西川美和監督 「ゆれる」 完全考察
＊小説は未読ですが、他の方の感想で内容は知っています。
＊ネタばれを多く含みます。
＊解説ではなく考察です。個人的見解でしかありません。
まず、西川美和監督作品の特徴として、人間の本音の部分というか、
黒い部分を表現するというのがあるというもの(特に人間関係・特に家族関係)の他に
それがさらに濃く表れる「田舎性・地方性」という表現があると思います。
ディアドクターは過疎地の診療所(というより過疎の田舎でさらに診療所が舞台という言い方が正しい)
ゆれるでいうところの、田舎のさらにそのガソリンスタンドです。
田舎のガソリンスタンドは、地域の人からはインフラ設備として続けて欲しい、
でも経営者としては赤字だったり設備更新に多額の費用が掛かるのでやめたかったりするわけです。
で、店を閉めようとすると地域の人から「止めないでくれ！」と言われる（でもガソリン代以上にお金は出さない）、非常に都合のいい存在。
必然、地域の人は皆同じガソリンスタンドを利用するので、地域の繋がりがさらに濃い場所になります。
あのガソリンスタンドは稔そのものだと思います。
病弱で、親の愛情を猛より多く受けてきた稔は、結婚もせず、親の面倒を見て、親戚たちにも気を遣う。(ガソリンスタンドでいう赤字)
本当は全てを投げ出して自由になりたいけど、そうすると親の面倒は？ガソリンスタンドの経営は？と、親族から言われる。
(地域の人から止めないでと言われる状態)
でも結婚相手を探してくれるわけでもなく、ただただ都合よく人生を消費されていく。俺はいったい何なんだ？と。
対して猛は都会に出て自由にしています。
が、親や地域との関係は非常に希薄です。
親の愛情を自分より稔が受けてきたので、(愛されていなかったわけではないが、兄弟という関係で比較してしまう。)
家や地域に自分の居場所を求めず、外の世界に出ていきました。
稔は猛に対し嫉妬や羨望の感情もあったと思います。(猛も稔に対し、親の愛情という点で嫉妬していた)
だからといって、二人の仲は悪いわけではありません。
むしろいい方だと思います。
表面的には仲が良い（本心では仲が悪い）、、と評す方もいますが、個人的には特に頻繁に連絡を取り合うわけではないけれど、
十分に仲がいい兄弟だと思います。
そもそも、完全に本心や素をさらけ出す相手等この世にいるでしょうか。
きょうだい、家族、配偶者、友人、誰に対しても見せていない部分はあるはずです。
稔と猛はそれぞれ思うところはあるにしろ、(むしろ猛の親の愛情の渇望は、親に対して向けられていたはず)
仲がいい関係が続いてきたと思います。
仲が悪ければ、本心では嫌っているのであれば、そもそも兄弟の会話もないでしょうし、一緒に渓谷を見に行こうなどしないはずです。
個人的には、稔と猛は、仮面ライダーBLACKとシャドウムーンみたいな、別の人生の自分、鏡のような存在だと思います。
(同じ親、環境で育ってきた、血のつながりのある存在。猛の方が親の愛情を得ていれば稔が東京に出ていたかもしれない)
本作の謎
①稔は智恵子をなぜ追いかけたのか(そしてパーソナルスペースを侵して、嫌悪感を抱かせるほど迫ったのか)
稔も智恵子も閉鎖的な田舎、自身の置かれている環境から逃げ出したいと思っていました。
智恵子は猛の歓心を得るため、稔と仲良さそうにしたり、避妊もしなかったり、猛を追いかけて都会へ出る口実を作ります。
避妊もあわよくば妊娠すれば、っというところまで思っていたのかもしれません。
稔も消費されていくだけの人生を感じています。情けないと。
稔にとって智恵子は片思いを寄せる恋人であり、同じ環境に身を置く同志、仲間でした。
しかし智恵子は田舎を捨てて(稔からすると自分を捨てて)猛(都会)を追いかけます。
だから稔は必死に追いすがりました。
行かせてたまるものか、俺を置いていくのか、行かないでくれ、と。
智恵子からするとせっかく田舎から抜け出すチャンスなのに稔(田舎)が追いかけ、まとわりついてきます。
そして拒絶しました。
稔からすると自分が拒絶され、捨てられました。思わず突き飛ばしてしまうのですが、
おそらく瞬間的に「殺意に似た何か」が生まれたと思います。
結果、瞬間的な「殺意に似た何か」で智恵子を死なせてしまいました。
②猛はなぜ稔をかばったのか
猛は橋の上の様子をはっきりとは見ていません(実は全部を見ていたのだが、目にしたものの衝撃で記憶が欠落してしまった)。
現場に駆け付けると、自分が殺したと言いそうになる稔の発言を遮り、
事故だ、警察を呼ぼうといいます。
犯罪者の家族になりたくないという保身のためも、もちろんあったとは思いますが、
兄を守りたい、という気持ちが占めていたと思います。
兄は人を殺すような人間ではないと信じたかったのもあると思います。
③揺さぶるのは誰か～なぜ稔は猛に有罪にする証言をするよう仕向けたのか
映画の題名や、登場人物、観客の心情までもゆれる映画の為、
登場人物が全員ゆれていると思いがちですが、
何かが揺れるには、揺らす何かが必要なはずです。
お互いが揺さぶり、揺らされる関係ではありますが、
作中一番揺れていない、揺さぶっている側の人物は稔です。
吊り橋の時点では稔と智恵子は互いに揺さぶり、揺れる関係ですが、
吊り橋以降の、面会や裁判では猛の心を揺さぶり続けます。
猛の心を揺さぶるために時には嘘をつきますが、基本的には真実を話していると思われます。（特に裁判中）
自分が殺したと(殺意があった)思うのであれば、そういえばいいだけです。
裁いたのは裁判官でなく猛(もう一人の自分)
稔は猛が橋で起きたことを見ていたのを分かっていました。
だから自分が罪なのか、事件なのか事故なのかを判断してほしかったのだと思います。
一瞬の「殺意に似た何か」で突き飛ばし、結果的に死なせてしまった。
稔は「殺意に似た何か」が殺意なのかどうか、自分では判断できず、事故として処理されたことに、悶々と感情が渦巻いていました。
「一瞬とはいえ殺意だったんじゃないのか」
ですが自分では判断できません。助けようともしたからです。
だからその判断をもう一人の自分、違う自分である猛に託しました。
お前はあの現場を見ていただろう、どう感じたんだ？と。
しかし猛は事故として考える側の人間です。
だからこそ猛の心を揺さぶり、事件か事故なのか、
客観的にみれる立場にくるまで猛（もう一人の自分）を揺さぶる必要があったのだと思います。
稔は事件なのか事故なのか(あれは殺意だったのかそうでないのか)公平に判断してほしい、というより事件(殺意)寄りに煽っていきます。
もちろん、有罪になりたがっていたというのもあるとは思いますが、
事故に傾いている猛の心を平均に戻すには、事件と思わせ、揺らし続けないければいけません。
（シーソーでいうと片方に重りがのっかっている状態。平均に戻すにはもう一方にのみ重りを乗せなければいけない）
繰り返しますが、稔は単に有罪になりたいのであればそう発言すればいいだけなのです。
また、最後の面会で強烈な揺さぶりを猛に仕掛け、それにより猛は稔に不利な証言をしますが、
面会の直後に裁判が行われたわけではありません。
少なくとも1夜、眠らず考える時間がありました。
稔は猛に「言葉は川の音で聞こえなかった。でも意識は届いたんじゃないのか？」「あのとき「観」みていた『殺意に似た何か』は何だったんだ？」と考えさせたかったのではないでしょうか。
結果、猛は「あの時感じたのは殺意だった」と確信し、兄は変わってしまった(人を殺す人間になった)のだと思ったのではないでしょうか。
④猛が、稔が智恵子を助けようとしていたことを思い出したこと。
7年後、幼少期の映像を見ていたとき、あの時何が起きていたのかを「思い出し」ます。
稔が智恵子を助けようとした記憶は果たして本当だったのか、記憶の捏造かもしれません。
あの時受けとった殺意が強烈過ぎて、助けようとしていた記憶が吹っ飛んだのかもしれません。
でも、猛は稔が智恵子を助けようとしていたと確信します。
裁判上で「変わってしまった兄を取り戻す」と発言していましたが、兄は何も変わっていなかったのです。
猛が兄を迎えに行ったのは、自分の証言で有罪にしてしまった（本当は無罪だったのに）、というより、
変わってしまったと思い込んでいた兄は、実は何も変わっていなかったんだ(人を殺すような人間ではなかった)と気づいたからではないでしょうか。
（むしろ信じきれなかった自分が幼少期のあのころから変わってしまっていた）
(稔に殺意があり、結果死なせた事実は変わらないので、収監されたかどうかは関係ないと思います。)
⑤稔の最後の笑み
本作最大の謎、稔の最後の笑みの意味ですが、
いろいろな感情があるとおもいます。
まず場面、二人の間を道路が遮り、車の音で猛の声は聞こえません。
これは橋の上と同じ状況です。
しかし、立場は入れ替わっています。
橋の上では稔の声は届いていませんでしたが、ラストシーンでは猛の声は届きません。
音声が途切れ、稔が猛に気づき、笑みを浮かべます。
車が途切れ、猛の言葉が稔へ聞こえました。
「兄ちゃん、おうちへ帰ろうよ」
ただ、言葉が届いたというより、
この言葉にいろんな感情が込められ、今度は稔が猛の意識を受け取ったんだと思います。
笑みの意味を一言で表すことはできません。いろんな感情が含まれているからです。
それでもあえて解釈するとすれば、
まず恨みや悪意はないと思います。
むしろ、自分を裁いてくれた（むしろ苦しみから解放する判断を下してくれた）弟を恨む必要がないからです。
私の見解としては
「ありがとう」だと思います。感謝、という漢字二文字ではなく「ありがとう」
会いに来てくれて、うちに帰ろうと言ってくれて、
何より自分に幼少期のような、素の、くしゃくしゃな泣き顔をさらけ出してくれて。
いろんな思いや感情が込められていると思います。ですから、恨みはないと思います。
裁判中猛の心を揺さぶっていた稔ですが、
ラストシーンでは猛が稔の心を揺さぶったのです。（立場の逆転）
そして、うちには帰らずバスに乗り、二度と会わなかったと思います。
ようやく、自分を消費し続ける田舎から解き放たれたからです。
最後に
撮影に前に、香川照之とオダギリジョーに、芥川龍之介の ユダの物語の短編を読むように指示したらしいのですが、
本作でユダは猛もですが、稔もユダです。
お互いが相手を愛し、しかし憎しみと共存する部分もあり、悶え苦しんでいます。
結果、稔は猛を、猛は稔を裏切りました。
そういう、特に同性の兄弟の、親からの愛情の差、現状の差、愛憎を田舎という鍋で煮込んだ感情を表現した作品だと思います。
個人的な尾道ごはんランキング
（載っていない店は美味しくないか、行ったことがないかです。）
麺類編
１位 マイペンライ トムヤムラーメン （海岸とうり つたふじの真ん前）
尾道ラーメンもいいけど、一番よく行く店はココ。
スープもうまいし、何より飽きがこない。
２位 麺所 みやち きつねうどん カレーうどん 商店街 セブンイレブン近く
ここのきつねうどんとカレーうどんは絶品です。テンプラ中華もうまいです。
３ 宇宙一うまいラーメン フレンド 尾道ラーメン 海岸とうりを浄土寺近くまで
さっぱりこってり。１１：３０ー１３：00のみの開店と、知る人ぞ知る絶品ラーメン。
４位 壱番館
まぁ説明不要。有名所。
５位 雑兵 しゅうかえんの向かい側の通りにある 長江通り
みそラーメンが特に美味しかったが具が減ったり味が落ちた
６位 つたふじ
うまいけどおっさんがコワイ。常に社会に対してぶち切れている。
７位 二代目たに
８位べっちゃーらーめん
９位 喰海 のネギラーメン
ネギラーメンが特に美味しかったが味がぼやけた
チャーハン編
ウマいのは 喰空のチャーハンだけど
開店直後にチャーハン頼むと不機嫌だったり手抜きだったりしてムラがある。
２代目たに はムラがないけどそこそこ
お好み焼き編
１位 オリーブ 西御所
お好み焼きを超えたお好み焼き。
なめていくと 玄関出た瞬間凹みます。
お好みの概念を壊してくれる最高のお好み。
２位 てっぱんや 商店街
胡椒の利いたバランスのとれたお好み焼き。
一時冷凍のエビになりましたが、最近また生海老を使うようになりました。
僕はエビ玉そばが一番好きです。
３位なかむら セブンイレブン近く
４位石畳 海岸とうり
５位 いわべぇ 好き嫌いアリ。
カレー編
１位 マイペンライの 牛筋カレー
２位 ヤマネコカフェ
３位 雁木カレー ちょっぴり甘めの雁木カレー
テイクアウトして海を見ながら食べるもよし。店から渡船眺めながら食べるのもグーです。
長江通りにあるインド料理がカレーが美味しいと噂ですがまだ行ったことがありません。
番外編
鮨屋 天狗寿司 商店街 みやち 真ん前 にぎり 並８００ 上１２００ 特上１９００円
Rickie-G # am08:59
６月に入り仕事は順調、
プイライベートでは恋愛以外は充実した日々を過ごしています。
５月末についに３０を迎え、
いまだ某大学生というテーマでいいのかと思いつつ
中身は幼稚なままなのでええんちゃうかなという今日この頃。
最近はロードバイクを乗り回し、先日初めて自転車イベントにも参加しました。
１１０キロのコースと聞いていたのに、
走行後に確認する１２０キロ。
一皮むけた気がします。特に太ももあたり。
近頃じゃ友人の結婚も現実味マシマシで
取り残されたリレーのアンカーのような気持ち。
そうはいってもあせってもしょうがないのでねー。
いまだ昔の彼女の影を追い求める私。
嫌な思いも沢山しているにもかかわらず、
聞くところによると新しい恋人がいるにもかかわらず
ふと思い出す私は
もうアルマゲドン状態。
もうすぐ、出会って１年かー。
とか思うのですが、さすがにそれが過ぎたら忘れるでしょう。
他の人からしたら ばからしい・あほみたいな行動や事柄も
当事者からすると大事な価値観だったりするわけで
それに対しての行動や発言が
思いもよらぬ形で届く場合があるってことで
自戒と反省。
そうはいっても、自分が一番大事にしているものは
「その人自身」ってやつで、
肩書きとかお金とか関係ないってこと。
関係ないねって言ってくれると信じられる友達が一番大事で
そうじゃない友人に何か意見言われても
言うだけで何もやらないじゃないか と思ってしまうわけで。
ま、３０にもなって言うことじゃないんでしょうね。
そういう意味では、今なお被災地で活動をする
他人に無償の愛を提供できるボランティアって凄いな、というか
尊敬できる。
人間の分け方って結局ＡＢＯじゃなくて
そういうことよね。
Beatsteaks - We Have to Figure It Out
自宅で自営をしておりましたが、事務所が出来ました。
ってなわけで今までより一層仕事に打ち込める環境になったわけですが
なかなかプライベートの方はうまくいきませんな。
いろんな方から別れた彼女から連絡ないのかとは言われますが
ないすな
あっても困りますが
と、ふと未練がある自分に月夜を見ながら気づきます
そんなこんなで何人かと合コンしたり飲んだりしてみたのですが
なかなかこれってのとは出会いません。
先日は９コ下の子とご飯に行ってみたのですが
いまいち盛り上がらず
いい子ではあったんだけど
いや、もう少し近かったらしょっちゅうご飯に行って・・・
ってこともあったのかもしれませんが
電車で３０分ほどの距離ってのはなかなかそんな気にもなれず
エナジーが湧き上がりませんな
しかし９個下、
先日の地震の話をしたときに
阪神淡路の話をしたらピンときてないご様子
ひょっとしたらひょっとしてやはり記憶にないんだとか
ジェネレーション
歴史をつむがなあかんってのはこういう事なのね
と思い
キャバクラのねーちゃんとイタリアンにいく約束をしたのですが
その約束が実現される日は来ないのでしょう（そう永遠に）
The Caesars - Soul Chaser
無事事務所の開所式を行いました。
司法書士を目指して５年
合格し修行に２年。
地元に戻り、３畳ほどのスペースで開業をして１年半。
長くかかりましたが、本当の意味でこれからが大事。
一国一城の主 まさにコレ
事務所のレイアウトや備品を決め・・・
出来ればバイト君も雇えたらな、という感じ。
その為にはもっと仕事を増やさないといけないんだけども。
高校・浪人・大学・・といつのまにか分かれ道が現れ
そんで連絡の取れない・取らない友人たちは今どうしているのでしょう。
元気にしているのか
俺の事を忘れてないかなど
それぞれの立場やタイミングでいろんな事が起るけど、
上を向いて歩こう。
ふられ
６ヶ月おつきあいした結果彼女と別れてしまった。
理由はまぁいろいろだけど、
結局すべては遠距離だからだと思う。
近くにいたら結婚していたんじゃないかと思うくらい素晴らしい女性だった。
独りで悩んで、独りで結論を唐突にだす、というところ以外は全てすばらしく、
あんなに最高な女性はいないんじゃないかとすら思う。
２度と会いたくはないというのも本心。
また、期間空いて突然自分の出した結論を提示されるのがキツイし
だけれども
やり直したいというのも本心
俺の地元に来てくれと、
絶対幸せにするからと、
苦労もかけない
だからそばにいてくれー
と言いたい。
いい子だった。
他の女友達と飲むたびに思う。
だけれども、覆水盆に返らず。
彼女が俺のことを好きでいてくれた事実は信じていたい。
ニッポニア・ニッポン - 怠け者
年が明けました。
何とか１年切り抜け、
気が付けば彼女ができ、別れそうになり
よりを戻し、日々仕事に追われています。ありがたい話。
すこし更新に期間が空いたので何から書いたものやら、という事もあるのですが。
最近「人間」に興味があります。
この人はどんな人生を歩んだのだろう、だとか
それこそ昔の友達にしても
一度道が別れたら
どこの中学行って、高校行って、
どんな出会いがあって
今どうなっているのか。
何より、自分のゴールはどこにあるのか。
と、いうわけでロードバイクの購入を決めました。
シャカリキという漫画が昔好きで
ついに買えるだけの資金的余裕もでき、
山につよい自転車乗りを目指したいと思います。
そんな変化を感じるのも
あと４ヶ月で３０歳になるからですかね。
恋をしようよ／ザ・ルースターズ THE ROOSTERS
昨日は司法書士の同期の結婚式でした。
会社の社長の息子に女友達が嫁いだのですが、
それはもう130人の列席者。豪華な挙式。
とても綺麗でそれはもう、って感じなのですが
結婚式って新婦の為にするものと思っていたのだけれど
やっぱ社長の息子の挙式となると
新郎側の「家」の為にしてるかんじやなーっと。
固いスピーチが続くしね。
ってなわけで僕と友人で余興を頼まれたので
もちろん新郎新婦へ、と初めに言ったのですが
完全に新婦のみに向けてのメッセージ（替え歌）
いろいろあると思うけど
俺たちは新婦側の人間だぞっと。
結局そこですよ。
気を遣うのは当然、
だからこそ時には気にせず
仲間だけで飲みに行こうぜ。
閑話休題
４年ぶり３度目の彼女ができました。
友人達にもぞくぞくと彼女やら結婚やら・・
いろんな形があり、それでうまくまわっているのだな、と思うのです。
東日本義捐金1日１００円運動は断続的に、断続中です。
現在８７００円。
■
millencolin-no cigar
ちょっと間が空いてしましました。
７月は合コン強化月間の名のもとにいろいろ出会いを求めた結果
彼女（仮）ができましたよ
まぁどうなるかわかりませんが。
８月は久しぶりにライブをしました
そこで披露した「アナルバイブインマイアナル」という曲が大好評。
いいのでしょうか。
で、触れないといけないのが
サークルの後輩の突然死。
驚いた、としか言えないのですが。
これを言う必要があるのかと言われればないのかもしれませんが
仲が悪いわけではなかったけど
特別仲が良いわけではなく。
なんというか、人生観が違うというか。
正直、どんな人間だったか思い出すと
面白いやつではあったなと。
面白いやつだったけど、勉強はしないし、借りたお金も返さない。
テキトーな奴だな、とはたから見ている分にはそうとしか思えなかった。
実際に近くにいた人からすると「それは違うし、それだけじゃないよ」
というのだろうけど。
それで親まで泣かせるんだから。
ただまぁ彼の友達が通夜や葬儀に集まって
泣いてくれたってのは彼の財産だよなー
というか人生で積み上げたものだよな、と。
いろんな人が泣いてくれるってのはいい人生の部類に入ると思う。
早いけどね。
ＷＩＮＯ ＴＨＥ ＡＣＴＩＯＮ
先週末は
関西出張
京都水族館とか行ってきましたが
一番の目的は先輩の結婚式。
実にめでたい。
打ち合わせ不足の悲劇というか
まぁいろいろやらかしたわけですが
ま、それはそれ
結婚を決める人
結婚した人
独身が少なくなってきましたが
理解しあえる人と出会いたいな思いつつ。
次の日は今まで行く機会がなく
関西に6年住んでいたにもかかわらずイケてなかった万博公園へ。
太陽の塔
やっぱ本物はちがうわ！
おおっ
という。
神社仏閣とはまた別の衝撃と感動。
んで、友人カポーとお食事会。
付き合いの長い女友達と付き合いの深い男友達のカポー
まさかそこが付き合いだすとは
化学反応もええとこじゃな。と。
俺も自分では想像もしないような方とお付き合いをするのでしょうか
はて。
とはいっても別に焦るわけでもないのですが。
何にもとらわれたくはない、世界を狭くする檻だ
と、かっこつけて思うのですが
じゃあ０か１で全てが収まるかというとそんなわけもなく
step by stepでええじゃないのと
ま、結局は
誰かに想われているというのはこの世で一番大事なことだとも思いますな。