西洋医学は集団の医学、中医学は、個人の医学と言うことができます。


従って、水分の必要量は、その人が乾いた喉を潤す程度をとればいいといいます。


昨日と今日の湿度の違い、汗のかき具合、季節の違い、その人の体格の違いを考慮すると、乾いた喉を潤すだけでいいのです。


何となく習慣的に机の上にペットボトルの水を飲むというのは、消化吸収力に負担をかけていることになります。


お酒を飲んでもみんな酔い方が違うということをみても、人間ひとりひとりみんな違っているということが判るでしょう。


中医学は、個人個人に応じた医学であり一概に水は一日2000㏄ではないのです。


もう一度申しますと、水の量は喉の渇きを潤す程度でいいのです。