A.大変そうで苦痛な表情の人

B.イライラし怪訝な表情の人

C.落ち込んで沈んだ表情の人

D.穏やかな笑顔の人


…と、並んでいた場合に

1.あなたが何かを頼むとするならば、A~Dの誰にお願いするでしょう。

あんまりひねって考えずに(笑)。

まー、「D」じゃない?


では、次に

2.凄く頑張っているだろうなぁ、と感じるのはA~Dでしたら誰だと思います?

経過を見ずに印象だけで判断するならば「D」は外れることが多いでしょうね。


では、さらに

3.厳しい状況にあるだろうなぁ、と感じるのはA~Dでしたら誰でしょうか。

これも同様に経過が分からなければ「D」は外れてきますね。


続けて、

4.もう駄目だろうなぁ、と感じるのはA~Dの誰ですかね。

いろいろあってもやっぱり「D」以外となりませんか?



介護従事において「D」以外はまず論外です。

たとえ、実態が2だろうが3だろうが4であっても「D」であり続けるのが私たちの姿です。

「あ、死ぬかも」と思っていてもやはり「D」を保とうとします。


いかなる状況下であろうとも「D」。これを保って過ごすことが容易であり、「コストが¥0」だと思っているのなら、介護報酬は低く見られても仕方がないでしょう。

多忙を遥かに超越し絶望的な状況であっても、壊れてかけた自分を肉体的にも精神的にも切り売りしていても「D」(笑)。

「そういったことを全く感じさせない」方々が最も優秀であるからこそ「介護なんて誰でもできる」と思わせているのだとしたら、それはそれでとんでもなく凄いことをやってのけている、と言えそうです。


試しに、人と接するたびに「D」。これがどれだけ維持できるか試してみてください♪


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