12.07.13 キンジソウの収穫 | おがのおーがにっくらいふ(★´ひ`★)ゞ

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家庭菜園と
友人との週末農業的な写メ日記★ラボ日誌★学習ノート
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ある日の友人と畑へ向かう車中での会話。

十 津 庵:「キンジソウは元気?」

おがまる:「元気やで。まだ収穫できる程ではないけれど、
     苗が採れるくらいにはなってて、
     2つあったんが今は6つになってるわ。」

十 津 庵:「へぇ~、そうなんや。ところで、スイゼンジナは元気?」

おがまる:「元気してるで。まだ収穫とまではいってないけど、
     苗が採れるくらいにはなってて、
     2つあったんが今は6つになってるわ。」

十 津 庵:「ほうほう。ところで、ハンダマは元気?」

おがまる:「元気元気! でも、まだ収穫まではいってへんけど、
     今、苗を増やしてて、2つあったんが今は6つになってるわ。」



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そんな訳で、まだ僅かな量ではありますが、
キンジソウの初収穫をしました。
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12.06.01 撮影

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12.07.11 撮影

葉の裏が紫色をしているのが特徴のキンジソウは
熱帯アジア原産キク科の野菜で、
夏場に収穫できる葉菜類の1つです。

18世紀に中国より日本に渡来し、
熊本市の水前寺地区で栽培されたことから
熊本県では「水前寺菜(スイゼンジナ)」と呼ばれます。

また、沖縄県では「ハンダマ」と呼ばれます。

そして、全国的に多く栽培されているのは石川県金沢市のみで、
金沢では金時草(キンジソウ)と呼ばれます。


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12.04.30 撮影

十津庵夫妻が園芸店に立ち寄ったときに、
加賀野菜のコーナーがあって、
そこに加賀太キュウリと一緒に金時草が並んでいたので、
これは珍しいなということで「加賀野菜の苗はいかが?」と
十津庵におすすめされて買ってきてもらいました。
(´σー`)


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茹でた金時草を紫ニンジンと一緒に三杯酢とごま油、
擦りゴマでさっぱりといただきました。
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三杯酢は一般的に酢と醤油とみりんを混ぜたものですが、
これには麺つゆに酢を入れたものを使っています。

葉は茹でるとワカメのようなぬめりがでます
ほのかにミョウガのような香りがあり、
香りは葉よりも茎の方がやや強いです。


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茹で汁はとても紫です。
((d(◎ー◎)b))

主な調理法はおひたし、和え物、汁の実、炒めものなどですが、
最近ではスイーツの材料としての用途もあるらしく、
紫色の茹で汁は捨てずにゼリーにできるそうです。


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アサリ、しめじ、豆腐と金時草の入った吸い物

金時草に含まれる主な栄養分は
カロテン、ビタミンC、鉄分、カルシウム、カリウム
また、見た目の通り抗酸化作用のあるアントシアニン(赤紫色素)も含まれ、
老化、ガン、生活習慣病の予防効果もあります。


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12.05.20 撮影

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12.06.15 撮影

金時草は種が採れないことが多いのですが、
生命力が強く、切り取った茎を培養土に挿しておくだけで発根するので、
繁殖には主に挿し木を用いるそうです。

なので、どこの店に行っても苗が見つからない時には、
野菜として市販されている金時草を、
培養土を入れた育苗ポットに挿しておくと2~3週間で根が張り、
苗として使えるようになります。

農業的に、翌年に用いる苗は秋に挿し木をしたもので、
根を出したものを一時貯蔵し、翌年の春に植えるそうです。



■参照および引用した資料
・「旬を育てる 旬を味わう 野菜づくり大図鑑」
 藤田智・編著 講談社