■Birthday's Night
テーマ:ブログ場所は恵比寿ガーデンプレイスにあるChateau Restaurant「ジョエル・ロブション」。
シャンパンで乾杯した後、ワインと美味しい料理を堪能。&食事の最後に、なんとサプライズのバースデーケーキが登場! 12月30日が誕生日の俺と、同席していた12月23日が誕生日の同僚の女性のために、今日の食事会の主催者であるHさんが事前にお店に頼んでおいてくれたのだった。
バースデーケーキなんて目にするのはいったい何年振りだろう? 感謝感激!
食事の後、Hさんと二人で隣のウエスティンホテルのバーへ。
カルバドスのグラスを傾けながら、Hさんが用意してくれたハバナ産のシガーを楽しむ。
ちなみに、カルバドスとは、フランスのCalvados地方で作られている、リンゴから作った発泡酒シードルから作られる蒸留酒で、俺の好きなディジェスティフ(食後酒)の一つだ。
ゆったりした時間の中でシガーを楽しんでいると、隣の席から何やら不穏な空気が・・・。
ふと目を遣ると、一組の男女が静かな口調ではあるが言い争いをしている。
女から“先生”と呼ばれている上質そうなスーツに身を包んだ白髪の紳士は、その風体雰囲気からして恐らく医者か大学教授だ。
そこはかとない色香漂う女は、年の頃なら40歳台後半か。
初老の男と中年女は、どうやら密会関係らしい。
と、突然女が声を荒げてこう言い放った。
「先生は、一度だってわたしに対して真摯な態度で接してくれたことなんて無いじゃないですか! わたし今日は一人で帰ります!」
腹の底から搾り出すような口調でそう叫ぶと、女はすっくと立ち上がってコートを小脇に抱え、小走りに店を飛び出していった。
その間、一言も声を発することなく凍りついたように女の後ろ姿を目で追う男。
独り残された男は、しばし茫然自失といった感じで空を見つめたまま微動だにしない。
男は、やがて意を決したかのようにゆっくりと立ち上がると、肩を落としながら店を出て行った。
人生悲喜こもごも。
まあいろいろあるさ。俺も頑張るから、オヤジも頑張れよ!
そう心の中で呟きながら我々も店を後に。
年の瀬は、街に世に、そこはかとないセンチメンタルな空気が漂う季節だ。
この季節に生まれたからという訳でもないと思うが、俺はこのセンチメンタルな空気感が案外嫌いじゃあない。
今年も明日でおしまい。
今年は本当にいろんなことがあった。
いい事があった人も、辛い事が多かった人も、みんな良いお年を!
■今日の格言:たとえそれが演技であっても、女性には常に真摯な態度で接するべし。

▲バースデーケーキなんて何年振りだろう?

▲リカー&シガーはひと時のスローな時間を与えてくれる。







