魔女グレイツェル……。
その悲しきストーリーを背負い立つ姿は、人を小馬鹿にしつつもどこかはかなげで、倒し打ちのめすことにどこかためらいを抱かせます。
強ボスとして、彼女が再びワタクシの前に姿を見せた1年前、ワタクシには彼女を倒すことは出来ませんでした。
いえ、戦うことすら出来なかったのです。
あまりの強さに太刀打ちできなかった？
いえいえ、彼女とまみえることすらワタクシには出来ませんでした。
彼女のバックボーンにある物語が、ワタクシの討伐の意思を極限まで削ぎ落としました。
彼女を倒し打ちのめすことなどワタクシに出来るはずもなかったのです。
むしろワタクシを倒し、踏みつけ、打ちのめしていただきたいっ！！
そのナイスバディでわたしを踏んで、おねえたまぁぁぁぁ！！
ハァハァ……。
気を取り直していきましょう。(^_^;)
今回、ウチのチムクエには夜宴館の強ボスが出現したのですね。
そこでせっかくなのでやってみようと、討伐隊が編成されたのです。
まぁ実際、僕にはグレイツェル強の討伐経験はありません。
挑んだことすらありません。
あまり必要に迫られなかったので。
ちなみにアホの子はサポ3で討伐してたりします。
しかも割と有り得ない踊り子で。(^_^;)
あんなに敵がたくさん出る魔女強に踊り子で挑戦するとか、コイツ絶対頭おかしいって。(苦笑)
というわけで、我々は定番のハンバト編成でいきまっしょい。
最初はけちゃんさんのバト、アルスさん戦士、セルフィさん旅芸人、僕の僧侶で挑戦しましたが全く刃が立たず。(^_^;)
実質的に回復しかしていなかった旅芸人のセルフィさんを僧侶にしてW僧侶で挑戦してみたりもしましたが、やっぱり勝てず。
ほとんど魔女強と戦ったことのないメンバーだったので、圧倒的に経験値が足りないのがその敗因でしたね。
とはいえ、戦いながら「散ると回復届かなくなるから集まって戦おう」とか「倒す順番は右からにしよう」とか自分達で攻略を考えながら戦うのはやっぱり楽しかったです。
とはいえ、そんなことやってると時間だけどんどん過ぎてしまうのも事実で、ここでアルスさんがタイムアップ。
アルスさんが抜けると、代わりにげっこうさんを加えて再挑戦となりました。
げっこうさんの的確なアドバイスが入るとやっぱり強いですね～。
げっこうさんは盗賊での参加となりましたが、まず、盗賊という発想が我々にはありません。(^_^;)
更に僕がバトマスに転職したので、バトバト盗僧という編成です。
えっと、回復役が僧侶ひとりしか居ないけど良いの？(^_^;)
開戦直後、当たり前のように階段を駆け上がるバトマスふたりに、げっこうさんから「2階はランドインパクトで下から届くよ」という目ウロコな指摘が。(爆)
これ、素晴らしいですね。
視点の関係で当たってるのか分かりにくいのは難点ですが、確かに下から倒せちゃいますし、僧侶の立場から見ても1階に居てくれればすごく回復しやすい。
なるほどなぁ。
2階の掃除が終わると、今度はグレイツェル強を狙うのが正解なのだとか。
先程トマトのメガンテに大分苦しめられた我々はついトマトとその発生源である釜を攻撃してしまってましたが、まずは分身させないようにしながら一気に魔女を倒してしまうのが良いらしい。
なるほど～。
ちなみにアホの子も魔女から倒してましたね。
分かってたのかどうか知らんが。(^_^;)
魔女を倒してしまったら、トマトと釜、そして最後にハートボイルド。
ハートボイルドにスパークショットの幻惑が入ると楽なのだそうで、それもムチを持てる盗賊が向いているとする理由の一つなのだとか。
なるほど、確かにアホの子も扇で幻惑入れてたな……意外と理に適ってんのかアイツの戦い方は。(^_^;)
そんなこんなで無事討伐です。
いやはや、さすがと言う他ありませんね。
こんなことでもなければ挑戦することのあまりないグレイツェル強でしたが、戦ってみればなかなか面白く、まだまだドラクエ10には面白い敵がいるんだな～と気付かされたような気がします。
先日のダークネビュラスもそうですが、倒さないまま忘れ去ってしまったような強敵も意外に眠っていたりするので、そういったモンスターを掘り起こして倒しに行くのもまた楽しいものだと感じました。
今度は何いこうかな～。（笑）