結婚式
結婚式の司会をするようになって、もう2000本以上の仕事をしてきた。
北海道は “生活改善発祥の地” と言われるように、
文化や伝統が少ないだけあって、ある意味合理的な考えが
支流になっている。
結婚式の形態の95%は 『会費制』で、
参加者全員が会費を支払って出席する。
勿論、本人達も両親も会費を支払っての結婚披露宴である。
親しい人たちは、この他にプレゼントやご祝儀を用意する。
ここで、混同してはいけないのは、会費は受付で裸で支払い、
ご祝儀はのし袋に用意する。
時々、会費をのし袋に入れて受付で渡すお客様がいらっしゃって
これが間違いの元となる。
会費が合わず受付の発起人が苦労する原因となるのだ。
この頃は、発起人自体も設定せずに、
結婚式を済ませるケースが多くなってきた。
煩わしいことはどんどん改善していくのも北海道らしいといえば言える。
媒酌人、発起人、会社の人達さえ呼ばずに
自分達が主人公のドラマ仕立ての映像を2時間の間に何本も見せられ
まるで、イベントのように行う結婚式も少なくない。
時代をつくづく感じながらも、この頃慣れたせいかなんだか楽しい。
結婚式は人生の四大儀礼の中でも最も大切で、幸せなものです。
これから歩む人生を厳かに、重く受け止める儀式であっても
いいのではないだろうか?
老婆心ながら、思うのです。









