さすがに年越しはしたくない
箱の樹脂金型設計シリーズ9回目です。
前回
はここまで
樹脂の入り口ゲートを設定しました。
今回は
突き出し(エジェクター)機構を設定します。
突き出し(エジェクター)機構とは
製品を金型から剥がす機構のこと。
まずは金型の動きを見てみたいと思います。
2.樹脂が射出されます。
3.型が開きます。
4.製品を取り出します。
5.再び型が閉じます。
以下、繰り返し。。。
3.の型が開いた状態では、製品が可動側に張り付いています。
収縮率の関係でかなり強固に張り付きます。
そのため、4.の製品の取り出しには、結構な力が必要になります。
ですから、製品の成型現場には力持ちが必要
。
。
。
なわけはなく
金型に突き出し機構を設定し、
自動で製品が取り出せるようにします。
<つづく>
うわ~、中途半端だ。。。
次回、具体的な設定をします(汗)
【関連】
↓ブログ記事↓
金型設計 箱シリーズ
その00 ~前振り~
その01 ~設計前の確認事項 ~
(収縮率、成形機)
その02 ~製品形状の修正。1~
(抜き勾配)
その03 ~製品形状の修正。2~
(R付け)
その04 ~取数とゲート位置~
(取数、ゲート位置)
その05 ~ここまでのまとめと今回の仕様~
(01~04のまとめ)
その06 ~金型にしてみた~
(とりあえず金型化)
その07 ~分割する~
(製品の分割)
その08 ~入り口の設定~
(ゲートの設定)
その09 ~突き出しの設定1~
(突出しの設定)
その10 ~突き出しの設定2~
(突出しの設定)
その11 ~金型を冷やす1~
(冷却の設定)
その12 ~金型を冷やす2~
(冷却の設定)
その13 ~GPとRP~
(GPとRPの設定)
その14 ~金型の動き~
(成形時の型の動き/最終回)
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