先日面白いレシピ本を入手しました。
JTBパブリッシングから発売されている
人気和食店の大将が教える技アリつまみ
代々木高瀬 店主の 高瀬亘さんが
「仕事をして疲れて家に帰ってきた方が手をかけずにおいしいつまみがつくれたら。出来合いの惣菜をひろげるよりも心の満足度が高いはず」という想いから出版された本です。
銀座、新宿などの名店で約20年間、料理長などを務めた経験があります。
2001年、代々木に「高瀬」を開店。日本各地の食材の力を生かした和食が人気です。
他にも牛煮込みと生牡蠣の店、ミトラタカセや本格的な寿司の店 寿司高瀬等の店があります。
たとえば
①フライパンで作る簡単ふわふわ厚焼きたまご
このレシピ以外にも、茶碗蒸し風、味噌風味、ふわふわ卵鍋と卵だけでいろいろなバリエーションがあります。
たまごといえば、いま話題の
②冷凍たまご
冷凍たまごの塩辛和え、アヒージョ、デザート等冷凍たまごだけでも１０種類のバリエーションがあります。
③だしをとったあとの昆布
だしのレシピも勿論、とても簡単な方法なのですが（私もよく作っています）
出しがら昆布の飲むサラダ
このレシピを見たとき、発想がすばらしいと感じました。そうか！本当に簡単にできちゃいます。だしがら昆布はそのまま食べていたかふりかけもどきを作っていましたがこのアプローチがあるとは！
これは驚きました。
よく缶入り酎ハイは飲みますが、ドレッシングやクリームチーズのディップ、ぶりの照り焼きなどに使うことができます。
缶入りチューハイを使った料理のバリエーショも１０種類紹介されています。
缶入りチューハイは果汁や糖類、酸味料が使われているので、活用をしたものなのですね。
＊本ではレモン果汁入りのものを想定してレシピが紹介されています。
どのレシピにも共通していえることは
＊家にあるもので作ることができる
＊手順が楽で、覚えやすいレシピ
＊上で紹介しているように、だしのあとの昆布を使ってもう１品できたり、飲み残しのチューハイを使ってドレッシングや他の料理にアレンジできること。
本のサイズも、通勤にも便利で、仕事からの帰りに「なにを作ろうかな～」と本を読みながら考えることもできたりします。家に○○があるから、○○○を作ろうなどひらめきます。
今まで作っていた料理も別の簡単な手順で作ることができたりもしますので、料理の手順のヒントや食材の活用方法など目から鱗！の充実した内容の料理本です。
本のタイトルが「つまみ」となっていてお酒と一緒にという印象ですが、お酒を飲まなくても食材の活用法、レシピの手順など日常の食卓がより一層充実したものになる料理本です。オススメです。
ミトラタカセ
寿司高瀬