2005-01-31 00:52:58
医院で産むか、病院で産むか?
テーマ:日常的つぶやき
昨年は、921人の妊婦さんの分娩があったが、先程、分娩台帳を見たら4人の方に分娩後輸血を施行し、4人とも輸血をしながら、大学病院に母体の救急搬送を行ったことを思い出した。その前年は2人であったが、搬送までの出血量は、3000ccから5000ccといったところで、6人のうち、原因は弛緩出血が多く、原因不明の子宮内腔からのも3例あった。
いずれも、輸血をすぐに開始したからこそ、ショック状態ではあったが、意識消失まで至らず、もちろん心肺停止は起こさなかった。分娩後は、数分単位の対処と判断が必要な時も少なくない。
どの妊婦がこのような悲劇的な状況に遭遇するかは正直、全く予想できないのである。
ハイリスクの方を、すでに外来診療中に見つけて総合病院や大学病院に紹介してあるので、出産した方は本来ローリスク妊婦だったはずである。それが、分娩時に急変するのだ。
いつまで個人産院(医院、有床診療所)で分娩を行うべきか、は、最近厚生省もある方向性を示した。将来的に、健診は開業医で、そして分娩は総合病院で!は最も正しいオプションになるに違いない。
しかし、ローリスクお産だった人にとっては、結果的に個人医院の方が、親切、親身、快適、食事が旨い等、満足度は高いのは仕方がない。
数少ない、とんでもない合併症が起こった女性にとっては、また、それを取り扱ったことのある町医者にとっては、分娩はとんでもなく恐ろしく怖いものであると身をもって認識している。分娩は、多くは感激の瞬間で楽しいものだが、日本中の産婦人科医は、時代と共にその責任から、もう腰を引き気味になってしまった。
私自身も今の環境が天職と思いながらも、厚生省の将来の分娩のあり方にかんする方向性に、もはや賛成なのである。
いずれも、輸血をすぐに開始したからこそ、ショック状態ではあったが、意識消失まで至らず、もちろん心肺停止は起こさなかった。分娩後は、数分単位の対処と判断が必要な時も少なくない。
どの妊婦がこのような悲劇的な状況に遭遇するかは正直、全く予想できないのである。
ハイリスクの方を、すでに外来診療中に見つけて総合病院や大学病院に紹介してあるので、出産した方は本来ローリスク妊婦だったはずである。それが、分娩時に急変するのだ。
いつまで個人産院(医院、有床診療所)で分娩を行うべきか、は、最近厚生省もある方向性を示した。将来的に、健診は開業医で、そして分娩は総合病院で!は最も正しいオプションになるに違いない。
しかし、ローリスクお産だった人にとっては、結果的に個人医院の方が、親切、親身、快適、食事が旨い等、満足度は高いのは仕方がない。
数少ない、とんでもない合併症が起こった女性にとっては、また、それを取り扱ったことのある町医者にとっては、分娩はとんでもなく恐ろしく怖いものであると身をもって認識している。分娩は、多くは感激の瞬間で楽しいものだが、日本中の産婦人科医は、時代と共にその責任から、もう腰を引き気味になってしまった。
私自身も今の環境が天職と思いながらも、厚生省の将来の分娩のあり方にかんする方向性に、もはや賛成なのである。








