DRIFTER

~漂流者の日々徒然~


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僕が初めて旅に出ようと決めたのは18歳の夏だった。
バイクに乗り出したのもこの頃だ。

その夏、僕は長野に住んでいる友達のSの実家を訪れていた。
二人でドライブ旅行しようということになり、Sの実家のポンコツシャレードで意気揚々と出発した。
志賀高原から草津に抜けるルートは高度をグングンと上げていく。
ポンコツ車は苦しそうな息をしながらゆっくりと峠を登っていった。

途中の休憩でSが実家から持ってきたトマトを僕に差し出した。
トマトを齧りながら見上げる空はどこまでも青く澄んでいた。
「青春ってやつッスねえ♪」などと軽口を叩きながらも二人の心には満足感が広がっていった。

青空を眺めているうちに、僕はふと手に持っていたトマトを放り投げてみたくなった。
齧りかけのトマトを思い切り空に投げると、青空とトマトの赤色が素晴らしいコントラストとなって僕の目に強く焼きついた。

再びスタートした僕達は信じられない光景を目にした。

峠の最高地点からの風景は見渡す限りの雲海だったのだ。
どこまでもどこまでも続く雲の海・・・・
まるでこの地上のどこよりも高みに達したかのような錯覚。
それは紛れも無く最高の瞬間。

「今、俺たちは神様に祝福されている・・・」
そんな冗談も、あながち嘘ではないような気にすらなっていた。

世界にはこれ以上の荘厳な風景は探せばいくらでもあるだろう。
でも、今の僕らには十分最高だったのだ。

その後、僕は一人バイクで旅に出るようになった。あの時のあの感動を探す旅。
それから随分長く旅したけれどでも、まだ見つけてはいない。あのときのあの気持ちにはまだなれない。
だから18歳の夏はまだ終わっていない。

それは、今もまだ続いているのだ。
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僕は幼稚園の頃からピッチャーをやるのが大好きだった。



それは主に野球漫画の影響だったのだが(主人公は殆どが投手)、当時の漫画は今思えばあまりにも無茶苦茶であった。

たかが野球の試合のために練習の段階で野球生命を賭けたりするのは日常茶飯事!
特訓といえば非科学的で、生身の人間には不可能なものばかり!

もちろん試合中に死者が出るのも珍しくなくて(アストロ球団参照)、それらは最早実際の「野球」とは程遠いものとなっていた。


しかしながら小学生当時の僕はそんな一連の「バカ野球漫画」に夢中だった。


無論、現実に同じことが出来るとは思っていなかったが練習の参考にはなるだろうと考えていたのだ。(もしかしてバカ?)


そして小学生時代から毎日100球の投げ込みを自らに課し、いつしか「町内の速球王」になっていた僕だったが中学に入っても野球部に入ることはなかった。
実はその数年前から極度に片目の視力が落ち始めて遠近感が無くなっていたからだ。

つまり遊びでソフトボールとかをやっていてもフライが全く捕れないのだ。

だから仲間達からはヘタクソの烙印を押されてしまい野球部に入る意欲も失っていたというわけだ。

しかも僕がやりたいのは野球ではなくピッチャーだけだったので動機もかなりいい加減だったと言えるだろう。


そんなわけで成り行きでテニス部に入った僕だが投手への夢は捨てきれずにいた。


テニス部のキャプテンになってからも毎日の投げ込みは欠かさなかったものだ(ますますバカ?)。


しかも漫画の特訓にヒントを得た僕は、学校から盗んできた砲丸投げの鉄球を使って投球練習していたのだ!


そんなある日、野球部の友人から声をかけられた。


オマエならリリーフ投手になれるから野球部に入らないかと・・・


リリーフといえば聞こえはいいが中学野球のリリーフって補欠じゃん!?
それに僕は当時すでに「七色の変化球」(これも漫画の影響で)をマスターしていたのだが、中学野球は変化球禁止になっていた(今はどうか知らない)。


なんだか野球部に入ってもつまらなそうだ・・・

第一、キャプテンなのに部を変わるわけにもいかないし、「野球部への転向は断りテニスに専念しよう」と心に誓った僕だったのだが・・



何と視力の悪化が両目に及びボールが全く見えなくなりテニスでも補欠に!?

しかも鉄球での投げ込みが災いして肩も故障・・・(凄く悲しかった)


で、高校進学と共にスポーツは諦めて映画研究部に入ったというワケ。

そしてテニス部のキャプテンだった頃のエピソードで覚えてるのがコレ。


ある朝礼の時、壇上の校長先生から発表があった。

「これから、とても優秀な成績を収めた運動部を表彰いたします。」

ちょうど夏の県大会予選が終わったところなので、頑張ったクラブを激励も兼ねて表彰するらしい。


今までに無かった企画だなぁ、などとのんびり考えていたのだが・・・

「代表して賞状を受け取るのは地区大会準優勝のテニス部です!代表の方は前に出てきてください」


へ???


聞いてないって!そんなの!!!


たしかにテニス部は地区準優勝までに与えられる県大会出場権を5期連続でゲットしているので表彰されてもオカシクはないだろうけど・・・


仕方なくノソノソと立ち上がった僕は、背中を丸めながら全校生徒の前を横切って壇上に上がった。


あとで女子の後輩が「あの時の先輩はとても小さい男に見えた・・・」と言っていた。


校長先生は僕の目の前でおごそかに表彰状を読み上げ出した。
僕はそんな校長を見つめながら心の中で呟いた。



『校長先生、ご存知でしょうか?ウチの地区にはテニス部のある学校は二つしかないわけで・・・だから準優勝ってことはビリと同じなわけで(泣)』



そんなので表彰されてもなぁ・・・そりゃ背中も丸くなるって。



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最近はもっぱらPCでしか音楽を聴かなくなった。


ところが現在のスピーカー(純正品)では音質的に物足りなさを感じる今日この頃。夜はヘッドフォンで聴くからまぁいいんだけどね。


そこで手ごろなお値段で音が良くておまけにカッコいいスピーカーは無いものか?と探してみたらありましたよ。


JBL
JBL Creature White-J


なんかUFOの親子みたいでかわいいんだよねえ。僕のPCにはこれのブラックの方が似合いそうなんだけど、黒だとまるでダース・ベイダーのヘルメットに見える。


 ←思わず被ってみたくなる誘惑に駆られる



このJBLより少し値段が上がるけど更に気に入ったのがharman/kardon のSoundStickⅡ。


 ←巨大クラゲみたい


18,000円程するが、このデザインは他の何者にも代え難いのだ。

口コミ評価によると音質も素晴らしいらしい。た、たまらん・・




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本日、念願の増設内蔵ハードディスク(SATA250G)を購入した。


値札にはSEAGATE製12,830円と書かれていた。他にはMAXTOR製が14,000円程で日立IBMは品切れ。

この250Gハードディスクは品物によっては先々月辺りは10,000円を切ってたんだよね。やや円安傾向とはいえ2ヶ月で3000円アップはでかいし痛い。でも財布が暖かくて気が緩んでいるし空き領域がもうホント切羽詰まっているのでここはとにかく買いなのだ。勿論安い方のSEAGATEをね。


ところが増設してみたらどうも型番がおかしいんだ。HDTナントカって出るんだよ?これってSEAGATEじゃなくて日立製じゃん!?いい加減な店だなぁ・・


でもまぁどちらかというと日立製が欲しかったのでヨシとしよう。

しかし250Gのフォーマットは時間がかかる。。まだまだ終わりそうにない。




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パチンコで勝って財布が暖かいので何となく気も緩みがちな僕。

とりあえず家族に寿司など奢り良き家庭人ぶりをアピール(パチンコで稼いだことは内緒)したり、無線ルーターのカタログを眺めたりしながらまったりと過ごす日々。


最近お気に入りなのが新井仁 の「On the bed」 という洋楽カヴァーアルバム。ITMSで1350円でダウンロード。これが凄くいいのだ。アコースティックギター中心のアレンジでジャジーでブルージィーで・・と、これこそが僕の求めていたサウンドなのだ。超オススメ。


それと以前から欲しいと思っているのが「天使研究読本」。


僕は昔から天使に纏わる話が好きでね。天使が出てくる映画も大好き。例えばジョン・トラボルタの「マイケル」とかニコラス・ケイジの「ワイルド・アット・ハート」とかね。他には「ベルリン・天使の詩」なんかもあったな。そういえばこの「ベルリン~」をハリウッドリメイクした映画の天使役もニコラス・ケイジだったな。こっちはあまり興味ないけど。

で、その天使研究読本を買おうか迷っているうちに殆どを立ち読みしてしまっていることに気付いた。そしてその中で紹介されている天使が登場する本の一つ、ミルトン著「失楽園」に興味が移行してしまっていたのだ。


ミルトン, John Milton, 平井 正穂
失楽園 上 岩波文庫 赤 206-2

これはイギリス古典文学の最高峰の一つとされる作品で、天国を追われたルシファーが神の軍団に孤高の戦いを挑む物語。も、ものすごくそそられる・・・


なのでターゲットをこっちに変えて書店中を探し回ったが結局見つからず。残念。。


と、そこでふと目に留まったのがアメブロでもブログを書いておられる素樹文生さんの 「旅々オートバイ」という文庫本。以前からこの方の文章センスが好きだったので思わず衝動買い。果たして素樹さんはミルトンの代わりになりうるだろうか?ちなみにオートバイで放浪というテーマだけでもう既にヤられちゃってるけどね。今から読むの楽しみ。


素樹 文生
旅々オートバイ

ちなみに僕はオートバイの旅小説も大好きなのだ。有名どころでは片岡義男さんとか、ちょっと毛色の変わったトコだとジョン・アーヴィングの「熊を放つ」とかね。


何だかリンクのやたら多い記事になってしまったな。


ところで女性の友人に「失楽園」の話をしたら「あぁ・・あの映画になったやつね?」と言われた。


それ絶対違うやつだし。不倫でどろどろの話だし。


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