牛達への手紙 ②

山の犬達へ、小高地区から御飯を配りに行く県道34号沿いには三カ所に牛達が居ました。


左側の一軒目には畜舎の外に、痩せ衰えた母牛に寄り添う痩せた子牛の姿が有りました。


あまりの姿に車を止めて中に入ると既に死んだ子牛と成牛の死骸が通路を塞いでいます!


子牛の眼球は既にカラスにでもくり抜かれたのか…真っ赤な穴が空いているだけ…


可哀想そうにと思う間も無く両側の狭い柵に閉じ込められた牛達が一斉に泣き喚き…


持っていた水は犬用に2リットル容器数本だけ…1頭分も有りません!


慌てて水を探すも避難時に電源を落としている為、蛇口からは一滴の水も出ません。


屎尿の流れ込む水溜まりが有るだけ…すざまじい泣き声に声もかけられず…牛舎を後にしました。


後日談として、福島ナンバーの乗用車がかなり長く止まっていて、畜主が戻っているのか?と期待したら


小柄な女性がデジカメ片手に降りてきました。どう見ても農家の人ではありません!


嫌な予感がしました。皆さんが見た悲惨なYouTubeの映像は多分この時撮影されたものだと思います。


尋常な神経でカメラを向けられる現場ではありません!


何者だったのでしょう…あの小柄な女性は。


付き合いの有る牛飼いさんが避難先で見て言いました。続く

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