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営業を最大限頑張っているのに、なかなか受注につながらない時がありませんか?
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会社員だったらノルマがあったり、
事業主であれば、受注がないと会社が存続出来なくなる訳で…。
市場の激しい競争の中、前線で戦っている営業部隊は、
「スゴ~イ存在」です。
しかし、以前のようなテレマ(電話営業)や、
飛び込み営業が難しい時代に変わってきて、
SNSも含め、『セールスは嫌われる時代』といわれています。
最近、この言葉で「セールスをしてはいけない」と
誤解してしまう営業マンがとても多いことに気がつきました。
「じゃあ何をしたらいいの?」と集客にお困りのお客様も多いはずです。
ウエブやメルマガだけで、お客様が何もしなくても契約してくれるには、
相応の投資やオンリーワンで勝ち抜ける何かが必要になってきます。
ところであなたは、「営業=迷惑」みたいに思ってはいませんか?
事業の成功の裏には、セールスや営業活動が不可欠です。
先輩方々が、昔からリスクを恐れず営業し、
断られても立ち上がり、新規開拓し、築き上げてきた実績が、
会社を支えていることを、もう一度思い出してみてください。
さて、そんな折、放映していたドラマ『家を売るオンナ』を録画し、何度も繰り返し見ました。
ドラマの様々なシーンを見ると、「そうそう」「あるある」と
共感して頷いていた方も多かったのではないでしょうか?
実はこのドラマ、沢山の営業ノウハウや成功のヒントが
満載のドラマなんです。
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そこで、今回は『家を売るオンナ』から学ぶ、
営業力アップ大作戦についておおくりしたいと思います。
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北川景子が演じる三軒家万智(さんげんやまち)は、
不動産会社の支店のトップセールスレディです。
前店舗の売上を2倍にしたスゴ腕営業ウーマン。
独特の手法で家を売りまくるのですが、
「私に売れない家はない」という
彼女の働き方・生き方に、次第に周りの人間も影響を受け、
感化されていくストーリーです。
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もし、貴方が営業やセールスで悩んでいるならば、
三軒家万智の様に以下の7つの法則を実行してみましょう。
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(1) まずは、邁進する行動力
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誰もが営業活動への心のブレーキをもっています。私もそうでした。
セールスすることへの罪悪感を捨て、アクセル全開、営業にスイッチオンしましょう。
それには、まずは行動から!
三軒家万智が社内で叫ぶ「GO!」は良く登場しましたが、
まずは行動すること。アクションを起こしましょう!
行動認知療法でも1つずつ、1つずつ「行動を決断し」「できたこと」を
積み重ねていくことにより、自分自身を変えていくことができると言われています。
心の中で「GO!」「GO!」「GO!」と5回叫ぶことによって、
心が前向きになることができるので、行動を起こせるのです。
(2) 事前情報収集と準備力(セッティング力)
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三軒家万智は、お客様を徹底的に調べ抜きます。
お客様の抱える問題を全て把握した上で察知し、
戦略を立てて、具体的な調査データや、提案などを準備して臨みます。
なぜお客様はあなたへ依頼するのか、発注するのか、契約するのか?
お客様の選択の背景や動機にあるものは?などなど…
お客様の要望や願望を満たす戦略を考えるのです。
そこに、お客様が驚き、「そこまでよく調べた!」と、一目置き、
その真摯な下準備に心を打たれます。
もし、貴方が人脈を持っているなら、
人から聞く情報収集も有難いものとなります。
この準備力が、家という人生最大の買い物を豪快に売りまくる成果につながるのです。
(3) スゴイ質問力
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三軒家万智の質問力はスゴイ。
心理学では、アクティブリスニングといい、積極的に聞く、聞き取ることを意味します。
三軒家万智は、お客様の話を聞きながら質問をしていきます。
お客様との会話から、
見込み客なのか、そうではないのか、
予算、資金がどの位あるのか、
アイミツなか、オンリーなのか、
何を求めているのか、どういうタイプの人間性なのか等も
お客様と会話しながら、読みとっていくのです。
先に話しをしたがらないお客様の場合は、
三軒家万智が、先に自己開示をするシーンが出てきます。
自己開示は、ひとことで言えば、自己紹介のようなものです。
そうするとお客様も心を開き、抱えている問題を話し始める可能性があります。
その問題解決をすることで成約を勝ち取ります。
(4) セールスは、タイミング。見込み客かどうか判断する直感も必要。
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他の新人社員が、焦って自分の話を先に進めようとして失敗するシーンが沢山出てきます。
人は、いきなりセールスをしてくる人には、心理的に不安を感じるものです。
また、資産を持っている方や、経験を積んでいるお偉方ほど、警戒します。
そんな時、初めての面談で、おすすめなのがアイスブレーキングです。
人が初めて会う時には、お互いに緊張をしています。
アイスブレーキングは、緊張をとり、和ませるためのちょっとしたアクションです。
または、打ち解けるための、会話ネタや挨拶など、話しのネタを用意しておきます。
自分のエッセンスで構いません。
三軒家万智のようなできる営業マンはこの辺りがとても優れています。
苦手な方は、先輩を真似してルーティンにすると良いでしょう。
(5) 簡潔に話す
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新規営業の場合、信頼はできていないので、はじめの30秒何を話すかで決まります。
新人達が、報告をしようとして、三軒家万智に「もっと簡潔に話して」と怒られます。
私もかつてO編集長に、営業報告しに行く度に、
「何をいっているのかわからない!もっと簡潔に話して」と注意されたものです。
でも、これで鍛えられました。(今でも簡潔に話すことは上手ではありませんが…)
(5)受注が決まった瞬間からの超スピード契約。
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三軒家万智は、受注が決まったらすぐに発注書や契約書にサインをもらい、
すぐに手配をします。このスピードが非常に大切です。
安心してのんびりしていると他社にひっくり返されたり、
「やっぱり…」と気が変わったりして、キャンセルされる可能性があります。
(6) 精神的な強さ、本決まりになるまで、一喜一憂しない動じないスタンス
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三軒家万智は、急な事件にも、寒さにも、難しい運転や、厳しい環境、
締切や孤独など、何事にも非常に強いです。
上司に追い込まれたり、お客様に断られたり、コンペで選ばれなかったりすると、
誰でもマイナス思考に陥ります。
人は、もやもやした時、マイナス思考に陥っている時には
集中できないし、決してよい仕事ができないものです。
そんな時こそ、優先順位を考え、今やるべきことに集中!です。
感情を一端頭の外へ置いておき、
「今それを考えても何1つ良いことはない!」と頭の中から追い出し、
まずは、今やるべき仕事を完了しましょう。
イモト演じる白洲 美加が受注を取れたと大喜びし、
キャンセルされ一喜一憂するシーンがあります。
私も昔はそうでした。本決まりまで、一喜一憂しないことが大切です。
(7) お客様との適度な距離感
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自分の任務(業務)が完了したら、お客様と深入りしません。
なぜならば、お客様との適度な距離感が大切だからです。
三軒家万智は、自分の仕事は何であるかをわきまえています。
必要以上に仲良くなる必要はありません。
お相手をしていると、多くの時間を取られたりします。
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この7つの法則より、あなたは受注を引き寄せる
一流のセールスマン(レディ)になることができます。
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私は営業に配属された経験がなく、誰からも指導されたこともなく、
入社したのも技術や専門部署で、お客様に営業する経験なんてありませんでした。
そして、地元の新聞社で働かせて頂いた時、初めて飛込み営業を経験しました。
それから起業し、受注してこれたのは、ただひたすら「一生懸命」しかありませんでした。
しかし、様々な経験、失敗から、営業で大切なことを現場で学びました。
また、現在もトップを走り続けるお偉方から営業ノウハウについて色々聴かせていただいたこと…
ブランディング面談で教えていただいたこと…
それを実践するようになってから、仕事が来るようになり、
新規の受注が、ドンドン取れるようになったのです。
これまでの学びがドラマに出てきて、
私は再びこの黄金法則を実践し、
ほぼ100%に近い新規のHPや会社案内の受注に成功しています。
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なかなかセールスが成功しない――そんな時は上記の7つの法則で行動し、
積極的に営業、セールスをし、売り込みましょう!
そうすることで、自分を必要としているお客様と早く出会うことができ、
今より確実に受注が獲得できる営業セールスマンになれるでしょう。
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いかがでしたか、
私は、様々な方の飛び込み営業の武勇伝を聞くのが大好きです。
ずっと直立不動で待つ壁の華、お客様待機のよもやま話や、
飛び込み営業での、お茶をかけられ怒鳴られた。名刺を踏まれた。塩をかけられた…など
色々ありますね。
でも、セールスの行動、経験は必ず、肥やしとなり、経験値となっていると思います。
みなさんの熱意ある営業の積み重ねが会社の売上げを支えています。
いざ、一歩、前へ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。