自分に自信がないんです、というお話しを
直接伺うこともありますが、それはあまり多くありません。

では、なぜ自信のない男性の話しがカウンセリングでたくさん出てくるかというと、


女性のクライアントさんのパートナーシップの相談を伺うと、パートナーシップが
上手くいかない原因の一つが、

相手の男性の自信のなさであることがとても多い

ということなんですね汗


といいますか、女性のクライアントさんからいただくパートナーシップの相談では、

相手の男性が自信がないというケースがほとんどガクリ

といっても過言ではないくらいです。


男って、本当にみんな自信がないんだなぁ~

と、つくづく思ってしまいます汗



もちろん、人間には、「自信のある人」と「自信のない人」の2種類しかいない
わけではないですよね。

自信のある部分もあれば自信のない部分もあったり、そこそこ自信があるとか、
あんまり自信がないというように、程度にもいろいろあるわけです。


ですから、逆に、100%あらゆる面において、全てに自信がある、という人間は、
この世に存在しないと思いますし、多かれ少なかれ、人間には自信のない部分が
あると思いますふっ



ところで、私は、

自信がないこと自体は、全く問題だとは思っていません

単に自信がないだけなら、問題は起きないと言っても過言ではないと思っています。

さて、これは、いったいどういうことなのでしょうか!?!?!?


例えば、私が誰かに、

エベレストに単独登頂する自信がありますか?富士山1

と聞かれたとしましょう。答えは、もちろん、「全く自信がない」ということに
なります。数字で言えば、100%自信がないわけですね。

でも、これだけで何か問題になるでしょうか。私は登山に全く興味がないので、
エベレストに行くことは今後も絶対にありません。ですから、この場合は、
自信がなくても全く問題にならないわけですふっ


でも、クライアントさんのお話しを伺うと、自信のなさが問題になっている
ことがとても多いのです。

なぜ自信のなさが問題になってしまうのか、それは、

自信のなさの裏に、自己否定、自己攻撃が隠れている

からなんですね。


例えば、人前で話しをするのが苦手な人がいたとしましょう。しかし、もし、
人前で話す機会がその人の人生で全くなかったとしたら、単に、

私は、人前で話すのが苦手だから、話さなければいいだけで、なんにも問題
ないやふっ

と思ってもおかしくないですよね。


しかし、人前で上手く話すことができないという自信のなさに、自己否定、
自己攻撃がくっつくと、

「人前でうまく話せない自分はダメな人間だ」ガクリ

というように、自分を攻撃してしまうので、自分が嫌いになって、現実の
生活で問題を起してしまったりするわけです。


前回の記事の結論として、

「自信をつけるための第一歩は、自分に自信がないことを自分で認める」

ということをお伝えしました。その中でお伝えした「鎧崩壊事件」で、
私は自分に自信がなかったことに気付いたのですが、その自信のなさに
「自己否定」、「自己攻撃」が隠れていたことは、「鎧崩壊事件」が
起こっても気づかなかったのです汗


私自身が、自信のなさに「自己否定」、「自己攻撃」が隠れていたことに
気づくまでには、まだしばらく時間がかかりました。



さて、パートナーシップのご相談では、ケンカの話し、つまり「怒り」の話しが
良く出てきますが、この「怒り」について述べておきたく思います。


人間は、意識的であれ、無意識であれ、

「自己攻撃しているところをつつかれると、
相手に怒りを覚える」
怒怒

という心理を持ちます。


例えば、私は44歳の男性ですが、幸いなことに、頭髪はたくさんあって、
薄くなる傾向にはありませんスマイル


仮に、私が、誰かから、こう言われたとしましょう。

「大塚さん、髪の毛薄いですね!!」


もしそういわれたら、私は、怒りを覚えずに、

「何言ってるんだろう、この人は?」ふっ

と思うだけです。



しかし、もし私の頭髪はかなり後退してきていて、半分くらいしかなかった
としましょう。

そうであれば、「髪の毛薄いですね」と言われたら、ムッとしても、つまり
怒りを覚えたとしてもおかしくないですよね怒

なぜ怒りを覚えるのでしょうか、それは、実は髪の毛が薄いからでは
ないんです。

「髪の毛が薄い自分がカッコ悪い、ダメだと自己攻撃しているから」ショック

なんですよ。


仮に、髪の毛の薄い男性が、それをとても渋くてカッコいいと本心で
思っていたとしましょう。

もしそうだとしたら、「髪の毛が薄いですね」と言われたときに、

「うん、薄いよ、なかなかカッコいいでしょ」ハート

と、怒りを覚えるどころか、ほめられたと思って、喜ぶかもしれないんですね。


実は、パートナーシップでのケンカの原因は、そのほとんどが、
「自信のなさ」と、その裏に隠れている「自己否定」、「自己攻撃」
であるといっても過言ではないのです汗


次回以降も、引き続き「自信」をテーマにお届けしていきたいと思います。

読んでいただき、ありがとうございましたスマイル

本当の自信をつけるには③UPしました!


大塚亘


    花    花    花    花


9月26日は下村ひろみカウンセラー
10月3日は五十嵐かおるカウンセラー
がお届けします。どうそお楽しみにキラキラ☆


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