• 14 Dec
    • 私の「映画オールタイムベストテン2017」……めたぼっちは夢を見る

      またまた、ご無沙汰、申し訳ございません。ワッシュさんの「映画オールタイムベストテン:2017」(ブログ→男の魂に火をつけろ!)に参加します。これはやはり選ぶのが難しかった。いっとき、好きな映画は?と言われれば、「天井桟敷とマーズアタック!」と答えてた。まあ、名作から迷作?まで、あらゆる方向の映画に、あらゆる方向の好きがある。自信をもって、私は片付けられない女であり、選べない女なのだ。そこで、寝る前にリピートで流す、おやすみ映画を中心に選んでみたら、恋愛映画ベストになってしまった。めたぼっちは、愛についての夢をみるのだ…1・『天井桟敷の人々 』(製作年1945/日本公開年1952、マルセル・カルネ監督)※(以下カッコ内同)詩人であるジャック・プレヴェールの脚本も素晴らしく、私の思う映画、私の思う芸術(大袈裟だけど)、私の思う愛(キャ、恥かし)を教えてくれた、かな。なんか映画のすべてがある。裸を売り物にするガランス(アルレッティ)は、パントマイ役者のバチスト(ジャン=ルイ・バロー)の永遠のミューズ。だが、奥さんのナタリー(マリア・カザレス)は揺るがない。ガランスは愛すれど、誰のものにもならない。2・『ベニスに死す』(1971、ルキノ・ヴィスコンティ監督)ベニスに静養に訪れた老作曲家(ダーク・ボガード)は、貴族の美少年タジオ(ビョルン・アンドレセン)に惚れ、ペストの蔓延もかえりみず、ひたすら彼を追い求める。トーマス・マンの原作も良いけれど、この映画の醜も含めた美しさは別格。3・『ロング・グッドバイ』(1973/1974、ローバト・アルトマン監督)冒頭、猫のために深夜、エリオット・グールドのマーロウが、カレー印のネコ缶を買いにくところから好き過ぎて、VHSが擦り切れた。おやすみ映画の習慣が始まったのが、このビデオを手に入れてから。最初はアルトマンの失敗作として名高かったが、松田優作の探偵物語の元ネタとして有名になり、なんかいつのまにか、評価が逆転した。音楽も素晴らしく、よく眠れる。4・『アニー・ホール』(1977/1978、ウディ・アレン監督)いわゆるウディ・アレン信者になった作品。アニー・ホール(ダイアン・キートン)が愛しくて、タバコの吸い方からファッショまでマネした。ネクタイを愛用するようになったのね。実際にアレンと別れる原因が、エリオット・グルードとの交際のように記憶してるが、映画(『ダイアン・キートン/可愛い女』)で共演しただけなのかなあ?まあ、しょうがないね、と思ったけど。5・『グロリア』(1980/1981、ジョン・カサヴェテス監督)インデペント映画(知ってる?)の旗手ジョン・カサヴェテスを支える妻、ジーナ・ローランドは私のあこがれ。特にこの作品、マフィアの男達にも怯まない、超クールでハードボイルドな女グロリア、こんないつでもピストルの似合うおばさんになりたいと願った。が…結局…ただのおちゃらけオバさん、になってしまったが…6・『ブレードランナー 』(1982、リドリー・スコット監督)SF小説が苦手な私(SF映画ではない)は、『高い城の男』は挫折、辛うじてこの原作『アンドロイドは電気羊の夢を見るのか?』を読んだ。フィリップ・K・ディックの訃報に接し、映画に臨んだ。今はなき、テアトル東京。て、ハリソン・フォードのファンなだけだったが、驚いた。ストーリーこそ違うが、まさに小説世界が再現されてる。ハマった。続編の『ブレードランナー2049』(2017、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督)も見た。想像以上の出来、前作にハマった人ほど良いかも。答えてくれたのだ。アンドロイドは夢を見るのだ…と。7・『隣の女』(1981/1982、フランソワ・トリュフォー監督)「あなたと一緒では苦しすぎる。でもあなたなしでは生きられない」これがマチルド(ファニー・アルダン)とベルナール(ジェラール・ドパルデュー)、と私の墓碑銘。女が引けば男が追い、女が追えば男は引く。愛することは止められない。でもこの奧さん(ミシェール・ボームガルトネル)が、とてもいいのです。さすがフランスの、トリュフォーの、愛のお話。8・『探偵はBARにいる』(2011、橋本一監督)このあたりで『ソナチネ』(1993、北野武)を入れたかったのだが、彼の映画は、無言で色々進行するので、おやすみ映画では、こちらの登場が圧倒的に多い。7と8の間に、約30年。その間、私は、今でいえばブラックといわれる仕事に全身全霊を捧げ、信じられないほどの更年期障害、からだの不調、乗り越えたら伯母、母の介護。日本映画も元気がなくなり、そこに現れた北野映画の信者になりました。そんな介護のなか、時折映画館に。原作を読んでたこともあり、東映、唯一の社員監督の作品(現在はフリー)、気に入りました。北海道札幌という限定はされてるが、東京から見れば、ちょっとユートピアな地域で、軽妙だけれど信念のあるハードボイルドなタッチ。探偵(大泉洋)と相棒の高田(松田龍平)のコンビ、ヒロイン(小雪)に翻弄されるさまも良く、ロング・グッドバイが龍平の父、優作の探偵物語を生んだように、ここにも引き継がれてるようで嬉しい。9・『裏切りのサーカス』(2011/2012、トーマス・アルフレッドソン監督)スウェーデンのアルフレッドソン監督の『ぼくのエリ 200歳の少女』は大好きであったが、ジョン・ル・カレの原作のファンでもあり、不安もあった。しかし、これは私のなかでは、大傑作です。私の思う「英国のスパイ」の小説が、見事に映画化されてる。しかも色々な愛が詰まって、もちろん憎しみも。吹替も録画してあるが、やはり原語、英語で。主役のゲイリー・オールドマンをはじめ、男たちの声がいい。ベネディクト・カンバーバッチも出てるでよ。近年のおやすみ映画、再生率、ナンバーワンだ。しかしこのアルフレッドソン監督といい、ブレードランナー続編のヴィルヌーヴ監督といい、最近の監督は年齢ではなく、すごく達者だ。それを選ぶプロデューサーが巧みになっている。映画技術の進化、マーケットの多様化で、ただ映画が好きだから撮りたいでは、済まなくなっているのだろう。一方で誰でも映像が撮れるようになり、あらゆる映像が溢れてる。パッションある、才能ある映像が見たいのは、私だけか。私は映画監督がつくる映像が好きなのだ。好きな映像をつくる監督が好きなのかな。10・『シン・ゴジラ』(2016、庵野秀明総監督)ゴジラは私の深層にいる。幼い頃から、ファースト・ゴジラの夢を見る。怖れている、けど待ち焦がれてる。シン・ゴジラは、エヴァンゲリオンの実写版でもある。クルクルお目目の蒲田くんを見れば、シトであるとよくわかる。それが立ち上がり、海に戻り、再び、野村萬斎ゴジラとして、鎌倉沖にその神々しく、巨大な姿を現すと感動のあまり、平伏すしかない。そして自衛隊の集中砲火を浴びながらも、ただただ北上し、米国の攻撃に、咆哮を上げ、背から全方位光線を放ち、口からの光線でも焼かれ尽くす東京…。その美しさ、ただただ涙が出てしまう。これはカタルシスなのか。何度も映画館に足を運んだ。リピーターは、なぜか女子が多かったように思う。ゴジラ、庵野氏と女子の相性がいいのか。おやすみ映画としても何度も、何度も流している。しかし、ファースト・ゴジラと違い、安眠出来る。なぜだ…・・・・・・・・・・・・・・・・ベストテンを選んでみて、やはり違うかな、と思う。おやすみ映画じゃなくて、私の名作認定ベストテンの方が良かったかな、とも思う。アレもない、コレもない、堂々めぐりの迷路にはまってしまう。「どうせ後から後悔するんだから、とっさに思いついた順、っていう勢いも大切」というワッシュさんの予言通り、ま、仕方がないね。ほんと、選ぶことが出来ない私…。

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  • 12 Apr
    • 私の「対決映画ベストテン」は哀しみに溢れた

      ワッシュさんの2017年春「対決映画ベストテン」に参加してみたいと思いました。でも、対決映画といってもすぐに思い浮かんだのは数本で、とてもベストな「選出」に至るほど思い浮かびません。そこでワッシュさんのブログやそこに応募された方のものを眺めて、参考にさせていただきました。 〈参考〉ワッシュさんのブログ→「男の魂に火をつけろ!〈対決映画ベスト〉」1.フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966)対決映画といって、浮かんだのがこれです。祖母が住んでいた蒲田の映画館で、二つ下のはとことみたのですが、私が号泣して彼女はドン引き。しかし怪獣兄弟の対決と悲しみが私の心に深く、深く、刻まれたのでした。 フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ [東宝DVD名作セレクション] 2,700円 Amazon 2.モスラ対ゴジラ(1964)ゴジラ関係の対決ものでは、やはりこれ。寿命なのに最期の力を尽くして、卵と身勝手な人間を守るため、ゴジラと戦う母モスラ。その仇をうつのが幼虫のモスラ。幼虫のほうがゴジラに勝つ、とは信じられないのですが、母も子も健気なモスラを応援しないわけにはいきません。 モスラ対ゴジラ【60周年記念版】 [Blu-ray] 5,076円 Amazon 3.ルパン三世 ルパンVS複製人間 (1978)三波春夫先生が歌うルパン音頭も含めて、私が一番好きなルパン映画がこれ。テキトーに作っているようで、いつみても古さを感じない。一万年生きようと数十年だろうと、この世にあるものは、いつかは消滅するのね。それは止められないのね。という至極、真っ当なお話。神を名乗るのに、そんなこともわからず、不老不死に執着するマモーは哀しいです。せっかく長生きなのにね。でも劣化を意識しながら、長く生きるのも辛いかな。 ルパン三世「ルパンVS複製人間」[Blu-ray] 5,184円 Amazon 4.フランケンシュタインと狼男(1943)存在自体が悲しいフランケンシュタイン好き(笑)。演じるのは、「魔人ドラキュラ」などの有名なドラキュラ俳優のベラ・ルゴシ。本来なら同じく有名なフランケン俳優、ボリス・カーロフの領域なのに、老いをただよわせ(60だそうだが)、慣れない怪物に扮する。だが、ほとんど狼男、ロン・チェイニー・Jrが中心のお話。 フランケンシュタインと狼男 [DVD] 1,543円 Amazon 5.ガメラ2 レギオン襲来(1996)平成ガメラ三部作は、どれも素晴らしいが、VSものとしては、「3」のガメラ自らの腕を切り落としてのイリスへの反撃が好きなのだが、あんまり巫女的なのがだめ。山吹千里は大丈夫(笑)だが、藤谷文子とか、前田愛とか…皆さん、そこがいいのでしょうが、この辺りはあっさりやってもらいたい。その影響少なく、ガメラ、レギオン、自衛隊がガッツリ闘う「2」。脚本も良いと思う。 ガメラ2 レギオン襲来 [Blu-ray] 5,076円 Amazon 6.座頭市と用心棒(1970)これもすぐ浮かんだが、座頭市の勝新太郎はいいとして、用心棒は大丈夫かな。  Amazonみたら、「黒澤明作品(「用心棒」「椿三十郎」)で知られる用心棒こと三船敏郎」とあったけど…。勝と三船、二大スターの対決は、考えただけでもワクワクです。しかも、監督は岡本喜八。音楽は伊福部昭。撮影の宮川一夫とは合わなかったみたいだが、全員悪人にしてもユーモアがあり、テンポよく岡本風に仕上がっています。 座頭市と用心棒 [DVD] 5,184円 Amazon 7.県警対組織暴力(1975)県警版仁義なき戦い、元祖全員悪人、アウトレイジ過ぎるお話です。脚本素晴らしく、マッドぶりが光るヤクザ松方弘樹と仲良し、悪党警官の菅原文太、無邪気な正義をとなえ対立するキャリア梅宮辰夫。ラストは物悲しく、切ない。ワッシュさんのブログでは、一位に挙げられてますが、深作欣二監督、笠原和夫脚本の仁義なきコンビの傑作。 県警対組織暴力 [DVD] 3,024円 Amazon 8.フレディVSジェイソン(2003)フレディはあまり好みでなく、ジェイソンもそろそろ限界と思っていたが、これにはいたく感心した。妙にユーモアあり、あかるめのフレディに違和感を覚えつつ、血だらけジェイソンとの最後のバトルって、もはやホラーは忘れて。 フレディ VS ジェイソン [DVD] 4,104円 Amazon 9.盲獣vs.一寸法師(2001PFF/2004)映画学校の学生たちと作ったという、石井輝男監督の遺作。出演者も公募したというが、主演が若~いリリー・フランキー(映画初出演)に、塚本晋也、及川光博、丹波哲郎まで出るが、思いっきり予算のない天知茂の明智小五郎ドラマのよう。だがしかし、映画愛に溢れている。エロ、グロサスペンスの内容にそぐわぬが(笑)、愛、燦々なのだ。もう少し、もう少し、予算を、お金をあげたかった。今なら、クラウドファンディングに参加したい。私は恥かしながら、元小沢チルドレンの議員ヌード騒動でみたが、騒ぐほどのことではなかった。実は対決映画で、真っ先に浮かんだのがこれ。該当するのかどうかもちょっと悩んだ。好きということなら、二位でもいいが、技術の高いシンパの協力があるとはいえ、残念ながら、映画未満なカンジがただよう。映画は監督のものだが、どんな低予算でもお金を取ってくるプロデューサーはえらい、とわかる。石井輝男の輝きと哀しみの詰まった愛すべき作品。 盲獣VS一寸法師 [DVD] 5,076円 Amazon 10.メガ・シャークVSメカ・シャーク(2013)B級とかC級とかのランクもつけががたい映画。作業とか、食事しながらみればなんとか。で、時々、思わず画面をみてしまう。私、このメカ・シャークがお気に入り。地上での暴れっぷりがよい。はっと、我に返り、時間をムダにした自分を呪い、いつの間にか、我が悩みみたいものも消失。 メガ・シャークVSメカ・シャーク [DVD] 5,184円 Amazon 番外・ゴジラ×メカゴジラ(2002)対決映画として怪しいものもあるので、そのときはこちらを。ゴジラ好き、メカゴジラ好き、そして釈由美子好き。ストイックで優秀な女性隊員、ゴジラのDNAをもち、咆哮に反応して、大暴れするメカゴジラ。私は釈さんが、「機龍!!」と呼ぶと、なぜかときめきます。 ゴジラ×メカゴジラ 【60周年記念版】 [Blu-ray] 5,076円 Amazon

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  • 28 Aug
    • プレ還暦めたぼっち、荒地を行く

      大変、長らくご無沙汰致しました。シン・ゴジラ、やっと見てきました。で、いきなりパクリですみませんが、たぶん次は、リバースだろうと……勝手に、先走ってブログタイトルを変えました。映画は大変面白く、すっかり庵野ゴジラ中毒に。でも感想、まとまらず、近々4Dも体験するつもりですので、その時にまた。さて、ブログは一年と八ヵ月ぶり。いろいろいろ、あり過ぎました。人生いろいろ島倉千恵子の歌ばかり、脳内リフレイン、駆け巡っておりました。実は、単に来年還暦だからと「新生めたぼっち、リバース」というブログタイトルで書こうと、ずーっと思っていたのですが、ゴジラの公開のほうが早かった。そう還暦……前世の記憶を持ったまま、もう一度生まれるのであります。で、その記憶を少しずつ失って、行くのです。若返るのかもしれません。そんな映画もありました。伯母の死、母の死、そして今年に入って、すでに5件の葬式。還暦な、お年頃になると、私の周りから、支えてくれた人たちが亡くなっていく。老いるということの「見える化」がどんどん進行していきます。気がついたら死というものが身近になり、見える景色が全く違ったものになっているということです。明日死ぬ、次の瞬間死ぬかもということが、まったく仮定の話ではなく、明日を迎える、次の瞬間も生きてる、その方が仮定の色合いが強いのです。終活という言葉は、あまり好きではありませんが、ただ、いま何かを考え、行動してみたい。でもそれがどんなことなのかは、分からないのです。ブログを再開したのは、もう少しだけあがいてみたい、とりとめのない気持ちをとりとめののないままでも書けば何処にたどり着くかも知れない。何処に繋がるのか分かりませんが、彷徨ってみたいのです。この死が気配と隣り合わせの荒地を。……と、すっかり何処ぞの詩人を気取ってみましたが、やっぱり、かっこがつきません。なんか最近、考えもお話も、まとめる気力がなく、それでもグダグタグタグタ、グタグタ話をしたい、でもご年配は根気がないので聞いてくれない。で、自分救済ブログ、再開です。よろしくね!「おい、めたぼっち、グダグタだよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 15 Dec
    • めたぼっち「2014年の映画を3本ほどふりかえる」

      半年ぶりのご無沙汰です。申し訳ありません。今年も空中キャンプさんの「2014年の映画をふりかえる」(http://d.hatena.ne.jp/zoot32/)の季節になってしまいました。また、慌てて参加しました。(ネタバレありますので、ご注意ください)・・・・・・・・・・・・・・質問:2014年に公開された映画でよかったものを3つ選んでください回答:1.ゴーン・ガール(デヴィッド・フィンチャー監督/ベン・アフレック、ロザムンド・パイク)ゴーン・ガール 上 (小学館文庫)/小学館¥812Amazon.co.jp2.紙の月(吉田大八監督/宮沢りえ、池松壮亮)紙の月 (ハルキ文庫)/角川春樹事務所¥637Amazon.co.jp3.アナと雪の女王(クリス・バック、ジェニファー・リー監督/吹替:松たか子、神田沙也加)アナと雪の女王 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+Mov.../ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社¥4,320Amazon.co.jp雪の女王/偕成社¥1,080Amazon.co.jp質問:選んだ3本の映画のなかで、印象に残っている場面をひとつ教えてください回答:『ゴーン・ガール』のラスト。(ここからはネタバレですのでご注意ください)行方不明の妻の殺人容疑をかけられた男、すべて真相が明らかなっても妻から逃れることができない。彼をかばい続け、近親相姦と世間に揶揄され、殺人さえ疑われた双子の妹は、台所でうずくまり、泣きながら兄を引き留めようとする。そんな彼女をおいて男は、寝首をかかれるかもしれない妻の望む夫になるため家へ戻ろうとドアに手を伸ばす。その刹那の男の表情が何とも言えない。どうしようもない不安と同時に安堵に似た表情、恍惚とした不安っていうのかしら。それに妹は自分の分身のように、ほんとうに兄を愛していたんだなあ。そんな幸福な兄と妹の関係には、二度と戻れない。妻の勝利。質問:今年いちばんよかったなと思う役者さんは誰ですか回答:『ゴーン・ガール』のベン・アフレック。『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイク。『紙の月』の宮沢りえ。どちらも素晴らしい演技で、爽快で、選べなかった。ロザムンド・パイクの妻役は完璧で、アカデミー賞をとってもいい思うし、『紙の月』は宮沢りえのための映画。彼女の美しさと力強さがなければ成立しない。で、ベン・アフレック。かなり太目でもっさっとした夫。妻を殺しそうでもあり、でも憎めない。そんなバカな男そのものだった。不肖ワタクシ、彼のファンで『デアデビル』のころには、キャリアの心配までしたが、監督として脚光を浴び、役者としも復活して何よりです。(深夜の怪作映画「デアデビル」で深紅の勇気をもらう http://ameblo.jp/obazi/entry-10480710442.html)質問:今年映画を見ていて感じたこと、たのしかったことなどについて自由に書いてください回答:今年も見た本数が少なく、つい先日までは、1位は『大いなる沈黙へ――グランド・シャルトルーズ修道院』にしようと思っていた。ところが、『紙の月』『ゴーン・ガール』と立て続けににみて、今年のテーマがはっきりした。「鈍感男」と「ありのまま女」。アナ雪の女子どもの熱狂に、なぜあの程度のストーリーが受けるのか、イブカル方々も多かったと思う。欠点があろが、悪女であろうが、「ありの~ままの~姿みせるのよ~」で「ありの~ままの~自分になるの~」が、どれだけ女子どものココロを解放したことか。(傍からみるとありのまま度の高いほど、感激してたようだが……)『紙の月』では、田辺誠一演じるいい夫がいるのに、妻のとる行動が理解できない旨の新聞評もあったが、彼と『ゴーン・ガール』のベン・アフレックは、鈍感男の代表のようなもの。アナ雪のクリストフ、ハンスしかり。そのあたりは『ゴーン・ガール』の中盤の山場、妻が「クール・ガール」について語るモノローグを参照されたし。「男に理解のあるいい女」「都合のいい女」を演じるのはもうたくさん。じゃあ、男はどうしたらいいんだよ~、って。ベン・アフレックのように鈍感男から、(殺されるかもしれないので)妻の行動を注意深く凝視し「理解する」夫に変貌することで、「お互いに憤り、お互いを支配し、お互いに傷つけあう」「それが結婚」(by パンフ町山氏解説)だそうで、理由も対処法も一遍の中で説明していたので、『ゴーン・ガール』を1位にしたわけです。ま、デヴィッド・フィンチャー監督のファンでもあるので……。ただ、私は、未婚なので、認識が甘いかもしれません。・・・・・・・・・・・・・・「おい、めたぼっち、ご無沙汰すぎだよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 06 Jun
    • 三年目のお片付け、始めました

      この7月に、千石に本格的に引っ越して3年目を迎えます。エイプリルフールに誓いを立ててから、すでに2か月。そして、ついに荷物の整理に着手しました!!!!!拍手、拍手、拍手……。実は、少し仕事をはじめようと思っていて、そうなるとほかの事がしたくたる。私のなかで困難さの位置づけは、片付け<仕事。大人のADHDぎみな私には、仕事に集中出来ない言い訳に、片付けは打ってつけ。そうだよ。仕事をすれば、良かったのさ。そんなことは分かっていたのですが、身体が動かなかったのさ。何でも、ゆっくり、ゆっくり、なのにやりだすと、焦るのさ。まず、昨年末に購入してる棚の小さいほうをひとつ、人の力を借りて、組み立てました。組み立てて見たら思いの外かんたんで、とりあえず、今、一階の掘りごたつ周りあるものが整理出来ました。それに勢いを得て、物置に道をつくりました。ここは本や書類を置いてあるので、段ボールはその重さでぐちゃぐちゃ。出口までもたどりつかない有様でした。引っ越しのお兄さんに、箱はそれほど頑丈じゃないので、半年以内には整理するようにいわれていたのですが、箱がぐちゃぐちゃだと、本もぐちゃぐちゃでした。歪んだ本は、ちょっと哀しいです。それでも、何とか空間が出来て、改めて思ったのは、本棚の本の収納力。わずか60センチ幅の二つの本棚で、かなりの箱が片付いたこと。ここにある本は、引っ越し前にできれば自炊したり、処分しなくはいけなかったもの。まだまだ、箱は残っていますが、その整理のためにも新たに棚を購入しよう。まずは箱からだしてみなくては。あと20箱ほど貸倉庫に預けてあるのですが、これは実家の物置部屋を整理して収納棚を買おう……おっ、ちょっと片付けただけで、随分と意欲的になりました。購買意欲がですが……。他のことに興味がすぐに移行してしまうのも特徴ですね。今回、つくづく、もう自分の力だけでは出来ない。段ボールひとつ動かすともうへとへと。人の力を借りなければ、何も出来ないことを悟りました。「片づけられない!」「間に合わない!」がなくなる本―ADHDタイプの「部屋」「時間」「仕事」整理術/大和出版¥1,512Amazon.co.jpあとは、いよいよ二階ですが、人に頼むためにまず、片づけなくてはなりません。片づけのための片付けという作業をしなくては。構想は何とかあるのですが、ひとりだと身体が重い。でも、とてもひと様を呼べる状態じゃない……。とりあえず、二階の台所を仕事場にするつもりですが、そこだけでも何とかせねば。そうねえ、お仕事環境をととえるために、週末頑張ります。月曜からは、お・仕・事よ。もう、忘れたちゃったけど、ね。「おい、めたぼっち、一階でも仕事はできるよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 02 Apr
    • エイプリルフールの誓い

      早いもので新年から3か月も経ってしまった。桜も満開を迎え、やっと暖かくなって、いまだよ、今。動くならいま。そのうちまた暑くなって、動く気分でなくなる。新年に誓ったダイエットは、もちろんダメだ。少し減量モードになっては、実家でリバウンド。いま月に2のペースでかえっているが、この間の春のお彼岸では、チョコに羊羹に和菓子、お酒と大リバウンドだった。親戚やご近所との交流は、私にとってはめったにないこと。どうもしても食欲が増す。まったくなにもせずにいたが、何やら気分だけは高揚してきた。春だ。そう、虫と同じ、体が動きそうだよ。なにもしないといっても、1月11日新車が届き、30年来のペーパードライバーから卒業した。それだけでも良しとしよう。次は片づけだね。断捨離とか、色々考えるとめんどうだから、まずは引っ越しに荷物の整理。この7月でもう二年。ともかく荷物を全部開けよう。荷解きといいうやつね。こういうことが、とっとと出来なくなる。年取るってこういうことね。トヨタの片づけ (中経出版)/KADOKAWA / 中経出版¥価格不明Amazon.co.jp自分が何を持っているのか、点検しなければ、実家も含めて。目標は整理と整頓で、まず、整理。トヨタの片づけみたいね。でも『デスクの上が片付いている人は、仕事ができる』とは思ってない。片付いている大馬鹿や仕事ができないやつを知ってるから。私が片づけられない一番のわけも分かっている。そりゃ、仕事をしてないから。何にも気持ちが定まっていないから。判断基準がなきゃ、いるいらないなんて、わからない。だからまず、明らかなゴミを捨てて、全部なかを確認して同じようなものをまとめることから。分類とラベリングかな。それも大きな。食べるもの、着るもの、見るのも、読むものとかそんな感じ……それと考えなくて済むもの。はさみとかペンとかめがねとか。同じ種類のものを集める……と、だいたい考えるとフツーの当たり前のことになってしまう。でもできないのね……。[図解]トヨタの片づけ/中経出版¥1,008Amazon.co.jpいま、録画をしてあったバグダッド・カフェを見ながらこれを書いているけど、いい映画だなあ。こんなんにいい映画だったかな。ラスベガス郊外の砂漠の町に、夫婦喧嘩をして夫の運転する車からボロいカフェ&モーテルに逃げて来たドイツの観光客である主人公ジャスミン。まずするのは、カフェやモーテルの掃除。ドイツ人だからね。公開された当時、こういうふくよかな人いいなあ、と思ったけど、いまはそう体型は変わらない。そう、ふくよかなところでなく、大らかで優しいところを真似なくねは。コーリング・ユーを聞くと、どうしても涙が出てしまうよ。ただ女が来て、去ってゆく。そして……とういだけの話なんだけど、生き方なんてそうそう変わるものでもないけど、変わるときもあるんだ、愛があれば?片づけをすれば、かしら?「おい、めたぼっち、愛はどこだよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 06 Mar
    • めたぼっち、記憶を更新せよ

      物忘れがひどい。認知症の前兆も疑われるが、認知症と言えども過去のことは覚えていたりするものだが、なにか過去の記憶もぼんやりしている。身内が亡くなり、その喪失感だのなんだの意欲の低下だのうつ気味だの……。歳を重ねると繰り返されることが多くなり、そのうち何がなんだか分からなくなってくる。昔読んだ本も見た映画もなんだか、ごちゃごちゃでよく思い出せない。認知症を患った伯母も、あまり勉学好きでなかった母も最期まで、漢字は読めるし、書けるし、計算はできるし、親しい人の住所や電話番号は覚えているし、いわゆる幼いころの読み書きそろばん、というのは出来た。昔の方のそういう基礎教養というのは、ほんとうにしっかりしていたのだなあ、と思う。あたしゃ、字も書けばヘンやツクリが怪しい、読みもなんだか怪しい。もともと怪しいのだけど、カンのようなものがよく働いて何とかなった。漢字ってそういうものだと思っていた。いまやそんなものはどこへやら。まあ、計算もできない。今日の日にちをよく覚えていない。でもこれは、元々そうです。しかし、しかしである。モヤモヤした頭でこれじゃいけないと思い始めた。周りによるとどうも躁状態のようです。かの北杜夫先生も躁のときは、株やったり、借金したり危ない。私も株の本を買ってみた。危ないかも。忘れたのなら、もう一度覚えようホトトギス……まあ、覚えてもすぐ忘れるのだけど、いまはそれなら何度でも覚えればいい……という、完全に躁な状態です。よく認知症予防の本だのにあるけど、まずは簡単な書き取りや計算を。以前読んだ本を読もう。手帳に予定や記録を少しでもつけよう。ダイエットもちゃんと始めよう。運動も始めよう。そう、まずは部屋の整理だ。ね、一度にあれもこれもやらなくちゃ、とおもいだしているのです。いままでは、思ってもなかなか行動を伴わなかった。それが、いまは、何でも出来そうな気分。いつまで続くのでしょうか。できるだけ、このブログに記録してみるつもりです。そのうち、頭のなかも整理されてくるかなあ。なんだろう。過去のことなどどうでもよく、将来のことを考えると不安になるから、それもどうでもよく、いまが楽しければいいさ。……って、昔っから同じのような気がする。刹那主義というのじゃない。それしか考えられないのだ。どうせなら、今まで経験したことがないことがしたいし、たとえ同じことでも忘れちゃってるんだから、いつでも新鮮な経験だ。同じ本を何度でも読めるし、同じ映画を何度でもみられる。忘れるのもいいことだ、なんて……なんて前向き?なんだ。ホンマ、頭のなかがモヤモヤしてる。だけど、なんかピンク色で妙な幸福感がある。ああ、大丈夫なのか、私……。「おい、めたぼっち、春なんだよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 18 Dec
    • めたぼっち「2013年の映画を3本ほどふりかえる」

      あれ、ま、空中キャンプさん@campintheairの「2013年の映画をふりかえる」ももう締め切りです。また、慌て参加します。今年もほとんど映画館に行ってないのですが、選ぶのが3本というのは、助かります。・・・・・・・・・・・・・・・・・質問: 2013年に公開された映画でよかったものを3つ選んでください     (必ずしも3本である必要はありません。2本、もしくは1本でも可)回答:1 風立ちぬ(宮崎駿監督/声・庵野秀明、瀧本美織)風立ちぬ サウンドトラック/徳間ジャパンコミュニケーションズ¥3,000Amazon.co.jp2 ハンナ・アーレント (マルガレーテ・フォン・トロッタ監督/出演・バルバラ・スコヴァ、アクセル・ミルベルク)今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書)/講談社¥777Amazon.co.jp3 ジャンゴ 繋がれざる者(クエンティン・タランティーノ監督/出演・ジェイミー・フォックス、レオナルド・ディカプリオ、クリストフ・ヴァルツ)ジャンゴ 繋がれざる者 [Blu-ray]/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント¥2,500Amazon.co.jp・・・・・・質問:選んだ3本の映画のなかで、印象に残っている場面をひとつ教えてください     回答:『ハンナ・アーレント』のキモはたぶん、ラスト近く、彼女の家で窓の外を眺めなら「凡庸な悪は、根源的な悪とは違うの。あの悪は極端だけど、根源的ではない。深く、かつ根源的なのは善だけ」というところだと思う。けど、印象に残ったのは、ナチス戦犯アイヒマンの裁判傍聴記で、彼を「凡庸な悪」(凡庸ということは取替がきくということ)と評したことで、彼を擁護したと批判され、命の危険も伴う大騒動のさなか、大学の教壇で初めて公に反論する。その中盤ごろの言葉。「私は彼の平凡さと残酷な行為を結びつけて考えましたが、理解を試みるのと、許しは別です。」そして「この裁判について書く者には、理解する責任があるのです!」と机を叩き、タバコを消す。そう、ハンナ・アーレントとは理解するひと、理解しようとするひとなんだ、それも優秀な。なにか勝手に腑に落ちて、ハンナ自身のあれやこれや、ハイデッガー先生のことや妄想に入ってしまった。フツウひとは他者を理解できない。理解することは、愛することに近い。時に憎むことにも。だから愛の反語は憎しみでなく無関心、とか。助手のハンナに理解された、ハイデッガー先生はさぞや仕事が捗ったろうなあ、とか。「理解する」という行為は、やっぱ世間様は理解しないだろうなあ、とか。妄想モード全開です。・・・・・・質問:今年いちばんよかったなと思う役者さんは誰ですか回答:『ハンナ・アーレント』バルバラ・スコヴァ。苦手なのに、始終、紫煙くゆらすハンナ・アーレントそのものになり切っていた。もうドキュメンタリーのようで、ハンナ本人が苦悩し、選択し、語りかけてるようだった。ずっとジャンゴのレオナルド・ディカプリオだったが、年末に逆転。あんなに楽しそうで、悪役を熱演していたのにレオナルドかわいそう。・・・・・・質問:今年映画を見ていて感じたこと、たのしかったことなどについて自由に書いてください    (ひとことコメント なぜこの3本を選んだのか、3本に共通する好きな要素は何かなどについて書いてもいいとおもいます)回答:選んだものは、クセのある作品のように思います。『風立たちぬ』は創作する人間の修羅を描いた傑作と思うけど、いつものジブリを見に来ちゃったひとには、詐欺のよう。『ハンナ・アーレント』はとてもいい映画だけど、上映している岩波ホールは連日超満員。狭いせいもあるが、みんなナチス戦犯アイヒマンの裁判レポートの騒動を見に来てるの? 私が勝手に『カミーユ・クローデル』のロダンとの恋愛みたいのをハンナとハイデッガー先生のあれやこれやに期待していたせいもあるけど。上映中、ず~っと大いびきで鑑賞を妨害され、首を絞めたくなったせいもあるけどね。『ジャンゴ』は…もう少しヒットしても良かったかな(笑)。タランティーノ監督としてはかなり見やすくバランスとれた映画だと思うのだが…。どれもピラミッドのある社会(by風立ちぬ)を生き抜く映画。ハンナは迫害うけたユダヤ人だし、ジャンゴは黒人奴隷だ。でもそれだけに終わらない。堀越二郎は恵まれた側のものだけど、でもそれだけじゃやない。根源的な善をもった凡庸でないアイヒマンなのかも。…三つの作品の主人公の根底の流れるものは、まさに同じ。それとね、この作品のよさが分かるのは私だけ、と思わせちゃうのね。罪作りな作品です。・・・・・・今年もほとんど映画館に足を運ばず、来年はもう少し頑張りたい。ちゃんと、芝居も映画も見たものはブログに書きたいと思います。と、昨年と同じ決意を述べます。「おい、めたぼっち、決意はコピペでいいよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 14 Dec
    • 選べない私のSF映画ベストテン

      はやいもので、ワッシュさんの映画ベストテンの季節です。しかももう締め切りです。今年のテーマは「SF映画ベストテン」です。(男の魂に火をつけろ!…)私はSF小説が苦手で余り読んでいません。しかしSF映画は大好きで、怪獣、ファンタジーまで含めるなら、ほとんどこの分野の映画で育ったといっても過言ではありません。で、選べません。結局、とってもリリックなSFの形を借りた恋愛もの中心になってしまいました。まともに恋愛を世界の中心から叫ばれると恥ずかしいど、SFなら思う存分思い入れられるってとこかしら。テーマは、そこに愛はあるかい? です。で、とりあえず、選んだものを。番号は便宜上、順位はなしです。1.モスラ(1961年日本/本多猪四郎監督、円谷英二特撮)2.タイタンの戦い(1981年米/デズモンド・ディヴィス監督、レイ・ハリーハウゼン特撮) 3.華氏451(1966年英・仏/フランソワ・トリュフォー監督)4.地球に落ちて来た男(1976年英/ニコラス・ローグ監督)5.ブレードランナー(1982年米/リドリー・スコット監督)6.時をかける少女(1983年日本/大林亘彦監督)7.AKIRA(1988年日本/大友克洋監督)8.GHOST IN THE SHELL/甲殻機動隊(1995年日本/押井守監督)9.マーズ・アタック!(1996年米/ティム・バートン監督)10.ガタカ(1997年米/アンドリュー・ニコル監督)番外。かぐや姫の物語(2013年日本/高畑勲監督)以上、日本多めになってしまいました。番外はまだ見てません。日本最古のSF物語に敬意と期待を込めてです。で、これ以外のものを選ぶとすると、4~5組ぐらいできます。SF映画を選ぶのはほんとうに大変です。・・・・・・・・・・・・1.モスラ(1961年日本/本多猪四郎監督、円谷英二特撮)怪獣・特撮といえば、いえ、日本のSFといえば、本多猪四郎監督、円谷英二特撮のコンビ。トラウマ映画といえば、ゴジラだし、怪獣映画ならキングギドラが恐ろしい三大怪獣・地球最大の決戦だし、大泣きできるのがサンダ対ガイラ。怪獣だけじゃない。地球防衛軍、宇宙大戦争、妖星ゴラス、マタンゴも。選べない、選べない私。で、選んだのはモスラ。モスラ大好き。糸はく幼虫も、東京タワーに絡む繭も、金粉まき散らす成虫も好きだ、大好きだ。這う姿がかわいい、飛ぶ姿が、何か清廉で、気持ちいい。小美人が好きだ。ザ・ピーナッツの声が好きだ。そしてモスラは所詮、虫。小美人を守る使命しかなく、善も悪もない。ただ、暴れるだけ。しかもあちらの要請とはいえ、米国と思われる国の本土に上陸し、暴れ回る。トラトラトラ以来の快挙だ。モスラ 【期間限定プライス版】 [DVD]/東宝¥2,625 Amazon.co.jp・・・・・・・・・・・・2.タイタンの戦い(1981年米/デズモンド・ディヴィス監督、レイ・ハリーハウゼン特撮) SFといえば、レイ・ハリーハウゼンははずせない。ゴジラを生んだという原子怪獣現わる、シンドバッドの冒険シリーズにアルゴ探検隊の冒険。千夜一夜物語、ギリシャ神話、レイ・ブラッドベリ、胸の豊かな美女に興味を持たせてくれた。怪物をクリーチャーとよび、想像力を駆り立てるスットプモーション・アニメーションは素晴らしい。CGとは大違い。ストーリーにあまり拘らないのもいい。そこも想像で補うんです。着ぐるみはお嫌いらしいが、トカゲと人間の融合はお好き。彼の弟子たち(たぶん現在SFを手掛けすべての監督が影響を受けてると思う)がゴジラをトカゲにしちゃうのもうなずけちゃう。タイタンの戦いは、SFとは言えないかもしれなけど、これは彼の引退作だし、メドゥーサのクリーチャーが大好きなんです。タイタンの戦い 特別版 [DVD]/ワーナー・ホーム・ビデオ¥2,625 Amazon.co.jpボンクラ映画といわれてますが、最近のタイタンの戦いも気に入ってます。ボンクラ上等!タイタンの戦い [DVD]/ワーナー・ホーム・ビデオ¥1,500 Amazon.co.jp・・・・・・・・・・・・3.華氏451(1966年英・仏/フランソワ・トリュフォー監督)SFぎらいのトリュフォーが、不自由な英語でスタッフと意思疎通出来ず、主演の役者ともめ、自ら失敗作と評する映画ですが、そんなことに怯んじゃいけません。本の愛に満ちた傑作です。愛をそれも偏愛を語らせたら、彼にかなうものなし。本を声に出す魅力にも気づく。華氏451 [DVD]/ジェネオン・ユニバーサル¥1,500 Amazon.co.jp原作もできれば読んでほしい。私が読めるSF作家。なのでSFの要素が少ないのか?そんなことにないと思うんだけど…。華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)/早川書房¥価格不明 Amazon.co.jpワッシュさんのブログに投稿したコメントで、華氏415になってしまいました。多めが大目だし…恥ずかしい、締め切り間近はいかんです、と締め切りのせいにしたが、けど、よくあること。気をつけます。・・・・・・・・・・・・4.地球に落ちて来た男(1976年英/ニコラス・ローグ監督)監督のニコラス・ローグは、華氏451の撮影監督。ほかにアラビアのロレンス、ドクトル・ジバコなどを撮影にもかかわっていたようで(どちらもフレディ・ヤングの撮影が有名)すごいです。ま、トリュフォーが選んだぐらいなんですから。監督としても美しき冒険旅行、赤い影、ジェラシー、日本ではマリリンとアインシュタインが好きな方も多いはず。この作品も撮影が素晴らしい。地球に落ちて来た男、デビッド・ボワイが美しく、悲しい。金を儲けて、水不足で滅びつつある星に住む家族を救うために地球に来たのに、酒に溺れ、女に絡まれ、まさしく堕ちてゆく。ガラガラの映画館で味わった、落ちてゆくめまいと痛みは伝わるのかな。地球に落ちて来た男 [DVD]/ジェネオン・ユニバーサル¥1,500 Amazon.co.jp・・・・・・・・・・・・5.ブレードランナー(1982年米/リドリー・スコット監督)もう何も説明するところのないブレードランナーです。私は一番初めに映画館で見たものがみたいのですが、どれがどれやらよくわかりません。レイチェルがピアノを弾くところとデッカードがすぐ眠ってしまうところが好きです。男ってすぐ寝ちゃうのね。人間であれ、レプリカントであれ、宇宙人、怪物でも意思があって、何かを選択できるのであれば、生きること、時間を過ごすことに何も変わりがない。明日は誰にも分からない。それを覚悟し、明確に選択しているのがいいところなので、あまり後から説明したり、変えないでほしいです。ブレードランナー ファイナル・カット 製作25周年記念エディション [Blu-ray]/ワーナー・ホーム・ビデオ¥2,500 Amazon.co.jp原作者のフィリップ・K・ディックは、よく映画の原作になるので目を通すことが多いです。ただ、分かりにくいところは、どんどん飛ばしちゃうのでそれなりの理解しかできません。アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))/早川書房¥777 Amazon.co.jp彼は「地球に落ちて来た男」を見て大変に興奮して、その影響から「ヴァリス」を書いたといわれます。これも一見分かりにくい本ですが、飛ばしてしまうとそれなりに、本が分からせてくれた範囲で理解します。「分かったつもり」でSF本は十分とします。それでも彼は博覧強記だし、色々と示唆に富み、面白かったです。ヴァリス (創元推理文庫)/東京創元社¥1,260 Amazon.co.jp・・・・・・・・・・・・6.時をかける少女(1983年日本/大林亘彦監督)偽物の記憶に惹かれていく自分と本物の記憶あいだでゆれる乙女ごころ。ある場面で必ず涙ぐんでしまうのですが、大林亘彦監督ずるいうまさです。いや、いまや涙で全編まともに見られないかも。ういういしい原田知世と尾道の風景とが相まって、私の心に深くささる映画です。時をかける少女 ブルーレイ [Blu-ray]/角川書店¥2,940 Amazon.co.jpSFの本は苦手と申しましたが、筒井康隆、小松左京、星新一の日本SF御三家の本は読みます。もう、これだけで十二分と思ってもおります。あ、翻訳ものが苦手なんですね。原文よめませんし…。不思議なもんで、翻訳でもなんとなく訳が不自然であるとか、原文がおかしいんじゃないか分かるときがありますが、SFにそういう勘みたいものが、全く働きません。たぶん絶対量が少ないのと、SFには独特の文章の方が多いのではと密かに思っております。時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)/角川書店¥460 Amazon.co.jp日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1)/小学館¥600 Amazon.co.jpボッコちゃん (新潮文庫)/新潮社¥578 Amazon.co.jp・・・・・・・・・・・・7.AKIRA(1988年日本/大友克洋監督)まずは大友克洋という存在、童夢、気分はもう戦争、そしてAKIRAに衝撃を受けた。尋常じゃない書き込みだもの。映画館で初めてみたとき、その疾走感と音楽の大きさに驚いたもんですが、ちょっと長く感じて、自分ならもう少し短く編集するのに、なんて生意気にも思ったりした。若かったんです。すでに映画館だけでなく、ビデオでみる時代に突入していたのに。今回ブルーレイをみて、改めてその出来のよさに感心した。とくに英語でみてみると、物凄くかっこいい!世界に膾炙したのもうなずけます。AKIRA 〈Blu-ray〉/ジェネオン・ユニバーサル¥3,990 Amazon.co.jpAKIRA 全6巻完結セット(KCデラックス)/講談社¥6,299 Amazon.co.jp・・・・・・・・・・・・8.GHOST IN THE SHELL/甲殻機動隊(1995年日本/押井守監督)残念ながら映画館でなく、アメリカビルボード誌でビデオ週間売り上げが一位になったニュースが業界を駆け巡り、あわてて見ました。それ以来、草薙素子に憑りつかれてます。「マトリックス」を見たとき、私は劇場で怒りました。これは日本のクリエーターが作るべきものだろう。すべての要素は日本にあるのに…。せめてホン(脚本)ぐらい書けよ。外国の方々は、AKIRAや日本の漫画、アニメ、とくにこの甲殻機動隊を絵コンテに、どんどん面白い作品を作っている。パクリとかそういのではなく、よく、創作においては、コピーはするけどコピペはしないというのがありますが、どんどんインスパイアされる作品はあるはず。最近はライトノベルも海外流出な状態。若者よ、どうか創作に励んでおくれ。すべてのヒントは過去にある。いくらでも拾っておくれ。GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 [DVD]/バンダイビジュアル¥3,990 Amazon.co.jp・・・・・・・・・・・・9.マーズ・アタック!(1996年米/ティム・バートン監督)好きな映画は?と聞かれたら「天井桟敷の人々とマーズ・アタック!」そう答えることにしている。好きな映画の傾向というか、範囲というか、その間にあるすべて、あれもこれも好きなのよね。選べない。この作品には、レイ・ハリーハウゼン、本多猪四郎・円谷英二、そしてあらゆるティム自身も含め、彼が収集したSF心がすべて詰っている。まあ、パロディーってそういうものだけど。とてつもなく出来がいいと思っております。マーズ・アタック! [Blu-ray]/ワーナー・ホーム・ビデオ¥2,500 Amazon.co.jp・・・・・・・・・・・・10.ガタカ(1997年米/アンドリュー・ニコル監督)この作品についてはこちらで(→「ペイチェック」「ガタカ」運命に抵抗する男)、感想を述べてますが引用すると「イーサン・ホーク、ユマ・サーマン、ジュウド・ローがともかくみんなきれい。ジュード・ローなんて、一流の遺伝を持ちながら、一流になれず、イーサン・ホークに遺伝子を提供しながら、友情とも愛情とも羨望(せんぼう)ともいわくいがたい感情をいだく男を演じてせつない。」ということで、どうも「せつない」に弱いようです。せつない設定に、せつない選択、そして少しでも信じられる未来があれば…。少しでいいんです。少しで…。ガタカ [Blu-ray]/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント¥2,500 Amazon.co.jp・・・・・・・・・・・・番外。かぐや姫の物語(2013年日本/高畑勲監督)SFといのはサイエンス・フィクションで、どうしても舶来のもののように思われますが、日本最古のSFといわれる竹取物語もあるし、能に歌舞伎と幻想、荒唐無稽な話には事欠かない…って、どうも国粋主義になっている私。SF映画の分野でもアニメだけでなく、何とか日本に頑張ってもらいたい。せめて日本沈没とかゴジラとかを超えるリメイクじゃなくて、文句なく面白い実写がみたい。頑張ってよ~~~~~。「おい、めたぼっち、減量頑張って、だよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 29 Sep
    • 最期の人生ダイエット宣言・・・おらあ、動けるデブになるだ

      祝・めたぼっちブログ再開明けましておめでとう…もなく、年初からブログを中断しておりました。思うところはたくさんあったですが、書くことができませんでした。母が亡くなり、葬儀、納骨、初盆、初彼岸と一応の儀式が一段落。私、独りとなりました。これから自分を立て直さなくてはなりません。そこでまずは、ブログ再開と最期の人生ダイエット宣言です。もう、何度も言ってますが、これが最期!です。『新生・めたぼっち、人生のダイエットに再挑戦』お久しぶりです。10キロの減量に成功し、15キロリバウンドしためたぼっちです。・・・・と書いたのは去年の12月1日のことです。それから、新年を迎え、年始太りをし、2月に母のがんが発覚。余命3か月の宣言に、見事介護太り。5月17日に亡くなったあとは、母が残した膨大な食糧の始末。増減を繰り返しながら、現在22キロからマックス25キロのリバウンド。未だかつてない太り方です。問題なのは、腿の筋肉が落ち、腹部回りが肥大。足が上がらない、動けない、サルコ(筋肉)ぺニア(減少)肥満だということ。減量と共に筋肉をつけること、まずは動けるデブになることが目標です。そしてこれが真の目的ですが、もう一度、体重を落としいろいろなものを思いっきり、美味しく食べたいのです。がんの末期、母の「食欲」は増しました。あれが食べたい、これが食べたい、そのリクエストには全力で応えました。で、食べられないのですから、残りの処理は私です。母が最期に残った欲が、食べたいものを食べるということです。もちろん、これはいろんな無念の象徴であると思います。それが母の場合、食欲に現れたのでしょう。いまの私にできるのは、量はともかく、食べたいものを気兼ねなく、「美味しく感じるように食べる」体を作ることです。そして最大の目標は、人生を身軽にするということ。人間関係はいったて身軽なのですが、現実に物の量が圧倒的です。ものやことが捨てられない。しかも整理願望が強い。必要なときに必要なものが、事項がスーッと出てきてほしい。過去の神宮前の頃の部屋が忘れられない。ワンルームにして壁面、空間にものがギッシリでしたが、何がどこにあるかほとんど把握している。頭の中はからっぽでも、脳細胞が全部、外に出ているカンジです。昔はパソコンで検索などできませんし、大した情報もありませんでしたから、すぐにいろんなことが確認できないと気がすみません。かなりの時期まで、ネットの情報は紙資料で確認しておりました。ネット情報は随分といい加減でしたが、それが代々木上原の引っ越しで崩れ最近は気にもならなくなりました。いま、NHK特集(1986)アーカイブス 手塚治虫創作の秘密 というのを見ていますが、資料に関してあんなカンジで自分の頭にどこになにがあるのかが入っているのが理想です。しかしこれ懐かしいなあ。86年頃は、私が懸命に働いていたころで、その記憶が抜けないんだなあ。平気で椅子を並べたり、床で寝てた。手塚先生は当時、漫画を描いて40年、まるが書けなくなった、まるを持ち上げる線はかけてもきれいに下す線が震えて描けない、老化現象が起きて、腕と体力に自信がなくなった、と嘆いておられる。私もその歳に近づいてます。ただ、手塚先生はアイデアだけは売るほどあってあと40年は大丈夫だ、とおっしゃっておりますが、私のアイデアは絞っても出てきません。昨年末12月に千石の引っ越し段ボールを開けたのですが、失敗でした。今や限りなく部屋が混乱し、二階は再びゴミ屋敷状態です。しかも実家も整理しなければなりません。荷物の溢れた二つの一戸建てを管理するのです。前にも書きましたがこのブログは、ダイエットのために始めました。減量に成功したら、止めるつもりでしが、いつになったら止められるのだろう。伯母と母を看取り分かったことは、人が死ぬのはなかなかに大変で、介護やら何やら他人の都合に巻き込まれ、なかなかに自由になるものでない。老後は孤独に気ままになんて思ってもそうは行かない。体重を減らすのも、物を減らすのも、気力体力のいることです。たぶん、体力、気力が伴い、自由になる時期は、それこそ今が最期のような気がするのです。もしかしたら長生きしてしまうかも知れないけど、そろそろ、いつ何があってもおかしくありません。明日があるさ、じゃなくて、明日がないかも知れないさ、です。母が亡くなったいま、いつまでもこの千石の家を借りてるわけにもいきません。その上、仕事もしなければなりません。老いにむかうゴミ屋敷に住む動けないデブが、これからどうやって、人生を立て直していくのか。他人ごとのように楽しみです。いったいどうするんでしょうね……アイデアを絞れ!!!!!!!!「おい、めたぼっち、過去は過去だよ、明日に関係ないさ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 17 Dec
    • 空中キャンプさんの「2012年の映画をふりかえる」に参加しました

      空中キャンプさん@campintheairの「2012年の映画をふりかえる」に参加しました。三つ選ぶというのが、今年まだ6本しか新作を見てない私にも参加できると思ったからです。・・・・・・・・・・・・・・・・・質問: 2012年に公開された映画でよかったものを3つ選んでください     (必ずしも3本である必要はありません。2本、もしくは1本でも可)回答:1 裏切りのサーカス(トーマス・アルフレッドソン監督/ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ)Tinker Tailor Soldier Spy/裏切りのサーカス[UK-PAL][Import]/作者不明 ¥価格不明 Amazon.co.jp2 ドラゴン・タトゥーの女(デヴィッド・フィンチャー監督/ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ)ドラゴン・タトゥーの女 [Blu-ray]/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント ¥2,500 Amazon.co.jp3 夢売るふたり(西川美和監督/松たかこ、阿部サダヲ)夢売るふたり [Blu-ray]/バンダイビジュアル ¥5,040 Amazon.co.jp・・・・・・質問:選んだ3本の映画のなかで、印象に残っている場面をひとつ教えてください     回答:『ドラゴン・タトゥーの女』リスベット(ルーニー・マーラ)が、拷問を受け殺されそうになり、なさけなくのびているミカエル(ダニエル・クレイグ)に、「(犯人を)殺してもいい?」と聞くと、彼がうなづくところ。ここが原作やスウェーデン版と違うところ。リスベットがミカエルに理解されたと思うところ。価値観も世界も違う二人が一瞬に歩みよる恋の山場。・・・・・・質問:今年いちばんよかったなと思う役者さんは誰ですか回答:『裏切りのサーカス』のゲイリー・オールドマン。東西冷戦下の英諜報機関MI6の一見地味でさえないが凄腕の初老のスパイ、ジョージ・スマイリーを好演。昔のTVドラマでは、アレック・ギネスの当たり役だが、ジョン・ル・カレの原作のイメージままの遜色ない、これしかないという渋い演技。痺れました。いままで役柄に合わせやり過ぎぐらいのあくの強いわき役が多かったが、静かな堂々たる主役ぶり。私は「蜘蛛女」で、ひとりダンスを踊るだめ刑事の彼が忘れらないが…。・・・・・・質問:今年映画を見ていて感じたこと、たのしかったことなどについて自由に書いてください    (ひとことコメント なぜこの3本を選んだのか、3本に共通する好きな要素は何かなどについて書いてもいいとおもいます)回答:選んだ作品は、好きな監督が、期待に応えてくれた作品。とくにトーマス・アルフレッドソン監督の前作は『ぼくのエリ200歳の少女』。とてもリリカルで大好きな作品だけど、『裏切りのサーカス』はこんなものが撮れるんだって、逆にいい意味で裏切られ、うれしかった。とはいえ、今年は引っ越しなどの個人的事情もあり、新作を6本しかみていない。あとは『ファミリー・ツリー』『麒麟の翼』『シャーロック・ホームズシャドウゲーム』どれも楽しめた。予定してたのに見損なったのが『おとなのけんか』『ミッドナイト・イン・パリ』『アウトレイジビヨンド』これから見たいのが、007、ヱヴァ、悪の教典。来年はもう少し頑張りたいです。はじめての参加ですが、よろしくお願いします。・・・・・・という訳で来年はもう少し頑張りたい。ちゃんと、芝居も映画も見たものはブログに書きたいと思います。「おい、めたぼっち、まだ年内もあるよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 15 Dec
    • 私が愛したホラー映画ベストテン…古くてすみません

      そろそろ今年の映画ベストテンの時期ですが、私はというと、なんと今年は10本も新作見てない…。体たらく、って奴です。そこでワッシュさんのベストテンに参加することにしました。今年のテーマは「ホラー映画」。(男の魂に火をつけろ!「ホラー映画ベストテン」)どうもホラーと言っても幅広く、どう考えていいか分からなくて、他の方のランクを拝見していれば、十分かなとも思いましたが、皆さん色々な方向から選んでおり大変面白く、参加してみることにしました。ホラーといえば、恐怖。それはトラウマになるほど、深く心の奥底に偲び込む。まずは私にとってそんな映画が、第一位。私の思うホラー。で、後はだいたい年代順になってしまった。・・・・・・・・第一位 『世にも怪奇な物語』の「悪魔の首飾り」(1967年仏・伊/フェデリコ・フェリーニ監督)世にも怪奇な物語 HDニューマスター版 [DVD]/ジェーン・フォンダ,ピーター・フォンダ,アラン・ドロン¥2,940Amazon.co.jp三話オムニバスで、第一話が「黒馬の哭く館」ジェーン・フォンダとピーター・フォンダ姉弟共演を当時夫のロジェ・ヴァディムが監督。殺した男の黒馬を愛するおしら様ふうなエロティシズム。服着てます。第二話「影を殺した男」ルイ・マル監督。狡猾でサディスティックな男アラン・ドロンに、鞭打たれるブリジッド・バルドー。それを止めるドッペルゲンガー、アラン・ドロン。第三話が「悪魔の首飾り」フェデリコ・フェリーニ監督。アル中の落ち目の英国俳優トビー・ダミット(テレンス・スタンプ)が、報酬のフェラーリに釣られてイタリアに来るが、鞠をつく少女の幻影に取り憑かれる…。エドガー・アラン・ポーの原作があるとはいえ、どれもが強烈な印象が残り、私のホラーの原点はここ。エロティシズム、グロテスク、ノンセンス。特に三話が怖い。不安が、恐怖が、見事な映像になっている。見たものに少女の幻影が取り憑き、闇が、眠りが恐ろしくなる。とてつもなくトラウマに。フェリーニ恐るべし。・・・・・・・第二位 『地獄』(1960年日/中川信夫監督)target="_blank" rel="nofollow"地獄 [DVD]/天知茂,林寛,大友純¥3,990Amazon.co.jpホラーといえば、日本では怪談。怪談といえば、中川信夫。そして傑作『東海道四谷怪談』…なんだけど、なぜか「ホラー」とカタカナで表現するとき、どこか見世物小屋的いかがわしさが馴染む『地獄』で。これはもう、いやはやなんともな映画で、大好き。地獄といえば、閻魔大王(嵐寛寿郎がやってます)のいる日本版地獄なんだけど、ビミョウに話がファウストふうでもあり、なんかグチャグチャ。ファウストが天地茂で、メフィストが 沼田曜一 で、グレートヒュンが三ツ矢歌子。私の初めてのメフィストが沼田曜一、次が吉田義夫(悪魔くん)です。立派な鶴屋南北の原作がある大傑作の『東海道四谷怪談』(たぶん怪談映画のイメージはほとんどここから来ている)と併せてご覧頂ければ幸いです。ケレン溢れる天地茂先生が素晴らしい。東海道四谷怪談 [DVD]/天知茂,若杉嘉津子,江見俊太郎¥3,990Amazon.co.jp・・・・・・・第三位 『何がジェーンに起こったか?』(1962年米/ロバート・アルドリッチ監督)何がジェーンに起ったか? [DVD]/ベティ・デイビス,ジョーン・クロフォード,アンナ・リー¥2,100Amazon.co.jpこの枠は「サイコ」、近年評判の高い「血を吸うカメラ」、文芸の香り高いねじの回転の「回転」で争ったが、ベティ・デイビスの狂気の化粧で『何がジェーンに起こったか?』に決定。「血を吸う…」と迷ったが、人間が恐怖だとすれば、ジェーンが一番恐ろしかった。血を吸うカメラ [DVD]/ジェネオン・ユニバーサル¥1,500Amazon.co.jpヘンリー・ジェームズ原作トルーマン・カポーティ脚色「回転」は美しく、哀しい映画です。回転 [DVD]/デボラ・カー,ピーター・ウィンガード,メグス・ジェンキンズ¥5,040Amazon.co.jp・・・・・・・第四位 『ローズマリーの赤ちゃん』(1968年米/ロマン・ポランスキー監督)ローズマリーの赤ちゃん リストア版 [Blu-ray]/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン¥2,500Amazon.co.jpこれは私がポランスキー監督好きなのもありますが、主演のミア・ファローのおののきぶりが、そして母性が勝つラストが、好みなんです。それに日本で公開されたその年に、チャールズ・マンソンファミリーによる新婚のポランスキーの妻で女優、妊娠8ヶ月のシャロン・テート惨殺(1969年8月9日、シャロンら5名無差別殺害)があり、その衝撃と共に忘れられない作品。・・・・・・・第五位 『エクソシスト』(1973年米/ウィリアム・フリードキン)エクソシスト ディレクターズカット版 & オリジナル劇場版(2枚組) [Blu-ray]/エレン・バースティン,リンダ・ブレア,ジェーソン・ミラー¥2,500Amazon.co.jp実は『エクソシスト』の原作者であり、脚本でアカデミー賞も受賞しているウィリアム・ピーター・ブラッティが、2の出来に不満で、正統派続編として、製作・脚本そして監督までした3。監督までするなよ、とちょこっとバカにしていたのだが、これがなかなか良い。でも『エクソシスト』に軍配。やはりリンダ・ブレアの変貌は、単純に驚いた、楽しめた。『ビギニング』もワリと好きなので、結局、エクソシストが好きなのね。悪魔が人につくのがのね。エクソシスト3 [DVD]/ポニーキャニオン¥3,990Amazon.co.jp・・・・・・第六位 『悪魔のいけにえ』(1974年米/トビー・フーバー)悪魔のいけにえ 特別価格版 [DVD]/マリリン・バーンズ,ポール・A・パーテイン,ガンナー・ハンセン¥1,980Amazon.co.jpホラー映画をもし定義するなら、アメリカ・ホラーってこのような映画だと思う。低予算だけど、知恵を駆使して、それがすべていい方向に。粗めの映像が想像をかきたてる。残酷だけど、それを行うのは、神でも悪魔でもなく、人間。しかもこれは、家業なんだよね。アメリカの田舎をドライブするのは本当に怖い。・・・・・・第七位 『キャリー』(1976年米/ブライアン・デ・パルマ監督)キャリー (特別編) [DVD]/パイパー・ローリー,シシー・スペイセク¥1,000Amazon.co.jpこの枠では、『シャイニング』『クリスティーン』『ミスト』そう、スティーブン・キング原作ものを考えてみた。で、『キャリー』。『クリスティーン』も好きなのだが、キャリーのお母さんの恐ろしさにはかなわない。支配する母を女の子は、憎むのよ。愛して欲しいほど。・・・・・・第八位 『サスペリア』(1977年伊/ダリオ・アルジェント監督・脚本)サスペリア [Blu-ray]/ジェシカ・ハーパー,ステファニア・カッシーニ,ジョーン・ベネット¥4,935Amazon.co.jpこの辺りでゾンビを入れるんだ、ゾンビ、と思ったのに『サスペリア』。ゴブリンの音楽と共に、好きなのね、女の子モノが。ローズマリー、キャリー、サスペリアのスージー、ジェーンもかあ。恐怖の似合う女子ね。そこで、『サスペリア2』も見たけど、これが全く関係ない。ましてや『サスペリア』より前に製作されたという。こういう商魂も好きですw。しかもこれが出来がいい、たぶんサスペリアより。でも私は「決して、ひとりで見ないでください」のサスペリアが好き。バレエ学校が魔女の巣窟なんて、素晴らし過ぎる。こちらは『インフェルノ』『サスペリア・テルザ最後の魔女』が魔女三部作とされる。¥2,400Amazon.co.jpゾンビ版は色々あるらしいが、日本で公開されたはこれに近いのかあ。何かすごく長いのもあるのよね。この頃の走らないゾンビまでは、何とか勝てる気もしたいけど。ゾンビ ダリオ・アルジェント監修版 HDリマスター・バージョン [DVD]/Happinet(SB)(D)¥4,935Amazon.co.jp・・・・・・・第九位 『遊星からの物体X』(1982年米/ジョン・カーペンター)遊星からの物体X [Blu-ray]/カート・ラッセル,・ウィルフォード・ブリムリー,リチャード・ダイサート¥1,980Amazon.co.jp『遊星よりの物体X』もかなり面白いと私は思うのですが、原作ジョン・w・キャンベルの『影が行く』を読んでみると、こちらも結構、頑張っていて選びました。ジョン・カーペンター監督好きなんです。カート・ラッセルとのコンビの『ニューヨーク1997』、『要塞警察』もね。遊星よりの物体X [DVD]/アイ・ヴィ・シー¥3,675Amazon.co.jp・・・・・・第十位 『バタリアン』(1985年米/ダン・オバノン監督・脚本)バタリアン [DVD]/クルー・ギャラガー,ジェームズ・カレン¥2,090Amazon.co.jpゾンビジャンルで、結局、選んだのがこれ。だって面白かったんだもん。劇場でみて驚いたし、大笑いしたし、感心しちゃった。オバタリアンなる流行語も産むパワーを持った作品。さすが、エイリアンの脚本家。スペースバンパイア(脚本、監督はトビー・フーバー)も面白かったし。でこれが『ゾンビ』というより『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のパロディだという。まだこの時は見たことなかった。で、『バタリアン』の後にお勉強して、びっくり。「地球最後の男」(アイ・アム・レジェンド)にヒントを得たという問題作。カニバリズム炸裂のリビングデッド。この時はまだ、ゾンビの名はないけど、何かを最初に生み出たときの作品って凄い。『ナイト・オブ~』をベストテンの何処かに入れたかったけど、劇場でみた訳でないしね。ナイト・オブ・ザ・リビングデッド [Blu-ray]/Happinet(SB)(D)¥3,990Amazon.co.jp・・・・・・・・・番外編 横溝正史シリーズ(野村芳太郎監督/市川崑監督)野村芳太郎の八つ墓村は、ホラーだよね。津山三十人殺しを模した山崎努の扮装。鍾乳洞で化け物と化した小川真由美に追いかけられるショーケン。そんな中、悠長に謎解きをする渥美清が忘れられない。八つ墓村 [DVD]/松竹ホームビデオ¥3,990Amazon.co.jp犬神左衛兵の怨念に操られるかのような犬神家の一族。横溝さんのミステリーは怨念、因縁だらけ。ジャパニーズミステリーはホラーと不可分。だから分類は難しいですw。犬神家の一族 [DVD]/角川映画¥4,935Amazon.co.jpなんだか、だらだらと済みません。何とか書きながら、ベストテンが決まりました。吸血鬼とか、狼男とか、変身や怪物くんものは、ジャンルが確立していて、私の中では別モード。だけど、やっぱり区別は難しい。結局、好きな監督の作品が好きなね。・・・・・・・・・・・・・・・男の魂に火をつけろ!「ホラー映画ベストテン・結果発表」←ブログには50位までの発表があります。1 悪魔のいけにえ (トビー・フーパー監督) 2 ゾンビ (ジョージ・A・ロメロ監督) 3 遊星からの物体X (ジョン・カーペンター監督) 4 シャイニング (スタンリー・キューブリック監督) 5 エクソシスト (ウィリアム・フリードキン監督) 6 リング (中田秀夫監督) 7 サスペリア (ダリオ・アルジェント監督) 8 エイリアン (リドリー・スコット監督) 9 死霊のはらわた (サム・ライミ監督) 10 CURE (黒沢清監督) これぞベストテンという結果ですね。異議なし!です。「おい、めたぼっち、長過ぎ!少しは考えてから書けよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 08 Dec
    • 堤真一と千葉哲也の「トップドッグ/アンダードッグ」でやるせない兄弟の絆を見る

      前日の中村勘三郎さんの死をどう受け止めていいやら、分からないままに三軒茶屋にあるシアタートラムに来ました。堤真一さんと千葉哲也さんの小川絵梨子さんの翻訳・演出による二人芝居「TOPDOG/UNDERDOG(トップドッグ/アンダードッグ)」を見るためです。 (ネタバレありますので、未見の方注意)原作はスーザン=ロリ・パークスの戯曲。2002年にこの作品で、アフリカ系アメリカ人女性作家として初めてピューリッツァー賞(戯曲部門)に輝き、12年にはトニー賞ミュージカル作品リバイバル賞を受賞した「ボーギーとベス」の台本、映画脚本ではスパイク・リー監督の「ガール6」、ハル・ベリー出演の「彼らの目は神を見ていた」(TV映画)などがあるそうです。(パンフより)TOPDOGとは勝者、 UNDERDOGとは敗者。幼い頃両親に捨てられ、水道も止められ、トイレも缶で済ますような狭いボロアパートに住むアフリカ系アメリカ人の兄弟、ご存知大統領の名をもつ兄リンカーン(千葉哲也)とその暗殺者の名をもつ弟ブース(堤真一)。父親が冗談でつけたものだ。30代後半の兄リンカーンは、遊園地で顔を白塗りし、暗殺者されるリンカーン大統領に扮し、後ろから客が撃つ。そんな暗殺ショーでわずかに稼いでいる。以前はトランプ賭博スリーカードモンテのディラーとして稼いでいたのに、相棒が殺され、足を洗い、今は弟のアパートに身を寄せてる。5歳下の弟ブースは万引きの常習者。働く気などなく、スリーカードを口上とともに練習しながら、兄のようなトランプディラーを夢見、あとは恋人グレースとの復縁を考えている。賢明に働こうとしてる兄だが、リストラされそうだ。弟は、今度は自分を相棒にスリーカードモンテをやればいいと、お気楽だ。兄は状況に苛立ちながらもカードに触れてしまう。そして弟は来ない恋人を部屋で待ち、兄は職をついに失い、何かが崩れていく…見終わって、この戯曲がとてもよく出来ていることが分かります。トップドッグ/アンダードッグというのは、勝者/敗者、勝ち組/負け組のようなものだけでなく、五十歩/百歩、目糞/鼻糞の類までというか、そういうレベルでしか、優劣のつけられない兄弟の話だ。二人には財産がある。ブースには、母親が家を出るときに託したストッキングでグルグルに包んだもの。リンカーンには、その後父親が家を出るときに渡したもの。どちらも自分だけに預けたという。兄はすでに使ってしまったが、弟はどんなことがあっても使わない。勝者という言葉からは、程遠い底辺でもがいている兄弟。親から捨てられ、それからどれだけ、二人で肩寄せ合い生きてきたことか。でもそんななかでも、いやそれだからこそ、愛憎が入り乱れる。どちらが家族のことを知っていたか。どちらが親に愛されていたか。どちらが幸せか。堤真一さんは口先ばかりで盗み以外は満足な事ができず、兄に甘えるばかりの弟ブース。身体ばかり大きくなって、親に捨てられた11歳から、全く成長しない男を無邪気に演じます。盗みをする知恵はあるようで、スリーカードモンテが詐欺である事も認識できてない。彼女に体よくあしらわれいるのも分かってない。でも自分は、要領よく生きており、一攫千金できる男で、兄の元女房だって満足させてやった。そんな弟を支えてきた兄リンカーンの千葉哲也さん。忸怩たるものを抱えてる複雑な兄を演じてます。言葉を飲み込んで、弟をみる目がやるせない。かつてはトランプ賭博のディラーとして、負けた事がないという自負もある。しかしその世界に踏み止まることはできなかった。勝負からおり、女房に逃げられ、顔を白塗りにする屈辱にも耐え、生きながらえている。それは何も現実を分かってない弟には自分が必要だから。冴えないけど優しい賢兄と馬鹿だけど憎めない愚弟。でも余りにも底辺の世界で、どちらが賢で、愚か曖昧になり、兄が庇護者であることをやめ、根拠なく明日を妄想した弟が現実をみるとき、二人の世界が崩れる。あっけなく、リンカーン大統領が暗殺されるように。翻訳もしている演出の小川絵梨子さんは、人種差別やアメリカの社会問題が作品のテーマなら、黒人の演出家と俳優さんで上演すればいい、「日本の文化で育った私たちがこの作品をやる場合、戯曲の核心となるものは兄弟の普遍的な葛藤と確執、加えて愛情だと私は考えていて、それが際立つ芝居づくりをすべきだと思う。それは、翻訳の段階から意識したことですし」とおっしゃっております。(パンフより)特に原作でスラングが飛び交う弟のセリフなどは無理に訳さず、シンプルな言葉にしたそうですが、お陰で日本人が演じても違和感がなく、普遍的な兄と弟の世界に入り込むことが、出来ました。外国の戯曲は、様々に伏線があっても、それがきちんと収斂されていく。優れたものほど、そういう構造がしっかりしています。その辺りが良くできていて、兄弟の愛憎から、社会問題的テーマもしっかりと浮き上がったように思います。自分の問題に引き寄せられるというか。まあ日本人には、人種というより格差としての差別や社会問題に思えますが。格差のなかに、人種も含まれれば何とか想像できるかな。兄弟の不幸のなかには、両親の不在があり、そこには否応なく抜け出せない貧困がある。米国のような貧困は、日本では想像できるものではないといいますが、それは原作や演出の意図とは違うかもしれませが、ああ、この閉塞感は、外国の話だとは安心できないや、ということです。とは言え、これは小さい劇場で、堤真一さんと千葉哲也さんの本当に兄弟のようなスリリングなやり取り、愛と確執を楽しむ?ものです。ん、いい戯曲でした。翻訳が読みたいなあ。やりきれない話ですが、勘三郎さんのこともあり、こんないい芝居が見られてるのが嬉しくて涙ぐんでしまいました。親に捨てられ、成長が止まったブースに比べ、親がいたのに成長しないピーターパンのような、中年チルドレンの私は幸なんでしょう。(増える中年高年チルドレン→http://seikatsusoken.jp/pdf/RN_20121129.pdf)ガール6 [Blu-ray]/スパイク・リー,テレサ・ランドル,イザイア・ワシントン¥2,500Amazon.co.jpそういえば、昔シャネルズが、顔を黒く塗って歌っておりましたが、それをみた米国の方に、白人が黒く塗ると差別にあたるときき、今のノッチが黒塗りでオバマを真似てるとちょっとドキドキするのですが…。それにアンクル・トムの小屋に感動していたところ、そういう白人に媚びる黒人は侮蔑の対象ときき、日本人は差別をするのも、されるのも鈍感なであるな~と思い、マイケル・ジャクソンをみるたびに、いまの差別問題とはどうなっているのか、思うだけは思っていたのですが、ドウナンデショ?「おい、めたぼっち、芝居が見られるだけで幸せものだよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 01 Dec
    • 新生めたぼっち、人生のダイエットに再々挑戦

      お久しぶりです。10キロの減量に成功し、15キロリバウンドしためたぼっちです。人生いろいろ、とくに中年の身には、社会の情勢も身内の情勢もダイレクトに影響を受ける哀しい状況です。7月の末に、代々木上原から亡くなった千石の伯母の家だったところに、本格引っ越しをしてきた私。何とか一階は、片付いて見えますが二階と倉庫は、引っ越しママ。膨大な荷物に囲まれております。まだまだ母親の介護も続き、自らの老いを前に、ここで人生も体重も身軽にならなければなりません。とまあ、考えてみたものの、大袈裟に考えててもどうしようもなく、またボツボツと色々のことを記録しながら、あがいてみようかと思います。何だかんだ、ブログを書いていたことが減量に繋がったように思います。まずは、15キロの減量と引っ越し荷物の開封に励みたいと思います。また、つまらんことをあれこれ書きますが、どうかお付き合いの程、よろしくお願いします。ということで、減量を前に消費期限の迫った肉を片付けるべく、焼肉サラダを夜明け前の3時に食しました。食後は、モンブランとコーヒーでございます。ええ、今日から減量、それも糖質制限ダイエットにゆる~く挑戦。ちょっと緩すぎでしょうかねえ。昼にはフィットネスジムにも行きますことよ。おほほ…。いま録画で、ディズニーの「魔法にかけられて」を、見ています。最初にアニメで始まって、実写になるのですが、昔のアニメを意識してか、動物さんがかわいいです。私は金髪碧眼の頃のディズニーが大すきですが、もう、パロディふうにしか描けないんですね。今日12月1日土曜日は、昼にWOWOWで無料で安室奈美恵の20年アニバーサリースペシャルやローリングス・ストーンズをやるみたいです。夜は有料になりますが、「麒麟の翼~劇場版・新参者」ですね。私は松尾ズズキの「ふくすけ」とCSI録画するから、明日の放映で鑑賞ですね。こんな時、3番組録画レコーダーが欲しくなります。ちなみに上の予告で、「ディズニーだけが生み出してきた・奇跡の冒険」とかで、いきなりライオンキングがでてきますが、手塚プロも生みたしているので、よろしく!「おい、めたぼっち、糖質とテレビ依存度高過ぎだよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 18 Feb
    • 大人な風格!? デヴィッド・フィンチャー監督の「ドラゴン・タトゥーの女」を見る

      有楽町マリオンのTOHOシネマズ日劇で、デヴィッド・フィンチャー監督「ドラゴン・タトゥーの女」を観てきました。(以下ネタバレありなので、未見の方は注意)・・・・・・・・・・・・・・・・・・スウェーデンで刊行された「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」「ミレニアム2 火と戯れる女」「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」の三部作が原作で、世界中で6500万部を超えた大ベストセラーです。ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上/スティーグ・ラーソン¥1,700Amazon.co.jpすでにスウェーデンで同名タイトル三部作とも映画化されており(以下スウェーデン版と表記)、そのリメイクなのですが、映画化の話はこちらの制作サイドが先だったので、リメイクじゃないという主張もあるらしいです。ドラゴン・タトゥーの女 ミレニアム<完全版> [DVD]/ミカエル・ニクヴィスト,ノオミ・ラパス¥3,990Amazon.co.jp私はスウェーデン版のドラゴン・タトゥーの女の評判を聞いて、本をあっという間に全部読み、この女主人公リスベットの魅力にやられ、映画も三部作とも拝見しました。(本の感想はこちら→「ミレニアム1ドラゴン・タトゥーの女」を読んだ)そしてフィンチャー監督でハリウッド版が制作され、ツェッペリンの「移民の歌」のカバー(ヤー・ヤー・ヤーズのカレン・Oとナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナー/フィンチャー版音楽担当)での予告編を見たとき、私の期待は頂点に。ほとんど完璧な予習のもと、フィンチャー監督の本編に望みました。当日は158分という長尺に水分も控え、途中退席もでき、かつ一番見やすい席をゲットし、これまた準備万端。で、どうだったかというとですね…どうだったでしょう?まずは、フィンチャー監督がリスベットの悪夢をイメージしたという、オープニング・クレジットが超ド級、どえらくカッコいい。元々のツェッペリンの原曲が好きなこともありますが、カバーの女性の声に乗ったメタルがくねくねする様々な悪夢を見てると、もうこの後にエイリアンが始まっても何が始まってももういいや、という気分になります。(メイキングはこちら→Unit Zero VFX.com) 雑誌「ミレニアム」の主宰であり記者のジャーナリスト・ミカエル(ダニエル・クレイグ)は、大物実業家の名誉毀損の裁判に負け、多額の賠償金を背負う。そんなとき、奇妙な依頼が舞い込む。40年前に失踪した兄の孫ハリエットを探して、事件の真相を暴いて欲しいというもの。依頼主はかつてスウェーデン経済界に君臨したヴァンゲル・グループの前会長。容疑者は、一族全部。ほとんどが今も唯一の橋で繋がる島に住む。孤独な調査を始めたミカエルは、やがて自分のことを調査した優秀な調査員であり、天才ハッカー、過酷な過去を背負いほとんど他人と交流できないリスベット(ルーニー・マーラ)の協力を得て、事実に迫っていく。本編が始まると、あれ、ま、フィンチャー監督、ミステリーに興味がない様子。原作をかなり分かりやすく簡単に脚色してしまっているのですが、それを分かりやすく見せようという気も全くありません。パンフレットで「僕にとって大事なのは、連続殺人やヴィンゲル家の秘密よりも、中年にさしかかったジャーナリストと、社会的に人権の奪われた二十歳代のヒロイン、このあまりにも違う二人のキャラクターが互いにどうやって見つけて、どのように惹かれていくのか、という部分なんだ」と公言しているとおり。怪物にされてしまったルーニー・マーラ演じるリスベットが、初めて心を許す男性ダニエル・クレイグ演じるミカエルへの純情を追うばかりです。はい、誰がハリエットを殺した? は、どうでもいいようです。ミカエルは相手がどんな女性であろうと、差別なんかしない。平等に優しく接する紳士なインテリ。優しい残酷な正義の士です。愛が差別であるなら、愛の分からないトンチキかも。仕事仲間とは直ぐに愛をシェアしてしまう。ダニエル・クレイグは、明敏なジャーナリストには見えませんでしが、男の人としては、さすがに存在感があり絵になります。まあこんなジャーナリストもいいんじゃない、と許しちゃいました。そんな彼に惹かれていく、リスベットは心は奥村チヨ。愛の奴隷状態ですが、そんな自分が許せない。不器用っていうやつです。話題は「ソーシャル・ネットワーク」の冒頭で、マーク・ザッカーバーグの恋人役演じたルーニー・マーラの変身ぶり。本年度のアカデミー賞主演女優賞にもノミネートされている。本人は、紛うことなきお嬢様。(ピッツバーグ・スティーラーズ創始者アート・ルーニーとニューヨーク・ジャイアンツ創始者ティム・マーラのひ孫って、どんだけなんだ)新しい後見人であり、弁護士から受ける過激な暴力とレイプ。盛大ぼかしがチカチア入るクレイグとのベッド・シーン。大変よく脱ぎましたで賞の花丸です。スウェーデン版でもやはり原作をかなり脚色してますが、それはなるべく原作の世界を表現しようという苦労の末。スウェーデンの原作にスウェーデン版の映画は、よく出来ているし、釣り合っていると思います。原作を読むと本格ミステリーというより、いろんな要素をかなり分かりやすくまとめてあり、日本でいうと何とかノベルのように感じられました。それは決して悪いことでなく、ゆえに全世界の老若男女に受け入れられる。グラフィック・デザイナーだったという作者のスティーグ・ラーソンは三部作執筆直後、50歳の若さでこの世界的成功を知らずに亡くなっています。ミカエルは山田洋一監督が寅さんシリーズの背景の下敷にしたという「名探偵カッレくん」。リスベットは世界一強い女の子「長くつ下のピッピ」がモデルだそうです。ピッピが激しい暴行を受け、陵辱されてるかと思うと遣り切れないですが、落とし前はきちんとつけます。名探偵カッレくん (岩波少年文庫)/アストリッド・リンドグレーン¥714Amazon.co.jp長くつ下のピッピ (岩波少年文庫 (014))/アストリッド・リンドグレーン¥714Amazon.co.jpフィンチャーの世界を楽しみたいなら、事前に本を読むのはOKですが、スウェーデン版を見ることはお勧めしません。どうしても初見の映画に引き摺られてしまうからです。もし、フィンチャー版を見てお話が分かりにくいなあと思ったら、元祖を見てみるといいかもしれません。スウェーデン版でも印象に残るのは、リスベットを演じたノオミ・ラパスです。明らかに彼女のリスベットがあってこそ、ルーニー・マーラの存在がある。ルーニーの方が可憐ですが、どちらが好きかは好み次第です。ミカエル役のミカエル・ニクヴィストも正義のジャーナリスト、カッレくんを好演。福祉国家スウェーデン、幸福の国に見えるのに、様々に深刻な社会問題を抱えていることが、よく分かります。何かこちら方がよく出来ているようですね。では、二つのドラゴン・タトゥーの女、どこが違うのでしょう。残念ながら、映画にもし格のようなものがあるとすれば、それが全く違うのです。フィンチャーの今回の作品は、決して大傑作とは言えません。なのに見終わって、日が経つに連れて、気になって仕方がないシーンがたくさん出てくるのです。映画はひとつ、ひとつの絵画のようなシーンの積み重ね。それが私の記憶を捕えて離さない。まさにフィンチャーの世界なのです。犯人の家にノコノノ出かけ、ミカエルは拷問兼死体処理部屋に監禁され、危機一髪。リスベットに救出されます。犯人は車で逃げ、リスベットがバイクで追いかける。スウェーデン版は車が転倒、リスベットは助けようと思えばできるものを見殺しにします。そこの事情を尋ね、いままで殺されそうだったミカエルはこだわります。二人の育ちや齟齬みたいなものが表出する場面です。原作でも「警察に届けなきゃ」と拘るのを警察嫌いのリスベットは無視します。ところがフィンチャー版では、情けなく伸びてるミカエルに「殺してもいい?」とリスベットが尋ね、ミカエルが首を縦にふる。ここに痺れます。リスベットに我らが仲間が、出来たのです。彼女が何か嬉しそうに見えます。犯人は結局事故死してしまいますが、これが最後のシーンに効きます。貴方好みの女になってもいいような気持ちになったのに…。続編はどうするのでしょう。スウェーデン版では、続編は多少右肩下がりのようでした。でも三部を通じて、原作を読まなくても十分内容がわかるようになっています。二部では連続殺人犯として追われ、リスベットの背景が明らかに。父や巨大組織、悪徳弁護士との対立。三部は法廷もので、罪に問われたリスベットが、出廷に際し自分らしい「正装」するのは爽快でもあります。フィンチャー版はこれで終わりでもいいように作ってありますが、原作に全く興味のないようなフィンチャー監督が、この後どう繋げるのか興味はあります。どんなことになろうとも、付いて行きますぜ、監督!!!「おい、めたぼっち、予習のやり過ぎはダメだよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 03 Jan
    • 選りすぐり⁉ 2011年みた映画ベスト・テン

      明けましておめでとうございます。本年はもう少しブログを書くことにします。よろしくお願い申し上げます。……ということで、 まずは、昨年劇場でみた映画のまとめをしたいと思います。2011年に映画館で見た映画は14本。ごめん、少な!!…。もう、みる段階で選りすぐっている⁉ただ、みる前に予習するのが好きで、その前にレンタルなどで関連作品を一本につき3~4本は観ている。中には予習だけで、見にいかないものもあるので、レンタルも含めると年間60本ぐらいを観ています。それに、原作があれば読んだりするのも好きで、一作で十二分に楽しむのですが、ちょいとやり過ぎてブログがおろそかになってしまったのが、昨年です。いちおう、言い訳。そんな中で、私的順位をつけて見ましたが、長いのでお時間のある時にどうぞ・・・・・・・・・・・1・ソーシャル・ネットワークソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】(2枚組) [DVD]/ジェシー・アイゼンバーグ,アンドリュー・ガーフィールド,ジャスティン・ティンバーレイク¥2,980Amazon.co.jpもし後年、いまを振り返ったとすれば、時代を代表する作品となるのは間違いなし。Facebook、ソーシャルメディアという時代の先端の世界を題材にしていますが、中身はオーソドックス、古典的な青春映画です。デヴィッド・フィンチャーは、大好きでくせのある監督ですが、そういった面を抑え堂々の王道っぷりに感心して、トップに選びました。とはいえ、今回も怪物、のようなもの、を熱心に追求しています。もちろん映画的造型なのですが、ジェシー・アイゼンバーグが演じたFacebookの創始者マーク・ザッカーバーグは本人としか思えなくなってしまいます。(→デヴィッド・フィンチャー監督会心の映画「ソーシャル・ネットワーク」で現代の怪物くんを見る)・・・・・・・・・2・キック・アスキック・アス DVD/アーロン・ジョンソン,クロエ・グレース・モレッツ,クリストファー・ミンツ=プラッセ¥3,990Amazon.co.jp何といっても11歳のヒット・ガール、クロエ・グレース・モレッツちゃんの活躍ぶりが見もの。過激な言葉とアクション、実にかっこいい。虚構として楽しむ心構えが必要ですが、なんの力もない普通の男の子がヒーロー、キック・アスをめざすテーマは、意外にもヒーローとは、暴力とは、社会とは、親子とは、色々と考えさせられるものを含んでおり、ただの能天気な映画ではないとことが、ミソです。(→妄想が世界を変える映画「キック・アス」で危ない新年始動)・・・・・・・・3・ピラニア3Dピラニア [DVD]/エリザベス・シュー,アダム・スコット,ジェリー・オコンネル¥3,990Amazon.co.jp大昔3Dといえば、ホラーとエロでした。その王道をしっかりと受け継いだオッパイと血しぶきが十分に楽しめる映画です。私はどうも昔と王道に弱いようですね。そういう作品が私に見やすいのです。これも色物だと思って気軽に見に行ったのですが、その出来栄えの良さにびっくら仰天。こういう映画は誰が殺され生き残るかも大切ですが、そのあたりも基本を外さない。このアレクサンドル・アジャ監督の真摯な?姿勢、丁寧な作品作りに感心しました。ピラニアという題材を選んだ時点でセンスがいい。ご存知のようにこのピラニアという作品は新人監督の登竜門のような映画です。ピラニア [DVD]/ブラッドフォード・ディルマン,ヘザー・メンジース,ケヴィン・マッカーシー¥4,179Amazon.co.jp最初のピラニアを監督したのは、ジョー・ダンテ。「ジョーズ」の大ヒットを受けて作られたものですが、そんな作品群の中では、一番の出来でスピルバーグに注目され、トワイライト・ゾーン、グレムリンなどメジャー監督に。殺人魚フライングキラー [DVD]/トリシア・オニール,スティーヴ・マラチャック,ランス・ヘンリクセン¥1,480 Amazon.co.jpその伝説を引き継いだのが、続編の殺人魚フライングキラー。監督はかのジェームズ・キャメロン。長編の処女作のようですが、出来はかなり酷いものです。エロな場面は後から勝手に挿入されたらしく、ストーリーはほぼない。どこかにキャメロンの面影がないか、この渚のシーンか、魚の動きか、色々と思い込もうとするのですが、さっぱりわかりません。個人的にその安易さをかなり楽しみましたけど。ただ、この屈辱の日々に熱をだし、ターミネーターのアイデアを得たことは、真偽はともかく有名な話です。なんでも仕事はしてみるものです。今回3Dのアジャ監督はあまりにも出来がよく、それゆえ後に大出世するかどうかは不明ですが、スティーブ・マックイーンの孫が好青年を演じているのもオールドファンには嬉しい。・・・・・・・・3・探偵はBARにいる探偵はBARにいる 【Blu-ray1枚+DVD2枚組】「探偵はここにいる! ボーナスパック」/大泉 洋,松田龍平,小雪¥8,190Amazon.co.jp何か見終わってとても嬉しく、ピラニアと同率の3位にしちゃいました。監督は橋本一さん。東映唯一の社員監督でなんでも撮るそうです。頑張れ~。これも昔の二本立ての頃のような映画が撮りたいと立ち見でも大丈夫なくらい軽快な仕上がりです。今の私は絶対座らねばダメですが、ビデオ化を念頭に置いた無駄なカット、長い映画が多いなか感心な心がけです。札幌・ススキノの街、名無し探偵・俺の大泉洋、いつも遅れる相棒・松田龍平とのコンビが素晴らしく、ハードボイルド(やせ我慢)のキモも押さえ、アクションもちゃんとしていて、とても楽しめました。原作の東直己さんの作品も読んだことがなかったのですが、このシリーズはほとんど読んでしまいました。映画の原作は一作目の「探偵はバーにいる」ではなく「バーにかかってきた電話」です。 続編は、大泉・松田のコンビでもう私の頭の中では動いています。・・・・・・・・ 5・ブラック・スワンブラック・スワン 3枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー(ブルーレイケース)〔初回生産限定〕.../ナタリー・ポートマン,ヴァンサン・カッセル,ミラ・クニス¥4,190Amazon.co.jpこれはかなり、好き嫌いの分かれる作品です。徹底徹尾、一人称で貫かれる映像が圧巻で、やはりダーレン・アロノフスキー監督は、外せません。案外、年配の方には見やすしかも。年度前半のベスト3に挙げているので、良かったらブログをみて下さい。(→「上半期に見た面白い映画ベスト3」と言われても」)この作品が気に入った方はぜひ「π(パイ)」をみてみて下さい。・・・・・・・・6・ツリー・オブ・ライフツリー・オブ・ライフ ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]/ブラッド・ピット,ショーン・ペン,ジェシカ・チャステイン¥3,990Amazon.co.jpこれも好悪の分かれる監督をみるための作品です。群像で蓮實重彦さんが、みるものに苦痛を強いる娯楽映画としては失格、というような評を書いて話題になりました。私が思うに近親憎悪なような気がしますが、まあ、そういう映画です。テレンス・マリック監督は寡作で知られていますが、繰り返し、自己模倣する方で、どの作品も女の人(母的なもの)が森で光を受けてくるくる回るみたいなテーマは一緒で、前作で足りなかったものを次作で撮るので、作品をみるなら、制作順か逆かともかく順番にみるといいと思います。(例・地獄の逃避行→天国の日々→シン・レッド・ライン→ニュー・ワールド)映像は文句なく素晴らしく、今回は2001年宇宙の旅に比される生命の誕生からの映像が話題ですが、この後「ルパン三世 ルパンVS複製人間」をみたらマモーの思想とほぼ同じだった。ルパン音頭と共に偉大な作品です。生命について考えると似ちゃうのね。蓮實さんもこれならOK?ツリー・オブ・ライフ!・・・・・・・・6・猿の惑星:創世記(ジェネシス)猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー(ブルーレイケース)〔.../ジェームズ・フランコ,フリーダ・ピント,ジョン・リスゴー¥4,190Amazon.co.jp認知症の薬が、人類の滅亡と猿の覚醒を導く。どんどん主人公の猿の「正義」に感情移入していき、 人類よさようなら、もう猿が支配してもいいやと思える。派手さはないけど、とてもよく出来ていた。猿の惑星 DVDマルチBOX (初回生産限定)/チャールトン・ヘストン,モーリス・エバンス,キム・ハンター¥4,990Amazon.co.jpなんといってもラストシーンの衝撃の第一作目が素晴らしいが、そのジェネシスに知も含めた抑制が効かなくなった人の欲望が破滅を招くところが秀逸だと思う。ちょうど深夜に見た梅棹忠夫さんの番組じゃないが、人類学的に進化こそが暗黒を招く予測とも重なる。もちろん知を手に入れた猿もその滅びの原点を手に入れたわけだ。・・・・・・・・7・ゴーストライターゴーストライター [DVD]/ユアン・マクレガー,ピアース・ブロスナン,キム・キャトラル¥3,990Amazon.co.jpこれはまったく、私の趣味でここの位置に。ロマン・ポランスキー監督はともかく好きなのだ。なんとも不穏な海の色の冒頭のシーンから、どっぷり楽しみました。若い方には、前半は少しゆっくりに感じるかもしれないけど、そのテンポも含め楽しいんです。自分が思う、楽しんできた映画というのは、こういうものだったとあらためて、認識しました。原作はそれほど印象残ってないのですが、映画の方が良かった気がします。ユアン・マクレガーのゴーストライターが、ピアース・ブロスナンの元首相の本を書くわけですが、男の話と思いきや妻のオリヴィア・ウィリアムズと元秘書のキム・キャトラの女の戦い。フィンチャー監督の新作「ドラゴン・タトゥーの女」の予告編をみると、なぜかこのゴーストライターが、浮かんでしまいます。・・・・・・・・・9・塔の上のラプンツェル塔の上のラプンツェル DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]/ディズニー¥3,990Amazon.co.jp私が若ければ、順位はもっと上だろう。3Dで見たのですが、映像がとても美しく、ロマンチック、ディズニーらしい傑作。もし、舞台にするならどうするんだろう、なんて考えながらも見てしまった。それに、こういうものにときめかなくなった自分は、完全に枯れてるとも思った。私は昔のディズニーが忘れられず、最近の人種の配慮したような絵があまり好きではない。この頃WOWOWで見てみると「おしゃれキャット」あたりまでだな、と思う。ちょっと古過ぎかな。・・・・・・・・10・英国王のスピーチ英国王のスピーチ コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]/コリン・ファース,ジェフリー・ラッシュ,ヘレナ・ボナム=カーター¥3,990Amazon.co.jpアカデミー賞らしい作品。卒がなく、まとまっている。コリン・ファースをはじめ、役者たちの演技も隙がない。ただねえ、自分がこの題材で作るなら、こう作るなあ、なんて生意気にも思ってしまった。逆にこれしかない、という出来。出来過ぎゆえにこの順位。かといってベストテンを外せぬ。ある意味王道を外していないのであるが…。興味のある方はこの逆バージョン、ヒットラーにスピーチを教える話「わが教え子、ヒトラー」をみてみるのも面白いと思う。・・・・・・・・・番外編・みた順です。○SPACE BATTLESHIP ヤマトSPACE BATTLESHIP ヤマト スタンダード・エディション 【DVD】/木村拓哉,黒木メイサ¥2,625Amazon.co.jpかなり健闘していたと思うが、ガミラス星人を機械にしたのは、仕方がないとしても、沢尻エリカだったら、違ったものになっていたようで残念。レンタルで手に入る限りの宇宙戦艦ヤマトものをみたが、こんなに面白かったんだ、と再認識するほど面白かった。ガミラスに到達するまでの様々な作戦を駆使する戦い、そして防戦のはずが相手の星まで滅ぼしてしまう終幕近く、特攻の場面ばかり印象に残っていたが、戦争をちゃんと描いていて、さすがにブームにまでなるものは、違うと思った。○相棒 劇場版II相棒 劇場版II -警視庁占拠!特命係の一番長い夜- 豪華版Blu-ray BOX (初回完全.../水谷豊,及川光博,小西真奈美¥13,125Amazon.co.jp相棒は安定してる。これは東映の力だと思う。それほどお金がかっかいるとは思えないけど、これだけの人が劇場に足を運ぶのは、脚本としっかりした映像、プロ監督のお仕事だと思う。それにしても岸部一徳さんの退場には驚いたが、それを知らないでみにきてる人も多いのに、驚いた。事前に調べたりしない、そういう人たちが相棒を支えてるんだなあ、つくづく思う。そしてこの自信と人気が「探偵はBARにいる」を産んだのだとすれば、素晴らしいことです。(プロデューサーが同じ)○あしたのジョーあしたのジョー プレミアム・エディション(2枚組) [DVD]/山下智久,伊勢谷友介,香里奈¥6,300Amazon.co.jp白木のお嬢様に、過去を与えた描き方が許せなかったが、ジョーの山下智久、力石の伊勢谷友介の鍛えっぷりは素晴らしかった。白木のお嬢様にトラウマがあるとすれば、それは豊か過ぎることだし、ジョーと力石に愛されるのに、愛そうと思うとジョーと力石の間に割り込むことが出来ない。女神のように崇められるが降りれば愛されない、生身の女になれない悲しさなんだよ。そしてそれを選ばないがプライドなんだよ。男のプライドと女のプライドがそれぞれの形で激突し昇華するのが、あしたのジョーなのだと思う。○ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル可憐な殺し屋にナイスボディの相棒、個人戦から団体戦に転換したトム、とは言え、何処までいってもトム、トム、トムで、最後まで息もつかせません。トム復活!とは言え、この監督のアクションは私はあまり好きじゃないかも。追いかけてるとこで飽きました。疲れました。期待を持たせた可憐な殺し屋、女の戦いがすぐ終るのも残念です。どうしてもミッションインポッシブルというと、TVのようにアクションよりバレバレの変装でも頭脳で相手を騙し切るその過程を楽しむものだ、とう観念が抜けません。ま、これはもうトムの映画なのだから、彼がかっこ良ければいいのよね。彼が駆ける姿はエイトマンみたいで、かっこいいです。トム、足が早いです。そういえば、この監督の傑作の誉れ高い「レミーのおいしいレストラン」もねずみが料理するという一点だけで、どうしても料理が美味しく見えない、偏見が抜けない私です。 ミッション:インポッシブル [DVD]/トム・クルーズ,ジョン・ヴォイト,エマニュエル・ベアール¥1,500Amazon.co.jp以上、去年みた映画のおさらいです。キック・アス、ピラニア3D、猿の惑星、英国王のスピーチなど30~40歳までぐらいの監督たちの上手さが目立ちました。大作に抜擢されてもそれなりにきちんとまとめており、偉いものです。ただ、好き好き、応援したいかどうかは、なんだかはっきりしませんでした。まとまりが良すぎる。でもそのぐらいの年頃の方が活躍するのは、ほんとうにいいことです。今年もどんな映画に出会えるのか、ワクワクしますね。長々、最後までお付き合い、ありがとうございます。「おい、めたぼっち、とりとめなく長過ぎだよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 08 Nov
    • 素直に感動⁉ スポーツ映画ベストテンー古くてすみません

      ワッシュさん恒例の映画ベストテン、今年のテーマは、スポーツ映画ベストテンだそうで、皆様が選んだベストテンのブログがツイッターなどで流れてくるのですが、これがとても面白い。金子修介さんの初監督「宇能鴻一郎の濡れて打つ」(エースを狙え!のパロディ・ロマンポルノ)とか、スポーツ嫌いの方のベストテンとか、ああら、こんなものが、という驚きがたくさんある。そこで、私も初参加してみたくなった。他の方ブログを見てるので、多分に影響されてる。あまりストレートなものがないなと思って、まずはオリンピックからあげてみたら、何やら不思議な並びになった。見た当時、素直に感動したというか、高揚したもの選んだ。いまの人が見てどうかは、わからない。順位は不同ですが、思いついた順です。⒈ 東京オリンピック(1965/市川崑・日本/オリンピック)東京オリンピック [DVD]/ドキュメンタリー映画¥6,300 Amazon.co.jpなんといっても「感動した」。家では白黒TVなのに、記憶がすべてカラーなのは、この映画のおかげ。古き良き東京が消滅したイベントでもあるが、私には明日が信じられた日本の頂点ような気がする。高度成長の始まりでもあるが、ここから何かが下り始めたような…。⒉民族の祭典(1938/レニ・リーフェンシュタール・ドイツ/オリンピック)民族の祭典【淀川長治解説映像付き】 [DVD]/ドキュメンタリー映画 ¥1,890 Amazon.co.jp国威発揚でないオリンピックなどない。ドイツという国が全力で国家の威信をかけ、それに見事に芸術で応えた作品。出来が良ければ、当然、国威も発揚しちゃいます。プロパガンダでないオリンピック映画などない。⒊美の祭典(1938/レニ・リーフェンシュタール・ドイツ/オリンピック)美の祭典【淀川長治解説映像付き】 [DVD]/ドキュメンタリー映画 ¥1,890 Amazon.co.jpレニの美意識が遺憾なく発揮された作品。その美が、輝ける五体満足な健康美で、ナチズムに繋がるって、そりゃそうでしょ、ヒットラーが彼女の世界観をお気に入りなんだから。それにギリシャ発祥のオリンピックはそういうものだから。ただ、彼女は美しければ民族なんてどうてもいいみたいだけど。私はレニがお気に入り。レニも市川崑さんもスポーツする人に興味があり、スポーツには興味はなかったみたいね。スポーツはそれ自体がドラマだから、上手く記録すればそれで十分。スポーツ好きには、それ以外は余計なもの。だから、スポーツ映画というはそれ以外の余計なもので出来ている。⒋白い恋人たち(1968/クロード・ルルーシュ/フランソワ・レシュンバック・フランス/冬季オリンピック)白い恋人たち/ドキュメント・ムービー ¥4,935 Amazon.co.jpご存じ、みんな大好きお菓子の白い恋人も桑田佳祐さんの白い恋人達もここから生まれた。フラシス・レイの音楽も華麗に、スキーの映像が半端なく素晴らしく、アルペンスキーというものに夢中になりました。実はストックなしでカメラ担いで撮影したカメラマン(ウィリー・ボーグナー)が一番凄かったと知ったのは後のことです。⒌キートンの大学生(1927/ジェームズ・W・ホートン・アメリカ/スポーツ全般)キートンの大学生 [DVD] FRT-303/バスター・キートン,アン・コーンウォール,ハロルド・グッドウィン ¥500 Amazon.co.jpこれはロイドの人気者のパクリで、挙げるならこちらなのかも。キートンは出来も監督も気に入らず、全部自分でやったといってます。でもこれを見た時の印象が強い。それはいつも無表情で、ひ弱にみえる彼のカラダが凄いんです。そりゃ、体当たりな喜劇をスタントなしで撮ると公言してるのですがから自信があるのでしょうが、子ども頃から旅役者で舞台で鍛えたカラダが、スポーツという名目で堪能出来る。高校総代のキートンがスポーツの弊害を説いて、憧れの彼女に愛想つかされ、挽回しようとレベルを下げて入った大学で苦手のスポーツをしまくる。しかし、スポーツウェアでは身体の線がみえるので、苦手といってもカラダの違いが一目瞭然。落差で笑うよりもただただ感心してしまう。そういう意味では失敗作ですが大好きなんです。(棒高跳びは代役だそうです)⒍長距離走者(ランナー)の孤独(1962/トニー・リチャードソン・イギリス/長距離)長距離走者(ランナー)の孤独 字幕[VHS]/マイケル・レッドグレイヴ ¥価格不明 Amazon.co.jpDVDが出てないんですかね。素晴らしい映画なのに。ただ反抗を描いているのでスポーツマンとしは失格です。なぜなら、勝ちを譲るから。感化院で長距離の才能を見出された主人公は、上流のスポーツでもあるクロスカントリーでの勝利を願う院長のために、走らされます。彼自身、走ることに喜びを見出しますが、勝利には…。最後の不適な笑みに色々なことを考えさせられます。長距離走者の孤独 (新潮文庫)/アラン シリトー ¥500 Amazon.co.jp本を読むと彼は誠実という院長の好む言葉を考えます。何が誠実なのかと。その結果自分に誠実に行動するわけですが、彼は競技に勝利するのではなく、あくまで体制から逃げること、逃げ切ることにを望むのです。本には他にも素敵に哀しい話が何編か入ってます。⒎炎のランナー(1981/ヒュー・ハドソン・イギリス/陸上)炎のランナー (アルティメット・エディション) [DVD]/ベン・クロス,イアン・チャールソン,イアン・ホルム ¥2,990 Amazon.co.jp(これはアメリカ版とかで、クリケットのシーンがカットされてるそうです。とんでもない!特典に入ってるそうですが、アメリカ人には分からないからというのが、理由だそうです。あれま…)ヴァンゲリスの曲『タイトルズ』はいまでも耳にする機会が多い。スポーツとして走ることを描いたスポーツ映画としは王道だろう。走ることで差別と戦い、栄光を得ようと思うユダヤ人、ケンブリッジ大学のハロルド。神と共に走ることで喜びを得ようと思う宣教師のエリック。勝つためは、プロの指導者を雇うことも含めあらゆる努力をするハロルドに、天才的なエリックはオリンピックといえども、日曜日は走れない。競技より神を選ぶ。私は何と言ってもシャンパンを乗せて、ハードルの練習をする貴族のアンドリューさまが衝撃でした。四百メートルの出場権を譲るぐらいなんでもありません。競技よりノブレス・オブリージュ。長距離ランナーの孤独の主人公だって、気分だけはこのあたりかも。⒏緑園の天使(1944/クラレンス・ブラウン・アメリカ/乗馬)緑園の天使 [DVD] FRT-115/アンジェラ・ランズベリー/アン・リヴェール/エリザベス・テイラー/ドナルド・クリスプ/ミッキー... ¥500 Amazon.co.jp本当はこの続編といわれるテイタム・オニールのインターナショナル・ベルベッドを入れようと思ったのだが、オリンピックを頭に選ぶとなぜかこっちになった。クレオパトラの貫禄メイクをみせた大女優エリザベス・テイラーが可憐な12歳の超美少女だった頃の映画。テイタム・オニールもなかなかに美しいと思うのだが。⒐チャンプ(1979/フランコ・ゼフィレッリ・アメリカ/ボクシング)チャンプ [DVD]/ジョン・ボイト,フェイ・ダナウェイ,リッキー・シュローダー ¥2,625 Amazon.co.jpボクシング映画は名作が多い。レイジング・ブル、ボディ・アンド・ソウル…それにロッキーシリーズなどは、スタローン監督も好きなので選べない。ボクシングのシーン、見せ方、高揚のさせ方はやっぱ、スタローンが上手いと思うのだ。ゼフィレッリ監督は、ロミオとジュリエットで有名ですが、私はブラザー・サン シスター・ムーンが大好きなので、チャンプを選びました。ただこの映画は、泣きすぎるのであまりみません。フェイ・ダナウェイは母親が似合わないのですが、そういう役なので、良かったです。子役、ジョン・ボイド、三つ巴のガッツリ演技です。別にボクシングでなくても成り立つ話ですが、チャンプはやはりボクシング以外には考えられない。それはボクシングというスポーツの輝きと哀しみが、主人公のそれと重なるからです。10. シコふんじゃった(1992/周防正行・日本/相撲)シコふんじゃった。 [DVD]/本木雅弘,清水美砂,竹中直人 ¥3,455 Amazon.co.jp何か日本映画でやはりお相撲で、選びたいと思いました。一本刀土俵入りじゃなんだし…。この映画が思い浮かんでホッとした。面白かったしね。スポーツ映画を撮るからといって、監督さんがスポーツ好きだったり、その種目に詳しい必要はないのだが、周防監督は相撲好きだそうで、映画も相撲愛に溢れてます。ただ、昨日みた歌舞伎では、勝ちを譲った関取が、それを理由に遊女の身請けの協力を迫るのですが、星のやり取りをするのは、ん~、スポーツではないかあ?番外・スラップ・ショット(1977/ジョージ・ロイ・ヒル・アメリカ/アイスホッケー)スラップ・ショット 【ベスト・ライブラリー 1500円:ファミリー映画特集】 [DVD]/ポール・ニューマン,マイケル・オントキーン,ジェニファー・ウォーレン ¥1,500 Amazon.co.jp実は好きなスポーツ映画だと、真っ先に浮かぶのは、これなんです。スティングのポール・ニューマンとジョージ・ロイ・ヒル監督コンビの快作。三つ子じゃなのに顔の似た年子のハンセン兄弟が強烈に印象に残ってます。暴力に裸、ともかく楽しかった。民族の祭典と美の祭典はベルリンオリンピックの連作なので、もし、これがひとつとして、認めるられるなら、スラップ・ショットも入れて下さい。最近なら、インビクタスも入れたいし、スラップ・ショットを頭に持ってくるとまた違うベストテンが出来てしまう。スポーツ映画は選ぶのが難しいわ。「おい、めたぼっち、単に優柔不断なだけだよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 30 Jun
    • 「上半期に見た面白い映画ベスト3」と言われても…

      ツイッターで「2011年上半期にみたおもしろかった映画を教えてください」と言われて、「ソーシャル・ネットワーク」と「キック・アス」はすぐに出てきたのだけれども、後がどうしてよいかわからない。それほど、見ていないのもあるが、よく考えたら、ブログでもこの二本しか感想を書いていない。あとは、書きかけて放置している。怠け者でスミマセン。【募集】みなさんの2011年上半期に鑑賞したおもしろかった映画3本を教えてください。対象となる作品は2010年~2011年6月までに劇場公開された作品で、期限は6/30までです。ツイートには #2011bestmovie_fh タグを付けてください。よろしくお願いします!( by itotto0205)書きかけているのが、「ヤマト」「相棒」「英国王のスピーチ」「ラプンツェル」「ブラック・スワン」まあ、これとは関係ないけど「告白」「悪人」。震災と同時に起きた母の入院に振り回され、情熱も気力もなかった半年だったことが、よくわかる。DVDは少し観たのだが、たとえば、ハネケ監督の「白いリボン」を見に行かずに、これまでの作品をほとんど復習したり、「ヤマト」のシリーズ。 デビッド・フィンチャー、ダーレン・アロノフスキー監督もの、イーストウッド監督ではなくジェイソン・ボーン、何故かバットマンとXメン、攻殻機動隊、ゴジラシリーズ、昔のディズニー映画などなど。何かDVDで充分で、なかなか劇場でみようという気分になれなかったが、後半はもう少し、フットワーク軽くがんばろう。で最後の一本だが、「英国王」か「ラプンツェル」か「スワン」。「英国王のスピーチ」は、ご存知。第83回アカデミー賞作品賞をはじめ5部門に輝き、よく出来ていたし、感動もしたけど、このテーマだったら、私だって、こう撮るぜ(ある意味王道をはずしてないのですが)と思わせ、圧倒的に「ソーシャル・ネットワーク」のほうが映画として面白かった。それに「わが教え子、ヒトラー」も見ていたし…。「塔の上のラプンツェル」は映像が素晴らしく、ラプンツェルが愛らしく魅力的でしたが、私は古い人間なので、「白雪姫」や「眠れる森の美女」のあの白人主義まるだしの優雅なディズニーが忘れられぬ。「ブラック・スワン」は事前に予告やブログを見まくったせいで、ほとんど、予想したとおりの展開であった。一緒にみた相方も「なんだ結末が読めちゃったよ」と自慢気であった。しかし、私はここに注目した。相方は文章を読むには不自由はないが、映像は、2時間サスペンスの犯人は当たらないし(とても素直にトリックに引っかかる)、映画を見るときは必ず直前にパンプのあらすじを確認する。それでもよく分からないとき(ほとんど途中で寝てるのが原因だ)があるらしい。映像は、神の目、鳥の目、観客の目というか第三の視点で撮られることが多い。文章は人称がはっきりしており、一人称で書かれることが多い。映像的な視点で描くとなると、村上春樹さんでも「アフターダーク」などで結構苦労しております。ところがこの「ブラック・スワン」は、徹頭徹尾、主役のニナ(ナタリー・ポートマン)の視点のみで描かれる。しかも過不足なく、表現しているから相方にも結末が読めるのだと思う。小説的な映像(説明的という意味ではありませんよ)で私たちに分かりやすい。それにナタリー・ポートマン(アカデミー賞主演女優賞)の体を張った演技に一票。英国王の コリン・ファース(アカデミー賞主演男優賞)も実に上手かったけどね。ま、そんなところで最後のひとつは「ブラック・スワン」に決めました。1.ソーシャル・ネットワーク 2.キック・アス 3.ブラック・スワン以上です。みなさんは、如何でしたか?上半期の映画ベスト3は・・・・。「おい、めたぼっち、フットワーク軽くで体も軽くだよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 22 Jun
    • アコルデ代々木上原、待ちくたびれの6月23日オープン

      2008年の3月ごろから、耐震工事をしていた代々木上原駅の駅ビル、アコルデ代々木上原が、6月23日10時からオープンしました。2009年の2月26日に一部がオープンしていたが、やっとこさの全面リニューアルオープンである。代々木上原駅が機能不全に陥ってから、長かった。長かったよ~ん。とはいえ、何と言っても一番の売りは、Odakyu OX のオープンである。近所に丸正があるとはいえ、これで紀ノ国屋やデパ地下に行くことが少なくなるといなあ。そして、バーガーキング。ガッツり肉が食べられる。ただ、ここは以前マクドナルドがあったところで、私はマックのコーヒーとポテトとチーズバーガーが大好きでマックの復活を願っていたので、ちょっと残念でもある。前は、2階には改札の正面に、フィットネスクラブがあっただけで、一階はマクドナルド、ミスタードーナツ、サンマルクカフェ、TSUTAYA、中華にとんかつ、それに銀行と文教堂。道路に面してペットショプにカレー店など、ほぼ、充分であった。それでは、全体を紹介しよう。何となく下の図を参考にしていただきたい。まず、図の上が2階で一番左の緑にところが、2階で1番である。【2階】1.文教堂 /書籍…移転オープン2.GMT FACTORY /靴・洋服修理3.Tomod’s /ドラッグストア(2階の下左から赤いところが4番)4・鎌倉パスタ /生パスタ専門店5.水山 /うどん6.まるかみ水産 /魚河岸大食堂7.梅蘭 /中華…あんが中に入った焼きそばが有名8.California Kitchen MALIBU /グルメバーガー・レストラン9.STARBUCKS COFFEE /スペシャリティ コーヒーストア…スタバの進出は素直にうれしい。(2階の赤に続く緑、改札をでて正面のところ)10.LITTLE MERMAID /ベーカリー…これもうれしいかな。代々木上原は美味しいパン屋がいっぱいあるけど。11.日本橋屋 /和菓子12.銀座コージーコーナー /洋菓子13.Odakyu SHOP/売店・宝くじ(2階の図右の水色。改札の裏)14.GOLD’S GYM /フィットネスクラブ…7月9日(土)オープン(図の真ん中が1階。左のぽつんと離れた緑のところが、文教堂があったところで15番)【1階】15.GEO / レンタルDVD・CD・ゲーム販売・買取…7月16日(土)オープン(図の真ん中、上の水色のところ)16.三菱東京UFJ 銀行 /金融機関…すでにオープン(図の真ん中、上の緑のところ)17.Odakyu OX /スーパーマーケット(図の真ん中、下赤いところ、左から)18.なか卯 /牛丼・うどん…すでに営業中19.サンマルクカフェ /ベーカリーカフェ…すでに営業中20.KALDI COFFEE FARM /コーヒー豆・輸入食品21.SUBWAY /サンドウィッチ22.カレーハウスCoCo 壱番屋 /カレー専門店23.とんかつ工房 /とんかつ・カツ丼24.箱根そば /スタンドそば25.BURGERKING /ハンバーガーレストラン(図の下は、地階というより、北口をでると道路に面している)【地階】26.PiPi /ペットショップ…すでに営業中27.アコルデ代々木上原デンタルクリニック/歯科クリニック …8月1日(月)オープン28.共立総合整骨院 /鍼灸整骨院・マッサージ…9月1日(木)オープン全体のイメージ図はこのポスターのようですが、さて、どうなることやら。飲食店は食べログだと、★三つは越えないけど、みんな手頃なところかな。ほとんど、駅アーケードをでないで済むのが嬉しい。もちろん、近所に美味しいところもたくさんあります。追々紹介しますね。私個人としては、箱根そばが、何気に嬉しい。もう、食べることに困ることがない。しかし、めたぼっち増量強化してしまっているのに、ひと通り食べ歩かないと・・・。しばらく、ダイエットはできない。それに、なんだか太りそうなところばかりだよね。悩ましい。。。。「おい、めたぼっち、無理して食べ歩く必要は全くないよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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  • 11 Jun
    • 三谷幸喜の笑劇「ベッジ・パードン」で哀しきミューズ・深津絵里に泣く

      世田谷パブリックシアターで、三谷幸喜さんの作・演出のシス・カンパニー公演「ベッジ・パードン」を見て、大いに笑い、そして涙してきました。(ネタバレありますので、未見の方はご注意を)夏目漱石、倫敦(ロンドン)留学中の物語、三谷幸喜さんの初のラブストーリーだそうです。出演は、野村萬斎、深津絵里、大泉洋、浦井健治、浅野和之、いつもながらシス・カンパニー、凄いメンバーでございます。「ベッジ・パードン」というのは、漱石、3軒目の下宿の小間使いの愛称。口癖の「アイ ベッグ ユア パードン(I beg your pardon)」。「もう一度お願いします」と聞き返す言葉が「ベッジ・パードン」と聞こえたことから、漱石が彼女につけたものです。ロンドンの下町イーストエンド、切り裂きジャックがでたあたりの出身でコックニー訛りが酷いんですね。(この辺りのことは、倫敦消息(→青空文庫)に出ています)あだ名をつけるのが得意の漱石。倫敦留学では神経症を患っていたと言われる漱石ですが、三谷さんの想像も漱石の日記、手紙を手がかりにどんどん膨らんで参ります。座席に座ると目の前の緞帳(どんちょう)が倫敦の地図になっており、もうベッジ・パードンの世界が始まってます。(美術・種田陽平)そして緞帳があがると、窓がある下宿の建物の上部の壁が現れる。その最上階の窓の向こうに働き始める小間使いアニー・ペリン(ベッジ・深津絵里)の姿が。わっ、若い!映画・悪人では年上の女性の憂いを見せてくれたましたが、今回は、キュートな声でちょっと頭が弱く、がさつだけど、ともかく働きもののベッジを好演します。ただ、どんなときにも憂いある優しさを見せてくれるのが深津さんです。ま、舞台は歌舞伎などを筆頭に、いつまでも娘役が演じられる魔空間だからね。1990(明治23)年12月6日の朝。ロンドン、フロッドン・ロードにあるブレッド家の3階に日本人留学生、夏目金之助(野村萬斎)が越してきます。階下には流暢な英語を話す、陽気で社交的で面倒見のよいナサニエル商会のロンドン駐在員・畑中惣太郎(大泉洋)が住んでいる。金之助は10月から留学しているのだが、日本で英語教師をしていたのに言葉は通じず、ブレッド夫妻、英文学を教わるクレイグ先生の前では口が重く、男性に積極的なブレッド夫人の妹ケイトも苦手だ。(全て浅野和之が演じる)気軽に話しができるのは、訛りが強いけど気のいい働きもの女中アニー(バッジ)だけ。彼女によれば、それは彼女を低く見ているからだという。金之助にすれば階級社会で差別されるバッジも平気で猿に例えられる日本人の自分も同じだと思い、次第に心を通わせて行く。そんななかバッジの弟グリムズビー(浦井健治)が現れる。1991年1月22日にビクトリア女王が崩御、その盛大な葬儀のなかある計画を金之助に持ちかける…。倫敦塔・幻影の盾 (新潮文庫)/夏目 漱石¥460 Amazon.co.jp言葉については、のだめ方式(映画のだめカンタービレでフランスでの話なのに全員日本語を話す)というのでしょうか。冒頭だけ英語で解説が入って全部日本語になる。ですから、とくに前半の金之助のたどたどしい言葉は、英語が不自由な状況を日本語で再現するとこうなんだろうと思わせ、笑えます。一方、日本人同士の日本語の会話も禁じる弁舌爽やかな惣太郎は、実は日本では秋田の方言が抜けずいじめられてた。コンプレックスの塊で、英国でも言葉は喋れても実際は受け入れられてない自分を感じている。「一見『陽』に見える表面とは違うものを抱えた、複雑な役(パンフより)」大泉洋さんが複雑?それだけも笑えそうですが笑えないブラック大泉を見せます。翻訳の日本語とそうでない日本語。その辺りの切り替えも面白く、これからはベッジ方式というのでしょうか。金之助には、自分が上手く会話できる英国人以外は、全部同じにみえる。精神が衰弱していく証拠ですが、舞台では「叔母との旅」で第18回読売演劇大賞最優秀男優賞を受けた浅野和之さんがひとり、そのときの10役を越える11役を演じるのも、金之助にとって見える世界を現わすため。一瞬で様々な役に変身するのは、さすがと思わせますし、笑もとれる。犬まで喋っちゃうのはズルいですが、演じてるほうも楽しそうで見てるのはもちろん楽しいです。(ハロルド・ブレッド/電気工・サラの夫、サラ・ブレッド/下宿の女主人、ケイト・スパロウ/サラの妹、ウィリアム・クレイグ/シェイクスピア研究家、ハモンド牧師/クレイグの友人、セントクレア夫人/クレイグの友人、ビクトリア女王、ブラッドストリート警部/スコットランドヤードの刑事、弾丸ロス/お尋ね者、ミスター・ジャック/犬、モラン大佐/退役軍人)ベッジが身を犠牲にしても守りたい、可愛い自慢の弟、浦井健治さん。ちょっと残念なのは、扮装が激しくてお顔が見えない…。ベッジと金之助が交流を深めるひとつに、風刺の効いた日本語の替え歌を教えるところがあるのですが、できれば浦井さんにも歌い踊る見せ場を一瞬でいいですから…。それがないのが三谷流だというのも分かるのですが、嫉妬してないよね~。漱石日記 (岩波文庫)/夏目 漱石¥693Amazon.co.jpそして夏目金之助である野村萬斎さん。まだ、小説を書くなど思いもよらず、通じない英語教師でしかない金之助。前半はたどたどしくしか喋れず、後半、何とか話せる様になっても差別を受ける日本人でしかない。いや、相手には悪気などなく、差別以前のただ物珍しい存在。珍獣である。何よりも自分自身が何者か分からない。自意識だけは十二分にあり、背負っているものに押しつぶしされそうになる。そんな男を自然に演じてる萬斎さん、これがいい。浅野さんをはじめ、大泉さん、浦井さんとハジけるなか、自分は面白い人間だなどとはまったく思いも寄らない夏目金之助そのまま。自分をまったく普通だと思っているが、30代半ばで妻子があり、その妻が妊娠までしているのに、望んでもいないのに、国費で留学までさせられてしまう男が普通な訳ない。国にとっては留学させたい人物、何より優秀な頭脳、シニカルな眼、そして惣太郎が嫉妬するユーモアのセンス。言葉などしゃべれずとも英国人の好むものをすべて備えている。階級社会に認められる男だ。ベッジが喝破したとおり、彼女との関わりは身分違いなのである。そして男としての優しさのつもりが、男として手酷いことをしてしまう。その手酷いことも含め、金之助を創作に導く、変えるベッジは、漱石誕生のミューズなのである。倫敦には、のちの漱石となる源のすべてがあり、その中心にベッジがいる。漱石書簡集 (岩波文庫)/夏目 漱石¥798Amazon.co.jp生誕50周年の「三谷幸喜大感謝祭」演劇新作上演全4本。そのうち「ろくでなし啄木」「国民の映画」「ベッジ・バートン」3本が上演されました。個人的にも奥様との突然の円満離婚?など、驚くことばかりです。「国民の映画」は見られなかったのですが、「ろくでなし啄木」といい今回といい、どちらも共通するのは、ものを作る人間についての造形です。創作をする人間は、どうしてもろくでなしになってしまう。人を求め、愛し愛されることが必要なのに、どこか人間として破綻する。啄木、漱石に自分を重ねるように、創作の源泉を探そうとする三谷さん。そこには必ず愛があるのですが、その愛は求めても求められないもの。そういうものに自らしてしまう。創作をする人間の業、わがまま、身勝手さを繰り返し描いているような気がします。そんな漱石の前身、夏目金之助そのもの野村萬斎さんもやはり、そうい業のものなのでしょうか。私は以前、萬斎さんの「敦―山月記・名人伝」を拝見したことがあります。ご存知の創作のために虎になってしまうお話と弓の存在すら忘れてしまう弓名人の話。中島敦の小説をそのまま狂言にしたもので、それはそれは素晴らしいものでした。このとき彼の才能に惚れ惚れしたものです。しかし今回の深津絵里、大泉洋、浦井健治、浅野和之、みなさん創作のためには、虎に変身するのも厭わない人たちばかり。そんな才能ある人たちがきらめく舞台です。ま、すでに犬になってる人もいるし、深津さんのキャット・ウーマンも見てみたいなあ…。「おい、めたぼっち、すでに支離滅裂だよ」と思ったかたはクリック↓ 携帯の方はこちらで→人気ブログランキング

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めたぼっち

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女?らしい
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なつかしい昭和の頃
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上の写真はアメバ仲間のノラ猫「ぷく」ちゃん。以前は、痩せていて「チビ」だったけど、みごと、めたぼっち...

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