「パティ・ボイド写真展」のWEBデザインから自社サイトのデザインに勢いで取りくんでいて思ったことは、WEBサイトは何周かしてSNSやBLOGなどの影響を受けて、再び「ホームページ化」してきているんだなとということ。昔、WEBサイトはホームページと呼ばれていた。おじさん、おばちゃんなら、みんなしっくり来るはずだ。でも、しばらくして「それって違う意味じゃねすか?」みたいな風潮になって、誰もが「WEBサイト」って言うようになってきた。でも、今やWEBサイトは本当にホームページ化している気がする。情報発信の動的な部分はSNSやBLOGリンクに外注状態だからだ。そして母艦であるWEBサイトは、ある意味、それらの「ホーム」で、あまり改変のない基本情報を掲載する静的なポジションになっている気がしてならない。そしてデザインについても、そんなポジションであることを考えると、最も重要なことは「わかりやすさ」であって「かっこよさ」ではないように思う。かっこよさの機能は、がんばって見て、探してもらえる度合いに影響を与える要素ではある。だから、かっこ良すぎて、どれがリンクボタンなのかわからないというのはデザイン負けだ。もうすでにWEBサイトの基本形みたいなレイアウトやパーツ、動線が固まりつつあって、それを外れる場合は、よほど注意しないとわかりにくくなってしまうということであって、そこに自信がない場合は、ダサかろうが、デカかろうが、ありがちすぎだろうが、わかりやすい動線を選択していったほうが「機能を果たした良いホームページデザイン」ということになるのだろう。

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