千葉県松戸市で昨年7月、トヨタのハイブリット車の新型「プリウス」が前方自動車に追突、2人に軽傷を負わせた事故で、千葉県警が専門家の解析結果などから「ブレーキに構造上の不具合はなかった」と判断していたことが19日、県警への取材で分かった。

 県警は、事故原因はブレーキを適切に踏まなかった運転手のミスとして、自動車運転過失傷害(運転上の不注意)の疑いで、同県浦安市の男性会社員(37)を千葉地検松戸支部に書類送検。男性は「ブレーキがきかなかった」と容疑を否認しているという。この事故は国土交通省がトヨタに調査を指示するきっかけとなっていた。

 捜査関係者などによると、事故は昨年7月19日、松戸市南花島の国道6号で発生。信号待ちをしていた乗用車にレンタカーのプリウスが追突し、乗用車に乗っていた2人が軽傷を負った。

 県警によると、事故当初から、プリウスを運転していた男性がブレーキの不具合を訴えたため、昨年9月、県警はトヨタや専門家とともに事故車両を検証。結果、油圧などブレーキ部に問題はなく、車載されている運転記録装置「イベント・データ・レコーダー(EDR)」を解析した結果もブレーキに異常はないというものだった。また、事故車両がレンタカーだったことから、複数の利用者に事情を聴いたが、いずれもブレーキに異常は感じなかったと説明したという。

 その後、米国でトヨタ車の大規模リコール(回収・無償修理)が問題となったため、今年に入りEDRの解析を交通工学の専門家に依頼。2月に「ブレーキに問題はなかった」との報告を受けていた。

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