今日の飯、明日の飯、明後日の飯の準備をしているか?の話。 | OASYSの社長をやってる関谷有三のブログ

今日の飯、明日の飯、明後日の飯の準備をしているか?の話。

お疲れ様です。土曜日は春水堂ヴィーナスフォート店のオープンでした。昨年夏にオープンしたグランフロント大阪店以来となる8ヶ月ぶりとなる久々の新店舗のオープンです。パレットタウンやヴィーナスフォートは一昔前のイメージがありますが、現在インバウンドの盛り上がりや、今年の夏にはチームラボの世界最大規模の常設ミュージアムが登場し、オリンピックに向けて再びグングン盛り上がりが期待されている施設です。

 

 

春水堂としては、ヴィーナスフォート施設の中でも最も認知の高い、噴水広場の角に位置する絶好の区画に出店することができました。また、観光施設に出店することによって、まだ知名度の低かった地方のお客様や外国のお客様に春水堂を知って頂ける絶好の機会となります。土日のオープンには大勢のお客様にご来店頂き、順調なスタートとなりました。

 

 

 

 

さて、今回は飯の準備の話を少々。今日の飯、明日の飯、明後日の飯の準備をバランスよく同時進行しているかという話です。

 

 

今日の飯=短期的な課題

明日の飯=中期的課題

明後日の飯=長期的な課題

 

 

僕らはついつい直近の問題や課題に関心を寄せ、時間を多く割いてしまいがちです。そして、目の前の事だけを片付けても、またすぐ、目の前に他の問題があらわれ、足元ばかりに気をとらわれてしまい、気がつくと何年間も自転車操業を繰り返すこととなります。気の余裕もなければ、時間の余裕もない。頑張っても頑張っても、トンネルからは抜け出せず、人生迷子になるばかり。

 

 

成長するためにもっとも必要なことは、目の前の事ばかりに気をとらわれることなく、今日の飯、明日の飯、明後日の飯の準備をバランスよく同時に行うことです。僕自身の経営者として重大な役割は明後日の飯(長期的な課題)に対して計画をたて、多くの時間を割くことです。具体的な内容としては、採用活動や、次世代の柱となるような新事業や新業態への準備です。

 

 

これらはすぐに結果になるわけでもなければ、今期の業績にプラスになることはありません。けれども今日の飯に困っていない多少余裕のある今だからこそ、明日の飯、明後日の飯の準備に全力を割かねば成長の継続はありえません。今日の飯に困っている時は明後日の飯の心配などしている余裕はないですし、自転車操業から脱却することは困難です。そして、時代の変化に対応することも不可能です。

 

 

営業職も、店舗職も、技術職も、事務職も、やはり3つの飯の準備を同時にする時間の使い方の習慣を身につけないと、どんなに頑張っても延々と自転車操業は続きます。ついつい目の間の課題ばかりに気をとらわれがちですが、スケジューリングをうまく調整し、バランスの良い時間の使い方を心がけたいですね!

 

 

さて、本日は大事な明後日の飯のため、大阪へ日帰り出張し、新卒採用セミナーを行ってきます。会社の未来のため、よい出会いを期待し、全力でがんばってきます!!