「負け犬の遠吠え」により、改めて30代の女性の独身、子無しは脚光を浴びているが、今後ますます増加傾向にある。私の知り合いにもかつての同級生や仲間を含め、たくさんの負け犬たちがいる。別に負けてはいないと思うのだが、彼女たちの目の奥には母性愛であるとか、自分の挙児願望が溢れているのが良くわかる。

そう、本音は皆、「いまさら夫はともかく自分の子が欲しい。」である。
 
私でさえ仕事で毎日赤ちゃんと接していて楽しくて仕方が無いのだ。指でも何でも吸い付こうとする生命力や母親に抱かれた時の安心しきった寝顔をみると感心せずにはいられない。もう全員抱きしめてしまいたくなる。
 
もう10年も前から、つまり私が20代の頃から、生意気にも知り合いの30代女性に「未婚の母でもいいから子供はいた方がいいですよ。世間体なんて関係ない。」とウンチクを垂れていた。我ながら非常に感じの悪い後輩であった。もちろん女性にそれなりに経済力があることを前提にしてである。
 でも、子供はまともに育つのか?こればかりはわからない。世間は未だに白い目で見るだろう。また、行政からの保障や取り巻く生活環境も不十分だ。
 しかし、もはや選択肢の一つとして、個々人が十分吟味して良い段階なのではないかと10年経ってつくづく思うのである。

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