餌やりさんVS猫嫌いさん | トムとあんずとパンダのニャンコ日記

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飼い猫トムとあんずとパンダと飼い主のドタバタな日常をつづっております。笑いあり、涙あり、怒りあり(o^-')b

2日程前に相談を受けたコトで考え込んでしまいました

私は、ここ何年か、地域猫活動を細々と続けております。
飼い主のいない外猫さんがいたら
成猫さんは避妊・去勢手術後に元いた地域へリリース
子猫さん(成猫さんも)で人慣れしそうなコは保護して里親探しをする。
大体そんな流れです。

勿論、全ての外猫さんに対して何とかしよう等と大それた考えはありません。
あくまで、私とご縁があった猫さんに対して
できる範囲での保護活動です。

ただ、こういう活動をしていると
猫さんの事でご相談を受ける場面は増えております。

今回相談を受けたのは、知合いの餌やりAさん。
餌やりトラブルを起こして助けを求めてきました。

ぶっちゃけ、
私がどれだけ力になれるのかははなはだ疑問ではあるのですが…
話をよ~~~く聞いてみると、ちょっと複雑な展開

ここでもう1人登場人物がいます。Aさんの知合いのBさんは外猫に毎日餌をあげていました。
避妊・去勢手術等はしない状態で。
当然、猫が自然と増えてくるに従って
それを快く思わない輩も出てきます。

で、最近餌やりの最中にマンションの上から猫嫌いさんに水をぶっ掛けられそうになった。
怖くなったBさんはAさんに助けを求め、自分はその場所にはもう行きたくないけど猫が可愛そうだから何とかしておくれと懇願し
Bさんの代わりにAさんがBさんが餌やりしていた場所も担当する事に。

う~~ん。Bさん、何だか勝手なお願いだよね。

で!人目につかないように深夜に餌やりをしていたAさんが
猫嫌いの水撒き犯に面と向かって文句を言われ、
自宅まで後をつけられてとっても怖くなった。これからどうしたらいい?と私に相談してきた訳です。

その後も餌やりしたらすぐ撤去され、あげくの果てには自宅前に餌やりした時の容器やフードをばら撒かれるという嫌がらせ事件までおきてしまいました。Aさんは警察に通報したものの証拠がないからと取り合ってもらえず。

ここまで人間関係がこじれるとやっかいですね。

猫に餌をやっただけでなんでこんな目に遭わなきゃいけないの?とはAさんの言い分

ちょ~~っと待った!!
皆が皆猫さんが好きとは限らんでしょうが!!

とにかく、刃物沙汰になんかなったら大変だから、Aさんには夜中に1人で餌やりは絶対しない事と釘をさした上で

・他人の敷地で許可もなく餌やりする事はいかがなものか
・避妊去勢手術をせずに餌やりだけする事の弊害
・猫が食べ終わったら速やかに残りものは片付けるべき

という様な事をこんこんと述べ

安易に餌やりした結果一番苦しむのは猫さんであるとも伝えました。

猫嫌いさんが今後外猫さんを虐待しないという保障はないのです。

普通の庶民を恐怖の猫嫌いさんへ変えたのは餌やりさんにも原因があるのではないでしょうか?

しかし、Aさんはじめ餌やりさんへ苦言を呈しただけでは問題解決はしないので

私は避妊去勢手術のお手伝いを申し出ました。捕獲器でうまく捕まればいいのですが…

Aさんにはできれば餌場の管理人さんや町内会長さんへ地域猫として1代限りの見守りを許可してもらう様交渉してくださいとお願いしました。

さらに当面の餌やりに私も同行してAさんの安全を確保しようと提案もしました。


で!昨日も会社帰りにAさん宅へ寄ったら「今日は雨だから餌やりはお休みです」だと
ほほぅ
雨の日は猫さんがお腹を空かせても平気なんだね…。
いつもそうやって人間の都合でご飯を貰えたり貰えなかったりってどうなんでしょうね。


ちょっと協力する気が失せてきた本日…
Aさんから電話があり
「餌やりに関係ないはいどんさんを振り回してと家族にたしなめられました。餌やりは仲間と協力しながら続けます。管理人さんにも交渉しに行きます。原因を作った餌やり仲間と協力して避妊去勢手術もしていきます。」と

少しはわかってもらえたのかな…

捕獲器をお貸しし
病院搬送が必要ならすぐ連絡してねと伝えました

どうかいい方向に解決します様に