今さらなんですがね。

ツッコみたいのはこのネタ。

介護ロボ導入、報酬加算 30年度改定 職員不足に対応

うんうん、人手不足は深刻だろうしね~。介護ロボットは必要かもね~。

が、僕がツッコみたいのはそこじゃない。


それがなんで介護報酬の加算要件なんだYO!ってこと。

冷静に考えて、それは介護保険から支払われるもんじゃなくない?


どっちかっていうと、介護ロボットの開発に助成をもっと出すとか、介護ロボットの導入に対して補助金をもっと出すとか、価格を抑えるとか、そっちじゃないのっ⁉

介護ロボットの導入推進って、国の新産業育成対策であって、経済政策の一貫でしょ?

じゃやっぱり、今後の不足が深刻な介護保険を財源を使うんじゃなくて国策として助成の方向が良いんじゃないのかなぁ…



まぁ、例えば

ウチの事業所をもう一つ作れるかもしれないような価格の介護ロボットを導入して「加算」をいただくとする。…経営をなめてるでしょっ(笑)。採算性絶望的じゃんっ!

加算要件って事は、「ウチ、介護ロボットがあるから利用料金高いんです~♪その分、人はいませんけどね♪」って、事だよね(笑)。

質が上がって料金が上がる分にはアリだと思うけど、その減った人手を賄ってさらに高い質の介護サービスを提供って…開発する側にとってもハードル高すぎやしねぇ?もしくは介護従事者を恐ろしくバカにしてねぇ?


で、さらにツッコませていただきますと、「実証実験は厚生労働省と経済産業省が連携し、29年度までの実施を計画。同年度は実験規模を拡大してデータを採取し、介護報酬改定に向けた議論で活用する。」

それはつまり、誰もツッコミ役はいないってことだよね(笑)。推進派オンリーで検証って…検証にならないでしょ。都合の良いデータばかり並ぶにはじめっから決まってんじゃん(笑)。


まあ、それでも介護ロボットは確かに必要だとは思いますよ。ただね、そこで何か事故が起こった場合、まさか「ロボットが悪い」ってことにはならないでしょ。必ず人に責任が回ってきますよね。

その時、「加算とってんだから、事業側の責任」って流れになりそうだよね~。

お!そうか!つまりそれで事業所をお取り潰しして介護財源を浮かせるんですね♪…いや、看るトコ減るじゃんorz

いいのかなぁ…


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