税務という浅くて広い世界

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簡単なことはネットで調べればすぐにわかる時代です。

こんな時代にはとんがった専門性がますます重要になってきます。

税理士っていうとかなり専門性をもっている仕事のような気がします。

でも、結構浅くて、広い分野を取り扱っているというのが現実ではないかと思います。


まず、会計税務だけでは仕事が成り立ちません。

経営や法務、ITなど会社経営に関するあらゆる問題を広く浅く知らないとなかなか経営者の懐には入っていけません。

自然と興味がある分野が歴史だったり、司馬遼太郎だったり、ゴルフだったり…60歳以上の社長さんたちが喜ぶそうなものに偏ってくる人もいると思います。


一方で税務について考えても、法人税だけでなく、所得税や消費税、相続税、贈与税、地方税など税法という範囲だけでみても分厚い六法ができあがるほどボリュームがあります。これをすべて理解できている人は皆無でしょう。


相続税に特化したり、法人税に特化する人もいるかもしれませんが、ほかの税法の知識が全くないとコンサルティングなどは不可能です。税務はいろいろな税目が絡み合ってできあがっています。相続税はかからないけど、所得税はかかるというようなケースも数多くあります。取引があれば、儲けがあれば税金は発生します。税理士的な視点からいうと、ガリガリ君の「あたり」でもらったもう一本は一時所得なのか、雑所得なのか…というようなマニアックはことを考えてしまいがちです。生活のあらゆるシーンで税金は関係してくるのです。


「税理士=税の専門家」といいますが、専門家というのがどの程度のレベルをいうのかは微妙なところです。税の専門家という仕事にこだわるのであれば分厚い六法全書を一生懸命学べばいいし、会計事務所のビジネスで社会の役に立ちたいのであれば分野を広げて仕事の役にたつスキルを身につけなければならない。


専門家というのはそれほどいらないと思います。

税理士というビジネスができて、社会に貢献できるためにはまずは仕事ができないと話にならないのです。


ということで、


日々仕事、日々学び、日々成長


ですね。



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