最近読んでいる本を紹介いたします。
皆さんもご存じだと思うのですが、五木寛之さんの本を読んでいます。
五木 寛之/著
1932(昭和7)年9月福岡県に生まれる。生後まもなく朝鮮にわたり47年引揚げ。PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年「さらばモスクワ愚連隊」で第6回小説現代新人賞、67年「蒼ざめた馬を見よ」で第56回直木賞、76年「青春の門」筑豊編ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。ニューヨークで発・・・
代表作は大河の一滴 (幻冬舎文庫)
です。
この本を読んでは考えさせられた事をよく思い出します。
今回ご紹介する本は、「人間の運命」です。
運命とは何か
運命は変えられるのか
五木寛之の思想の到達点にして人類の生きる希望を高らかに謳う、永遠に誰しもの心に刻まれる一冊。
五木寛之が語る究極の人間論。運命に逆らうことなく、前向きに生きていくことの大切さが伝わってくる。親鸞のことばをやさしく解きほぐしながら、話はマイケル・ジャクソンやモハメッド・アリにまでに広がっていく。冒頭はじまる、著者自身の戦争体験も、これまでにあまり書かれていなかったものだ。五木自身が、そのあまりの現実の重さに、書くことができなかったことがうかがえる。「大河の一滴」発刊から10年を超えた。今なお、五木寛之の人間探求の旅は続いている。
この本の中で心にとまった所があるのでそれを紹介いたします。
「昔の事を自慢したり、語ったりする人は、現実で満足していない」
年をとると、体が動かなくなったり、やりたい事もできなくなる。億劫になる。
無理をしなくなる。守りに入る。などなど、努力をしなくなる傾向があります。
すると自然に自分が輝いていた事を自慢するように語ってしまうそうです。
現実逃避するんです。
それを子供に見られ、いずれ子供の反抗期になったり、クソジジー、クソババーて呼ばれたり。
よくドラマでも、奥さんが昔は良かったのにーとか、昔はかっこよかったのになーとか、
妻に飽きられて、離婚するケースもあるでしょう。
男も女も死ぬまで頑張らなくてはいけないのです。
男性諸君、一生ラグビーで行きましょう。